7月10日(日)長崎書店3Fでイベント開催!
9日(土)は、長崎次郎書店で販売会を開催。
そして10日(日)は、長崎書店3Fのリトルスターホールで
読者のみなさまに遊びに来ていただくフリースペースを
長崎書店社長の長﨑健一さんにご提供いただきました!
みなさまのこと、生活のこと、地震のこと、
マーマーマガジンのこと、みれいさんのこと、
今気になっている人、今怒っていること、嫁姑問題、
婿の鑑について、などなど
なんでもお話できる場所になったらうれしいです!
熊本・九州の読者の方おひとりおひとりとの出合いを心から楽しみにしております!
当日は選挙もありますし(ぼくは期日前投票を済ませています。念のため)、
ご都合のよい時間に、ふらっとお立寄いただけるだけでも、
開催時間中ずーっと居ていただいても、
どんなかたちでもお越しいただけたら、うれしいです!
エムエム・ブックス 服部 福太郎
【イベント詳細】
時間:7月10日(日) 10時~14時
場所:長崎書店 3階 リトルスターホール
7月9日(土)長崎次郎書店にて販売会開催!
2年前にはじめて行った熊本。
販売会を行わせていただいた長崎書店も長崎次郎書店も、ほんとうに素敵な場所で、
そして販売会に遊びに来てくださるお客様や読者のみなさま、長崎書店・長崎次郎書店の
みなさまがほんとうに優しくて……、ぼくは一気に熊本が大好きになりました。
ずっとずっと行きたかった熊本、8日には阿蘇に、9日は長崎次郎書店さんで販売会
(といってもご来場者みなさまに必ずなにか当たるくじを引いていただくなど
遊びに来ていただくだけで、ほんとうにうれしいです!)
10日には読者のみなさまと気軽な交流会みたいなことをさせていただきます!
10日のことは、またおってご連絡いたします!
熊本、九州のみなさまとお会いできることを、心から楽しみにしております!
開催日時:7月9日(土) 11時〜18時
場所:長崎次郎書店 イベントコーナー
#10 巣ができるとうれしい
去年の3月に美濃に引っ越してきました。
当時事務所として使用していた古民家(いまは「エムエム・ブックス みの」の店舗)
の屋根下につばめの巣がつくられて、
ヒナが巣立って行くまでの一部始終を見ることができたことは、
ほんとうに感動的でした。
(みれいさんもつばめとの交流を個人ブログで書いています)
近隣の建物にも、たくさんつばめの巣が出来ていて、
近所のみなさまは「毎年のことだからね〜」と
もう慣れっこっていう感じ。
でも今年もつばめが巣をつくってくたのを確認すると、
ぼくはなんとも心が華やいでうかれてしまいます。
つばめに「ここなら大丈夫だ!」と、選んでもらえたことが
ほんとうに……バカみたいにうれしいんですよね(笑)。
だって場所選びを間違えたら、卵やヒナ、さらには巣ごと
ぜんぶ失うことだってあります。
実際にカラスに襲撃される巣やヒナを何度か目撃しましたし
卵の段階では、スズメぐらいのおおきさの鳥もつばめの巣を狙っています。
つまりつばめにとって巣の場所決めは生命をかけた選択なんです。
そんな中うちを選んでくれた!
つばめたちの思いがうれしくて、なんとか無事にみんなで飛び立つまで
お守りしますぜ! という気持ちになります。
つばめたちは外敵が近づくと、特殊な警戒音を出して鳴き、
他のつばめたちに応援を呼びかけます。
ぼくもその鳴き声に応えます。
(どのつばめよりはやく駆けつける覚悟があります!)
その鳴き声を聞くと、タッタッタッターと仕事をほっぽり出して
2階に駆け上がり、窓を開けて、つばめたちの外敵ににらみをきかせます。
しかし……
実際は、つばめたちはぼくを見て………
「もっとやばい敵が来たーーーー!!!!」と
警戒音のような鳴き声をMAXに出し、窓から身を乗り出したぼくを威嚇します。
そうこうしているうちに美濃のつばめ全員が集合したんじゃないか、というぐらい
異様な数のつばめが応援に駆けつけ、あたりを旋回しだします。
その様子に、カラスなどの外敵はすごすごと逃げて行きます。
逃げて行く外敵を確認してからぼくも窓からそっと離れ、仕事に戻ります。
つばめたちに外敵と認識されるのは辛いですが(笑)
我が家の巣が守られるのであれば、オールオッケーです。
ちなみに最近ホメオパシーのことをにわかに勉強しはじめて
「もっと大きな敵が来たー!と思わせて、元の敵を完全に追い出す………
これもまた同種療法や!」と一人感動してしまいました………。
つばめさんたち、ぼくは敵ではなくレメディーなのです!
(ほんとうにどうでもいい話ですが……)
そしてそして今年は編集部のある古民家の庭でも
ヒヨドリの巣がつくられていました!
巣から出てきたヒナたちが飛ぶ練習や
またつばめとは違った親子のコミュニケーションの様子を見ることができました。
お店でも編集部でも、鳥たちが巣をつくり、ヒナを育て、巣立って行く!
そしてぼくたちがその過程を見て、感じることができるなんて………
いやー、なかなかいい場所、いい会社だなぁ、と
しみじみと思ったのでした。
最後は、会社自慢になってしまうタコ社長日記でした!
