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別マー連載

更新日 2013/03/15

別マー連載 冷えとりガールズの集い

第54回:読マー! 自律神経失調症から、冷えとりが相棒に・後半 ペンネーム・nonoさん

先週に続いて、nonoさんのレポートです。自律神経失調症を経験したあと、からだの毒出しを経験。さらに、その後に起こったこころの変化について語ってくれました。それでは、どうぞ!

幼いころからため込んだ思いが爆発!

冷えとりをはじめてから気持ちの面でも毒出しがありました。
おとなしかったわたしの感情の起伏が、
冷えとりによって、みるみる激しくなってきたのです。
体調を崩す前のわたしは、どちらかというと、
自分の話でも、
ほかの誰かの話をしているようなところがあって、
自分の感情を味わうことがほとんどありませんでした。

小さいころから身辺にいろいろなことがありました。
両親の激しいケンカ、離婚。
母の数度にわたる大病……。
わたしが10歳のころ、
救急車の車内で、
母子家庭でほかに誰もつき添いがいないわたしの目の前で
母の心臓が止まったことがありました。
それでもわたしは何も感じなかったのです。

それから、母の再婚。
知らない男性との家族としての生活。

自分ではまったく気づいていなかったのですが、
ひとりっ子だったこともあり、体調を崩すまで、
本当に、たくさんたくさんこころの中に
複雑な思いをため込んできたのだと思います。
体調を崩したことへの自分への怒りからはじまり、
母、実の父、義理の父への激しい怒りが
どんどんわいてきたのです。

起こることすべてに、感謝できる

そのころには 『マーマーマガジン』を読んで、
ホ・オポノポノも知っていました。
冷えとりと一緒に、いろいろな思いを、
ひとつずつクリーニングしていきました。
体調が悪くて学校に行けない日も、
冷えとりしながらクリーニングしました。
感情が高ぶると、
「冷えとりとかいろいろがんばっているのに、
まだ体調が悪いなんて!」
と、靴下を脱ぎ捨てて、素足を布団からわざと出して、
ふて寝することもありました(笑)。
それでも、ただただ、
冷えとりとクリーニングを続けました。

今、わたしは大学4年生になりました。
単位も順調に取れて、
目標だった4年間の通学ももうすぐ終わります。
母から後日聞いた話ですが、体調を崩したときに、
心療内科の先生から、
「回復までに早くても10年はかかるだろう」
と、いわれていたそうです。
でも最悪な状態からの回復は、
1年ちょっとしかかかりませんでした。
冷えとりをはじめてからは、以前よりもパワフルです。

この大学生活で学んだことは、

◎出てくるものは止めないで出すこと
◎どんな自分も愛して大切にすること
◎どんな状況も自分やまわりにとって最善なことが起きている

です。
冷えとりとともに過ごした3年間は、
ひたすらに自分と向き合う時間だったように思います。
今は、もちろんいやなことや試練もありますが、
自分も含めてまわりもおだやかで甘い感じがします。

『マーマーマガジン』と冷えとりは、わたしの青春の
大切な、大切な相棒です。
昔は自分のことが大きらいでしたが、
今は自分のことを誇りに思います。大好きです。

自分の生い立ち、出合った人々、体調を崩したこと、
冷えとりと『マーマーマガジン』に出合ったこと、
すべてに感謝しています。

編集長より

nonoさん、ありがとうございました。後半でも、ご自身の経験を語っていただき、ありがとうございます。冷えとりの「出して出して出し切る」ということの大切さを、nonoさんのレポートを読んで、さらに痛感しました。押し込めた感情も、「出たがって」いるのですよね。そうして出し切ってしまうと、すべてのものに感謝できる自分になれる……。nonoさんのレポートを読むことができて、本当によかったです。こちらこそ、相棒にしていただいてうれしいです! nonoさんが大学生活で学んだこと、わたし自身、大切にしていきたいと思います。本当にありがとうございました!

☆プロフィール
[ペンネーム・のの]

大阪府在住。体調不良からすっかり健康オタクに。趣味は、食べものの仕込み。自分で漬けた梅干しは、病気で食が細くなったおじいちゃんに大好評。毎年届けています!

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