初回アップ|2009年5月15日
大人気の「冷えとり健康法」。冷えとりの会に参加した方の冷えとりレポート続報です。今回は、本誌で校正者として活躍してくれている立花真紀さん(編集部スタッフの間でも「冷えとり」は大人気なのです)。冷えとりをはじめると、いろいろなギモンが出てきます。今回は、そんな誰もが気になる「冷えとり」の質問を中心に、お届けします。では、立花さん、どうぞ、よろしくおねがいいたします。
こころもからだも軽くなった
わたしが冷えとりをはじめたのは、去年(2008年)の春のことでした。
以後、暑い夏も寒い冬も、一日かかさず靴下を重ね履きし、ときおり半身浴で下半身をあたためました。食べ過ぎないようにも気をつけました。
そうして、ほぼ1年後。気づいてみれば、長年悩んでいた肩こりや背中の張り、頭痛はほとんどなくなりました。月経前症候群もなくなったし、この1年間1回も風邪をひいていません。
実のところ、こころの不調(いつも鬱っぽい)にも悩まされていたのですが、不思議なことに、今ではそれはまったく消え去りました。1年前には想像できなかったくらい、毎日、こころもからだも軽々しています。
そうそう、実際に体重もマイナス9キロに。ただ減っただけでなく、ここだけの話、ウエストがキュッと引きしまって絶妙なくびれ加減に(冷えとりすれば、四十路を迎えてもボディラインは崩れませんよ、みなさん!)。
同時期にはじめたアーユルヴェーダの健康法のおかげもあるかもしれませんが、1年後の今、冷えとりの効果は想像以上! と胸を張って宣言できます。
冷えとりの会に出席してきました
こうして、冷えとりライフを楽しくおくってきたわけですが、その間にいくつか疑問や戸惑いも生まれていました。
どんなに暑くても靴下は絶対4枚履かなければいけないの? とか、以前ねんざしたところがかゆくてたまらないのだけど!? などなど。それらのほとんどは、進藤義晴先生の冷えとり健康法の本をじっくり読むことで解決しましたが、でもまだいくつか胸にひっかかることがあり……。
そんなある日のこと、マーマーマガジン編集長が、グッドニュースを小さな声ならぬ、かなりの大声で教えてくれました。
「冷えとりアドバイザーの進藤幸恵さんを囲む会を企画するけど、参加する!?」
これまでの疑問、一挙解決のチャンスです。まだ寒い冬のある日、いそいそとその会に駆けつけました。
本連載の#8で、E子さんがレポートしてくださったように、豪快な幸恵さんのお話に感動あり、爆笑あり、多いに勉強になったすばらしい集いでした。
気さくな幸恵さんに、わたしも安心していくつか疑問を投げかけることができました。
今回は、そのQ&Aの中から、冷えとりを進めていくときに特に参考になりそうなことを取り上げてみます。
これらは、冷えとりビギナーが抱くことの多い疑問だと思います。これからはじめようかなという方、もうはじめているみなさんのお役に少しでも立てればうれしいです。
靴下が破れるのはなぜ?
Q:絹の靴下がすぐにビリビリ破けてしまいます(5本指、先丸ともに)。履き方や洗濯の仕方に問題があるのでしょうか?
(ちなみにわたしは、幸恵さん主宰の「子すずめ・くらぶ」から購入した重ね履き用靴下を愛用中。その中の絹の靴下は、履きはじめて10日めほどで破れはじめたのでした。1枚だけなく、次々と何枚も……。)今も同じように破れます。しかも、みんな同じ場所(かかと、小指部分)。なぜ!?
A(幸恵さん):破れるのは毒が出ているから。からだがよくなっている証拠です。
実は、義晴先生の本にも、幸恵さんが答えてくださったように書いてあります。でも、わたしの場合、破れるのがあまりにも早く、破れ方も激しいと感じたので、毒出し以外の理由があるのかも、と不安になったのです。
そこで、絹の靴下について、さらに質問を重ねます。
Q:洗濯機で洗わず、手洗いしなきゃいけないの?
Q:歩き方が乱暴だと破ける?
Q:わたしの靴下だけ不良品だった……?
……幸恵さんはすべて首を振りました。
ちなみに幸恵さんの靴下は今も破けるけれど、以前ほどではないとか。
「わたしも洗濯機でがんがん洗ってるわよ!」(by幸恵さん)
また、幸恵さんの歩き方を観察すると、別に忍び足という感じでもありません。歩き方は関係ないのかも。
会の出席者のみなさんに聞いてみると、履いているうちに靴下が破ける人はかなり多く、わたしのだけ不良品なわけではないようです。逆に「まだ破けないよ!」という人もいたので、靴下がみな不良品だという疑惑も晴れました(幸恵さん、ごめんなさい!)。
となると、「破けるのは毒出しの証拠」説が真実のように思えます。何より1年前と比べてわたし自身の体調がよくなっているのでした。幸恵さんのお話を聞いているうちに実感をもって納得できました。
冷えがとれれば靴下も破けなくなるとか。また、同じ場所が破けるというのも意味があることで、そこに対応するからだの部位が弱っているのだそうです。
(後編に続く)
☆レポートしてくださった方:立花真紀〔たちばな まき〕さん
編集者を経て、校正者に。マーマーマガジンをはじめ、多数の書籍で、校閲を行っている。趣味は、陶芸など。土にさわっていると、森林浴をしているように呼吸が深くなるから不思議。気もちよいです
文|服部みれい 初回アップ|2009年5月8日
前回に引き続き、E子さんからさらにレポートが届きました! 今年の花粉症体験について。「花粉症は治らない」なんて誰が決めたのでしょうか? E子さんの体験談をお届けします。花粉症の方、必読です。
花粉症の憂鬱なロングラン
今年の春、自分に起った変化にまだ信じられない思いでいます。
子どもの頃からひどいアレルギー性鼻炎だったわたしにとって、春は花粉症のつらい季節。例年、2月には軽いジャブ程度で症状がはじまり、ピークの3月4月には鼻呼吸にさようなら、それがしつこく5月はじめまで続くという、うれしくないロングランがやってくるのです。
くしゃみも鼻水も目のかゆみも容赦ありませんが、一番つらいのはこの3か月の間ずっと、ぐっすり眠れないこと。口呼吸しかできないため、喉の奥まで 粘膜はカラカラで、痛いやら苦しいやらでなかなか寝付けません。やっと眠れても苦しくて目が覚めてしまう、また眠れない……。毎晩続くこの繰り返しには、 心身ともに本当に参ってしまいます。
昔は薬を飲んでみたり、鼻のスプレーを試してみたりしていましたが、どれもすぐに効果がなくなってしまうし、シーズン前に耳鼻科で打ってもらうという予防の注射は強い薬のようで気がすすみません。マスクや鼻のうがいをしてみたり、部屋に空気清浄機を置いてみたりもしましたが、どれも砂嵐の中で砂を払うようなナンセンスにも思えます。
もう根本的な体質改善しかない! と思ってはいたものの、具体的に何をしていいのやらわからないままだったところに、別のきっかけで出会ったのが「冷えとり」。花粉症にもいいと知ったのは、はじめてすぐのことでした。
そして、冷えとりは知るほどに、それまでの花粉症の疑問をおもしろいように晴らしてくれるものでした。
原因をもっているのは自分
まず、花粉症の原因とされる杉の花粉はすっかり悪者ですが、花粉だけが原因で花粉症が起るわけでなく、花粉症の人が自分の中に原因(内因)を持っていて、そこに花粉(外因)が反応して起るのだということ。
内因というのは主に欧米化した食生活にあるようで、特に冬場の食べ過ぎ(年末年始、もちろんわたしにもこころあたりがあります……)で溜まった毒素がアレルギーの症状を招いてしまっているらしいのです。
