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別マー連載

更新日 2013/03/08

別マー連載 冷えとりガールズの集い

第53回:読マー! 自立神経失調症から、冷えとりが相棒に・前半 ペンネーム・nonoさん

高校時代から自律神経失調症を患い、苦しい経験をしてきたというnonoさん。その後、冷えとりと出合い、からだやこころの毒出しがはじまりました。青春時代を冷えとりとともに過ごした記録を正直に綴ってくださいました。2回にわたってお届けします。

あらゆる健康法を試したわけ

わたしは16歳のころから
たくさんの健康法に挑戦してきました。
玄米菜食にしてみたり、
毎朝きっちり30分のヨガをしたり……。
あらゆる本を読みあさり、
ピンときたものはすべて実行していました。

冷えとりと『マーマーマガジン』に出合ったのも、
そんな最中の19歳のころでした。
冷えとりの記事を読んで、
すぐに「子すずめ・くらぶ」に
靴下と絹レギンスを注文しました。
それから、3年間冷えとりをしています。

わたしがいろいろな健康法に取り組み出したきっかけは、
16歳のある朝に、さかのぼります。
目が覚めたわたしは、異常な倦怠感に襲われました。
それまでもすっきり目覚めることは、
ほとんどありませんでしたが、
その日はからだを動かそうにも動けず、
動くのは目玉だけ……。
心配した母が声をかけてくれても、声も出ませんでした。

頭の中で、胸で感じるような吐き気がしました。
とても苦しくて、動けるようになるまで
とても時間がかかりました。
「きっと疲れているんだ」と思いましたが、
何日経っても毎朝同じ症状の繰り返し。
ついには日中まで、似た症状が出てくるようになりました。

学校も休みがちになり、病院に行くと
原因がわからないからと心療内科にまわされました。
診断結果は自律神経失調症。
血流をよくするお薬を処方されましたが、
抗生物質は、わたしのからだには強すぎて、
すぐにやめました。
それから、自然な方法で治そうと決めて、
いろいろな体質改善法に取り組み出したのです。

往復4時間の通学を支えた、冷えとり

体調がしだいによくなり、大学に合格すると、
通学がはじまりました。
大学は片道2時間の場所でしたが、
大学の4年間で、自分でエネルギーをつくり出せる
タフな人間になることをこころに誓って、
下宿せずに通学することに決めました。
やり遂げて自分に自信をもちたかったのです。

とはいっても、朝早く、夜遅い通学は
想像以上にハードでした。
「とてもじゃないが、通い切れない」と、
思いはじめた矢先に、冷えとりに出合いました。
病院で出されていたのも血流改善剤だったように、
実はわたしは、ものごころがついたころから、
足先がキンキンしてとっても冷たかったのです。
半身浴は以前から続けていたので、
冷えとりは直感的によいと感じました。

はじめて冷えとり靴下をはいたときから、
そのふんわり感が気に入ったし、
湯たんぽもしっかり使いました。
日中は絹レギンス1枚の上に、
ズボンか綿のレギンスとスカートをはき、靴下は4枚。
夜は絹レギンスを厚手のものに替えて、靴下は6枚はきました。

からだの毒出しがぞくぞくはじまる

まず、冷えとりをはじめてすぐに、
ひどかった足のむくみが消えました。
ところが、歯列矯正の開始とともに
ストレスではじまった過食と重なったためか、
背が伸びたとはいえ、体重が7kgぐらい増えてしまいました。
でも、むだなものは一切ついていなくて、
からだ全体ががっちりした感じになりました。

冷えとりで体重が増えることもあるということは、
本で知っていたのですが、
さすがに標準体重をオーバーしたときは、焦りました。
現在、歯の矯正治療が終わりに近づいてきたこともあって、
過食気味になることはほとんどありませんが、
体重は減りません。
これがわたしの適正体重なのかな、と思っています。
(できたら少し減らしたいですけれど……。)

それから1年ほど経つと、今度は首から腰にかけて、
かなり広い範囲に赤いぽつぽつとした湿疹ができて
赤いアザのようになりました。
かゆいときはかいて、放っておきました。
もともと首には軽いアトピーが出ることがありましたが、
1年後、湿疹が治まったころには、
アトピーも一切出なくなっていました。

また、わたしは花粉症でもあり、
目元の皮膚が、眼球が飛び出たように見えるぐらい
腫れてしまうのですが、それも完治しました。

半年前からは、親指の爪が層状にでこぼこになって、
厚みが出て黄色く変色し、
2枚爪のようになってはがれてきています。
親指の爪からも毒が出ると本で読んでいたので、
まったく心配していません。
わたしは昔から外反母趾なので、
その毒が出てきているのかなと、
むしろわくわくしています。

(後半につづく)※3/15アップ予定

編集長より

nonoさん、大変な経験を語ってくださって、ありがとうございます。自律神経失調症ほか、心身の不調を訴えている方が、今とても多いと思います。nonoさんの経験は、きっとみなさんの大きなヒントになりますね。毒出しがはじまって、最初は「いやだなあ、辛いなあ」と思いがちですが、毒出しにも「むしろわくわくしている」という変化がすばらしいと思います。後半も楽しみにしています!

☆プロフィール
[ペンネーム・のの]

大阪府在住。体調不良からすっかり健康オタクに。趣味は、食べものの仕込み。自分で漬けた梅干しは、病気で食が細くなったおじいちゃんに大好評。毎年届けています!

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