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Special Issue 別マー特集

更新日 2013/07/26

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夏の冷えとり ヒントをもう少し 第1回
冷えとりでキラキラ輝こう

本誌19号の「夏の冷えとりスタイル総復習」、ご覧いただけましたでしょうか。夏も変わらず、頭寒足熱。もうくどいくらいにいっていますが、本当にこれに尽きますね!

さて、みなさんは、キラキラ輝いている人といったら、どんな人を思い浮かべますか? スタイルがいい人? いつもきれいな服を着ている人? 習いごとをたくさんしている人?  わたしは、話していて気持ちがよかったり、なぜかその人のまわりに人が集まるような、内側から醸し出されるよいオーラをもっている人のことだと思っています。そのオーラは、自分への深い理解と自信、謙虚な気持ちでつくられている気がします。キラキラ輝く……、それは人のこころと直結していると思います。外側は、そのあとについてくる!

キラキラ輝いている人になるには、いろいろな方法がありますが、その中のひとつが ”冷えとり”。冷えとりを徹底的に行っていくと、こころがどっしりとして、からだのバランスが整って、「自然な状態に戻っていく」そうです。あかちゃんのような、ぷるぷるもちもちのお肌、細くて重い*からだ、きれいなこころ……!

とはいっても、やっぱりどうしても、二の腕がたぷたぷ、おなかがぽっこり、脚ががっしり……、今の状態がそうなら、気になってしまいますよね。ただ、「見ためが気になりすぎる」のは、「こころの冷え」ともいえます。もしかしたら、気にしているのは自分だけかもしれません。からだが整うか、こころがありのままを受け入れられるか、どちらが早いか勝負!ですね。「部分」ではなく「全体」を見ながら自分を磨き、キラキラ輝いてくださいね。たんたんと冷えとりを続けること、これが一番の近道です!


* 進藤義晴先生いわく、健康になると脂肪は減るが、腎臓がしっかり働き、骨の壁が厚くなるため、見ためは変わらないけれど、体重は増えるそうです。くわしくは、『新版 万病を治す冷えとり健康法』(進藤義晴=著 農山漁村文化協会=刊)をご覧ください



夏ならでは! 冷えとりQ&A

読者の方から寄せられた質問に、冷えとり勉強会や進藤先生の本で勉強したことをもとに、わたしがお答えします。


Q:夏だし、海やプールで思いっきりあそびたい!

A:全身が水に浸かっていれば、上半身と下半身の温度差は変わらないので、それほど冷えません。入る前に、手首や頭、胸などの上半身に水をかけて冷やすと、より「冷え」を防ぐことができます。大切なのは、リカバーです。海・プールから上がったら、すぐに靴下を重ねばきし、うちへ帰ったら、たっぷり半身浴をしてくださいね。


Q:職場やお店のクーラーが強すぎて寒い!

A:足元は、真夏でも冬と同じように靴下とレギンスの重ねばきをするのがおすすめです。それでも寒いときは、カーディガンやストールなどを、はおるのではなく、ひざに掛けるなどして、下半身や足元をもっとあたためましょう。職場にはブランケットやレッグウォーマーを常備して活用し、ふだんは天然素材のストールをもち歩いてはいかがでしょうか。


Q:花火大会やお祭りに浴衣を着て行きたい! でも冷えとりもしたい!

A:足袋をはく方は、その下に絹の5本指ソックスをはいてみてください。4枚重ねばきはできなくても、排毒性の高い絹が肌にふれているだけで、こころ強いですね! 足袋をはかない方は、レギンスの重ねばきをしっかりと。いずれの場合も、夜は長めの半身浴をして、からだをしっかりあたためるのがおすすめです。



【やまだ・ともみ】
エムエムソックス店長兼マーマーマガジン編集部員。昨年9月、縁あって、冷えとりと出合い、現在冷えとり歴11か月。今年、はじめての冷えとりの夏を迎え、先輩たちにいろいろと教えていただきながら、日々勉強中
冷えとり関連グッズや書籍について、くわしくはエムエムソックスのHPをご覧ください