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別マー連載

更新日 2011/10/14

別マー連載 冷えとりガールズの集い

第36回:読マー! 毒出しでこころの冷えに対面! ペンネーム・白うさぎさん

冷えとり強化月間! ということで、今週も引き続き冷えとり体験談のご紹介です。小さいころから不調を抱えていた白うさぎさん。自分自身に価値が見いだせず、からだを痛めつけてばかりいました。それが、冷えとりをはじめて毒出しがはじまり、ありのままの自分を受け入れられるように。からだとこころはつながっているのだということが、よくわかるエピソードです。

体調が悪いことがふつうだった

わたしが冷えとりと出合ったのは去年の秋ごろ。
「5本指ソックスがからだにいいらしい」ということから、
進藤義晴先生の冷えとり健康法にたどりつきました。

わたしは昔から自分に自信がなくて、
自分の存在に価値を見いだせずにいました。
10代後半〜20代前半にかけては、
「自分なんてどうなってもいい」と思い、
薬を多用したり、過食症に近い状態になったり、
自分で自分を傷つけていました。

ここ数年は家庭でも会社でもトラブルを抱え、
特に昨夏は激務が続き、からだはボロボロでした。
首がまったく回らなくなり、
整体や鍼など、あれこれ治療を試みるもいっこうによくならず、
常にイライラして人間関係もうまくいかなくなりました。
しばらくおさまっていた胃痛も再発。
体内時計は狂いまくり、夜中に何度もトイレに起きるなど、
とにかく、“体調が悪いことがふつう”の状態でした。

毒出しが、ありがたく思えるように

靴下の重ねばきは2枚からスタート。
その後、「正活絹」に出合って4枚ばきになり、
半身浴も少しずつ取り入れていきました。

そして今年の春には3枚目の靴下のかかとがやぶれ、
5月には手の指に湿しんができました。
右手の薬指からはじまり、
今は右手の指全体がすごいことになっています。
かゆくてかゆくて、
そのあとには痛みが出てきて眠れない夜も……。

仕事が接客業で食べものを扱っているので、
「やはり病院へ行ったほうがいいのでは」
と悩むこともありましたが、
対症療法に走るのではなく、
傷口を目立たないように隠すなど、
自分なりの対処法を見つけて冷えとりを続けています。

最近では、膿など毒が出ているのを見ると、
「あ〜、こんなにもわたしは
自分で自分を痛め続けていたんだなあ」
と、毒が出てきたことをありがたく思えます。

そんな毒出しの一方で、
10代後半から31〜34日周期だった生理が30日周期に。
これまでは、長めの周期が自分のサイクルなのだと
思っていましたが、
それはやはりおかしかったのかもしれません。
布ナプキンをはじめたことも、
相乗効果があったように思います。

体調がよくなり、こころの冷えにも気づく

気づけば、首もすっかりよくなっていました。
胃痛もずいぶん減り、食べ過ぎることも少なくなり、
夜中に何度もお手洗いに行くこともなくなりました。
そして何より、
「自分は健康になってきている」
と実感できるようになってきたのです。

ここ数年は引きこもり生活だったので、
人づきあいがおっくうになり、友だちとも疎遠になり、
別れた彼にも執着しまくりでした。
それが、からだがよくなるにつれ、
「人に会いたい」
「あたらしい恋がしたい」
と、ぐんぐんやる気がわいてきたのです。

失ったものや人の中には、
もう取り返せないものもあります。
でも、そこに目を向けるのではなく、
今あるものや人に目を向け、
未来にときめくことができるようになりました。
これからどんどん健康になり、
今まで知らなかった超健康体な自分に出合えることが
たのしみで仕方ありません!

さらに今は、こころの冷えとも向き合っています。
自分がいかに傲慢な人間であったか、
日々気づきがありますが、
自分を責めるのではなく、
受け入れながらも改善していくことが
目の前にある、わたしの目標です。

編集長より

白うさぎさん、すばらしいレポートをありがとうございます! つらいめんげんや毒出しを、「ありがたいなあ」と思えるようになるかどうかは、自分が「あたらしくなっている」ことのひとつのターニングポイントというか、目安のように思います。体調がよくなっていく喜びは、ほんとうにかけがえのないものですよね。白うさぎさんが、素直に、冷えとりをなさった結果だと思います。こころの冷えにも気づかれたとのお話も、何よりです。冷えとりはやればやるほど、ミルフィーユ状になった冷えが出てくるなあと実感しています。どうぞどうぞ、結果を手放して続けてみてくださいね。ときにてきとうに、軸は真剣に。「あたらしい自分」を、たのしんでくださいね!

☆プロフィール
[ペンネーム・しろうさぎ]

大阪在住、接客業。子どものころからずっと、心身ともに調子がよかった記憶がないのですが、冷えとりをはじめ、『あたらしい自分になる本』(服部みれい=著 アスペクト=刊)や『マーマーマガジン』と出合い、自分を大切にするように。趣味は、あたらしい自分になること!

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