また、東洋医学で春は「肝臓の季節」といって、排毒の季節とされているそうで、冬場にせっせと溜め込んだ毒素が一斉に出てくる時期なのだとか(ちなみに、夏の終わりは「消化器の季節」、秋は「肺の季節」で、それぞれの臓器の毒素の排出が盛んになるのだそうです)。
余談になりますが、5歳の娘は季節の変わり目になると、手のひら、足のうらに湿疹ができて一週間くらい続きます。冷えとりでは手のひらも足のうらも毒の出口とされているので、時期と合わせて、この説と見事に一致することになりますね。
自分の食べた物を思い出す
さて、毎年花粉が飛んでいないはずの雨の日でも症状がひどいことが不思議でしかたなかったのですが、「内因」と「外因」ということを知って、やっと納得がいきました。外因である花粉が少なくても、自分自身の中にある内因からは逃れられないというわけです。
そう思うと、今や当たり前のように報じられる花粉情報の「多い」「少ない」を気にするよりは、自分の昨日食べた物を思い出す方がよほど意味があるということになりそうです。
外因の方の事情としては、杉の人工林が過剰に増えたということがあるのかもしれませんが、それでもアレルギーを起こさない人もたくさんいることを思うと、やはりスイッチを入れるのはいつでも自分の中の内因なのだと思うのです。
そして、内因とはすべてからだを冷やす行為でもあります。つまり、冷えを取ってあげれば花粉症の内因も自ずと減ってくるというわけです。
すっかり合点がいったわたしは、花粉シーズンを控えてせっせと冷えとりを続けました(はじめてから半年ほどしか経っていないので、あまり期待はしないようにしつつ)。
奇跡! 春が楽しくなりました
シーズン到来。ほとんど症状がないまま2月が過ぎました。その時点で既に信じられないことでしたが、例年ならとっくにピークに突入している3月に入っても、なんとわたしはまだ鼻で呼吸しているではないですか! これは奇跡です!
それくらいのことで……と思われるかもしれませんが、毎日毎日、本当にうれしかった! 毎晩眠るときに鼻呼吸に感謝! 起きたときにも鼻呼吸に感謝! といった感じでした(口呼吸で一晩眠ることは本当~に苦しいのです!)。
窓を開けよう! 洗濯物を干そう! 今までこんな風に春の空気を楽しめなかったなんて、人生絶対損してました!
改めておどろくのは、わたしがしたことは「冷えとり」だけだということです。
具体的には、冷えとり用靴下の重ね履き、寝るときの湯たんぽ、半身浴、それから食べ物に注意すること。どれも冷えとりの基本です。
靴下は4枚の基本セットを毎日24時間履いていました(さらに毛糸の靴下を重ねることも)。
湯たんぽは気温が暖かくなる4月になっても、もちろん続けました。
そして、皮膚から毒出しが!
そして、一番効果を感じたのはなんと言っても半身浴です。花粉症の時期を前にして、それまでよりも意識的に長時間の半身浴を続けるようにしました。最低でも1時間、長いときには2時間くらい入ります。
おもしろいことに、集中的に半身浴をするようになってすぐの頃、皮膚にたくさんの吹き出物ができました。顔、頭皮、太もも、背中。たくさんの毒の出口です。腰のあたり(背骨の上)には皮膚が薄く擦り剥けたような部分ができて、いかにも「ここから出してま~す」って感じがしました。
肌のトラブルはしばらく続きましたが、治まってからは以前より顔色が明るくなって、自分で言うのもなんですがちょっと肌が若返りました。
さらにうれしいおまけだったのは、お湯に浸かっているおなかと脚がいつのまにか痩せていたようで、ジーンズを買おうとしたとき、いつもと同じサイズではゆるくなっていたこと。落ちにくい下腹の肉も、なんの苦労もなしに落ちてしまったのです。
冷えとりにはこういうよい副産物のようなものがたくさんある気がします。
花粉症と食べ物についてはどうでしょう。「シソの実を食べるとよい」「ヨーグルトが効く」「やっぱり甜茶」、花粉症によいという食べ物の情報は溢れていますが、「これを止めると花粉症に効く」「冬場は粗食で」など、引き算的な情報は不思議なほどありません。
どの情報も消費とセットになっていることに気がつくと、ハッと目が覚める思いがします。
自分の内側が本当に大切
からだによいイメージの食品でも花粉症を悪化させてしまう物もあるようです。アーユルヴェーダによると、納豆、山芋などのネバネバ食品、ヨーグル ト、バナナなどのとろみのある食品などは花粉症にはむしろ悪い物だとされているのだとか(蓮村誠・著『毒を出す食 ためる食』より)。
ヨーグルトは一時、継続的に食べると花粉症に効果があると取り上げられましたが、実際「ヨーグルトで花粉症がよくなった」って話は、そういえば聞いたことがありません。
4月に入ってから症状が軽いのをよいことに、かなり冷えを呼ぶようなもの(あまり言いたくありませんが、スナック菓子とか……アルコールとか……) を食べたり飲んでしまったり、なかなか半身浴の時間が取れなかった時期が続き、まんまと症状が悪化するということがありました。
久々に鼻がコンクリート詰めになるようなマックスのつらさを味わって、去年まではこの状態が毎日だったのか……と思うと、我ながらよく耐えていたものです。来年は冬場の過ごし方からもっと気をつけてみようと思っているので、もっと快適な春になってくれるかな。
最後にもう一度、「内因」と「外因」についてなのですが、「自分の中にある原因と、外にある原因が反応して、何か現象が起る」ということは、実は世の中の何にでも当てはまることなのではないかという気がします。 つまり、自分の中に悪い要因を作らなければ、どんな外因の悪影響からも自由でいられるというわけです。
やっぱり、すべてのはじまりは「自分」。「しあわせな自分」なんだ、って思います。
☆レポートしてくださった方:E子さん
夫と子どもの三人暮らし。すてきな本と音楽が死ぬまでそばにあってほしい!と思うほどの、本好き、音楽好き。昨年秋、流産をきっかけに、冷えとりをスタート。
文|服部みれい 初回アップ|2009年3月27日
前回、冷えとりの会のレポートを届けてくれたE子さん。今回は、その後編をお届けします。冷えとり健康法のもうひとつのポイント、「食べすぎないこと」についてのレポートです。では、E子さん、よろしくおねがいいたします!
食生活の乱れが冷えを呼ぶ
さて、冷えとりのもうひとつの重要な要素「食べすぎない」ということに関しては、いまいち声が小さくなってしまうわたしでしたが、やはりこの日の幸恵さんのお話を聞いているうちに、無意識に習慣としているじぶんの食生活がどれだけ冷えを呼ぶものなのかに気づかされました。
幸恵さん曰く「冷えとりをしながら、たくさん食べてしまうのは、せっかく川をきれいにしているのに、上流からまた新たなゴミをどんどん投げ込むようなこと」。
マーマーマガジン編集部で酵素玄米や具沢山のお味噌汁、おいしいおつけもの、などのお昼をいただきながらお話を聞いていたのでなおさら思ったのです が、こういう食事がこんなにしあわせに感じられるのに、なんでせっせとからだを冷やすような食べものばかりを選んじゃうのだろう??? これは「からだが冷えているともっとからだが冷えることがしたくなる」という法則が見事にあてはまるわけですが、だとしたら断ち切れるのは自分だけです。
自分への本当のご褒美とは?
