Special Issue 別マー特集
更新日 2013/12/13
はじめて体験した編集部の舞台裏
こんにちは! マーマーマガジン営業部員、
ときどき編集部員&よろず担当の服部福太郎です。
突然ですが、最新号が発売された今週は、
あたらしい『マーマーマガジン』のありかたについて
お話させていただきます。
……と、
その前に、少し僕自身についての話におつき合いください。
僕がマーマーマガジン編集部で働きはじめたのは
2012年の10月末のことです。
働き出すまでは、
『マーマーマガジン』の誌面や世界観を通して、
「はぁ、なんてすてきな職場なんだろう」
と憧れていた編集部も、
実際に働きはじめると
目がまわるようないそがしさで
(本当にやりがいがあってたのしかったのですが)、
服部もアマミヤも、夜中まで机にかじりついている……
というようなことが日常的に行われていました。
実は、服部自身もこういった状況に
危機感をもっていました。
「このままではわたしもアマミヤさんも、
机にかじりついたまま、プライベートでは
ずっとごぶさたガールとして(孤独な生活を送り)
おばあちゃんになってしまうのでは? 」
と「ノー残業」の決まりを出したのもこの時期です。
それでも、僕が編集部に入った当時は、
『マーマーマガジン』17号の編集作業が
大詰めだったこともあり、
「ノー残業」が適用される日は、
日に日に減っていきました。
そして、実際に働きはじめた、
おそらく最初の日だったと思います。
「この編集長を本当に支えよう! 」
「こんなすてきな雑誌を一生懸命つくっているんだから、
つくっている本人にもしあわせでいてもらいたい」
と、僕は強く思ったのです。
入社したてだったこともあり、
純粋に強く思ったことをよく覚えています。
うまくまわっていない仕事の中で僕ができることは
すべてやろうと思いました。
そうこうするうちに、
というか、それから、あれよあれよと2週間ほどで
僕は編集長と結婚することになります(笑)
(本当に最初はまったく下心なかったんですよ(笑))
実質上、公私にわたって妻をサポートする立場になりました。
それは、
文字通り、仕事上でも私生活でも
妻によりよい作品を生み出してもらえるような
(服部は、編集だけではなく、本の執筆も行っています)
環境をいつも準備しておくこと、
そしてあらゆる形で協力することだと考えました。
その上で、このまま真夜中まで、土日関係なく仕事をし続けたら、
よりよいものをつくり続けることはもとより、
『マーマーマガジン』を発刊し続けることすら
不可能になるのではないかと思いました。
妻もそれを感じていて、
スタッフみんなで話し合い、
『マーマーマガジン』の仕事、服部個人の仕事を、
一年かけて調整してきました。