#10 タコ社長、季節はずれの方針発表会
#9 会社は自然
まったく更新がされないこのコーナー……
ホームページの貴重な1コーナーをいただいておきながら
「タコ社長福太郎は一体全体なにをしているのだ?」
そんな読者のみなさまの愛あるお叱りのお便りも届かなくなった今日この頃……
なにくわぬ顔をしながら、更新させていただきます!
先日、近所の里山で開催された「大地再生の講座」に参加してきました。
講師は矢野智徳さん。
今、日本全国の大地は、コンクリート構造物などの影響で
大地の中を流れている空気、そして大地の血管である水脈が塞がれてしまい
「呼吸不全」を起こしてしまっている状態だそうです。
矢野さんは、そんな状況におちいっている全国各地の大地を
その土地土地の空気・水・光の動線を軸に自然環境を読み、
大地が呼吸できるように環境整備、自然治癒される活動をされています。
矢野さんのこと詳しく知りたい方は、ぜひお名前で検索してみてください。
わかりやすく紹介されているサイトがいくつかあります。
この講座に参加させていただき、ほんとうによかったです!
今夏に編集部の庭を改装予定で、庭の環境をものすごくよくする
実作業を学べたことがもちろんうれしかったのですが、
なにより講座を通じて矢野さんの自然とのかかわり方を目のあたりにして
自分の仕事や会社に対する考えに、革命的なヒントをいただきました!
受講中にとったたくさんのメモの中で、いちばん大きな字で書かれた文字は
「自然のような会社にしたい」でした。
しかし、メモにおおきく書いたものの
「自然のような会社ってどういうこと?」と聞かれると…うーん。
ちゃんと答えられない自分がいます。
ただ講座中のメモに「自然のような会社」の断片がいくつかあります。
たとえば
◯手入れがいきすぎてしまうと、植物や自然はいじけてしまう。
◯枝を剪定するときも、自然の風で折れる節で折ると、
周りの自然にあわせて成長するようになる。
◯枝の剪定が人工的だと、暴れだす!
(急激に伸びたり、変なところから枝が生えたり、反発したり)
スタッフが抱えている問題や課題を手助けしすぎると
かえって伸び悩んだり、混乱してしまったり、と
ちょうどその時実際の業務の中でそういうことがあり、
置き換えて考えさせられることも偶然にあり……。
どれもなんだか人間関係や会社の仕事、子育てなどにあてはめられる気がしませんか?
さらに、矢野さんは里山のフィールドワーク中にこんなことを話されていました
◯「石の表情が本来の表情じゃない」
◯「山ゴケ本来の緑の色が出て来ていない」
◯「強いはずの笹もいじけて、元気がない」
◯「本来、水生植物がはえるところに、泥がたまってしまい、水際の植物が
勢力をまして生えてしまっているから、川がどんどん疲弊していく」
矢野さんに言われて、そんなこと今まで考えたこともなかったのですが
「たしかに石の色が、もっと乾いている感じだったら、
ここの景色は、もっと気持ちがいいな。もっといきいきとした山ゴケだと、なんか
いい感じだよな」などと感覚的に思う場面もありました。
しかもこういったことも「お客様やスタッフの顔の表情、お店に置かれている商品を
みるだけで、けっこう重要な情報をキャッチできるよな」と思えたり、
「風通しの悪い環境では、どんな強い人でも疲弊していってしまうよな。
適材適所じゃないと何事も大変だよな」といちいち会社や仕事に置き換えて考えては
感動していた僕……。
ここまで書いて気づきました……。
本来、会社は自然そのもの、自然の一部なのかもしれません。
(これは人工も自然の一部と言っているようなものかもしれませんが)
だとしたら矢野さんが自然と接する姿そのままに
会社をよくよく見ること、感じること、いつもいつもそこからスタートして
いつもいつもそこに立ち戻りたいと思いました。
そうそう矢野さんはこんなこともおっしゃっていました。
「庭木の剪定は、今、風の通りをよくすることを考える。
秋になったら落葉してこの枝を切ると貧相になるから、
切らないでおく…、とか考えていたら、どの枝も切れなくなってしまう」と。
秋になったらなったで、
木は自ずからさみしい部分に枝を集めたりするようになる、
というようなこともおっしゃっていました。
ぼくもそのお言葉を受けて、
「自然みたいな会社にしたい」ではなくて
「自然そのものの会社が自然そのものであり続けるように
会社をよく見て、感じ続けていたい」とあらためて思っているところです。
とにかく野草が熱い2日間!