幸恵さんのお話を聞いた帰り道、なんとなく立ち寄ったデパ地下には「ご褒美」的な食べものの大洪水。それがまた誰かのからだをモリモリ冷やしていくのかと思うと頭がクラクラしました。
(本誌&別マー連載中だった)カワムラタマミさんのクラニオ日記にも「ハレ」と「ケ」について書かれていましたが、もうこの「ご褒美」の洪水は完全に「ハレ」依存症! 「ハレ」は人生を華やかにはしてくれるかもしれないけど、「ケ」という土台がしっかりしていてこそはじめてたのしめるものだったはず。
冷えとりを知ってしまった今、自分の不調の原因がそこにはないだなんて、わたしにはもういえません。 本当に「自分にご褒美」をしてあげるなら、まずからだの冷えをとってあげないとね!(キラーン)ってこころで思いながら、デパ地下を後にしました。
翌日、2時間の半身浴(新記録です!)。風呂場の窓を開けてひんやりとした空気を感じながらじんわり汗をかいていくのは、理屈抜きに気持ちがいいものです。
わたしの冷えとりは、大切な誰かの冷えとりでもあると、しつこいですが信じているのです。
☆レポートしてくださった方:E子さん
夫と子どもの三人暮らし。すてきな本と音楽が死ぬまでそばにあってほしい!と思うほどの、本好き、音楽好き。昨年秋、流産をきっかけに、冷えとりをスタート。
文|服部みれい 初回アップ|2009年2月20日
先日、マーマーマガジン編集部に、冷えとりのアドバイザーである進藤幸恵さんをお招きして、お話をうかがいました。その会に参加してくださった、マーマー ガールズのひとり、第6回のこのコーナーにも登場してくれたE子さんが、レポートを届けてくれました。では、E子さん、よろしくお願いいたします。
まちがった常識を手放していく
冷えとりを始めてもうすぐ5か月。冷えとりソックスが毒出しによって破れるまでの期間が少しずつ長くなってきて、からだの毒が減ってきたのかな~とうれし く思いながらも、食べものへの注意などがまだまだ足りない自分の冷えとりって、これでいいの? と疑問も感じていたころでした。
今回、進藤幸恵さんから直接冷えとりについてお話をうかがうことができたのは、そんなわたしには願ってもいない幸運だったわけですが、冷えとりをもっと知ることで、まちがった常識をたくさん手放すことができた気がしています。
時に痛快な幸恵さんのお話に笑わせてもらいながらも、内蔵の相関関係や内臓時間(『万病を治す冷えとり健康法』に詳しく載っています)など、冷えとりの立場から見るからだの知識とその説得力には驚かされることばかりでした。
実はすべて、内臓の毒出し
特に興味深かったのはからだの各所がそれぞれ内臓とつながっているというお話です。内臓に冷えがたまると、最初はその臓器とつながっているからだのほかの部分に不調が出るのだとか。
膝が痛いことも、喉が痛いことも、皮膚にトラブルがあることも、実は内臓の毒出しだったりするのです。
今までのわたしの感覚では、皮膚にトラブルがあれば症状を抑える薬を塗ったり、膝が痛ければ整形外科に行ったりするものと思っていました。でも、それではせっかく外に出ている毒をからだの中に押さえ込むことになって、行き場を失った毒素がより重要な器官にダメージを与えることになってしまいます。
不調を感じたら、まず自分の生活や食事を見直したり、からだを冷やさないようにするという、本来は医療よりも先にあるはずの簡単な自己診断や対処すら自分からすっぽり抜け落ちていることに気づかされて、自分のからだの担当者は誰なんだ! と、いきなり目を覚まされたような気持ちでした。
毒はからだから出たがっている!
幸恵さんのお話で、
冷えとり(特に長時間の半身浴)で体調がよくなった人の例をたくさん聞くことができました。
なかでも首に瘤ができたという方のお話は印象的でした。
首に大きな瘤(それは後に癌とわかるのですが)ができたその方は、ひたすら半身浴を続けたのだとか。それも「治してやるぞ!」という感じではなく、 「こんなんできてるし、とりあえず風呂でも入るわー」というノリのようでした。何時間も何時間もお湯につかり続けたある日、口の中にドロッとしたものが流 れ出してきて、見る見るその瘤はしぼんでいったそうです。
このお話を聞いて「毒は出たがっている!」と強く感じました。からだに入ってきた毒素というのも、単に行き場を失って途方に暮れた存在のように思えてきたのです。もちろんずっとご一緒したい相手ではないわけですが、毒だってぜひとも外に出たがっている。
恨むでもなく、戦うでもなく、ひたすら冷えをとってあげればよかっただなんて!
話がいきなり大きくなりますが、このことに気づいてから、世の中で起る悪いニュースに関しても見方が変わってきました。世界はしんしんと冷えています。自然の循環から外れたたくさんの毒が出口を探して、間違った形で排出されています。
冷えとりを始めて以来、自分の冷えをとることは、家族や大切な人の冷えもとってくれることと実感しているのですが、それは本当に小さな行為のようで、実は世界の冷えを減らすための行為でもあるんだ!って、靴下履きながら本気で思ってたりします。
(後編に続く)
☆レポートしてくださった方:E子さん
夫と子どもの三人暮らし。すてきな本と音楽が死ぬまでそばにあってほしい!と思うほどの、本好き、音楽好き。昨年秋、流産をきっかけに、冷えとりをスタート。
文|服部みれい 初回アップ|2009年1月9日
昨年4月の創刊号の「春のデトックス特集」で「冷えとり」を紹介して以来、編集部のまわりで、冷えとりがとにかく大ブーム! 読者の方からのお便りでも、とても多いのがこの「冷えとり」についてです。
このコーナーのはじめには、「冷えとり」を提唱されてきた進藤義晴先生の娘さんである幸恵さんにお話を聞きました。またその後は、3人の女性に登場していただき、「冷えとり」を実践してみた感想を聞きました。
今回は、興味はあるけれど、まだはじめていない! 今のやり方であっているの? という方のために、総復習をしてみたいと思います。
「冷え」とは?
からだの下半身が冷たく、上半身が熱い状態のこと。
東洋医学でいう六淫六邪(病気を起こす12の要因)のうち「寒邪」。
手足が冷たく感じる、いわゆる「冷え症」だけが冷えではありません。
暑がりのひと、特に顔が赤くなって「のぼせ」の状態になっている人は、「冷えのぼせ」の状態にあり、
相当冷えていると考えられます。
また、裸足でも冷たくない人、暑くて靴下をはいていられない人も、「冷えのぼせ」で、冷えを自分では感じられないほど、冷えていると考えられます。
また、いくら下半身があたたかくても、それ以上に上半身があたたかければ冷えていると考えられます。パソコンなどを長時間使うなど、頭を酷使しているひとも、特に要注意です。
冷えとり きほんのき
1 靴下の重ねばき
下半身をあたためるために、
下記のように靴下を重ねばきします
1枚目 絹の5本指靴下
2枚目 綿の5本指靴下
3枚目 絹のふつうの靴下
4枚目 綿のふつうの靴下
(これ以降は、素材、枚数とも自由に工夫して、増やしていきます)
ここがポイント!
