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新米社長福太郎便り

2 味方になってくれる本

 

昨日「リーダーシップがひとかけらもない」の話が

おもしろかったと言ってくれたのは男の子2人のおかあさんでした。

 

いろいろと悩みや問題だと思っていることをお話ししたら

ぼくが直面していることは

その方がおかあさんとして直面していることと一緒、とおっしゃっていました。

 

ちょうど先週ぐらいに読んでいた本が

『子どもはみんな問題児。』(中川李枝子=著、新潮社=刊)で

子育ての経験はないけれど、子育てと自分の仕事は似ているなぁ〜と

思っていたので、その方に「一緒」と言われて「うん、そうなんです」と

すぐに自信満々に答えてしまいました。

 

『ぐりとぐら』などの超名作絵本をつくられた著者の中川さんは元保育士さん。

この本の「はじめに」には

 

目の前にいる子どもたちを何とか喜ばせたいと、おはなしをつくったのが

きっかけで作家になりましたが、私の目指したのは日本一の保育をすることでした。

 

と書かれているとおり、

本文中には子どもたちに対する暖かい眼差しと熱い思いがあふれていて、

保母の中川さんに出会った子どもたちはほんとうにしあわせだろうなぁ、と

しみじみ思いました。

 

また本文中のトルストイが掲げた優れた芸術の3つの条件というものを紹介しながら

その条件が子どもの本にもあてはまる、という箇所を読んで

ぜひとも自分自身にも活かしたいと思いました。

色々とあてはまることが多そうですので、以下抜粋させていただきます。

 

一番目は「新鮮さ」。読むたびに新たな感動を覚えること。

二番目は「誠実さ」。作家がただ小説を書きたくて書くのではだめで、そこに

精神的にすぐれたもの、誠実さがあるからこそ人の心をうちます。

三番目が「明快さ」。相手にわかること。特に子どものものは明快であることが

第一条件です。

 

お母さんにとってだけではなく、

リーダーシップを手放した(今はまだアファメーション)社長にとっても

何度も読み返したいアイデアや知恵が満載の本です!

 

 

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表紙もいいですね〜。

 

 

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『日めくりッコンシャスプランカレンダー 2017』初回印刷分の一部に

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