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たのしいよみもの

vol8. 日めくりカレンダーインタビュー

 

 

こんにちは!

日めくりカレンダーの編集を担当しましたアマミヤアンナです。

 

さて、いよいよ12月!

ということは、2019年もすぐそこ!!

ここからは光の速さで年末に向かうのみです!!!

 

おかげさまで『わたしのきんいろ手帖 2019』、

365日 日めくりッ ラブ2019カレンダー』ともに版元在庫は僅少です

(ありがとうございます!!)。

ご検討いただいている方は、どうぞお早めに、

全国のお取扱店、またはmmbsをご覧ください。

 

 

さて今週は、服部みれいインタビュー〜日めくりカレンダー編

をお届けします。

リニューアルしてガラッと印象が変わったそのわけは?

どうぞ、おたのしみください。

 

 

◎自分の中の「愛」を発揮するカレンダー

 

アマミヤ 2019年のカレンダーはデザインがガラッとリニューアルしました。縦のデザインから横のデザインになり、文字のタッチも変わって。タイトルも、『コンシャスプランカレンダー』から『ラブ2019カレンダー』に変わりましたね! なにか理由はあるんでしょうか?

 

服部 はい。『コンシャスプランカレンダー』を4年間つくってきて、これもすごくよかったんですが、ある日、万年筆で書いた自分の文字を見たとき、きまじめだなって感じてしまって。文章も、「気づきのことば」と「おもしろい」の間のギリギリの路線を狙っていたのですが、だんだん説教くさく感じるようになってしまって。

 

アマミヤ 日めくりカレンダーを使っていると、ささいな変化にも敏感になりますよね。

 

服部 ああ、そうですか! だとうれしいんですが……。もともとすごく好きな外国の本があって、子どものあそびのヒント集みたいなものなのですが、1ページに1つ、あそびの方法が書いてあるんです。たとえば、牛乳を振ってバターにしようとか、子どもとあそぶときに見ると参考になるもので、その本みたいにしたいな、っていうアイデアはずっとあったんです。それをいよいよ実現したのが今回のカレンダーです。子どもさんがいるご家庭では子どもがこのカレンダーをめくる役だというお話もよく聞いていたので、内容をもう少し単純化して子どもでもたのしめるように、という気持ちもありました。

 

アマミヤ 万年筆で書くのをやめたり、文章を減らしてシンプルにしたり、というのも、そういう意図があったんですね!

 

服部 そうなんです。コンシャスプランのときから大切にしていた「自分を大切にする」というテーマは変わらず、さらに強化して、自分の中にある「愛」の部分を自然に発揮できるようなヒントを集めた、っていう感じです。

 

アマミヤ 表紙にも、「わたしを愛する だれかを愛する 愛のカレンダー」とありますね。「愛」に焦点をあてたのはどうしてなんでしょう?

 

服部 今年、プリミ恥部さん(宇宙LOVEアーティスト)にお会いして、宇宙マッサージを受けたということが大きいのかもしれません。もともと、本にサインするときなどに「愛ッ」と書いていたぐらいだから、自分の中にもあったものだし、『わたしの中の自然に目覚めて生きるのです』(筑摩書房=刊)という本でも、わたしの中の「自然=愛」を生きるということをずっといってきてはいました。でも、もっともっと愛をフィーチャーして、もう堂々とやろうかな! って。

 

アマミヤ ど直球な表現が響きますね! こんな時代だからこそ、なのかもしれませんね。

 

服部 できあがったものを見てみると、以前のものより幅広い人に使ってもらえるものになったかも、という気がします。コンシャスプランより、愛のカレンダーのほうがわかりやすいですしね。

 

アマミヤ 文字やイラストは、今年もすべて書き下ろしですが、また雰囲気が全然違いますね!

 

服部 わたしが書いたんじゃないと思ってる人もいるみたいですが、ペンを変えただけです! こころを込めて365日ぶん書いています!!! 太いペンで書くのはすごく気分がよかったし、脱力して書けましたね〜。『ラブ2019カレンダー』って、愛を発揮して……いう意味合いもあるけれど、ゆるむとか脱力するとか、そういう意味も込めています。前よりも脱力した文字になっているし、脱力したヒントも多くなっている気がします。

 

アマミヤ 確かにそれは感じます! ぱっと文字を見た瞬間にゆるむというか、視覚からの効果もありますよね。

 

服部 うちのスタッフからは、これまでのカレンダーはしっかり読まないと入ってこない日もあったけど、今回のはメッセージがストレートにバン! って入ってきます、といわれました。

 

アマミヤ 全体がシンプルになり、余白ができたことで、めくった瞬間のインスピレーションもわきやすくなったかも。

 

服部 そうだとうれしいです! 『コンシャスプランカレンダー』のころから、その日のことばと自分自身がシンクロする、とはよくいっていただいていたのですが、今年のものはさらにシンクロが増えるかもという気がします。つくり手のわたし自身もまさにそうで、カレンダーをめくって出てきたことばに驚いたり、自分の考えていたことはOKなんだなと背中を押されたり、ヒントを得てやりかたを変えてみようかな、なんて思ったり。自画自賛みたいなのですが、つくったカレンダーに自分自身が励まされることも多くて、すごく実践的に使えるし、おもしろいなあと思っています。

 

アマミヤ 文字色もポップな赤になりましたね! 決め手はなんでしょうか?

 

服部 とにかくかわいくしたかったんです。バーガンディみたいな濃い赤にして、ガーリーでちょっとラブリーな感じ。以前、ティーン向けに書いた本、『ストロベリー・ジュース・フォーエバー』感を出したいなあという気持ちもありました。

 

アマミヤ ティーンや子どもたちにも手にとってほしい、ということでしょうか。

 

服部 そうですね。なにか、きまじめをやめようという気持ちとも関係しているのかな? デザインはこれまで通り、『わたしのきんいろ手帖』や『ストロベリー・ジュース・フォーエバー』、『まぁまぁマガジン』のADである中島基文さんなのですが、中島さんのデザインのチャーミングな部分がより高い精度で表現されているような気がします。すごくポップで気に入っています。

 

 

 

◎新解釈・ボイドタイムをフル活用!

 

アマミヤ 今回から、「天赦日」「定」「星の動き」「ボイドタイム」なども記載されるようになりました。

 

服部 天赦日や定については、『わたしのきんいろ手帖』と連動させています。「わたきん」では、毎月、自分で自分に質問をして、アファメーションあらため、「マイ肯定文」を作っていくのですが、天赦日や定の日は「マイ肯定文デー」としてもおすすめしています。だから、天赦日や定が日めくりカレンダーにも書いてあったら便利だなって。このカレンダーを制作中に、「天赦日」「一粒万倍日」「大安」の3つが重なった日があって、ネットで大きな話題になっていて。来年もそういったラッキーデーがあるんですよ!

 

アマミヤ 確かに、暦に注目している人が増えた気がします。

 

服部 暦っておもしろいなあとあらためて思っていて、水星逆行などの星の動きをあたらしく加え、月の満ち欠けはよりわかりやすくして、二十四節気や七十二候もこれまで通り記載しています。そうそう、あらたにボイドタイム(月がほかの惑星と関わりをもたない時間)も加えました。

 

アマミヤ ボイドタイムのときは、ものごとがスムーズに進まないっていわれますよね。

 

服部 そうですね。ボイドタイムというと、なんだかネガティブで気になるっていう人もいるかもしれないんですが、アメリカの金融系の仕事をしている人たちで、ボイドタイムには会議をしないという方々もいらっしゃるとよく聞くし、なんか調子がでないなとかものごとが進まないなと思って確かめるとボイドタイム中だったりするんです。「なんだ、ボイドタイムだからか」って思うとあきらめがつくし、それなら休もうとか、前向きに使える。サボる理由にしてもいいかも。

 

アマミヤ 「明日はボイドタイムなんで!」って(笑)。

 

服部 はい。まあ、ボイドタイムのことを置いておいたとしても、今回のカレンダーは全体的に、さぼろう、なまけようっていうメッセージが多いかもしれません!

