murmur magazine | マーマーマガジン

パワーみなぎるマタニティライフを謳歌

わたしは、妊娠をしたのをきっかけに、
妊娠4か月目から冷えとりをはじめました。
それまでは、頭痛や微熱で
寝込むことがたびたびあったのですが、
冷えとりをはじめてからというもの、
そのようなことがなくなり、
驚くほど体調がよくなって、
母と夫もとても驚いていました。
マイナートラブル*というのもほとんどなく、
いつもパワーがみなぎっているような
すばらしい妊婦生活でした。

夏に近づくにつれ、
妊婦健診では、お医者さまから
「靴下たくさんはいてるけど、さすがに暑くない？」
と行くたびに聞かれましたが、
説明するのも面倒なので、笑ってやりすごしました。

8月の予定日を迎え、いよいよ出産となると、
前日に半身浴を1時間して、
靴下を脱がずに出産に挑みました。
初産なのに5時間半の安産でした。

産後、靴下に穴が空くように

さて、体調のよかった妊婦生活とは打って変わって、
産後はガタガタでした。

里帰りから自宅に戻るころ、
今まで何ともなかった靴下にぼこぼこと穴が空いて、
やぶれはじめました。
とてもふしぎな気持ちがしましたが、
靴下がやぶれたことによって、
冷たいものを飲んだり、食べすぎていたことを
反省する、いいきっかけになったように思います。

こんなこともありました。

出産から約1か月半後、
お宮参りの日は、
互いの両親が来ていたこともあり、
食事はものすごいご馳走！
残さずにおいしくいただいた次の日、
右胸がチクチク痛んで、
あかちゃんにおっぱいを飲んでもらっても治まりません。
「きっと昨日のご馳走で、食べすぎたんだろうな」
と反省しました。
でも、夫にあかちゃんをお願いして
半身浴をしっかりさせてもらったら、
おっぱいの痛みはきれいに消えました。

この妊娠と出産を通じて、
冷えとりを知らなかったらどうなっていただろう……と、
おそろしさすら感じます。

出産はもっと時間がかかっていたかもしれないし、
今ごろ乳腺炎になって苦しんでいたのかなと思います。
今は、冷えとりをはじめるきっかけをくれた
友だちに感謝しています。

*マイナートラブル……妊婦さんがかかえやすい、治療が必要ない程度の症状のこと。残尿感、腰痛、便秘、胸やけ、おなかのはり、妊娠線などがある。妊娠中期から後期にかけてが、最もマイナートラブルに悩まされる時期といわれる。