☆靴下は足をしめつけないタイプを選びます
☆お風呂から出たら、すぐにはいて、寝ている間もはき、1日中はいています
☆スニーカーなどなら、4枚であればこれまでのものもたいていははけるはずです
☆もしくは、1サイズ大きめの靴をはくなどして工夫します
☆靴下以外にも、絹のレギンスなどをはいて、下半身全体をあたためるようにします
※靴下はマーマーなブックス アンド ソックスでご購入いただけます!
2 半身浴をします
下半身をあたためるために、このように入浴します
40度以下のお湯にみぞおちから下の部分だけ、
20分以上つかります。両腕はお湯から出しておきます
ここがポイント!
☆肩が寒いと感じる場合は、タオルをかけたり、途中で肩までつかるなど工夫します
☆必ず20分~30分以上つかります。汗がじわっと出てくれば芯からあたたまっている証拠
☆途中で寒ければ、追いだきをしてもOK
☆湯船に椅子を入れるなどして高さを調節すると楽に半身浴ができます
☆20分~30分以上、あとは何時間でも入っていてOK。24時間入ってもよいそうです
☆お風呂から出たら、まず、1で紹介した靴下からはきます。次に下半身から服を着ていきます
☆半身浴ができない、めんどうな場合には、足浴でもOK
3 食べすぎないようにします
食べすぎも冷えのもと。甘いもの、南の土地でつくられるもの、つまり陰性のもの=冷えるものはさけるようにします
ここがポイント!
☆氷の入った飲みものは、夏でも飲まないようにします
☆ビールなどのアルコールは特にからだを冷やすので、できるだけさけます
☆白い砂糖は特にからだを冷やします。注意して
次回は、なぜ冷えが怖いのか、万病をもたらす冷えのおそろしさについてとりあげます。
参考文献 『万病を治す冷えとり健康法』(進藤義晴=著 農文協=刊)
文|服部みれい 初回アップ|2008年11月21日
今回登場していただくのは、パートナーの仕事を手伝いながら、子育てをしているE子さん。E子さんは、ふたりめの子どもを授かりましたが、流産をしてしまいました。でも、そのことをきっかけに、冷えとりをスタート。お話をうかがいました。
からだの悪い部分から
破れていく
――E子さんは、冷えとりをはじめてどれくらいたちますか?
E子さん(以下敬称略) 9月からなので、始めて2か月ほどになります。
マーマーマガジン創刊号のデトックス特集で、重ね履き用のソックスの写真を見てためしてみたいと思って。
――実際にはじめようと思ったのは、流産がきっかけだったのですよね。
E子さん はい。
その時、漢方の専門家にすすめてもらった漢方薬がからだをあたためる効能があるもので、やはり婦人科系の不調にはからだをあたためることが大切なんだなって思ったんです。
五本指ソックスの取り寄せの際にお話しした「小すずめクラブ」の進藤さんにもやはり冷えによって子宮の状態があまりよくなかったのでは?といわれました。
――そっかー。冷えていると、妊娠もしづらいと聞いたことがあります。最初はどんなことからはじめたの?
E子さん まずは、(4足を重ねてはく)重ね履き用のソックスをワンセット購入して夜お風呂に入った後すぐから、翌朝着替えるまで履くことからはじめました。
ソックス重ね履きのままだと靴が履きにくいので日中は避けていたのですが、続けているうちに自然と昼間もソックスを履いていたくなってきたんです。 それで今では洗い替えの分も買い足したり、ぽってりしたサンダルも用意したりして、家や近所で過ごす分には一日中冷えとりソックスを使っています。
あとは時間ができると本を持ち込んでじっくり半身浴することも。
寒くなってきた最近では、早くも湯たんぽも使っています。湯たんぽ、最高です!
――4本重ねてソックスをはくの、抵抗ありませんでしたか?
E子さん はい。実は私は靴下を履いて寝るのはとっても苦手だったので、4枚も靴下をはいて眠れなさそう……と最初は冷えとりに消極的だったのです。今ではうきうきしながら履いているっていうのに!
それが、はいてみて、その心地よさにびっくり!
4枚も靴下を重ねて履くのに、蒸れるような感覚がないことに本当に驚きました。
別マーのほかの連載にもあるように、はじめて1ヶ月くらいの頃だったか、一枚目の絹の靴下が破れたんです。破れた場所はかかとと親指の付け根、足ツボ表のようなもので調べてみたらかかとは子宮、親指の付け根の方は喉、どちらも不調を感じていた部分だったんです。
破れた靴下を買い足すために「こすずめクラブ」に連絡したところやはり破れた箇所はからだの不調な部分の毒素がでているからとのことで、冷えが取れていけば破れなくなりますよ、ということでした。
冷えを感じられる
からだになった
――スタートして2か月ということですが、体調とかなにか、変化を感じますか?
E子さん 少し前までは裸足でフローリングの床をぺたぺた歩き回っていましたが、あまり冷たいとは感じていませんでした。それが今では冷たさを敏感に感じて、靴下をはかずにはいられません。冷えとりを始めるまでは冷えを感じていなかったのです。その感じられなかった自分、というのが今思うとちょっと怖いような気がします。どこかが麻痺していたのだなあって。
あと、不思議なのがじんわりと心にも力が湧いてくること。
子どもがひとりいますが、イライラをぶつけるようなことがなくなってきました。
うまくいかないことを人のせいにしたりすることもなくなった気がします。
苦手な人がいても、その人の苦手じゃない部分とだけつきあえるようになったり。
自分が冷えとりでホクホクしていると、湯気が上がるようにそれが周りにも伝わっていくような感じがして、おもしろいです。
――すてき。「腎」があたたまると、こころもしっとりおだやかになるんですね。冷えとりのよいところはどんなところだろ思う?
E子さん 誰でもすぐ始められて、継続も簡単だということ。体にも心にもよい変化が起ることです。
――こうなるといいな、という点はある?
E子さん 子どもたちの冷えが気になります。
近所の子に1ヶ月近く微熱が続いていた子がいるのですが進藤義晴さんの『万病を治す、冷えとり健康法』に、ずばり「秋口におこる子どもの長期微熱」 という項目があったので読んでみると、夏場のプール等でからだに冷えがたまっているところに気温がグッと下がるために起る微熱なのだそうです。
子どもの不調の原因に、「冷え」がひそんでいるのかもという視点がもっと浸透するといいなあと思います。
冷えとりは
自分を好きになるはじまり
――冷えとりでは、「食べすぎも冷える」といっているのですが、食べ方の点では何か実践していますか?
E子さん あまり徹底はできていませんが、自然とたくさんは食べられないようになってきたように思います。子どもにもあまり「食べろ食べろ」と言い過ぎないようになりました。
ただ、ちょっと不調なときになると、ちょっとジャンクな食べ物が食べたくなったりするので、そういうときはエネルギーが落ちてるんだなー、と自分の食欲の変化に注意するようにしています。
――家族や友だちの反応は?
E子さん まわりの女性はみんな、冷えとりの話題に敏感です。会社勤め、子育て中、いろんな環境にあってもみんな「冷え」を意識しているのだなあと感じます。
「冷え」と言ってもピンとこないようだった夫も、減量にいいみたいだよーとすすめるといつのまにか半身浴をするようになったりして、私としてはしめしめです(笑)。
――冷えとりをひとことでいうと?