 

アマミヤ ボイドタイムって2〜3日に1回ありますよね。数日間、続けてボイドタイムだったり。

 

服部 そうそう、今回、星のことに関しては占星術家のふぇみにゃんさんに監修していただいたんですが、そのメッセージにもぜひ注目していただきたいです。ボイドタイムについてだと、「しがらみから解き放たれた時間だから、いつものルーティンからはずれるといい」という見方もあるそうで。たとえば、「今はボイドタイムだからいつもと違う道で帰ろう」「いつもと違う人を誘ってみよう」とか。ボイドタイムをどんなふうに過ごしたらいいのか、ヒントがもらえそうだなって。ふぇみにゃんさんのメッセージは巻末にまとめてあるので、ぜひ最初に見ていただきたいですね。

 

アマミヤ そう考えると、ボイドタイムが数日に1回あるのも、なんだかたのしいですね。

 

服部 はい。ふぇみにゃんさんによると、ボイドタイムは計画したことをやるには不向きらしいんです。でも、逆にいえば、そこから外れたことをしやすいわけだし、そのことを知っているというだけでも、ボイドタイムを活かせそうですよね。それがすごくおもしろいなって思います。

 

アマミヤ 直感を信じる時間にしたらいいですものね!

 

服部 星の動きから見てそういう時間が存在しているっていうのも、なんか自由だし、うまくできていますよね!

 

アマミヤ わたしはこれまで、ボイドタイムを気にすると足止めをくってしまう気がしていたので、あえて気にしないようにしていたのですが、あたらしい解釈を知って、直感で動く時間にしたらいいのか! って、すっかり意識が変わりました。

 

服部 最近、世間の価値観にきまじめに合わせすぎて、本来の自分じゃない自分で生きて、すごくがんばって疲弊して、自己肯定感がなくなってる人がとても多いなって感じるんです。脱力していって本来の自分になると、実は、手数が少なくスムーズに、ものごとが努力なく運ぶようになっている。いや、もちろん、ある種の努力が必要なことってあるとは思います。でも、多くの人がが信じ込んでいる「努力」って、ちょっと方向性が違う気がしていて……。がんばりすぎというか、背負いすぎというか……。でもゆるんで本来の自分になると、「努力」したことが、スムーズに気持ちよく流れて循環するようになる。そしてそのことは誰の身にも起こりうる。そのことを知ってもらいたいなって思う気持ちがすごく強いです。

 

アマミヤ 滞るときって、実は自分の中にある何かが壁になったり、ブロックになったりしますよね。

 

服部 そうですね。自分の中にある勝手な思い込みとか、自分で決めたルールとかに、意外にがんじがらめにされていたりしますよね。本来の自分じゃないまま、一生懸命、社会の仕組みとか、人の期待とかにあわせてがんばるっていうことを、いよいよやめる、というのがいい気がします。古い自分から解放されたいなあ、本来の自分に戻ってスムーズに生きたいなあという方には、本当に役に立つカレンダーなんじゃないかなって思います。読むだけじゃなくて、実際に行動してみてほしいです。

 

アマミヤ そこですよね!

 

服部 たとえば、「会社勤めをして、お給料を●万円稼がないと家賃も払えなくて心配!」って思い込んで、無理して自分にあわない仕事を続けるより、「なんか違うな」っていう違和感に忠実に仕事を休んでみたら、ふと友だちに誘われていった場所で自分がすごく役に立ったりだとか。お金にはならないけど、自分ってこういうことが得意なんだっていう気づきがあって、それが最終的に自然な流れで仕事につながっていった……みたいな。そういうことが、2019年、2020年と、どんどんはじまっていく気がしています。

 

アマミヤ 1月にはできなくても、2月に1つ、3月に3つ試してみるとか。チャンスは365回ありますものね!

 

服部 そうですね。家族がいる人は、その日のことばをテーマに話しあったり、子どもには意味を説明したり、ゲーム感覚でその日のことば通り行動したり。みなさんでたのしんでいただけるとうれしいです。

 

 

◎宇宙エネルギーもたっぷり!?

 

アマミヤ 手帖と連動させて使う方法としては、天赦日にマイ肯定文を書くというお話がでましたよね。

 

服部 はい。ほかにも、一粒万倍日や新月・満月の日、1日とか、キリのいい日に書くといいですよね。逆にボイドタイムには書かないようにするとか。それと同時発売の『わたしのきんいろ手帖』には、「きんいろシール」がついてくるんです! 記念日とかにあらかじめシールを貼っておいてもいいし、いいことがあった日にシールを貼って、メモを書いたりして、その日だけとっておくというのもいいかもしれないです。

 

アマミヤ 今年のカレンダーは余白が増えたので、思いつくままにメモしたり、絵を書いたりと、記録しておくのもたのしそう!

 

服部 はい。デスクに置いて、めくって使い、その日のことを書いてとっておきたいという方もいらっしゃいました。その日のことばに対する答えをカレンダーに書き込んでもいいかもしれないですよね。日記みたいに、ああだった、こうだったって感想を書いたりして。

 

アマミヤ 平らなところに置くとノートみたいですものね!

 

服部 そうなんです。すごくかわいいんですよね。横型になったことで、使い道もいろいろ広がりそうです。

 

アマミヤ 個人的には、ボイドタイムや水星逆行などの星の動きが入ったことで、天体や宇宙とがっつり連動した感がうれしいです!

 

服部 そうそう、宇宙エネルギーは増しているかも。宇宙マッサージを受けた効果がカレンダーに如実に反映している気がします。実際、プリミ恥部さんのことばも入っていますし、前世療法などのセラピスト・大野百合子さん、『いいかげん人生術』(エムエム・ブックス)でおなじみ不食を実践する弁護士・秋山佳胤さんのことばも入っています。その3人のエネルギーは確実に入ってますね。これはパワフルですよね。

 

アマミヤ いや〜、今年のカレンダー、エネルギー強そうです。

 

 

◎服部みれいの最旬を反映

 

アマミヤ 日めくりカレンダーも今年で5年めですが、服部さんにとってはどんな存在なんでしょう?

 

服部 うーん、自分でつくっておいていうのも何なんですが、書いたことを完全に忘れてしまっているんです。だから、気づきもあるし、インスピレーションもあるし、完全に読者気分でたのしんでいます。。それに今のわたしの気分が一番反映されているのが、日めくりカレンダーかもしれないです。今までのものがなんだかきまじめに感じて、今回のものは、ゆるむ・脱力するがメインのメッセージになった、堂々と愛のカレンダーでいこうって決められたのも、ようやく自分がそうなってきたっていうことのあらわれのように感じています。

 

アマミヤ 5年という時間も必要だったのかもしれないですね。

 

服部 マニアックな話をすると、表紙に美濃柴犬のまりもちゃん(雌犬)が登場したっていうのもポイントでしょうか。

 

アマミヤ 編集部の猫、あたりくん(雄猫)がまりもを横目でちらっと見てますよね(笑)

 

服部 いつもの関係性があらわれています(笑)。「わたしを愛する だれかを愛する 愛のカレンダー」と書きましたが、一番は自分を愛するために使ってほしいし、その次に、今がんばっている人へのプレゼントや、療養している方のお見舞いにもいいんじゃないかなって思います。

 

アマミヤ シンプルになったことで、贈り物感がアップしましたよね!

 

服部 カレンダーは本当に毎年人気で、2018年のカレンダーも、10月に入ってもまだ売れたりするんですよ。あと2か月しかないのに! 岐阜・美濃にあるショップ「エムエム・ブックスみの」にも飾ってあるのですが、町の方々が立ち止まって読んでくださっている姿を見かけることがあって、そのたびにひそかに感動しています。

 

アマミヤ これまでのものは文章も多くて本のようだから、読みがいがありますものね。読者さんから届いた声で、何か印象的だったものはありますか?

 

服部 お取扱店さんだったと思いますが、月初に1か月分(30日とか31日分)の日めくりカレンダーを壁に貼って、ぱっとひと目で見られるようにして使っている方がいました。すごいアイデアだな〜と! 今回は下に置いて使うのがかわいいかなと思ってるんですけど、立てかけたり、直立させたりすることもできます。

 

アマミヤ 友人と一緒に旅行したとき、旅行の日数分の日めくりカレンダーを持参してめくっていて、そんな使い方もあるんだ! って新鮮でした。

 

服部 その日のカレンダーをめくってポケットに入れておいて、その日に見ているという方のお話も聞いたことがあります。あとはインスタグラムでもよく見かけます。日めくりカレンダーと一緒に、その日のお店のメニューやお弁当を撮ってアップしている人が結構いらして、すごくうれしいです!

