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Special Issue 別マー特集

更新日 2013/09/13

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編集部・福太郎が見た農業特集02
服部家のプランター農園をご紹介!

それでは、さっそく服部家プランター農園の様子を、
PHSで撮った写真と僕の絵日記を交えながらお届けします!


6月ごろのひょうたん


8月ごろのひょうたん

前回の最後にご紹介したひょうたんの苗は、
どんどん大きくなり、今ではグリーンカーテンになって
花も咲き、小さな実もできはじめています。
ひょうたん……収穫したい!


7月上旬のトマト

はじめ、この青々したトマトの実を見たとき、つるつるしたその輝きに
躍動する生命を感じました。


7月下旬のトマト

そして7月下旬。けっこう大きめなトマトの実ができました。
もう栄養満点の赤!って感じで、編集部の昼食前にもぎって
「みんなで味見しよう!」って食卓に出したんです。

そうしたら営業部のはっちゃんが、がぶっと
全部食べてしまったんです。みんな唖然!!!

「めっちゃうまい!!」っていってましたけど……。

がぶっと食べたくなるようなトマトだったから、
思わずはっちゃんは食べてしまったんだと思うんです。

だから、まあ、いいことにします(笑)。


6月下旬のナス

石田紀佳さんにご提案をいただいて、絵日記も描きはじめました!


ナスの花も咲き、実がひとつできました。
ナスの実の黒光りした気品のある紫色にしばらく見惚れました。
その存在感は、収穫するのがもったいないと思うほど。




ナスが呼吸するのを見た!?

そんなある日のことです。
「そろそろ収穫どきかな?」と思いながらも、
仕事で3日ほど家を空けることになり、帰ってきて、翌朝見てみると……
なんとナスの実がしおれていたんです!

ガーン!と思いながらも、
その日は水をあげて、そのまま仕事に出かけました。

すると、次の日の朝。
見てしまったんです!

なんと、しおれていたと思っていたナスの実が、
パンパンにふくれていたのです!

もしかしたら、ただの見まちがいで、しおれてなかったのかもしれません。
でも、もししおれていたとしたら、ナスの実はひとつしかなっていませんでしたから、
その実であることはまちがいないのです。
そのとき僕は、ナスの苗全体がその実を育てることに
全エネルギーを注いでいる、と
はっきりと確信に近い感覚をもちました。
ナスの実がまるで呼吸するように、そのエネルギーを
吸収して生きていると思ったんです。

植物について、ちゃんと研究されている方からは、
ありえないといわれてしまうかもしれませんが
もしかしたら苗全体がピンチのときは
ナスの実が苗のほうにエネルギーを送り返しているのかも?
とも思いました。

ナスの実を食べるということは、
ナスの苗全体のエネルギーを食べることでもあり、
ナスの苗は土からエネルギーを吸収していて……、

つまり、
実を食べる=苗を食べる=根が土から吸い込んだエネルギーを食べる
ということなのかも、と感じるようになりました。

スーパーに並んでいる野菜を眺めているだけでは
この感覚をもつことはできなかったと思います。

野菜を食べることは、土のエネルギーを食べること。
だとしたら、やっぱり土がどんな状態なのかというのは、
とっても大事なことなのではないでしょうか?

想像以上におもしろい気づきが続いています。

あらためて「まずは気軽にはじめてみる」の魔法のすごさを
感じています。

そしてプランターの土だけでなく、
直接大地でも野菜を育ててみたい。
そう思うようになってきたんです。

(第1回はこちら)
(第3回はこちら)