#9 フォーメン 2号発売!ふんどしと新米社長
#8 for men 2号発売! 鎌田芳朗さんのこと 2
前回のつづきです。
murmur magazine for men 2号「仕事のかみさまのすきな人」の
イラストでも描かせていただいた通り
鎌田さんのお家には何度か、お邪魔しているのですが
実は一度も張子の制作現場に立ちあえたことがありません。
鎌田さんのお家にお伺いすると、だいたい下記のようなコースになります。
1、鎌田さんのご自宅のコタツでしばし雑談
2、近所の鎌田さんの親戚にご挨拶
3、近所のお蕎麦屋さんで昼食
4、鎌田さんのご自宅に戻り、コタツに入って、しばしTV鑑賞
5、香取市佐原の町並みを散策、資料館などを3軒はしご(完全に観光)
(6、近所でおこなわれる合唱会へ、地元高校生などの歌声にひたる/本誌でご紹介の通り)
7、鎌田さんのご自宅に戻り、再びコタツTV
8、鎌田さんのお弟子さんであるOさんがご帰宅、しばし雑談
9、近所の定食屋にてOさんを含めた3人で夕食、定食屋にて解散
毎回「制作現場に立ち会いたい!」と意気込んで
「今回は制作現場を拝見させてくださいね」と実際にお願いもしています。
しかし……
なぜか……
いつのまにか……
ぼくは鎌田さんと一緒に近所の合唱会を観覧していたり
神社や町並みを観光していたり
近所の公民館で地元出身のオペラ歌手の歌声に耳を傾けていたり
郷土資料館みたいな場所で地元のお祭りの資料ビデオを観ていたり……。
夕食を食べ終わり、帰宅しなければいけない時間になって
「あれ? 今日何しに鎌田さんのところに来たんだっけ?」と。
まぁこれは取材というよりは、完全にデート。
そう、なかなか仕事はさせてもらえなかったのです。
(みれいさんには「究極の密着取材だね」と励ましてもらえるのですが……)
そんななか
今回の記事内容を確認していただくために
(専門用語でいうとゲラチェックをしていただくために)
ぼくは再び鎌田さんを訪ねることに。
前後に予定が詰まっていて
鎌田さんのところに居ることができる時間は3時間ほど。
それでも今回こそはきっちりと仕事をしてこなくてはいけません。
ぼくは何度も電話で「滞在時間は3時間です」と鎌田さんにお伝えし
事前に「今回は仕事させてもらいますぜ」というムードをむんむんに
意思表示したつもりでした。
しかし……
ぼくが鎌田さんのお家に到着した瞬間、「昼食に行こう!」と鎌田さん。
思慮が甘々なぼくは
たしかに昼食を食べてからでも、2時間ぐらい時間はあると算段。
「行きましょ♪ 行きましょ♪」とあっさりと賛同してしまいます。
鎌田さんのお弟子さんであるOさんの車に揺られてお料理屋さんへ。
そこまでの所要時間は約30分。
のんきに昼食をいただいていたぼくも、ふっと気づきます
「これで帰りも30分以上かかるとして……いかんいかん!!」と、
その場で原稿確認をさせていただこう、と鎌田さんにもちかけると
「ふふふ、福ちゃんそれはあとで家でやりましょう」とあっさりと断られます。
まぁ、帰ってからでも1時間ぐらいあるから、大丈夫だろう、と算段。
しかし「行きが30分だから帰りも30分」なんてことが、甘い算段であることは
35歳にもなれば、今までの鎌田さんとのやり取りで学習していれば
気づいても良さそうなのですが……(気づかないのが、タコ社長のゆえん…とほほ)。
道はすいていたんです。
でも「ここのアイスクリームがおいしい」と道の駅に寄っていただいたり
「福ちゃんは、この神社は行ったことなかったね?」と神社に寄ってくださったり。
どこで仕事や残り時間のことを忘れるのか
(鎌田さんにはそういう不思議な力がある気がする)
「この参道は、よく時代劇の撮影で使われるんだよ」なんてことを
教えていただきながらアイスをほおばり
爽快気分で神社の参道を歩いているときに
ふっと我にかえります
「あれ!? いつの間にか、いつものデートコースに!!?」と
バカすぎるツッコミを自分にいれました。
(そのとき、すでに帰らなくてはいけないタイムリミットまで
あと1時間を切っていたんです!)
その後も「あそこに寄ろうか? ここは観たか?」と
ぼくを楽しませてくれようとする鎌田さんたち。
ぼくはただただ「はやくご自宅に戻り、原稿確認させてください」の一点張り。
そんなこんなして、ようやく鎌田さんのご自宅にたどり着き
すぐに「鎌田さん、それでは原稿確認を……」とお願いした瞬間
今度は、まさかの近所のおばさま方が
鎌田さんのお家にあそびにいらっしゃるという事態に!
ぼくも含めてしばし雑談。
残り時間は30分を切る。
鎌田さんはおばさま方との雑談に夢中になられているし
事態はますますあやしい方向に…
と、その時!
鎌田さんはくるりとぼくの方を向いて
「ぼく老眼で文字が読めないから、読み上げてくれないかな?」と
おっしゃったのです!
(鎌田さんは現在81歳です)
一瞬、「え? この雑談ムードの中で記事確認? おばさま方にも聞かれるの?」と
正直、思いました。
しかしすぐに思い直し、近所のおばさま方と鎌田さんに記事を音読しはじめました。
記事を読みはじめると、
文章ごとにおばさま方から
「そんなこともあったはね〜、そうそうあの時は……」と
感想や思い出話がはさまれて、そこからまた雑談がはじまり、と
なかなか記事確認をスムーズに進められず
時間だけが過ぎていくかのように思えました。
しかし、負けずに記事を読み進めていると
ふいにお1人のおばさまが目元にハンカチを当てられ、
つられて他のおばあさまも鼻をすすりながらハンカチをとりだし……。
記事の後半にかかるとしーんとして
みなさんでぼくの記事に入り込んでくださっています。
読み終わると、目を真っ赤にされた鎌田さんから大きな拍手が!