 

アマミヤ そのインスタグラムを見た人もうれしいですよね。そこからメッセージをもらったりして。それもちょっとしたギフトですね。

 

服部 自分の誕生日や、好きな人、友人の誕生日をチェックしたり、オラクルカードのようにパッと開いた日のことばからメッセージをもらったりするのもおもしろいです。老若男女問わず、いろんな人がこのカレンダーをたのしんでくださっている話をよく聞く機会があって、本当にありがたいなと思っています。

 

アマミヤ 今回のカレンダー、ますます自由に使っていただけそうですね。

 

服部 そうですね。今年はいろんな方との出合いのおかげで、「愛」ということがより深くわかったり感じられるようになってきましたし、「自分を大事にする」という意味あいも、どんどん深まっている気がします。このカレンダーは、一見単純になったみたいだけど、「愛とはどういうものか」ということについて、自分の中で深まっているものがそのまま反映され、最新の感覚が封じ込められています。みなさんの中の愛とシンクロして、たのしんでいただけたらうれしいなって思っています。

 

アマミヤ 使い続けている人には、その意味がより一層深く伝わる気がしますし、はじめての人にはわかりやすく伝わりそう、おもしろがってもらえそうって思いました。

 

服部 そうですね。より単純化した分、深くなったっていう印象はありますね。単純に、商品として成長したという側面もありますし。

 

アマミヤ ずっと使い続けている人は、自分も一緒に成長していってる感覚もあるかもしれませんね。

 

服部 わあ、そうだと本当にうれしいです。『コンシャスプランカレンダー』と似たようなことばも入ってますが、自分が変化しているから捉え方が深まっていたり、これはもうできるようになったな! っていう確認ができたり、そういう気づきにもつながりそうです。みなさんがゆるんだり、ハッとしたり、あたらしい自分を発見したりするために最適なヒント集になっていると思います!

 

アマミヤ ぜひ、「わたきん」とあわせて使っていただきたいですね!

 

服部 一緒に使うと、より自分自身でいられそうですし、2019年全体がかなりパワフルになるはずです!

 

***

 

365日日めくりッ ラブ2019カレンダー』の裏話、

愛と宇宙エナジーたっぷりにお届けしましたが、

たのしんでいただけましたでしょうか?

 

2019年は、「わたしを愛する 誰かを愛する」を実践する年!
これまで以上に、自分にたくさん「いいね」をいいたいなと思いました。

 

わたしのきんいろ手帖』ともども、どうぞよろしくお願いします。

 

(アマミヤアンナ)

 

 

たのしいよみもの

農家サイトからクリスマス会のおしらせ

クリスマスだよ全員集合⭐三鷹オーガニック農園 湯川潮音さん♪アディナーダ(ナツ&ヨシ)さん♪ ミニライブあり♪♪

 

みなさま こんにちは!

マーマーな農家サイト ボランティアスタッフ

小林加代です。

 

そろそろクリスマスソングが、どこからともなく聴こえてくる季節・・・

ほんとうに、はやいですね〜〜〜!

 

みなさま いかがおすごしですか?

 

 

とある日

三鷹オーガニック農園・かねこさんから一通のメール。

 

「こんなのあるんですよ〜」

 

どん!

 

 

ツ、ツリー!! おおお、大きい!

 

ビニールハウスの天井に届くほどの巨大ツリー!!

 

なんでも、とあるショッピングモールでたいそう気に入ってしまい

非売品にもかかわらず手に入れたのだか。

 

すごいっ!!

 

こんなスペシャルなツリー眠らせておくにはもったいないですよね〜

 

 

ということで!

いじり隊へ来てくださったかたへ

農家サイトへ興味をもってくださったかたへの

感謝の気持ちをこめまして、立ち上がりましたこの企画!!!

 

 

⭐⭐⭐⭐⭐「クリスマスだよ全員集合♪」⭐⭐⭐⭐⭐

 

ベタなタイトル!(*^^*)

 

リピートのみなさまはもちろん

農に興味はあるけれど機会のなかったかた

マーマーマガジンが好きなかたも知らないかたも

ウエルカムウエルカム!!

 

 

お野菜のこと 種のこと 移住のこと

スピリチュアルなこと 冷え取りのこと エトセトラ・・・

 

今気になること なんでも話しましょう 語らいましょう〜

 

 

 

内容は以下のようになります。

 

なにぶんビッグなツリー。はしごも使っての作業です。

準備とおかたづけの時をそれぞれ設けました。

作業の時間も、みんなでわいわい行ったらたのしいかなと思っています。

ぜひ両日のご参加にご協力をお願いいたします!!

 

もちろんクリスマス会のみのご参加も大歓迎!

 

当日はみなさまにポットラックをお願いいたします。

気負わず簡単なものでOK!

お気に入りのお菓子や飲み物でも何ら問題ありません!

農園からはたくさん実った、旬の柚子ホットドリンクをお出しします。

アルコールなど持ち込みもOK。

ワインやビール、お茶などの販売も予定しております。

 

 

クリスマスといえばのプレゼント交換もやりますよ!

気軽なもの、お値段でいったら500えんくらいなものでしょうか。

あたった方の笑顔を思い浮かべながら、つくったり選んだりの時間がたのしいですよね☆

 

ドレスコードは赤でお願いいたします!

赤いコールテンのズボン・とっくり(死語ですか?)

赤い口紅なんてのもステキですね!

 

 

そしてっっっっっ!!!!!!!!!!

 

マーマーな農家サイトからビッグプレゼント!!!!!

 

湯川潮音さん率いる一日限りの楽団

三鷹オーガニック農園にキャロルを演奏しに来てくれることになりました〜〜〜!!!

 

感涙〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

 

潮音さんは、服部みれいさんともプライベートでご面識があるということ。

ご縁を感じます!

すてきなすてきな歌声のシンガーソングライターさんです。

 

 

そしてそしてっ!

 

みれいさんの声のメルマガにもご出演された

アディナーダ(ナツ&ヨシ)さんもご参加決定!!!!!!!!!!!

 

おふたりは今年の秋から農園で畑をはじめました。

そのお話もお聞きしたいとおもっています。

 

ナツ&ヨシさんと一緒にクリスマスソングも歌います♪

ぜひ音のでるもの、カスタネットや鈴、シェーカーなど

お手持ちのものありましたら持ってきてくださいね。

おもちゃの楽器もたのしそう。

 

 

さらにさらに!!!

当日は希望者のかたには畑での収穫体験も行います。

ぜひ農園の採れたてお野菜、味わっていただきたいです!

 

 

 

いやあぁぁぁぁぁ〜〜〜!

 

想像しただけで、どきどきわくわくがとまりません!!

 

 

みなさんとご一緒につくる特別な聖なる日です。

 

どうぞふるってご応募ください!!!!!

 

 

 

* * * * * * * * * * * * * * * * *

 

 

◯ツリーをつくる日

日時:12月2日(日) 13〜17時ころ

もちもの:軍手・長靴・飲み物を入れるカップ

参加費:無料

応募人数:10名ほど

※とくに男性求む!!(27日と両日出ていただけるとほんとうに助かります)

 

 

◯クリスマス会

日時:12月24日(月祝日) 10〜16時半ころ

参加費:2500えん (収穫体験希望のかたは別途540えん)

応募人数:60名ほど

 

スケジュール予定

10時       集合

10〜13時ころ   畑見学など テーブルセッティング

13〜15時ころ   食事 もよおしもの リアルショップの開店

15〜16時半ころ  おかたづけ 解散

 

もちもの:ポットラック(手づくりでなくても可)・お皿・おはし・飲み物を入れるカップ・ブランケット・音のでるもの・クリスマスプレゼント・エコバッグ・軍手・長靴

 

 

◯ツリーをしまう日

日時:12月27日(木)12〜16時ころ

もちもの:軍手・長靴・飲み物を入れるカップ

応募人数:10名ほど

参加費:無料

※とくに男性求む!!(2日と両日出ていただけるとほんとうに助かります)

 

 

会場はいずれも農園のビニールハウス内になります。

場所:三鷹オーガニック農園 〒181-0012 東京都三鷹市上連雀9-18-12

くわしいアクセスはこちら

 

 

◎申込方法:下記要項を記載のうえ、こちらまでメールにてご連絡ください。(メールで返信いたします)

 

件名:クリスマス会  12月2日 24日 27日 参加希望  お名前(フルネームでお願いいたします)

 

本文:
1、お名前
2、ふりがな
3、電話番号
4、メールアドレス
5、生年月日
6、郵便番号
7、ご住所
8、交通手段
9、収穫体験希望 有・無
10、農家サイトへひとこと(何でも結構です)

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

 

長くなりましたが、みなさまのご参加を

ここよりお待ちもうしあげております!!!

