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別マー連載

更新日 2011/07/01

別マー連載 冷えとりガールズの集い

第31回:読マー! からだの冷えをとったら、こころの冷えに気がついた ペンネーム・まさみさん

日頃から、自分は大丈夫、と決めつけがちだったまさみさん。あるできごとをきっかけに冷えとりをはじめると、からだにも、身のまわりにもうれしい変化が続々と……。冷えとりにワクワクしてくるレポートを、さっそくどうぞ!

自分は大丈夫と決めつけていました

はじめて『マーマーマガジン』の第3号を手にしたときは、
「わあ、すてきな表紙」くらいの認識で、
購入してからもぱらぱらとめくって
本棚に飾っておしまいでした。

そして、わたしは銭湯が大好きで、
ほぼ毎日銭湯に通っていたのに
ひざ下は年中氷のように冷えていて、
そんな自分のからだのことを「どうしてだろう」と
疑問に思いながらも、
「あたたかい湯船につかっているから安心」
くらいにしか考えていませんでした。

むくみがちなふくらはぎや、
夕方になると「具合でも悪いのかな」と
心配される血色の悪さも、
「低血圧だからこういうもの」と、
決めつけていたところがありました。

ところが去年の夏以降、
いくら湯船につかっても疲れがとれない毎日がつづき、
どうしたものかと悩んでいて……、
そんなとき、また『マーマーマガジン』を
手にする機会がありました。

冷えとりにトライしたら!

じっくり読んでいくなかで、
「やってみること、がキーワードなのかな」と、
ぼんやり理解して、翌朝はまず、
これは冷えとりではないのですが、
白湯を飲んでみました。

すると、じわじわと内側からあたたかくなって、
とてもおだやかな気分に。

そしていよいよ靴下の重ねばきも試してみると、
はいた瞬間から足元がむずむずして
「すっぽりと守られているような、
経験したことがないあたたかさ」に気分が高揚し、
初日はなかなか眠れないほどでした。

それからしばらくして、
びっくりするような「めんげん」のオンパレードが
はじまったのです!

肘やひざ裏にアトピーが出たり、
突然皮膚にみみず腫れの症状が出たり、
もともとむくみやすい左足の足首にはひどい湿疹が出たり。
それはもう、「どれだけ、いままで
ひどいことばかりしてきたんだろう」と、
足首をかきながら笑ってしまうくらいでした。
それでも、靴下と半身浴をつづけていくうちに
かゆみもおさまってきました。

食べすぎもやめられました

ただそのときはまだ、
夜おそくに食べることをやめられなくて……。

仕事を終えてから、銭湯であたたまって電車にゆられて帰宅。
その後、眠いのについつい食事をとり、
翌朝どんよりしてしまうことがしばしば。
「本当に食べたいのかなあ」
「どうすれば身体はよろこぶのかな」と
メッセージを待っていたら、
「こころの冷え」に気づきはじめたのです。

そう、わたしは、
「あれもこれもやりたい!」とついつい欲を出しすぎ、
「健康のために三食きちんと食べたほうがいい」と
考えるようになっていたようです。
それに気づいてからは、
夜おそい時間に食べるのをやめて、
たまに食べていた「禅食」(韓国でポピュラーな、
穀物・海藻などを粉状にした食品)と
豆乳をシェイクしたものを、
お腹が空いた夜にあたためて飲むようにしました。

そうしたら!
空腹でイライラすることもなくなり、
肌のガサガサもよくなっていったのです。

ほかにも、こんないいことが

冷えとりをはじめて、いまでようやく10か月。
自然と「いま起きていることは、何を伝えているんだろう」
と身体まるごとで、考えるようになりました。
クリーニングの機会に恵まれることも、
少しずつ増えてきました。

うれしいことに、『マーマーマガジン』のパーティーに
参加したことがきっかけで、ほかのマーマーガールとの
交流がはじまり(twitter上で「冷えとり」について
呟きあったことがきっかけです!)、
わたしたちが開催しているイベントに
新しいメンバーとして加わってもらえることになりました!
(ちなみに、「暮らしに銭湯を。」というコンセプトで
開催している「乙女湯のたしなみ」という銭湯イベントです。)
最近では、何かを決めるときに、不安になったり
迷ったりすることが少なくなったように思います。

冷えとりがある暮らしが好きです。
『マーマーマガジン』、これからも愛読します!

編集長より

まさみさん、レポートをありがとうございました。すぐにめんげんが出てすごい経験でしたね。またあっという間に、「こころの冷え」にご自分で気づかれて、すごいなあと思いました。わたしは最近、冷えとり健康法の自分なりのいく先は、からだの冷えをとることもですが、やはり、「こころの冷え」をとることなのではないか、と思うようになってきました。そのためにも、第一歩は、からだの冷えをとることですね。銭湯でも、冷えとりに最適の温度37〜38度の「冷えとり専用風呂」なるものができるような時代になるといいなあ。「乙女湯のたしなみ」の活動に期待しています!

☆プロフィール
[ペンネーム・まさみ]

「乙女湯のたしなみ」主宰。銭湯と湯あがりの喫茶をこよなく愛し、旅先でもタオル片手に煙突を探しています

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