E子さん 自分に「好き!」っていう行為。まず自分を大切にしなければ、ほかの誰も大切にすることにはならないんだということが、冷えとりをしてるとずんずん腑に落ちてきます。
――ううん、すばらしいです! またお話きかせてくださいね。ありがとうございました。
E子さん ありがとうございました。
☆お話をしてくださった方:E子さん(仮)
夫と子どもの三人暮らし。すてきな本と音楽が死ぬまでそばにあってほしい!と思うほどの、本好き、音楽好き。
文|服部みれい 初回アップ|2008年10月31日
Y子さんに続き、冷え症でからだがいつもむくんでいたというM子さんの冷えとり体験をご紹介します。からだだけでなく、こころの変化にも注目です。では、さっそくどうぞ!
靴下が気持ちよくて
びっくりしました
――M子さんは、冷えとりをスタートして半年くらいなんですよね。
M子さん(以下敬称略) はい。もともと足のマッサージが好きでよく行っていたんです。2,3日は楽になるんですが、またすぐにもと通りになってしまって。
――足のマッサージへ行っていたのは、疲れから?
M子 そうなの。もともと足、とくにふくらはぎが冷えていて。さらに、からだもいつもむくんでいて、常にこわばった感じというか……。
――それはつらいですね。
M子 ええ。それで5本指ソックスの重ねばき(4枚)を試してみたら、すごく驚いたんです。
――どういう点に?
M子 足首にゴムのところがあるでしょう? あれがとにかくしめつけない。ほわっとしたものに包まれている感じになって、そしてほかほかになって。とにかくしあわせな気持ちになったのを覚えています。
――4枚重ねてすぐはいたのですか?
M子 そう。はじめは4枚重ねてはいたらすごく暑いんじゃないかなって思ったんですけど、1枚だけはいているのと変わらない感覚なんですよね。別段暑くるしくないし。こう、はくとぬぎたくなくなるというか。このふんわりとした心地よさは、初めての感覚でした。
――夏もはけましたか?
M子 もちろん。毎日、毎日もうずっとはいていて……。なんかリラックスできるんです。逆にはいていないと落ち着かない感じというか。
――すごくよくわかります。では半身浴は?
M子 週に2回ほど、30分くらいの半身浴を続けています。いやなこととかあった日は特に入るようにしていて。汗と共にストレスが出ていくような感じがするのも気に入っています。あと、一人で仕事をしているときは、足浴しながらすることも。
――へえ!
M子 足湯はすごく好きで、仕事をしながらすることも!寸暇を惜しんでやっています(笑)。
こころの“冷え”が
とれてきた気が
――冷えとり、続けてみてどうですか? 何か変化はあった?
M子 まず実感するのは、便秘が減ってきたこと。出るときも苦しくなくなってきていて。それから足のむくみがなくなってきたし、何といってもおもしろいなと思ったのが、こころの変化なの。
――へえ、どんな変化があったんですか?
M子 人の批判をすることがすごく減ったの。こころが落ち着いてきて、何かいやなことがあっても引きずらなくなったというか。わたしね、からだの冷えのことももちろん興味があったのだけど、本を読んで、おもしろいなと思ったのが「こころの冷え」のことだったんです。
――イライラしたりすると冷えるんですよね。
M子 そう。あと、傲慢だったり、ひとをだましたりしても、「冷える」って書いてあって、すごくおもしろいと思いました。逆に、からだをあたためると、こころがしっとりして、他人をうらやんだりしなくなるって書いてあって。
――M子さん、それを自分のからだで体験したというわけですね。
M子 そうなんです。足もとがほかほかしていると、こころがしっとりするのは本当だと思います。こころとからだがつながっているというのは本当なんですね!
ねんざのあとが
どんどんかゆくなった!
M子 あとおもしろいことがあったんです。
――どんなこと?
M子 冷えとりを始める前に、足をねんざしたのね。病院へ行っていて一応よくなったといわれていたんです。でも冷えとりを始めたら、ねんざした部分が猛烈にかゆくなって、1週間くらい、もりもりかいていたんです。そうした ら、1週間後くらいに、ぴたりとかゆくなくなったという体験をして。まだ毒が残っていて、それが靴下をはいたことで出たのかな?と思ったりして。
――ふうん、おもしろい。M子さんは靴下破れる?
M子 破れるよ、破れる。1枚目と3枚目がよく破れるし、同じところ……足の甲や小指のところが破れるの。これは、どうも肩や肩甲骨と対応しているみたいです。毒だししているんですね。破れたらその部分を繕ってはいています。
――では、最後に冷えとりに興味をもっている人に、アドバイスはありますか?
M子 そうね、すぐに効果は出ないと思ったほうがいいかもしれません。期待しないで、気長に楽しんでやるのがいいですね。でも、じっくり続けていれば、変化は確実にやってくると思います。
――本当にそうですね。それは、ホリスティックな医療全般に言えることかも。
M子 そうですね。あと、冷えとりの本も、最初に読んでおくことがおすすめです。なぜ、冷えとりがからだとこころによいのか、自分でちゃんと納得してから始めるのがいいと思います。そうそう、言い忘れたけど、生理前の緊張、PMSも軽くなったのよ!
――いいことづくしですね。
M子 冷えとりは、害がないのがいいと思う。靴下を何枚はいてもかぶれたりしないし、副作用もない。PMSが軽減されただけじゃなくて、食べすぎなくなったし、疲れにくくなっているのも実感する。呼吸も深くなって夜も眠れる ようになったと思うんです。家族にもすすめて、今は夫もはいています。
――またぜひ続けてみて、お話、聞かせてください!
M子 もちろんです!
――ありがとうございました。
☆お話をしてくださった方:M子さん(仮)
現在、フリーで活躍中の編集者・ライター。夫とふたり暮らし。「食べすぎなくなった、PMSが軽減された、便秘が軽減されたほか、こころがしっとりと落ち着いてきたことが何よりうれしい」とM子さん。体重が落ちてきて、からだ中がすっきりしてきたとか。
文|服部みれい 初回アップ|2008年9月12日
前回で最終回といっていた「冷えとり」のお話ですが、おかげさまで大好評!! というわけで、もう少し続けていきたいと思います。今回からは、冷えとりを 初めてトライした女性たちにインタビュー。実際に冷えとりをしてみて、どんな感覚がするのか、どういう変化が起きたのか、きいてみます。第1回は、モデル のお仕事をしているY子さんです。
半身浴で
生理痛が楽に
――Y子さんは、冷えとりを始めたきっかけって何だったんだっけ?
Y子さん(以下敬称略) 最初は、マーマーマガジンにも載っている冷えとりの本を読んで、おもしろいなと思って。
――どういうところがおもしろいと思ったの?
Y子 全部。書いてあること全部がおもしろかった。あと、わたしは結婚して約2年経つんだけど、あかちゃんを授かりたいなということもあって、冷えとりに興味をもちました。
――そっかー。わたしも、高齢での妊娠でもつわりがないとか、出産が楽とか、あと更年期障害もないという例をきいて、すごく惹かれたんだよね。それでY子さんは、さっそく重ねはき用の靴下を取り寄せてはいてみたんだよね。
Y子 4枚重ねばき。これが、すごく気持ちよかった。それですぐに、半身浴も始めて。
――最初は、あまり入っていられなかったんだっけ?
Y子 うん。でも、今では30分くらい、汗がじわじわっと出るまで入っていられるよ。
――靴下の重ねばきに、半身浴。続けてみて、何か変化はあった?