 

 

 

☆マーマーな農家サイト☆

「マーマーな農家」は、

『マーマーマガジン』読者によってつくりあげる

全国の農場・農園・農の学びのイエローページ。

生産者と消費者&学ぶ人を結ぶサイトです。

詳しくはこちらからどうぞ!

 

 

(マーマーな農家サイト 小林加代)

たのしいよみもの

農家サイトから新規農家さんのご紹介!

 

みなさん、こんにちは!

マーマーな農家サイト ボランティアスタッフのなかむらです。

 

マーマーな農家「さがしたい」に、あたらしい農家さん情報が掲載になりました。

 

農家サイトでは初掲載の徳島県、神山町のおひーさんの農園 チーノさん。

 

 

炭素循環農法を中心として、季節の野菜を栽培しており、

農産物加工品(甘酒、にんにく激辛オイルなど)の販売、

家庭菜園の会「ノラ上手」の運営、週1回のランチ営業、

そして最近は無農薬・無化学肥料のたねの店「たねの森」の

種の販売代理店もはじめられました!!

 

自然養鶏のチャボちゃんもおられますよ~

 

紹介者でもある高田友美さんが、

「ノラ上手」に参加されていたので、

3月と8月に畑を見学させていただきました!

 

 

3月、まだまだまっさらな状態の友美さんの畑

 

 

 

8月、お仲間も増えて、もりもりもり!!

 

すくすくと育っております!!

 

 

かわいいてづくりの看板

「ノラ上手」とはもしかしてダジャレ…!?

 

そして月曜日だけ営業している、その名も「月曜日のくま」は

地元のかたがこぞって集まる人気ランチスポットになっています!

※月曜日のランチ営業はしばらくお休みされています(2018年12月現在)

 

 

わたしも滞在中に伺いましたが、

売り切れ寸前にすべりこみ、おいしいカレーとコーヒーを

堪能させていただきました!

 

地元のみなさんに慕われているチーノさん。

わたしもおしゃべりが楽しくて、

すっかり長居してしまいました。

 

おひーさんの農園 チーノさんのある徳島県神山町は

小さい町ではあるのですが、移住者も多く、

魅力的な人、そしてお店もたくさんあります。

 

農園の近くにはあたらしく「KAMIYAMA BEER」もできました!
(個人的おすすめスポット!)

 

 

ナイスビューでおいしいビールが飲めます!

 

ぜひ、農園見学&神山散歩もたのしんでくださいね☆

 

チーノさんのお野菜はこちらからも購入できます!
ちちんぷい

 

 

マーマーな農家サイトでは

農家さん情報、お取り寄せレポートなど、

みなさまからのお便りをお待ちしております。

くわしくはこちらをご覧くださいね。

 

(マーマーな農家サイト なかむら やすこ)

たのしいよみもの

vol7. 手帖2019インタビュー3

 

 

こんにちは! わたしのきんいろ手帖、編集担当の野田りえです。

朝晩冷え込むようになってきて、冬の訪れも間近ですね。

わたしはひざかけ、湯たんぽ、厚手の靴下など、足元から冬支度をはじめました。

みなさまも頭寒足熱でおからだご自愛ください。

 

おかげさまで『わたしのきんいろ手帖 2019』、

365日 日めくりッ ラブ2019カレンダー』ともに大好評で、

在庫も品薄になっております。

ぜひお早めに、お取扱店のほうに行ってみてくださいね。

 

なお、お取扱店により、また時期により、品切れになるケースがあります。

確実にご購入いただくには、

お電話などでお問い合わせいただくと安心かと思います。

お近くにお取扱店がない場合は、mmbsでの

ご注文もご検討ください。

 

さて、今日も服部みれいインタビューの続きをお送りします。

今年の手帖の目玉特典の、あのアイテムについても

じっくりお話を聞いています。

 

 

◎マイ肯定文は、いつ書くもの?

 

野田 先週は、「マイ肯定文」についてお話を伺いました。今回の手帖は、マイ肯定文のページ以外にも、いろいろ細かく工夫をしているんですよね。

 

服部 「マイ肯定文におすすめの日」のご提案をしたりしていますね。

 

野田 はい、マンスリーカレンダーは、基本的な形式は去年といっしょなんですが、マイ肯定文づくりにおすすめの日を薄い星印で示しているんですよね。物事をはじめるのによいとされる新月の日や、万事に吉といわれる大安、仕事始めや種まきに適した日とされる一粒万倍日などなど……。

 

服部 古来の暦の知恵をもとに、マイ肯定文を書くのにぴったりだな、と思った日をセレクトしました。本当はいつ書いてもOKで、「今日書きたい!」と思ったら、その日がいいタイミングだと思うんです。でも、書く習慣が身につくまでは、何かきっかけがあったほうがやりやすいかな? と思って、ご提案させていただきました。

 

野田 そうですね。マイ肯定文って、書けば書くほどスムーズに書けるようになる気がします。今日は星印の日だから書いてみようかな? というふうに気軽に実践してみていただければうれしいです。あとは、ウィークリーカレンダーに載せている「服部みれいのことば」も、今回は毎月のテーマに合わせて選んでいるので、マイ肯定文を書くときにヒントにしていただければ。

 

 

服部 あのことばは去年から野田さんに選んでいただいているんですが、シンクロがすごい! ってよく思っています。その週に起こったこととリンクしていて、思わずハッとすることがよくあります。そんなふうにたのしんでいただいてもいいですね。

 

 

◎「きんいろの2019年シート」でできること

 

服部 野田さんは、手帖のカレンダー部分をどういうふうに使っているんですか?

 

野田 わたしは、マンスリーカレンダーには仕事とかプライベートの予定を書き込んで、ウィークリーカレンダーには夜ごはんのメニューを書いていますね。

 

服部 夜ごはんの記録をつけているということですか?

 

野田 どちらかというと、計画を立てるのに使っている感じですね。1週間単位で大まかに決めて書き込んでいます。

 

服部 ちゃんとしている!

 

野田 真面目に管理しているというよりは「こんなごはんを食べたいな」という願望を整理している感覚なんです。なるべく魚を食べたいとか、飽きないように味つけを変えたいとか、秋のうちに栗ごはんをつくりたいとか、頭の中だけで考えていると混乱してくるから書き出している感じです。実際は予定が変わることも多いんですけど(笑)。服部さんは、けっこうオリジナルな使い方をされていますよね?

 

服部 そうなんですよね。マンスリーカレンダーがすごく気に入っていて、あれを拡大コピーして持ち歩いているんです(笑)。

 

野田 ああ、わかります! 予定を見渡すときはマンスリーが便利ですよね。

 

服部 最初はその月のカレンダーだけコピーしてカバンに入れていたんですが、最近、先の予定も入るようになって、だんだん3か月分とか、半年分のカレンダーまで持ち歩くようになりました。さっきもその拡大版マンスリーカレンダーを見ながら、自分と打ち合わせをしていたところなんです。

 

野田 どうやって打ち合わせするんですか?

 

服部 数か月分のカレンダーを並べて、だいたいの予定を入れていったり、ここは休もう、という日を決めたり、そんなふうに使っています。

 

野田 たしかにマンスリーだと、予定を点ではなく、線で見られますよね。単発の予定だけでなく、その時期の状況が見えてくるというか。

 

服部 わたしの仕事はとくに、ルーティンワークではなく、不規則だったりもするから、複数の仕事の進行を重ならないようにするとか、少し仕事が空く時期を見計らって休みをとるとか、状況を見通す必要がありますよね。

 

野田 しかも月内で仕事が完結せず、複数の月にまたがることも多くて。

 

服部 そうそう。だから数か月分のカレンダーを並べられると便利なんですが……今年の手帖ではなんと、1年が1枚で見渡せる「きんいろの2019年シート」が付録でついているんですよね! これ、個人的にもずっと欲しかったんです(涙)!!