それを皮切りに、みなさまから盛大な拍手をいただき
鎌田さんから大声で「なにも直すものはありません!!」とのお言葉。
そこから大慌てで帰り支度をし、じゅうぶんなお礼もお伝えできないまま
みなさんに見送られながら東京駅行きのバスに、乗り込みました。
バスの中で鎌田さんのことを考えました。
ご本人に読み上げて記事確認をする、なんてこと
もしかしたらベテランの編集者さんでも経験していないことかもしれません。
(通常は原稿をお送りしたりやデータをメールで送ってご確認いただきます)
編集者って、なんともたまらない仕事だな、と
編集者のへの字もわかっていない分際ですが、そう思いました。
ぼくはこれから死ぬまで本物の編集者にはなれないと思うけれど
出版社の新米社長として、とっても大事な経験をさせてもらったんだと
すぐに気づきました。
やっぱり、鎌田さんは仕事のかみさまがすきな人だ
ほんとうにたまらない人だ
ただただそのことを読者のみなさまにお伝えしたい
その思いは、この日一日を通して(いや出合ってからずっと)
鎌田さんが教えてくれたかけがえのないギフトなのです。
鎌田さん、Oさん、ご近所のみなさん
ありがとうございました!
新米社長兼新米編集者として日々精進しますっ!
※写真は、for men 2号発売後に突如鎌田さんから送られてきた手紙です!
3月20日(日)午前8:55〜9:00 フジテレビ放送の
千葉の贈り物という番組で 佐原張子(鎌田さん)が紹介されるそうです!
動く鎌田さんをぜひぜひご覧ください!
そして! なんと!
鎌田さん、今年の初夏頃、美濃にお越しいただき展覧会をしていただく予定です!
また追って詳細はこちらのHPでお知らせいたします。
どうぞお楽しみにっ!
第7回 for men 2号発売! 鎌田芳朗さんのこと
みなさま、こんにちは!
3月3日(木)に
『murmur magazine for men』2号を無事発売させていただきました!
おかげさまで、なんと発売初日から、
お取り扱い店さまから追加のご注文をいただくなど
たくさんの読者のみなさまのお手元にお届けできていることに
まずはなによりホッとしております。
このコーナーをご覧のみなさまは
もうお手元にお持ちでいらっしゃる方も多いのでしょうか?
またご感想など教えていただけますとうれしいです!
ぼくは普段は営業、経理、総務の仕事が中心なのですが
このfor men では、創刊号から編集部として関わらせていただいております。
そして…なんと!! 今回の2号では表紙も描かせていただきました!!
実は、「表紙を描いてほしい」と編集長である妻に頼まれたのは
かなり本が出来上がって来たタイミングでして…、正式にオファーされたのは
2016年になってからではないかな、と思います。
雑誌を作る過程というのは、ほんとうに紆余曲折だらけで、
なかなか計画通りにはいかないものである、と
妻を横から眺めていて理解していたつもりでおりましたが…
それにしても自分が描いた絵が表紙になんてなっていいのだろうか!? と
不安で、妻に問いただすと……
「ちゃんと描き上げたらOK! いいのが出来なかったボツです」と妻。
夫婦で甘えあっていると思われたくないとのことでした。
ぼくにとっては、このモードに入った妻は、時に誇らしく
時にこの世で一番怖いものとなるのです。
これは、もう、文字どおり、やるしかない! という状態でした。
描き上げた後も、ぼく自身はうまくいったのかどうか
不安は拭いきれなかったのですが、妻は「とてもいい!」と一言。
そもそも鎌田さんの招き猫が、既に表紙のほとんどをつくってくれていて
だれがどんな絵を描いても、鎌田さんの張子を描いたものなら、
表紙として間違いないハズ!! だったのです。
鎌田さんのこと、佐原張子のことは、ぜひ本誌の
「福太郎が行く!仕事のかみさまが好きな人」をご一読いただけましたら幸いです。
ここでは本誌には載っていない鎌田さんとのエピソードを書かせていただきます。
鎌田さんとの出合いは、約3年前のこと。
当時、原宿と表参道の間に会社があって
徒歩圏内の青山ブックセンター本店には、ほんとうによく行かせてもらいました。
青山ブックセンターまでの通り道に「Found MUJI」という無印良品の
コンセプトショップがあり、そこでは普通の無印良品のお店にはない
ステキなモノが並んでいて、店内を眺めているだけでも楽しいお店でした。
ある日、青山ブックセンターに行く途中Found MUJIの前を通り過ぎようとしたら
ショーウィンドウに郷土玩具がずらりと並んでいました。
その中に………いたんです。あの猫が!
ぼくは稲妻にうたれました。
しばらくその猫(佐原張子の招き猫)に釘付けになり、見とれていました。
その後、お店に入り、その張子で出来た招き猫を探しまわりました。
しかし、どこにも同じような招き猫は見当たらず、
ほどなくして、どうやら売り物ではないことがわかりました。
買えない、となると、ますます欲しくなるのが、人間の心理…
(いや、ぼくが強欲なだけでしょうか? それでも運命の出合いと思い込んで!)