Y子 わたし、実は、生理がすごく重いんです。重いというか、痛みがす ごくあって。今年7月に激痛が走って、病院へいったら子宮内膜症と診断されたの。でも、3か月くらい前に、しっかり半身浴をしていた時の次の月は、生理痛 がうそのようになかったのね。それでちょっと油断したら、また痛んでしまって。正直、冷えとりをさぼってたんだよね。
――そっか。靴下は毎日はいてるの?
Y子 家にいるときとか、はけるファッションのときに。服部さんはどうしてるの?
――わたしは、毎日はいてるよ。どうしてもパンプスという日以外は、毎日。夜寝るときも、朝起きてからもずっとはいてる。
Y子 ファッション、困りませんか?
――そうだねえ、確かにブーツ率が高くなったかも。あと大きめの靴を買ってはいてるよ。でも、まあ、わたしの場合は、無理してパンプスはかなくてもやっていけるから、大丈夫かな。
Y子 全体のコーディネートを考えると難しい日もあって……。マーマーマガジンで、冷えとりファッション、本気で特集してほしいです!
――考えてみるよ(笑)! それにしてもY子さんは、靴下破れた?
Y子 すぐに破れたよ!
――へえ、おもしろい。同じところが破れなかった?
Y子 どうだろう、最初にはく絹の5本指ソックスの右足のかかとばかり破れる。あと、何枚目かの靴下も破れます。
――わたしは、破れるまでに時間かかったんだけど、毒素が出ている! と思って(笑)、破れているとちょっとうれしいんだよね。ふふふ。
Y子 (笑)
――足は、からだの臓器と呼応してるから、やはり、悪いところが破れるらしいよ。
Y子 へえ!右足のかかとが何と対応しているのか調べてみようっと。
期待せずに、ただ、
続けるのがコツ
――話は戻るけど、生理痛、ここ数か月、また痛んでるっていってたけど……。
Y子 そうなの。それで、すごくつらいし、子宮内膜症というと心配じゃない? だから、進藤幸恵さんにメールをしてみたのね(注*進藤義晴さんの著書にメールアドレスが記載されています)。そうしたらお電話をくださって、いろいろアドバイスをいただいたの。
一番はっとさせられたのが、「痛みを怖がらないで」という言葉だった。痛いのって、苦痛だから、すごくいやだなって思ってしまうんだよね。だけど、「怖がらないで、ただただ、冷えとりをしていれば大丈夫だよ」っていわれて、なんか、ほっとしたの。
――いやー、わかる。だって調子悪い時、「治そう、治そう」って、どうしても焦ってしまうよね。わたしも東洋医学の先生に教わったことがあるよ。「治そうとしちゃだめだよ」って。「治るとか、治らないとかそういうんじゃなくて、ただ、続けなさい」って。
Y子 わかる! わたしね、ここ1か月くらい、すごく焦ってたし、効果を期待しすぎていたと思う。半身浴も、靴下も、あれも、これも、いろいろやってるから、「どうだ、効果出るだろう!」って、すごく期待していた。でも期待しないことが大切なんだよね。
――そうだね。無心で続けるってことが大事なのかも。
Y子 うん。あと、本にも書いてあったけど、出るものをどんどん出すっていうのがすごくいいと思ったの。わたし、アトピーも少しあるのだけど、「かゆいところをどんどんかきなさい」っていうのも新鮮だった。あれを読んだ時、冷えとりは”オルタナ”だなって思ったよ!
――まさに、医学界のグランジロックだね(笑)
Y子 (笑)。今はまだ、痛みはあるけど、でも徐々に変化もあるんだよ。特に、精神的には、すごく落ち着いたと思う。だって、足元がぽかぽかだと、なんか安心じゃない? ちょっといやなことがあっても、「今日は靴下はいてるから、大丈夫」ってなぜか思えるんです。
あと、食べる量が全体的に自然に減ってきた。「ここでやめよう」というポイントがわかるの。これは大きな変化のように思います。
――うーん、すばらしい。
Y子 それから、今も、4枚靴下を重ねばきしているんだけど、ものすごく足が冷たい。前は感じてなかったけど、自分のからだが本当に冷えてるんだなってよくわかるようになったよ。
――Y子ちゃんは、おかあさんやまわりの人にも、冷えとりをすすめているんだって?
Y子 うん。でも、「自分でよくしたい」と思えるようなひとにだけ紹介したいなと思ってるの。少し前のわたしみたいに、「これをやっているから治るはず!」なんて他力本願な人じゃなくて。
――そうだね。わたしたちの生活って、リモコンを押せばテレビがつくし、PCで、「コントロール+Z」を押せば、いつでも前の状態に戻れる。風邪を ひけば薬に頼り、医者に頼る。そういうことに慣れすぎていて、自分のこころで考えて、自分で動くっていうことをしなくなっている気がするのね。こう、おなかの下のほう(丹田)に力が入ってないっていうか。ふにゃふにゃっと生きている。でも、冷えとりは、そういう依存型の生き方を変えてくれるきっかけにもな るのかなって思ってるの。
Y子 なるほど!
――とにかく、あまりがんじがらめにならず、でも、ある時期真剣に取り組むのが大事かもね。これからもまた続けてみて、またお話をきかせてね。
Y子 とにかく、これからは無心で続けてみるよ(笑)。
――うん! 合言葉は「無心で!」だね。ありがとうございました!
Y子 ありがとうございました。
☆お話をしてくださった方:Y子さん(仮)
雑誌や広告で活躍中の、20代後半のモデルさん。冷えとりをスタートして3か月。家にいるときを中心に、靴下の重ねばきを実践。週に4~5回ほど、夕方か 夜に、半身浴を行っているとか。ちなみに、進藤幸恵さんには、4枚ではなく、もっとたくさん靴下をはくように、ズボン下もはくようにすすめられたそうです。
文|服部みれい 初回アップ|2008年8月8日
前回#2から引き続き、冷えとりの第一人者である医師の進藤義晴さんの娘、進藤幸恵さんのインタビューをご紹介します。子宮内膜症だった幸恵さんの肌には、湿疹が出てきました。冷えとりを行い、3年間湿疹をかき続け、ある日、ぴたりととまったのだとか。子宮内膜症と湿疹の関係は? また、なぜ、冷えとりは万病を治していくのか?その秘密に迫ります。
からだはつながっているのだ
――それにしても、そもそも、どうしてそんなに湿疹が出たのでしょうか?