 

野田 そうなんです! 折りたたむと手帖のソデに挟み込めるサイズなんですが、開くと表は2018年12月〜2019年6月、裏は2019年7月〜2019年2月までのカレンダーとなっています。

 

服部 わたし、このシートの紙も上品でとても気に入っていて。眺めているだけでもうれしくなります。

 

野田 ですよね! シックなベージュで、ゴールドの文字がワンポイントになっていて……大人っぽいデザイン! しかも厚手の紙なので、何度も開いたり閉じたり、書いたり消したりしても安心感があるかと。

 

服部 こうやって1年を1枚のシートで見渡せると、今年はどんな年にしようかなって考えやすいですし、逆にふりかえるときにも便利ですよね。あと、いま思いついたんですが、色を塗ってもかわいいかも! たとえば毎日、その日の気分を表す色を塗っていくとか。

 

野田 それ、すごくおもしろいアイデアです! たのしそう!

 

服部 1年が経過したときに、とってもきれいなシートになっていそうですよね。つらかったことが記憶に残りがちだけど、1年全体で見ると「あれ?すごく明るい1年だったんだな」って思ったりするかもしれませんよね。日記を書くのがしんどいという人も、色を塗るだけなら簡単ですし。

 

野田 カレンダーって予定を立てるために使うのはもちろんですが、実は他にもいろいろな使い方ができそうですよね。わたしは生理の日を記録しようかなって思っています。このカレンダーだと、周期がちょっとずれたりしても気づきやすいし、あとから「この時期は忙しかったからかな?」などとふりかえってみてもいいかな、と。

 

服部 すごくいいと思います! このシート、バイオリズムの点検に使えそうですよね。「冬はちょっと調子悪いのかな?」といった具合に。それが見えてくると、対策もとりやすくなると思います。

 

野田 たしかに、冬は半身浴の時間を増やすとか、カバーする方法を考えられそうですね。

 

服部 そういうことは誰もチェックしてくれないものだから、自分で自分を見る、という姿勢が大切ですよね。前に「レコーディングダイエット」が流行しましたが、やっぱり書くという行為って、自然と自己認識につながるのだと思います。

 

野田 レコーディングダイエット、なつかしい! 日々の食事と体重をメモするだけでやせる、という方法でしたね。

 

服部 書くことで自分の食生活の不健全な部分を自覚できて、おのずと食事を改善するようになる、というしくみなんですよね。同じようにこのシートに自分の状態を書いていくと、自然に意識が変わっていくのでは、と思います。

 

野田 こうして2人で話しているだけでも、いろいろなアイデアが浮かびますね〜。手帖のご愛用者のみなさんにもぜひ、このシートのオリジナルな使い方を開拓して、教えていただきたいです!

 

 

◎「わたしがかがやくきんいろシール」で自分を肯定!

 

野田 あと、今年の手帖のもうひとつの目玉付録は、「わたしがかがやくきんいろシール」ですね。きんいろの丸いシールがいっぱい!

 

服部 これも実現して本当にうれしいです。使い方もちょっとご提案させていただいたんですが。

 

野田 手帖の最初のほうで「2019年のマイ肯定文ワーク」というページを設けているんですが、ここでこのシールが活躍しますね。

 

服部 はい、人のイラストが載っているんですが、その中央あたりにきんいろシールを貼るという「儀式」を考えてみました。それを自分だと思って、自分自身にきんいろの光があふれてくるところを想像してもらいたいな、と思って。

 

 

野田 これはぜひ、手帖の使いはじめにやっていただきたいですよね。

 

服部 これからこの手帖を使う! というスイッチにもなりますよね。使うシールは1枚だけじゃなくてもいいんです。もし、自分をいっぱいの光で満たしたい! という方がいたら、シールをいっぱい貼ってもいいと思います。

 

野田 そうやって自分をキラキラでいっぱいにすると、「わたしは大丈夫!」という自信にもなりそうです。

 

服部 そうなんです。「自分に太鼓判を押す」みたいな気持ちでこのシールを使っていただきたいと思っています。このページ以外でも、「この日は自分をいっぱいほめてあげたい!」という日にきんいろシールを貼ってみるとか。

 

野田 そうやって使うと、後から見返したときにもたのしそうですね。

 

服部 手帖の付録のシールって、一般的には「旅行」とか「デート」とか、予定を表すマークみたいなものが多いと思うんですが、このきんいろシールは「自分っていいじゃん!」っていう肯定のマークなんです。

 

野田 自分を肯定するって、ふだんあまりしていないかも……。

 

服部 そうなんですよね。現代人って、いつも外側のことに振り回されたり、他の誰かと比較したりして、「もっと〜しなきゃ」って思ってしまうことが多いように思うんです。でも、本当に点検すべきなのは自分の内側なんですよね。

 

野田 点検って、自分の状態を見るということですか?

 

服部 はい。例えるなら……フィギュアスケートを見ていると、よくコーチが選手に耳打ちしたり、声をかけたりしてあげていますよね。

 

野田 あー、わかります。滑る前も滑った後も、いろいろと声をかけていますよね。

 

服部 あのコーチと選手のやりとりを、自分と自分でやるといいと思うんです。まず、たとえばですが、自分の内なるコーチに「今日、仲間に嫌味をいわれて、ちょっとつらかったな」とか「この仕事、しめきりがタイトできついから、期限伸ばしてもらおうかな」と言った具合に、その日あったことを話してみる。今度はコーチの側になって「よくがんばったよ」とか「やっぱりこの日程だとしんどかったよね」ってあいづちをうってあげる。そういうイメージです。

 

野田 ちょっとしたことでもいいんですね。

 

服部 そうなんです。「今日の満員電車、ひどかったな……」というのも、日常的なことですが、実は深いダメージを受けていたりしますよね。逆にいいことがあったら、それをコーチに話してお祝いしてもいいですね。

 

野田 「今日はこんなうれしいことがあった!」とか?

 

服部 そうです! いま、自分の気持ちをごまかして生きている方がけっこう多いと思うんです。悲しいことがあっても知らんぷり、うれしいことがあっても知らんぷり、という態度の方が多いように感じます。そういう見て見ぬふりをしていることを、どんどん出して点検するといいと思うんです。

 

野田 うーん。感情を正直に出してしまうと、立ち直れない気がして怖い、という心理が働いているような気もします。

 

服部 もちろん、いちいち傷ついたり、いちいち怒ったりする必要はないですけど、自覚的であるほうがいいと思うんです。「ああ、あのときわたしは怒っていたんだな」とか。それを放置してしまうと、傷が癒えないままからだの中に残ってしまうんですよね。本格的に点検するなら、1日の最後に自分を内観して日記をつけるといいと思うんですが、そこまでする余裕がなかったら、このコーチとの会話形式でふりかえりをやってみるのも、おすすめです。

 

野田 問題解決までしなくてもいいのですか?

 

服部 ひとつめのステップは気づくこと、2つめのステップは共感することです。「そうだよね〜」「しんどかったよねー」って自分にいってあげる。その共感だけでもだいぶ違ってくると思います。

 

野田 たしかに誰かに愚痴を聞いてもらったときに、正論を言われると、かえって傷つくことがありますね(笑)。

 

服部 そうそう(笑)。「いま、あなたの意見を聞きたいわけじゃないから!」って思うこと、ありますよね。ただ「そうだね」っていってほしいだけだったりするんです。だから自分がコーチ役になるときも、ダメ出しするのではなく、まずは共感することが大事だと思います。それで自分をほめてあげたくなったら、手帖にきんいろシールを貼ってみてください。昔、先生に「よくできました」ってハンコを押してもらいましたよね。その感覚で、自分で自分にきんいろシールを貼ってあげるんです。

 

野田 このシール、実はものすごい役目を担っていたんですね……!