「譲ってくれませんか? イベント期間終了後でいいから? どうしてもダメ??」
スタッフのお兄さんにあれこれ交渉しました。
優しいスタッフのお兄さんは、丁重に断った上で
その招き猫が「佐原張子」であることをメモに書いて教えてくださいました。
ぼくは家に帰ると、すぐにインターネットで「佐原張子」を調べ
翌日にはすぐに鎌田さんにお電話をしてしまいました。今思うと見ず知らずの方に
急にお電話するなんて失礼なことをしたなぁ、と大反省。
幸いにも何度電話しても誰も電話には出られなかったため
ぼくは電話をあきらめて、鎌田さんに手紙を書きました。
手紙の内容をちゃんと覚えておりませんが、鎌田さんの招き猫がいかにステキか、を
ひたすら書き、できれば1つ2つ譲っていただきたいと書いたと思います。
自分の鎌田さんの招き猫に対する熱い思いをそのまま書き出して、
落ち着いたのか、日々のことで、それどころではなくなったのか…
それからは特に佐原張子の情報を調べたり、
鎌田さんにご連絡することもなく月日が流れました。
そして手紙を投函して、半年が過ぎる頃
ぼくの手元に郵便小包が届きました。
なんと! 差出人は鎌田さんではないですか!?
鎌田さんのお名まえを目にしたその瞬間
あのなんとも愛らしい招き猫への思いがフラッシュバック!
いっきに心臓をばくばくさせて、その小包を開梱しました!
小包の中には、なんと大小1匹ずつの招き猫が!!
他には「作品を気に入ってくださり、ありがとうございます」とだけ書かれた
メモ書きと郵便振替の用紙だけが入っていました。
簡素なメモ書きに「朴とつとした職人かたぎの方に違いない!」と思い
そんな方がつくった招き猫がこんなに愛らしいなんてっ!! と
ぼくは、その小包の中身すべてに完全にやられてしまいました。
(鎌田さんに対するそんな最初のイメージは、その後
完全に裏切られるのですが…)
当時はすでに小社の営業部員でしたが、
「鎌田さんの弟子になる!」
そんな的外れな決意をしたことを覚えています。
そこから鎌田さんとゆるやかにおつきあいさせていただくことになりました。
(後編へ続く……)
※写真は、はじめて鎌田さんの工房を訪れた時に、
なぜか連れて行っていただいた合唱会の様子。
本誌でも描かせていただきましたが、客席にいたぼくの隣の席で
鎌田さんはこの壇上の方々誰よりもおおきな声で、
童謡「ふるさと」を歌われていました。
本誌イラストでは「合唱コンクール」と書きましたが、こうやって写真をみると
色々な方々が歌われた合唱会だったみたいです。
隣の席で朗々と歌う鎌田さんの印象が強過ぎて…記憶がおかしくなっておりました…
第6回 タコ社長はタコ社長の父親に教わる
ぼくは忙しくなってくると余裕がなくなります。
誰でもそうかもしれませんが、
もともとのキャパシティーが少ないのに、たくさん抱え込みたがる
矛盾だらけのややこしい性質がわざわいして、1月のあらたな気持ちは
そうそうに消え失せて、さっそく余裕をなくしました。
「余裕のない社長」
という言葉だけでも、かなりいやな感じ、ダークサイドを感じてしまいます。
(にわかにスターウォーズにかぶれているこの頃です)
「余裕のない新米社長」
優しく受けとってくださるみなさまなら
「わからないことだらけで手探りだけれども
汗水たらして頑張っている好青年な人」を想像されるかもしれませんね?
なんだか、ちょっと微笑ましいような、許せてしまうような、
逆に応援したくなるような感じがしてきませんか?
しかし
ぼくの場合は、汗水たらして頑張っている好青年というよりは……
「余裕がないのに偉そうな新米社長」です。
これは字にするだけでも、かなりひんしゅくを買う感じです。
なにもいいことが起こらなそうな雰囲気に満ち満ちています。
自分が余裕がないことをいいことに
スタッフのミスや勤務態度を指摘します。
「どうして、こんな簡単なことができないの?」
「どうして発送ミスなんて起こるの?」
「問題が起こった時に、なんではやく言ってくれないの?」
「なんでもっとやる気を出してくれないの?」
いやーこうして書いてみるとわかるんですけれどね
こんなこと言われて
簡単なことができるようになるでしょうか?
(そもそも簡単ってなんだ!たこ社長!←自分ツッコミ)
発送ミスがなくなるでしょうか?
こんなこと言っているから
みんな言いたいことが言えなくなっちゃうのではないでしょうか?
補足させていただきますが、小社のスタッフはみんな
ほんとうによく働いてくれるし、自分の出来る限りのもの、いやそれ以上の力を
発揮しようといつも仕事をしてくれています。
それなのに、こんなことをしていたら
どんどん余裕はなくなるし、雰囲気も悪くなっていきますよね。
そんなある日、妻である編集長のみれいさんの軽自動車に
はじめてガソリンを入れることになりました。
(みれいさんの軽自動車は、1年前に亡くなったお母さんの車で
昨年末ぐらいからみれいさんが乗りはじめました)
みれいさんにセルフガソリンスタンドで
ガソリンの入れ方を教えるべく、例のとおり
自信満々、偉そうにぼくはこう言ったのです。
「軽自動車っていうのはね、軽油を入れるから、軽自動車って言うんだよ」
…………
…………
あまりに自信満々だったからでしょうか。
みれいさんも「ふーん」とそのまま流します。
本来ガソリンを入れなければいけないところに
軽油を満タンチャージしてしまったタコ社長。
意気揚々とガソリンスタンドから国道へ!