幸恵さん わたしは、もともと子宮内膜症があったのですが、これは粘膜が弱いということなんですね。粘膜というのは肺・大腸系(図・参照)と関係があって、そして皮膚と深い関係がある。だから、もともとは子宮内膜症として出ていたものが、皮膚に移っていったと考えられます。

――子宮内膜症の部分だけ治しても、またどこかが悪くなる可能性がある。からだはすべて関係している、ということですね。
幸恵さん そうですね。冷えると、上の図にある腎がまず悪くなります。わたしもOL時代、とにかく足元を冷やしていましたから、腎が冷えたのだと思います。婦人科系(男性の場合は前立腺など生殖器系)は、肝と腎に毒が溜まると悪くなりやすいんです。逆にいえば、この腎をあたためれば、全体がよくなっていく、ともいえるんです。
出産もラクラク、つわりも少ないのだ
――先日は、冷えとりの会に出席させていただいて、とても興味深かったです。
幸恵さん 今、冷えとりの活動をしているグループが全国に20か所くらいあって、みなさんが冷えとりをしてどうやって元気になっていったか、情報を共有しています。
――あらゆる症状の人が冷えとりを実践していますね。それにしても、西洋医学の薬に対する依存の深さについて、非常に考えさせられました。数値からいうと、本当は高血圧ではないのに、お医者さんに高血圧だと言われて、それを信じ、薬が手ばなせなくなった方とか。何年も治っていないうえ、薬づけになってた話を聞いて、暗い気持ちになりました。
幸恵さん 先日も、不眠で悩む方から相談がありました。その方は長年不眠で、不眠症で有名といわれる医師のところへ行って(その先生は、実はメディアにもよく出る、不眠の大家、のような人なのですが)……処方された薬の副作用がすごいというのです。その人は、眠れないのが治らないばかりか、薬の副作用で、からだに力が入らなくなってしまったんです。とうとう空のペットボトルさえ、もてなくなってしまって、冷えとりの相談に来られた。冷えとりを続けたら、夜も眠れるようになって、ものもちゃんともてるようになってきています。何でも薬、薬、というのは、本当にどうかと思いますね。
――人によってからだは違う、ということと、その人全体をみる、という観点が、まだまだ従来の西洋医学には足らないような気がします。根本から治っていないという人が多いような気がするんです。それは、医師不足、高い医療費のことを考えても、効率的でないような気がするのですが……。
幸恵さん ただ、すぐに薬をやめては? といっても、怖いと思うのですね。だから、この不眠の方のように副作用が強く出ている場合は中止する必要がありますが、そうでなければすぐにやめなくていいと思うんです。これまでの治療を続けながら、冷えとりもするといいですね。岩手のある産婦人科では、出産するぎりぎり前まで、足湯をすすめているところもあります。足湯でからだをあたためると、とても出産が楽なのだそうです。医療成績があがることを考えたら、西洋医学の病院でもぜひ冷えとりを加えていただきたいなと思います。
――そういえば、冷えとりをしっかりやっていると、高齢出産でもつわりがないと聞きました。
幸恵さん そうですね。出産自体も楽です。2人目までは難産だったけど、冷えとりをしたら3人目は、短時間でつるっと生まれたという方もいました。
治りかけ、治ったときこそ、大切なのだ
――不眠、出産、そのほか、どんな方から相談がありますか?
幸恵さん アトピー性皮膚炎の方、がんの方、不妊の方、とにかくたくさんの方が、冷えとりを行っていますよ。最近では、パニック障害の方もいらっしゃいます。パニック障害もやはり、腎が冷えていることが大きな原因です。腎が冷えると、怖いという感情が強くなる(図・参照)。だから、逆に足元をあたためて腎臓の毒が減ると、徐々によくなっていくのです。スタミナもついてきますから、外に出ようという気になってきます。その女性は、「冷えとりをしていたら、自然に、外に出たくなってきて、外出したら何ともなかった」といっていました。
――「気づいたら、よくなっていた」というのはいいですね。治そう治そう、と力まずに、ただ、冷えとりをすればよいのですね。
幸恵さん ただ、よくなりかけがとても大事です。以前、心臓の内を包んでいる心房の裏側にがんができた方がいました。その方は根気よく半身浴をし続け、甘いものを絶ち、冷えとりを実践していきました。そしてある日、検査をしたら、がんがなくなっていたのです。お医者さんもびっくりされました。でも、しばらくしたら、またがんが再発していたのです。実はその方、がんが消えてうれしくなって、好きなものをまたどんどん食べてしまったというんです。その方はその数ヶ月後亡くなられました。とても残念でしたが……。
――よくなった時が本当に大切ですね。
幸恵さん そうなんです。毒が出切ると、調子がよくなります。そうして、そこで、冷えとりの習慣をやめてしまう人が多い。すると症状はまた元に戻ります。毒はまた入ってきますから、出し続けることが大切なんですね。やめないことです。
――人間、すごく悪くなってもなお、からだを甘くみてしまうんですね。
幸恵さん もちろん、こつこつと冷えとりをされている方もたくさんいます。冷えとりは、副作用がない、自分で病気を根本から治せる唯一の方法だと思います。現在症状がなくても、現代の生活をしていたら、からだの奥には、冷えがたまっていると思います。冷えとりはお金もかからないし、肌もピカピカになって、若返ります。健康になるだけでなくて、こころも落ち着いてきて、ストレスにも強くなります。ぜひ、たくさんの方に、実践していただきたいなと思っています。
――ありがとうございました!
☆お話をしてくださった方:進藤幸恵〔しんどう ゆきえ〕さん
「冷えとり」を提唱する進藤義晴さんの娘さん。愛知県・小牧市で子すずめ・くらぶを主宰。ご自身の体験のほか、たくさんの方の臨床例などをもとに、冷えとりの方法を伝えている。
☆「冷えとり」は、1)食べすぎない 2)半身浴 3)5本指ソックスの重ねばき などで行うことができます。詳しくは『新版 万病を治す冷えとり健康法』などの専門書をご覧ください!
文|服部みれい 初回アップ|2008年7月3日
からだ全体をみる医学にハマったのだ
わたしが「冷えとり」について知ったのは、高校生のとき。かれこれ、20年くらい前になります。東洋医学と冷えとりについて書かれた『万病を治す冷えとり健康法』(農文協=刊)を読んだことがきっかけでした。以来この本を、何度読んだかわかりません。セーラー服を着ていたころも、パンプスをはくように なってからも……。
そう、からだへのオルタナティブなものの見方を、はじめて教えてくれた本がこの本なのです。風邪をひいたら風邪薬を飲む、湿疹が出たらその湿疹をとめる薬をぬる。そういったいわゆる西洋医学的なものの見方ではなく、からだを全体からみてよくしていく、すべてはつながっていて、そのことを感じながら暮して みるということの根本をこの本を通して知ったのだと思います。
はっ……。
この本を読んでいなければ、『マーマーマガジン』もなかったかもしれない……(!)。
うーん、本当に、そう考えるとなんだかすごいです。
なにせ、本物を紹介したかったのだ
今回、『マーマーマガジン』を創刊するにあたって、読者のみなさんに本物を紹介したいと考えました。もちろん、編集部で試してみて本当によかった、できるだけ最高のものを、です。ですから創刊号では、ぜひ「冷えとり」を紹介したいと思っていました。簡単で、安価で、誰にでもできて、続けやすくて、副作用がなく、臨床例が多いことも信頼できるポイントでした。何より、他人本位ではなく、自分で自分をよくしていけるのがいい。
しかし、冷えとりの第一人者である医師の進藤義晴さんは、マスコミぎらいと聞いています(「本物」のなかには、メディアには出ない、というひとやものがたくさん存在するのです)。おそるおそる、ドキドキしながら連絡を取りました。時間をかけて理解をしていただき、ご紹介してもよいことになったとき のよろこびといったら! 本誌では、ほんのごく一部ですが、冷えとりについてご紹介しています。
別マーでは、ご高齢である義晴先生に代わって、娘の幸恵さんにお話をうかがってきましたので、その一部をご紹介したいと思います。
冷えとりはこうして生まれたのだ
――このたびは、ありがとうございました。さて、さっそくですがこの冷えとり、進藤義晴先生はいつごろから始められたものなのですか。
幸恵さん 父はもともと西洋医学の耳鼻科の医師でした。父は当時から、「患者さんに苦痛を与えない治療」「絶対に痛くない治療」をめざしていました。元来やさしいところがあったのですね。「子どものころ、自分が診てもらっていた医師がすごくいばっていて、それがとてもいやだったから」という話を聞いたこともあります。
――でも、のちのち東洋医学に転向していかれたのですよね。
幸恵さん はい。西洋医学の方法で治療をしていたけれど、患者さんがなかなか治らない。治らないのはなぜだろうと、東洋医学の勉強をし始めたのです。そうして勤めていた病院をやめて、東洋医学をベースにした医院を自宅で開業したのです。
――冷えとりは、そのころに発見されたのでしょうか。
幸恵さん そうですね、1980年代ごろだったと思います。開業当時は 鍼や灸を治療に取り入れていたのですが、足から毒が出ることがわかり、足をあたためるとからだが楽になるということがわかってきたのですね。六邪(風邪・ 寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪)が足のツボを刺激することでよくなっていった。これはよいと、半身浴など、足や下半身をあたためる方法を自分で試していっ たわけです。
――5本指ソックスもそのときに見つけられたのですか?