 

服部 シールも驚いているかもしれませんね、そんな大役が!? って(笑)。年間のシートの「よくやった!」って日に、シールを貼るのもオススメです。もちろんどんな日に貼るかはご自分次第なのですが。

 

 

◎白いストロベリーも、手に入れて

 

野田 あとは、手帖のソデに入っている黄色い付録編も、今年も特典としてついてきます。「浄化のためのホリスティックガイド」のコーナーは、服部さんが『うつくしい自分になる本』(筑摩書房=刊)で書かれた知恵を追加して、さらにパワーアップしましたね。

 

服部 そうですね。『うつくしい自分になる本』を出版してから初めて出す手帖になるので、「砂浴」「自然療法」などあたらしい知恵をこの付録編にも書かせていただきました。

 

野田 ブックガイドの部分も更新していますし、今年も手帖とともにご活用いただければと思います。あとは、別売りになるのですが、ポケットマーマーシリーズの新作『スモール・ストロベリー・ジュース・フォーエバー2』も手帖やカレンダーと同時発売しています。

 

服部 これはもう、圧倒的に表紙がかわいいですよね!

 

野田 手のひらと同じくらいのサイズ感も、いいですよね。この本は『ストロベリー・ジュース・フォーエバー』(マーブルトロン=刊)というみれいさんの本を、ポケット版に再編集したものなんですが、服部さんのことばと、平松モモコさんのイラストの組み合わせが、とってもチャーミングですよね。2016年に出版した第一弾も好評で、何回も増刷になっています。

 

 

服部 そう、実は隠れたベストセラーなんです。その第一弾が赤い表紙に白の線でいちごが描かれていて、第二弾はクリーム色の表紙に赤い線でいちごが描かれているのがおもしろいですよね。実際、最近こういう白い色のいちご、お店で見かけますよね。

 

野田 白い品種のいちご、たまに売っていますね。赤いいちごの第一弾と白いいちごの第二弾を並べると、これまたかわいくて! 並べて陳列したくなります。エムエム・ブックス社長の福太郎さんが、イラスト&文字を描いた帯も、ぜひおたのしみください。

 

 

服部 内容も、自分の本ではありますが、読み返してみるとおもしろかったです。もともと少女向けに書いた本だったこともあって、文章がみずみずしくて、素直だな、と感じました。

 

野田 メッセージがすっとこころに入ってきますよね。しかもそこに知恵も込められていて。手帖のソデに入るサイズなので、手帖と一緒に持ち歩いて、折に触れて読んでいただけたら。

 

服部 順番に頭から読んでもいいですし、ぱっと開いたページをその日のヒントにしてもいいと思います。サイズも値段もお手頃だから、気軽な気持ちで誰かに差し上げるのもいいですよね。

 

野田 文章が短くて、どなたでも読みやすいですしね。ぜひ『スモール・ストロベリー・ジュース・フォーエバー2』も、第一弾同様、長く愛される本になってくれたらうれしいな、と思います!

 

***

 

「きんいろの2019年シート」や

「わたしがかがやくきんいろシール」の使い方を

ご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?

 

もちろん、最終的に使い方は自由なので、

みなさんもオリジナルの使い方を、ぜひ見つけてくださいね。

 

『わたしのきんいろ手帖』も付録たちも、

みなさんがきんいろに輝くお手伝いをできたら、

これ以上うれしいことはありません。

 

ピカーン!!

 

 

服部みれいインタビュー、

手帖についてのお話は今回が最後で、

来週は聞き手をアマミヤアンナにバトンタッチして

365日 日めくりッ ラブ2019カレンダー』のお話をお届けします。

引き続き、どうぞおたのしみに。

 

(野田りえ)

たのしいよみもの

vol6. 手帖2019インタビュー2

 

 

みなさん、こんにちは!

 

11月もすでに半ば、だんだんと日が短くなってきましたね。

わたしのきんいろ手帖 2019』『365日 日めくりッ ラブ2019カレンダー』ともに

先週から発送をスタートし、徐々に書店にも並んでおります。

ご検討中の方は、ぜひ、お取扱店のリストを参考に、

お手にとって見ていただけるとさいわいです。

 

 

なお、お取扱店により、また時期により、品切れになるケースがあります。

確実にご購入いただくには、

各書店などへお電話などでお問い合わせいただくと確実かと思います。

お近くにお取扱店がない場合は、mmbsでのご注文もご検討ください。

 

 

さて、今日も先週に引き続き、服部みれいの手帖インタビューをお届けします。

今回はぐぐっと! 深いお話になります。

 

 

◎毎月のエッセイを質問に変えた理由

 

 

野田 今回の2019年版から、手帖の内容ががらっと変わりましたね。一番大きな変更は、毎年好評だった毎月のエッセイを、「質問」→「イメージ」→「マイ肯定文(アファメーション)」という流れに変えたことだと思うんですが。まずなぜ変えたか、理由をお聞きしてもよろしいでしょうか。

 

服部 最初に『わたしの手帖』(エムエム・ブックス)を発行してから、今年で4年目を迎えました。もちろん、今年から使いはじめる方もいらっしゃるとは思いますが、手帖として毎年改良を重ね、だんだんと成熟してきていると思うんです。わたしのエッセイを読んで、何かを感じていただけるのはうれしいんですが、手帖がもう一歩先に進化するために、何かアクティブな方法を取り入れたかった、というのが大きな理由ですね。それで『きんいろのアファメーション帖』のコンテンツを取り入れることにしました。

 

野田 アクティブ……受動的に読むだけでなく、自分で自分のために何か行動を起こす、ということですね。

 

服部 あと、これは『わたしのきんいろ手帖』冒頭の「きんいろせんげん」でも書いたことなんですが。これまで「マーマーマガジン」やわたしの著書を読んでくださっていた方が、癒やされる側から癒やす側へと変貌を遂げられているのを感じることが多くなっていて。その姿を目の当たりにしたことで、わたしが何から何までご提案するよりも、シンプルなテーマと質問を投げかけて、あとは読者の方に答えていく、というほうが、自然な流れのように感じましたし、あたらしい時代にも合っていると直感したんです。

 

野田 質問の答えを自分で書き込むことで完成させる、そんな手帖になりましたね。

 

服部 はい。結果として、いままでの手帖よりも、より具体的で、より多くの方に使いやすいものになったのかな、とも思っています。

 

野田 たしかに、自分が実際に抱えている問題や、こうなりたいという願望を具体的に書き込むことで、より自分に寄り添う手帖になる気がします。

 

服部 もちろん、答えにくい質問や、答えを思いつかない質問は無理に答えなくてもいいですし、反対に自分を深く掘り下げてたくさん書き込む月があってもいいし。使い方自体も、広がった気がしています。

 

野田 なるほど……。質問に答えなくてもいい、という選択肢があるのは、使うほうにとっても、気が楽になると思います。

 

服部 質問にすぐに答えなくても、さらっと目を通すだけでもいいと思うんです。それだって自分を点検する機会にはなるので。「今は答えられない」っていうのも、その時の自分の姿ですよね。その質問を意識しながら日々を過ごすことで、ふっと答えが浮かんでくるかもしれませんよね。

 

野田 最初にうまく答えられなくても、「これじゃいけない!」みたいなプレッシャーを感じる必要はまったくない、ということですね。

 

服部 もちろんです! たのしんで使うというのが一番大事だと思います。半年後に答えが出てくることだってあるだろうし、逆に最初にすらすら答えられた質問が、半年経つと答えにくくなることもあるかもしれません。そこは自分のタイミングにまかせてはいかがでしょうか。すべて自分をよく観察する機会になればいいかな、と思います。

 

 

◎「イメージ」をふくらませるということ

 

野田 質問のページの次に設けたのが、「さあ、イメージしてみよう」というページです。『きんいろのアファメーション帖』だと、質問に答えたら、すぐに自分の願望を書き出すページに移っていたんですが、この手帖では、その前に自分自身や、願望についてイメージをふくらませる段階があってもいいのかな、という意図でしたね。

 

服部 ここも「どう使ったらいいのだろう」って迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、気軽にやっていただくといいのかな、と思います。誰かに見せるわけではないですから、難しく考えすぎないでトライしてみていただければ。絵まで描かなくても、思い浮かんだ色を塗ってみるだけでも、そのときの自分が表れるはずです。

 

野田 あとは、印象に残ったことばを書いたり、切り抜きを貼ってみたり……。

 

服部 好きなタレントさんの写真を貼るのでもいいんですよ(笑)。

 

野田 むちゃくちゃたのしそうですね! それ!!