1キロほど走ったあたりから、
バッタ、ドッタン、バッタ、ドッタン……
いくらアクセルを踏んでも、20キロぐらいしかスピードが出ません…
「あれ!?エンスト?」
その状態で超低速のまま右折にふみきるタコ社長。
対向車スレスレ、後続車イライラ、助手席のみれいさんは気が気じゃないですよね。
そして、民家の駐車スペースの前で見事エンジンは止まります。
(奇跡的にそこは知人の家の前で、交通を妨げることなくとまれる場所でした)
完全にパニック状態のタコ社長。
こんなときは機械に詳しい父親だ! とすぐに携帯に連絡。
(こんな歳になっても、父親だより……、この父とはいつも
ブログに登場するみれいさんの父ではなく、ぼくの父です。
父は一緒に移住してくれて、会社の仕事を手伝ってくれています)
幸いストップしてしまった場所から車で5分程のところに住んでいた父は
すぐにすっ飛んで来てくれました。
結局、車屋さんに牽引してもらい、すべての軽油を抜いてもらうことになり
丸一日かかるというので、父に車で家まで送ってもらう事に…
「軽自動車の軽は、軽油の軽である!」
ほんとうにそれで35年間も生きて来てしまった…
心底、恥ずかしいと思ったタコ社長。
会社を手伝ってくれて、スタッフとも仲のいい父親に
送ってもらっている車中に、こう言います
「スタッフにしめしがつかないから、みんなには内緒にしておいて!」
ああ、なんて、めめしいタコ社長。
そんな出来損ないの息子に、父親はこう言いました
「だれでも間違いはあるからね。そんなことは気にしなくていいんだよ」
そんなことを言われても、なお
「それって(スタッフに)言うってこと? だまってくれるってこと? 」と
保身ばかり気にしていたタコ社長も
家に帰って、お茶をすすって、いただきもののクッキーをばりばり
食べだしたら、ようやく気づいたのです……
ああ、ぼくがみんなに言ってあげなきゃいけない言葉は
これだったんだなぁ、ぼくだけ父親に言ってもらってらぁ……、と
まずは「余裕がないのに偉そうな新米社長」から
「余裕がないけれど、タコでも、偉そうでもない新米社長」に
なりたいと思います。
以前、「今日の編集部」にも書かせていただいたことがあるのですが
「気が優しいだけで融通がきかなくて仕事のできない」と思っていた父親なんですが
ここにきて……、どうして、そんなことが言えるだろう…と思うようになっています。
人生は、なんだか、後半戦が楽しそうです!
まぁ、次にぼくが余裕をなくしたときが見物というものです!
※写真は編集部中庭を改築中の父です。
第5回 新米社長、初心忘るべからず 後編
(前回「新米社長、初心忘るべからず 前編」からの続きです。このコーナー存続の危機になるほど間をあけすぎてしまいました……ほんとうに申し訳ございません! 梶山さん、続きを気にかけてくださり、ありがとう!)
春光さんに「あなたもこっちにいらっしゃい」と呼びとめられ
「ネイシ君も一緒に聞くといいよ」とみれいさんもすぐに招いてくれました。
そのとき、そこに残れたことが、その後の人生を変えてしまった。
といっても過言ではないと思うのです。
そこで春光さんから聞かせていただいた話は
男子と女子で別々の部屋に分かれて受けた学校の保健の授業で
ぼくだけが、なぜか女子の部屋に行き、授業を受けてしまったようなものでした。
しかも、女性である、他の編集部の方々ですら目からウロコな、
一般的な保健の授業では教えてもらえないようなことまで聞いてしまったのです!!
(前回お伝えしたように、春光さんはマーマーマガジン17号の取材を受けるかたちで
女性の性について、排経についてのおはなしをしてくれました)
男兄弟、男くさい体育会系、つるむ友だちも99%が男、で育ってきたぼくにとって
放心状態になりそうなほど、とても強烈で、ショッキングな内容でした。
でも、聞いているうちに
「たくさんの女性に、このことを聞いてもらいたい」と思うようになりました。
こんな情報が載っているマーマーマガジンは、
ほんとうにいい雑誌だなぁと心から思いました。
携われたしあわせと使命感みたいなものが、ふつふつとわいてくるのを感じました。
そして、それと同時に
「この話は男性も聞いた方がいい」
素直にそう思いました。
これは後付けですが、
真の男性性は、ぼくがそれまで居たマッチョな男性社会で生きる男性性ではなく
女性に対して、ほんとうの理解が生まれたとき、深まったときに
「守りたい」とか「理解したい」とか「役に立ちたい」とか
そういった思いが生まれてくるもののことではないか、と
現時点のぼくは思っています。
ともかく
なぜか女子の保健の授業を受けてしまった男子生徒のような放心状態……
そこからの「マーマー最高! マーマーのためならなんでもやったるでぇ!」
という高揚感により、ちょっとおかしなハイ状態になっていたぼくは
ほとんど走るように早歩きで、新宿・紀伊國屋書店に行き、
汗をだらだらと流しながら、鼻息あらく
店員さんに
「エ、エ、エ、エマニエル夫人!エマニエル夫人はありますか!?
