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別マー連載

更新日 2012/11/02

別マー連載 冷えとりガールズの集い

第48回:読マー! 冷えとりで、生理不順を少しずつ克服 ペンネーム・ソラトビさん

現代女性にとても多い生理のトラブル。冷えとり体験談にも多く登場する症状のひとつですが、ソラトビさんもそんな悩みをもつひとり。会社でのストレスを抱えながらも、冷えとりライフを強化することで、徐々に生理不順を克服していきます。すると、今まで忘れていたあたたかい気もちを思い出して……。

手づくりの冷えとり靴下から

冷えとりを知ったのは、
お気に入りの雑貨屋さんが、
地元で唯一『マーマーマガジン』を取り扱っていて、
その店主さんから「この雑誌、イイですよ!」と、
熱烈なおすすめを受けて読んでからです。
そして2010年の冬から、
冷えとりをはじめました。

「重ねばき用の靴下がほしい!!」と、
冷えとりの会に電話をしてみると、
「今、注文が多くてなかなか手に入りづらいので、
自分でつくるのもいいですよ。
お土産などでいただいた絹のスカーフと、
コットンのTシャツを使って……」と。
ふつうなら、
自分のところの靴下をすすめそうなところなのに、
丁寧に手づくりの方法を教えてくださったのです。

基礎体温表が美しい2層に!

冷えとりをはじめて、
1か月くらいしたある朝のこと。

「あ、もうダメ。会社、行けない」と、
なぜかからだが動かなくなってしまいました。

それから、わたしは出社拒否に。

「これもめんげん、 毒出しなの!?」と思いつつ、
1か月間、ひたすら靴下を4枚重ねばきして、
ふだんなかなかできなかった半身浴を、
1日1回最低20分入り、
湯たんぽをして寝るようにしました。

すると……。

生理不順のわたしは
毎朝、基礎体温表をつけているのですが、
バラバラだった体温の折れ線グラフが
なんと、美しい2層(*注)になったのです!!
冷えとりのスゴさを実感しました。

その後、会社に復帰して、
2011年4月からのあたらしい部署は、
上司との関係でのストレスや体力のいる立ち仕事で、
なかなか厳しい環境でした。
そんな中、
4枚重ねばき靴下のセットを少しずつ増やし、
絹レギンスを手に入れるなど、
冷えとりライフを強化しました。
やはり、婦人科系がよくないので、
絹の1枚目のかかとがやぶれることが多かったです。

母の想いに気づいて……

今年、苦手な上司と少し距離を置く環境になって、
職場でも少しずつ
自分らしさが出せるようになってきました。

そして、この夏。

久々にきちんと生理がはじまったのです!

その鮮血を見ていると、
ふと母のことが頭に浮かんできました。

「初潮のとき、母はお赤飯をつくって、
わたしの成長を祝ってくれた。
女性としてのわたしを、認めてくれた」と。

すごくあたたかい気持ちになって、
仕事をしながら
涙をこらえるのが大変でした。

まわりにも冷えとりをする人が
増えてきたので、
これからも、みんなで楽しく
冷えとりを続けていきたいです。
冷えとり、ありがとう。


(*注)美しい2層……女性の基礎体温は、正常であれば、排卵日を境に低温期と高温期の温度差がはっきりしているので、基礎体温表では規則的な2層の曲線を描く

編集長より

冷えとりを続けていると、自然に生理が変わってきますよね。そして、ソラトビさんの、こころの変化もとても興味深いです。出社拒否も、そしておかあさまのことを思い出したことも……。最近、編集部の周辺では、「最後はこころの冷えとりだね」という話によくなりますが、からだが変わるとこころも変わるのだなあ。感謝ができるこころになるのだなあと、ソラトビさんのレポートを読んでいて思いました。すばらしいお話をありがとうございます。また、変化があったらお便りくださいね。お待ちしています。

☆プロフィール
[ペンネーム・ソラトビ]

鳥取県在住。ライブに行ったり、町を散策するのが好きです。最近は、表現アートセラピーにも興味をもっています

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