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次から次に起こるめんげん

冷えとりをはじめて、約1年半。
初心者の上、ゆるゆる続けてはいますが、
次から次にびっくりしてしまうめんげんが起こり、
そのたびガラッと大きな変化があります。
冷えとりってふしぎだなあ、ナゾだらけだなぁ
と、驚きと発見が連続の毎日です。

冷えとりをはじめてすぐ、
足の指と裏に激痛を感じて、
痛くて寝れなかったり、
靴下を脱いでしまうということがありました。
そしてだるさや眠気、やたら風邪もひきました。

だるさや眠気は、
冷えとりの本などを読んで、
よくあるめんげんだと知っていましたが、
風邪については、
「冷えとりしたら風邪をひきにくくなるんじゃないの？」
なんて、不満を感じてしまったこともありました。

でも、そこから先に、想像していた以上の
壮絶なめんげんが待っていたのです。

からだ中の湿疹に、思わず涙

まず、からだ中にひどい湿疹ができまくりました。
まるで何百匹ものごつい蚊に刺されたような、
はたまたBB弾かパチンコ玉でも
入っているような大きさで、
かゆくてかゆくてたまらないのです。

かきすぎて血だらけになり、しまいには激痛が走り、
耐えきれずに泣いてしまうほどでした。
そのあと、からだ中の皮という皮がボロボロと、
それこそ脱皮のようにべろんとむけて、
あたらしい皮膚と入れ替わったのです。

最近は、消しゴムのような、
奇妙な固さと大きさのしこりが
からだのあちこちにボコボコとできて、
熱をもち、だるさがもうハンパではありませんでした。

恥ずかしいですが、今までに見たことがない
奇妙な形、色の便がドサドサ出たことも……。

今でもめんげんはよくあり、
体調に波があるけれど、
トータルで見て、確実にからだの調子はよくなっています。
からだの中で、一番わかりやすいのは肌の変化でした。
しっとりなめらかになってきたのは、
からだが内側から変わってきたからなのだと思います。

育児のストレスが徐々にに軽減

また、こころにも変化がありました。
わたしはもともと緊張しやすく、
くよくよしやすい性格でした。

妊娠と出産を経て、慣れない育児の毎日に入ると、
それまでの生活が
「どこか別の星に来てしまったんじゃないか？」
というくらい、激変してしまったのです。
そのストレスが、じわじわとこころにも影響しました。

常に緊張状態だったため、医師の診断は受けていませんが、
いわゆる過敏性腸症候群的な症状になってしまい、
トイレがない場所・行きにくい場所にいることが
恐怖になったり、
「こんなわたしなんていないほうがいいかも…」
と、常に考える
「うつ」のような症状にもなりました。
「電車や車に飛び込んでしまうのでは」と、想像してしまい、
それによって人と関わることすらこわくなって、
日常生活がままならなくなりました。
でも、冷えとりをはじめて1年ちょっとで、
徐々にそういったこともなくなりました。

とにかくすごいめんげんの数々に遭いましたが、
それらを自力で乗り越えたことで、
かなり精神的・肉体的にも強くなれたと感じます。

めんげんに鍛えられ、めんげんを乗り越えられたことで
自分に自信をもてるようになりました。
今はバリバリとまではいかないまでも、
なんとかふつうに日常が送れているのが
何よりうれしく、しあわせに感じます。

「冷えとり＝変化」

今までいろんな健康法、体質改善法に挑戦しましたが
冷えとりが効果、変化を一番大きく確実に実感できました。
自分に合っている、やっていて気持ちよく、心地よく感じられる
というのもあると思いますが、
冷えとりは、人を選ばない、懐が広い、
あたたかい健康法のように思います。
わたしの中では、「冷えとり＝変化」です。
今までの変化を大切にしつつ、
これからの変化も楽しみにしています。

実は、お酒が好きで、
毎日晩酌して、ついつい飲みすぎてしまうときもあれば、
ジャンクなものを無性に欲して、
ついつい食べすぎてしまうときがあったりもします。
でも、自分のペースで、冷えとりに取り込まれるのではなく、
取り入れる形で、長く続けていきたいです。