み、み、み、美保純の!美保純の…………」と
矢継ぎ早にピンクDVDの在庫を確認。
挙げ句の果てには、よせばいいのに……
「いつもお世話になっております。マーマーマガジンのものです。
あっ、といっても今日入ったばかりのアルバイトです!」とご挨拶。
………………
あのときの店員さんの困惑した顔は今でも忘れられません。
完全にお店の空気をかき乱したあと
走るように早歩きで編集部に戻りました。
そんな調子だったので
ピンクDVDをみれいさんに渡して、自分の席にもどったときに
どっと疲れを感じたのを覚えています。
しかし、すぐにふつふつと、まるで温泉がぶくぶくと湧き出るように
なんともいえないやる気やワクワクがまたしても湧いてきました。
この日、春光さんに聞かせてもらったおはなしは、
ぼくの中のなにか大切な部分のスイッチを入れるものでした。
余談ですが、春光さんはその話の最後に
「今度彼女が出来たら、一緒に話を聞きにいらっしゃい」とぼくに
いってくれたのですが、そのはなしを聞いて
みれいさんは「なぬ?」と思ったそうです。
それでぼくに対する思いが顕在化していったそうです。
同じようにぼくも、みれいさんが将来結婚する人のはなしを春光さんに
しているのを聞いて「なぬ?」と思ったのを覚えています。
そういった意味でも
この春光さんのお話は、とっても大事になポイントだったのです。
今回お伝えした「新米社長、初心忘るべからず 前・後編」で起こった事は
すべて入社日一日に起こったことですが、エムエム・ブックスでは
こうした濃〜い一日がたびたび生まれます。
またそんな濃い一日のことをみなさんにご紹介できればと思います!
※写真は春光さんが2回目に編集部に遊びに来てくださったときのもの
(2012年12月のものです)
番外編2 手帖についてお伝えしたいこと
番外編を続けさせてください!
2点どうしてもお伝えしたいことがあります!
まず1点目は
前回お伝えさせていただいた通り、ほんとうに世の中の手帖販売時期から
大幅に遅れてしまったにも関わらず…
「手帖がない! と思っていたら、数が少なくなってきて、埋もれていました!」
とのご報告付きで読者の方から送っていただいた画像(上の写真)の通り
各お取り扱い店さまで売り切れが出るほど、とってもご好評をいただいております!
毎日たくさんの全国のお取り扱い店さんから
追加のご注文をいただいて…ホッと一安心…
発売まで お待ちいただいたみなさま
ほんとうにありがとうございます!!
また使い心地などのご感想を教えていただけるとうれしいです!
そして『わたしの手帖 2016』とぜひあわせてご利用いただきたいのが
1日1ページ、ぜいたくに日記が書けて、1年を充実して楽しく過ごせる
様々なワークがついた『わたしのダイアリー』です。
こちらは12月発売予定!
また発売日など詳細決まりましたらご報告させてくださいね!
『わたしの手帖 2016』について、お伝えしたい
もう1点は
先日、10月31日に横浜有隣堂さんでおこなわれた
『わたしのヒント&わたしの手帖 2016出版記念 服部みれいトーク&サイン会』に
ご来場いただいたみなさまにむけて、です。
実は当日、初回ご出荷特典の『わたしの手帖』と書かれた
ピンクのクリップペンをみなさまにお渡しできずにおります。
申し訳ございません
個人情報のお取り扱い上、イベントの主催ではないわたしたちには
お越しいただいたみなさまとご連絡をとる術がなく…
この場をかりて、お詫びとお声掛けをさせてください。
イベントにお越しいただき、まだピンクのクリップ付きペンを
お渡しできていないお客さまに、
郵送でクリップ付きペンをお送りさせていただきます。
お手数をおかけいたしますが、
・お名前
・ご住所(〒番号からお知らせください)
・お電話番号
を明記の上
arigatou@mmbooks.jp宛てにメールをお送りいただけますと幸いです。
必ずピンクのクリップ付きペンを郵送させていただきます。
しっかりとみなさまにお届けできますように。
ほんとうに、ほんとうに
このたびは申し訳ございませんでした。
以後このようなことがないよう、スタッフ一同、精進してまいります。
番外編 わたしの手帖 2016
このコーナー完全に運休状態にも関わらず、
いきなりの番外編を書かせいただきます!
なぜ、このコーナーで手帖のことを書かせていただくかと言いますと…
正直に申し上げまして……
すでにみなさま、お気づきのことと思いますが……
完全に…
世の中の手帖を発売する時期から、出遅れてしまいました!!(汗)
見事なまでに…2ヶ月ぐらい遅いです…(汗汗)
書店、雑貨店などなど、どこのお店に行っても
すでに手帳やカレンダーは出そろっていて……
「そもそも手帳商戦というものは夏が終わったらすぐに店頭に並ばないと、
それを過ぎてしまうと、お店にも出してもらえない」と
長年、手帳制作販売をされている方から
忠告をいただいていたりしましたが……
(忠告が今更ながら身にしみる今日この頃。 大汗!!)
でも、ほんっっとうに自信作が出来上がったんです!!