幸恵さん そうです。父は当初、ホームセンターで作業用の軍足と呼ばれるものを買ってきて自分で工夫をしてはいていました。わたしたち家族もずいぶん実験台になったんですよ。
――華岡青洲の妻、みたいですね。ひょっとすると、5本指ソックスの健康ブームを作ったのって、進藤先生ですか?
幸恵さん おそらくそうだと思います。特許を取っていれば、今ごろ御殿が建っていた、なんてよく話しています(笑)。
――そうですか! 5本指のソックスは、数年前に比べると実に幅広く知られるようになりましたよね。しかも絹ソックスと綿のソックスの重ねばきの方法はすごいと思います。
幸恵さん 絹のソックスを導入したのは、今から20年前くらいです。足の指から排毒するしくみがわかった父が、排毒する力がもっとも強い絹を靴下にしてみた。しかも保温をしっかりしていくために、その上に綿の5本指ソック ス、絹と綿のふつうのソックスを重ねていく方法をあみだしていったというわけです。
とにかく出す、出してよくなるのだ
――幸恵さんご自身も、もうずっと冷えとりをされているのですよね。
幸恵さん ええ。今日もソックス10枚、ズボンの下に(ももひきのような)スパッツを3枚重ねてはいています。
わたし自身、アレルギー性鼻炎があったり、子宮内膜症があったんです。20代のころOLをしていて、当時としては早かったのですがコンピュータを使う仕事をしていたのですね。しかも夏はクーラーがしっかりかかっているところで、完全にからだが冷えてしまっていました。生理痛がひどくて1日目など横になっ ていないといられないくらいいつもフラフラでした。
――3年間、湿疹が出続けたというお話を聞きました。
幸恵さん 20代のうちから冷えとり(5本指ソックス重ねばき、半身 浴、食べ過ぎないなど)をし始めて、35歳のときから足首に湿疹が出始めました。しだいに、足じゅう湿疹だらけになったのです。ソックスと合わせて、ス パッツも何枚もはいていたのですが、皮膚が布にひっついてしまうほど。湿疹をぼりぼりとかいて、粘液が出て、布に張りついてしまうわけです。
――進藤先生は、とにかく出すものはいいものだとおっしゃっていますね。おなら、げっぷ、せき、湿疹、何でも出しなさい、かゆいものはかきなさいって。
幸恵さん OLをやめたあと、配達業をしていたのですが、一人で車に乗る仕事でしたので、運転しながら人目を気にせずぼりぼりとかきむしっていました。大好きだった甘いものも3年間絶って……。
――すごいです。ふつう、それだけ長い間湿疹が出ていたら、もういやになって、病院へ行ってしまいたくなると思います。
幸恵さん いや、わたしも何度ももう病院へ行こうかと思いましたよ。何 度もあきらめそうになりました。でも、どれだけ出せるか試してみよう、本当に冷え取りだけで治るのか、この皮膚はよくなるのか、実験してみよう、そんな気持ちでいたのです。そうしていたら、ある日、ぴったりととまってしまいました。(毒素は)納得するまで出ると、出ることがとまるのですね。とめてはいけな いのだと思います。
まだまだお話はつきませんが、今号はここまで。次回は、なぜ子宮の病気やアレルギーのあった幸恵さんの皮膚に湿疹が出たのか、なぜ冷え取りでよくなったのか、からだ全体のしくみについて、お話を続けていきます。お楽しみに!!
文|服部みれい 初回アップ|2008年5月23日
現代は冷え冷えなのだ
「冷えとり」ってみなさん知っていますか?
文字通り「冷え」をとるってこと。
からだって、想像以上に、ものすごぉぉぉぉぉぉぉく冷えてるのですよ!
ひえ~っ!!!!
……orz
大変失礼いたしました……気を取り直して……。
現代社会はとにかく冷えることだらけ!
例えば、冷たい飲みもの。レストランへ行けば、氷入りのお水が出てきます。ビールをぐびぐび。アイスクリームをがぶりがぶり。しかも冬でもトマトなど、いわゆる夏の冷える食べものをたっぷり食べていれば、からだにどんどん冷えがたまっていきます。
さらに、服装!
そう、わたしも外国人気どりでやっていましたとも。裸足にバレエシューズ。裸足にスニーカー。裸足にパンプス。これ、完璧冷える!
そして、本誌でも紹介した食べすぎ!
これがめちゃんこからだを冷やすんです。このメカニズムは本誌にゆずるとして、そのほかにも、「むきーっ」と怒ると冷える! 「イライラ」とすれば冷える! 「わたしってまるでダメ子」と思えば、さらに冷える! 現代って、冷えることだらけだと思いませんか?
五本指重ねばきでぽかぽかなのだ
この冷えを取ると、からだの血や気の循環がよくなって、美容にも健康にも、実によいのです。その冷え取りの超ベーシックな方法が、「五本指ソックス」を重ねてはくというもの。絹の五本指、綿の五本指、絹のふつうのソックス、綿のふつうのソックス、と最低でも4枚はきます。
これが、想像以上にいいんだな!
校正のTさんは、はいた瞬間に、
「ものすごくしあわせ!」と感じたそうです。
そして「はいていると自然なぬくもりが心地よくて、もう二度と脱ぎたくない感じがして、外出中も愛用している」とのこと。あわせて半身浴もはじめたTさんは、「便秘もなくなって、朝すっきりと起きられるようになった」といっていました。なんと、以前に比べると人の批判もしなくなったような気がするとか。そう、こころもなんか、しっとりしてくるのですよね。わかるわかる。
わたしは、はきはじめて3日目くらいの朝(ちなみに、靴下は夜、お風呂からあがったらすぐはいて、そのまま眠ります)、部屋中が、めちゃんこ臭かった!! おもいっきり部屋の窓あけましたから。そう、デトックスしてたのですね。
しかもその夜見てた夢というのが、港からどんどん船が出て行くのを高いところから見ているという夢……(船=毒!!)すごくないですか?
ちなみに、すぐにはじめられる方法は、半身浴。わたしは、朝と夜の2回やってます。それから白湯を飲むこと。真夏でも、よほどでない限り、氷が入ったものは飲みません。これも、編集部でブレイク中。みんな、あたたかいもの、愛飲してます。
えー? そんなのムリって? でも、風邪もひかないし、いつも「すごく元気だねー」といわれます。お肌もツルツルですよ! こう、エネルギーがおなかの底からわいてくる感じというのかな? 精神的なリカバーも超早いです。
五本指ソックスのくわしい内容は本誌へ!
この五本指ソックス重ねばきの生みの親は進藤義晴先生なのですが、来月はその娘さんの幸恵さんにインタビューしてきます! お楽しみに! チャオ!