 

服部 あはは。さすがジャニオタの野田さん、すごくやる気になってる(笑)! 笑ってしまったけど、でも、好きなタレントさんの写真だってその月の自分を反映していると思いますよ。

 

野田 あー、たしかにいろいろな表情の写真がある中で、いまの私が好きな表情はこれ!っていうのがありますね。

 

服部 好きな人が着ている服の写真でもいいですし、タレントさんじゃなくても、好きなものの写真でもいい。その写真を「選ぶ」ということには、何かしら意味があるのだと思います。

 

野田 それすらもピンとこなければ、メモとして使ってもいいですしね。

 

服部 読みたいと思っている本をリストアップしてもいいですし、いま読んでいる本の中の、最高に素敵なフレーズを書き写してもいいですよね!

 

野田 あとは、願望のイメージをふくらませる使い方ですね。

 

服部 はい、叶えたい願望がある方は、それが叶ったところを想像して、そのイメージに近い写真などを貼ってみるといいと思います。「家を建てたい」という人は、理想の住まいの写真を、「人間関係を円滑にしたい」人は、理想的な人間関係が写っている写真を探してみるとか。そうやって願望のイメージソースを貼っていったら、おもしろいことが起きるかもしれません。手帖に貼るだけなんだから、「こんなの無理に決まってる」とか、「ありえない」とか、そういう思い込みは一旦外して、自由にたのしめばいい気がします。

 

野田 そういえば、すてきな家を建てた方がいらっしゃって。家づくりの専門家ではないから、どうやったら理想の家に近づくかわからなかったけど、自分のイメージに近い海外のインテリアの写真などを集めて、内装業者さんに依頼したらうまくいった、とおっしゃっていましたね。そういうふうに理想のイメージを集めて、具体的に思い浮かべるほど、願望って叶いやすくなるのかもしれませんね。

 

服部 そうですね。わたしもインスタグラムは、そういう使い方をしているかも。いま知りたいことの情報やイメージソースを集めていたりしますね。それをアナログで実践してみるのが、この「さあ、イメージしてみよう」のページだと言えますね。

 

野田 自分の手を動かしてページをつくってみること自体、たのしそうですよね。

 

服部 はい、ぜひたのしい気持ちで、ワクワクしながらやってみていただければと思います!

 

 

◎「マイ肯定文」ってどんなもの?

 

野田 さて、いよいよ今年の手帖のポイントです。「質問」「イメージ」に続いて、最後に「マイ肯定文」をつくる、という流れになっていますね。

 

服部 そうなんです、この手帖では、毎月、願望を肯定的に宣言する機会を設けています。

 

野田 「肯定的に」というのが、コツですよね。

 

服部 たとえば、今月は毎日1km走ろう、と思ったら、「走りたい」ではなく、「わたしは毎日、まわりの風景をたのしみながらリラックスして1kmを走ります」といったふうに、肯定文や現在進行形で宣言する、願望を叶えているときの気持ちまで盛り込んで表現する、という方法なんです。

 

野田 これまでは「アファメーション」と呼んでいましたが。

 

服部 はい、もともとは英語の「アファメーション」ということばで知られていた方法なんですが、自分自身のことばで表現したくなったのと、「わたしを肯定する」ということを強調したいな、と思って。この手帖から「マイ肯定文」ということばを使っています。

 

野田 たしかに「アファメーション」だと、「肯定する」という意味合いまではわからなかったりしますよね。

 

服部 そうなんですよね。いままでは「アファメーションとはこういう意味で……」と説明が必要だったけれど、「マイ肯定文」なら、とりあえず「肯定する」というのは伝わりますからね。

 

野田 しかもこれはすごい! と思ったのは、いまの自分を肯定するだけでなく、未来の自分の可能性も肯定しているんですよね。たとえば「走りたい」という表現だと、どこかに「走れない」自分が存在している。でも「走ります」「走ることを知っています」と宣言することで「走れない」イメージが消えて、潜在的な能力を発揮しやすくなる、というメカニズムがおもしろいな、と思いました。

 

服部 そう、そこに本当に感動しますよね! まさにことばの魔法だと思います。

 

野田 みれいさんはこれまでも著書の中で「使うことばを変えて自分を変える」ということを提案されていますが、アファメーションは、その究極的な方法だと感じました。

 

服部 毎月のテーマに沿って「マイ肯定文」を書いてもいいですし、その月に思いついた願望を宣言してみてもいいと思います。「マイ肯定文」はたくさん書いてみると慣れてきて、どんどん書きやすくなってくるので、このページもぜひ、気楽な気持ちで取り組んでもらいたいですね。

 

 

◎自分を知ることが、マイ肯定文づくりのコツ

 

野田 今回の手帖をつくっているときに、質問に答えて肯定文を考えてみる、というのを自分でもやってみたんですが、これがまた、すごく発見があるんですよね〜。手前味噌になってしまいますが。

 

服部 この手帖、むちゃくちゃすごいですよね! ふだん、わたしたちは人から質問されることって、実は少ないと思うんですよね。わたしも実際にやってみて、思いがけないところに導かれてびっくりしました。

 

野田 時々、自分の意識していなかったところにまで触れられる感じがしますよね。思わぬ本心に気づけたり!

 

服部 わかります! それが、けっこうな快感だったりもして。おもしろいですよね。

 

野田 4月のページに「どんな人に憧れますか?」という質問があって。わたし、最初は「明るい人。パリピ」って書いたんですね。そうなるとマイ肯定文も「パリピになる」になってしまったわけなんですが(笑)。

 

服部 パーティーピープル! 野田さんのイメージと全然違います!

 

野田 とはいえ、パリピってどんな人か、実はわかっていないなーと思って、『全日本パリピ選手権』っていう、飲み会での盛り上げ方を競う番組を見てみたんですね。

 

服部 あはは(笑)。

 

野田 そうしたら、番組として見るのはおもしろいんですが、「あれ、これはなりたい人というのとは違うぞ」というのに気づいてしまって……。

 

服部 やっぱり、そういうタイプの人が好きなわけではないということ?

 

野田 そうなんですねよ。口では明るくなりたいとか、パーティーピープルになってみたいとか言っておきながら、自分は意外に内向的な自分に馴染んでいるし、いっそ暗い自分が好きなのかな、と。

 

服部 好きなんですよ! きっと。すごく大きな気づきですよね。

 

野田 内向的だからといって何の問題も起きていないのに、なんでこんなに恥じていたんだろう? という気持ちになりましたね。

 

服部 明るくならなければいけない、というのも思い込みですよね。

 

野田 そうなんです。しかも、明るい=パリピっていうのも、かなり極端な考えだったりして(笑)。

 

服部 実は人って、けっこう曖昧にことばをつかったり、曖昧に物事を把握していたりするんですよね。他人のことだと的確にわかる人でも、自分自身のこととなるとわからなかったりする。自分の顔が直接見られないのと同じで、自分自身のことって、意外に見えていないんだと思います。「思い込み」もすごいですし。

 

野田 そうなんですよね。結局、わたしは自分のこの性格のままで人に受け容れてもらいたい、というところに行き着いたんです。

 

服部 わあ、すてき。すばらしいですね。先日、あるワークショップの参加者の方で、いままでの人生、80%はOKなのだけれど残り20%を探しているという方がいらっしゃって。ずっと「何かが足りない、あと20%あれば自分の人生は100%なのに」と感じていらしたそうなんです。ところがワークショップが終わりに近づいたときに「いままでの人生は100%だったことに気づいた」とその方がおっしゃったんです。20%足りないと思っていたのは幻だったって。

 

野田 おおーー。

 

服部 野田さんの話を聞いて、ちょっと似ているな、と思いました。無理して場を盛り上げるような明るいタイプになるんじゃなくて、内向的な自分を認める、ということなんですよね?

