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Special Issue 別マー特集

更新日 2013/09/20

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編集部・福太郎が見た農業特集03
あたらしい魔法のことば

実は『マーマーマガジン』19号には、
みなさんが、土と共に生きる暮らしをはじめることを手助けする
魔法のことばがたくさん込められているような気がします。
読む人の状況に応じて、
受けとりかたが変わってくるような……。

実は最近、19号から
僕にとっての、あたらしい魔法のことばを見つけたんです。

それは、本誌19ページで
福岡大樹さんがしていた
「晩ごはんの1、2品くらいの作物を小さな車1台分ぐらいの農地をもって育てる」
という、すごく具体的なことばなんです。

僕は取材のとき実際に、
たくさんの木が生い茂る福岡自然農園の
みかん山の細い道、
大樹さんの軽自動車の前でこの話を聞いてました。

写真ありました! こんな感じです。


右から、談笑する福岡大樹さんと本誌編集長の服部みれい

あたらしい魔法のことば
「小さな車1台分ぐらいの農地で、
晩ごはん1、2品くらいの作物を育てる」。

これもなんだかすぐに
はじめられそうな気がしてしまいます。

農業について、本当に無知だった僕が
土にふれて、プランター農園を経験して
農業が本当にたのしそうだ、と思えるようになりました。

そしてこの、あたらしい魔法のことばを実現させたら、
次の魔法のことばは、もう考えてあるんです。

今の魔法のことばに
「小屋つきの」という枕ことばをつけようと思っています。




小屋つきの……が夢!

実は僕は、昔から小屋が大好きなんです。


兄とふたりで旅したフランス・アルルにあった小屋と中学3年生の僕

実は小屋つきの小さな農園をもつことは、
中学生のころからの夢でした。
今までずっと頭にはあったんですが、
明文化できないでいたんです。

19号をヒントにできたあたらしい魔法のことば、
「小屋つきの小さな車1台分ぐらいの農地で
晩ごはん1、2品くらいの作物を育てる」は
まさに僕の昔からの夢そのものだったんです。

イメージは、ロシアのダーチャ*1
デンマークのコロニヘーヴ*2
でも日本では法律がいろいろ複雑だったりで、ほかの国と同じようには
どうもできなさそう……。

じゃあ、実現させるのは本当に難しいことなのか??

ただ「小屋つきの」ということばがつくだけなのに、
今は、どうしたらいいのかまったくわかりません……。

だからまずは「小さな車1台分ぐらいの農地」のことから
考えたいと思います。

ひとつひとつ、目の前の魔法のことばに集中します。
きっとみなさんにもすぐにいい報告ができます。
がんばります!

ぜひ、みなさんも『マーマーマガジン』から
自分にとっての魔法のことばを
見つけ出してくださいね!


*1 ロシアで一般的な家庭菜園つきの別荘のこと。ダーチャの土地は国から安価で借りることができるとも。サウナがついた居住用のものから、道具を入れる小さなものまでさまざま

*2 デンマークの人々が休日に訪れる小屋つきの庭のこと。郊外にあり、都会に暮らす人々が自然をたのしみながら過ごす場所でもある。デンマークではコロニヘーヴに関する法律があるほど、人々にとって重要なものとされているとか

(第1回はこちら)
(第2回はこちら)