ということで番外編として、
いや社長として、これこそ伝えなくては!! と
「わたしの手帖 2016」のこと、そして発売予定のもののこと
お伝えさせてください!
今までの「あたらしい自分になる手帖」シリーズから
みれいさん自身があたためつづけてきたイメージや
ご利用いただいてきたみなさまのご意見を反映して
◯ 大好評の毎月のエッセイ&ワークはそのままに
◯ 持ち運びやすいハンディサイズ(生徒手帳のようなサイズ感)に
なって、さらに80ページもの取り外しができる付録付き!
(この付録には、こころとからだを支える全国のイエローページや
岐阜&美濃のマップとショップガイド、ホリスティックガイド、ブックガイドなどの
情報が満載です!)
◯13の月の暦にも対応!
など、ほんとうに作りたかった手帖、超自信作の手帖です!
ハンディになった分、今までみたいに日記を書き込みづらいんじゃないの? と
思われる方もいらっしゃると思います……
そんなみなさまにはこちらをご用意いたしました!
↓
「わたしのダイアリー」の表紙画像です!
初公開です!!
(なんだか、流れがTVの通販番組のようになってきました……)
こちらのダイアリーは、サイズもおおきく(縦22.3×横17.8㎝)、
デザインもかわいいです!
一日一ページ、たっぷりと余裕を持って書き込んでいただくことができます!
自分をふりかえったり、自分と向き合う欄も充実しています。
「この手帖には、他人には見せられないような内面のことを
赤裸々に書いているので、この手帖を落としたりしたら…、と不安だった」
というお声も届いていて…そんな方も、これで安心です!
一日のおわりに、自分とうちあわせの時間をたっぷりと!
贅沢な時間のおともになれたら!
ダイアリーは11月末〜12月上旬発売予定です。
また発売日が決まりましたら、HP等でお知らせします!
さらにさらに大好評!!
「日めくりッコンシャスプランカレンダー 2016」も
11月19日(木)に発売します!!
表紙はこちら!!!
こちらも初公開となります!!
去年からはじまった日めくりのコンシャスプランカレンダー
こちらの商品、夏前から、お取り扱い店さんやお客さまから、来年もつくるのか? と
お問い合わせをたくさんいただいておりました。
今年から読者のみなさまからいただきましたコンシャスプランなどが
あらたに入って、さらにパワーアップ!!
その日のコンシャスプランとシンクロする人続出!
今年もネコのあたり君シールが付いてきます!
日めくりカレンダーのサイズは縦15×横10㎝です!
以上、この3商品、これから年末にかけて発売していきます!
どれも超自信作です!!
みなさまに手にとっていただけますようにっ!!
第5回 新米社長、初心忘るべからず 後編
後編
第4回 新米社長、初心忘るべからず 前編

今回は、第2回のつづきです。
すぐになんでもかんでも忘れてしまいます(第2回がつづくで
終わっていたことも忘れていました…)。
でもアルバイトとして、はじめてマーマーマガジン編集部を
訪れた日のことは、よく覚えています。
エムエム・ブックスで、はたらきはじめた最初の日
ぼくは、仕事の先輩である学生アルバイトのS君から
スタッフのみなさんのサポート仕事を午前中いっぱいかけて教わり、
「これが編集部ランチかぁ…」という
みれいさんお手製のランチをいただき、
その後、たっぷり時間をかけて慎重に皿洗いをした後
いよいよ…
みれいさんから直々に仕事を頼まれることに!
「自分のもてる力を最大限に発揮して、応えたい! 」
ドキドキしながら、みれいさんから任せられる特命業務の内容を
一字一句もらしまいと
メモ用紙とペンを握りしめ、みれいさんの机のもとに向かいました。
すると、みれいさんは
屈託のない少女のような爽やかな笑顔
よく通る優しく、はっきりした声で、
「紀伊国屋新宿本店まで行って、ピンク映画のDVDをしこたま買ってきてほしい。
リストはこれ。
購入にはこのお金を使ってね」と言って、
5万円をポンッとぼくに渡しました。
渡されたリストにはエマニエル夫人など名だたるピンク映画の名まえが10作以上並んでいました。
あっけにとられながらも(あとで読み返したメモ用紙には「きのくにや ピンク」とだけ書かれていました…)
「はい! 」と返事。
意識を切り替えて、「それなら、最短時間ですべての作品を手に入れて帰ってきてみせる」と思いました。
入社初日ですから、期待に応えたくて
もしくは、「できる男! 」と思ってもらいたくて燃えていました。
ちなみに、なぜみれいさんがピンク映画をそんなに必要としていたかと言うと
(これをご説明しないと、ちょっとあやしい編集部になっちゃいますもんね)
このとき、編集部はマーマーマガジン17号のセックス特集の編集作業真っ最中
誌面でご紹介する資料として鑑賞するためだったのです。
ぼくは、渡されたリストをポケットにいれて、超特急で出かける支度を
すませて、事務所を出ようとしました。
しかし、そのとき、そんな僕を
「ちょっと、あなたも、こっちにいらっしゃい」と、ひきとめる人がいました。
そのとき、たまたま17号の取材のため会社にきてくれていた才田春光さんです。
なんとぼくがはじめて働きはじめた日は、偶然にも春光さんもはじめてマーマーマガジン編集部を訪れてくれた日でもあるんです。(後編につづく)