 

野田 はい。なぜかいままでは、明るくならないとしあわせになれない、と思い込んでいて……。

 

服部 そのワークショップの参加者の方も、20%が足されたらしあわせになる、その20%はどこ? と探していたけれど、結局、本当のしあわせはすでに自分のところにあったんですよね。メーテルリンクの『青い鳥』みたいだけど。

 

野田 長い間20%を探してきたのに、その必要がなかったと気づくって……大事件かも。

 

服部 本当に。そこに気づけたことがすごいと思いました。一見地味なようでいて、人生を揺るがすような激しい気づきですよね。野田さんにとっても、明るい自分でなくても暗い自分でいいし、好きだと思えるって、大きな発見だったのでは。

 

野田 そうですね、すごく楽になりましたね。

 

服部 そういうふうに思ってもらえたら、野田さんの本来の自分=インナーチャイルドも、安心したのではないかと思います。

 

野田 そこから自分の願望も変わってきまして、こう、内向的でネガティブな中でのいい部分を出していきたいって思うようになったんですよね。

 

服部 そのほうがうまくいきますよ! だし、野田さんと長くこうして本づくりをしてきたのも、内向的な側面があるからとも言えると思います。パーリーピーポーとは続かなかったかもしれないです。また、世の中には内向的な感覚や表現へのニーズもたくさんあるかもしれないですよね。

 

野田 そうそう、しかもそういう人同士が集う場所もいっぱいあったりして(笑)。

 

服部 内向的な自分をカミングアウトしたほうが、近い人とつながりやすくなりますよね。現代って、本当の自分ではないものになろうとして、がんばりすぎたり、無理しすぎたりするケースもまだまだ多いと思うんです。でも、本来の自分を認めたほうが、人間関係も仕事も、すごくうまくいったりすると思います。

 

野田 そうですね、場を明るくするのは苦手でも、落ち着いて物事を見つめるとか、相手に安心感を与えるとか、そういう部分を自分で伸ばしていきたいな、と思っています。

 

 

◎願望が成就しやすい人、しにくい人の特徴は?

 

服部 野田さんの話でもうひとつポイントだと思ったのは、しっかり自己認識すると、願望も変わってくる、ということだと思うんですね。

 

野田 たしかに自分を誤認したままだと、願望も叶いにくくなりますよね。わたしがパリピになろうとしてパーティに出没しても、「なんか違う」って思い続けている気がします。

 

服部 そこでまた落ち込みそうですしね。

 

野田 ああ、目に浮かぶ……(笑)。もちろん、経験してみることもおもしろいは思うんですけど、回り道にはなりそうです。

 

服部 葛藤があると、やっぱり願望は成就しにくくなりますよね。たとえば、太りやすい体質で痩せたいと言い続けている女性がいたとします。そうするとずっと「痩せられない」という葛藤が残ってしまう。それよりは、太めの自分を認めて、持ち味として活かすほうが、願望は成就しやすくなると思います。最近ぽっちゃりしたタレントさんが現れていてステキだなって思ってるんですが、ぽっちゃりしていることを自分のキャラクターとして活かすのもいいし、ぽっちゃりめの女性のための服をプロデュースするといった方法もありますよね。

 

野田 あと、自分の体験からも言えるんですが、葛藤がある人って、現状を極端に否定しがちなのかもしれません。暗いからしあわせになれない、太っているから楽しくない、という考え方をしてしまうというか。でも太めなのを活かしておしゃれを楽しめると思うと、また展開が変わってきますよね。

 

服部 そうやって葛藤がなくなれば、天にも願望が届きやすくなると思うんです。管がきれいになるとすっと流れやすくなるように。もちろん「そうは言っても、なかなか痩せたい気持ちはなくならないですよ」というのもわかるんですが、自分を知って葛藤を手放すってすごく大事なことのような気がします。

 

野田 はい……葛藤があると、マイ肯定文を書いていても、「どうせ叶わない」という気持ちがわいてきてしまうように思います。

 

服部 ああ、「どうせ」という設定は禁物かも。そういうときは一度ペンを置いて、それが本当に自分の望んでいることなのか、問い直してみるといいのかもしれませんね。

 

野田 世間の目とか、自分の本心以外のことによって「こうならなきゃ」と思い込んでいる場合もありそうな気がします。

 

服部 あとは、自分が定まっていない焦りが願望を妨げている場合もありますよね。たとえばすごく結婚したいけれど、全然相手が見つからない、という方がいらっしゃったとしますね。年齢がどんどん高くなっていくし、婚活パーティに行ってもうまくいかない、どうしよう……という状態というのは、管が詰まっている状態だと思うんです。

 

野田 周囲でも、婚活疲れってことばを聞きますね……。

 

服部 たとえば「2020年までに結婚しますように」とふつうに願うだけだと、常に「結婚できない自分」がいる状態だし、あと1年だ、どうしようって焦ってしまいますよね。だったら「2020年にすばらしい結婚をします!」とマイ肯定文を書いて、こころを決めてしまう。それで、あと1年で独身時代も終わりだから、思いっきり謳歌しようってたのしく毎日を過ごしていたら、素敵な出会いが生まれるかもしれないし、「あれ? 独身でもわたしは100%満たされている?」って気がつくかもしれないですよね。

 

野田 ああ、実は独身が向いているかも、ということですね。

 

服部 そう。必ずしも欲しいものが手に入ったら願望が成就するということではないと思うんですよね。

 

野田 以前、みれいさんはブログでも「願望は、真の道への道しるべのひとつにすぎない」と書かれていましたね。ヒントになる文章だな、と思って、1月のウィークリーカレンダーに引用掲載したのですが。

 

服部 わたしは、願望はランドマークだと思っているんです。たとえば願望を東京タワーにたとえると、そこを目印に歩いていたら、途中ですごくおもしろい人に出合ったり、タワーに登って景色を眺めてみたら、大きなヒントが得られたり……願望ってそういうイメージなんです。

 

野田 え? 願望が目的ではない、ということですか?

 

服部 もちろん、願望自体は必要なことです。願望をもって、それが叶ったときのことを思い浮かべながらマイ肯定文を書くのって、すごくワクワクすることですよね?

 

野田 こんな料理をつくってみようとか、こんな旅をしてみようとか考えるのは、すごくたのしいです。

 

服部 「結婚したい」「独立したい」「あのバッグがほしい」…etc. いろいろな願望がありますが、「あ〜! こんなことが現実に起こったらすごくたのしい!!」ってワクワクした気持ちで書くのが、マイ肯定文の一番のポイントなんです。しかも、願望をもって行動すれば、日常に彩りが生まれますよね。そこから何か気づきを得たり、自分を深めたり、愛というものを知ったり。それが願望をもつということの本質だと感じています。

 

野田 つまり、必ずしも願望のとおりにならなくても間違いではない、ということですか?

 

服部 はい、その願望にふさわしいタイミングというのもありますよね。「いまはまだその時期じゃなかった」とか。でも最終的には自分にとって最適な、願望すらも超えた状態に導かれるのだと思っています。

 

野田 なんだかものすごく奥深い話ですね……。

 

服部 以前、ホ・オポノポノのイハレアカラ・ヒューレン博士と対談させていただいた時に「みんな『彼氏がほしい』『パートナーがほしい』と思い込んでいますけど、人間は本当は自由がほしいだけなんです」という内容のことをおっしゃっていました。人は本当に、自由とは何か、人を愛するとは何かを学ぶため、本来の自分に戻るために、願望をもつのだと思っています。

 

***

 

今日のお話、いかがでしたでしょうか?

 

勇気を振り絞って、わたしの体験談もお話してみましたが、

質問に答えたり、イメージを描いてみたりして、

自分との対話をじっくりと深めることで、

これまで知らなかった自分や、

本当にびっくりするような、思いがけない願望を発見できる。

それが、『わたしのきんいろ手帖』の醍醐味なのだと思います。

 

このおもしろさは、

手帖に深く関われば関わるほど、生まれるもの。

ぜひご自身のペースで、取り組んでみてください。

 

わたしは、イメージのページをつくるのがたのしみで、

何十年ぶりに、クレヨンを買ってみました(笑)。

 

 

 

 

ちなみに『わたしのきんいろ手帖』内の「この手帖の使いかた」というページで、

「さあ、イメージしてみよう」の例が3つ載っていますが、

これはいずれも服部みれいがつくったもの。

手帖を買われた方は、ぜひ見てみてくださいね。

 

(野田りえ)