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みれいニュース

4/28 新刊『わたしらしく働く!』発売

 

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4月28日(木)、

服部みれいの最新刊『わたしらしく働く!』が

マガジンハウスより発売されます!

 

 

2016年1月に惜しまれながら終了した

メルマガ『服部みれいの超☆私的通信ッ』の

人気連載「わたしとわたしの仕事のはなし」を基に

大幅加筆した(何と300ページ超え!)、

編集者奮闘記です。

 

書かれているのは、

みれいさんのキャリアのおおよそすべて――

育児雑誌での駆け出し編集者時代から、

フリーランスの編集者・ライターとして

ファッション誌やサブカルの本づくりに燃えた日々、

さらにはマーマーマガジン創刊、

東日本大震災を経て、

美濃に移転する2016年現在まで。

 

「本当は働きたくなかったら、

働かなくていいとさえ思っています(まえがきより)」

とまでいうみれいさんが、今、あえて仕事のことを綴ります。

 

ページをめくれば、

「正しい」より「たのしい」を優先させて、

わたしらしく働くことのヒントがきっと見つかります。

 

 

みれいさんが先日のブログで、

「(『わたしらしく働く!』の)

ゲラを読んだ、うちのスタッフが

これまでもよく働いてくれていたけれど、

さらに見違えるように、

きびきびと熱心に働いてくれるようになりましたヨ!」

と書いていましたが、

これ、わたしのことです!

(単純すぎて、恥ずかしい!)

 

編集者暦は1年半、

まだまだ半人前のわたし。

 

みれいさんという尊敬する上司のもとで働きながら、

しょうもないミスや失言をしたりして

「ああ、わたしってほんとダメな奴。。」と

必要以上にドヨ〜ンと落ち込むことも、よくあります。

 

だから、ゲラを読んで、

みれいさんにも半人前の時代があったんだという

当たり前の事実に、まず励まされました

(よくぞここまで書いてくださった!と

いいたくなるような失敗談もあったりして)。

 

半人前時代からはじまるみれいさんの奮闘記は、

「何か」をやりとげたい人にとって、よい実例です。

何の実例かって、

「これをやっているとたのしい」と心底思う方向に向き、

山の頂点を目指すように、ずっと先の目標をこころに留め

まっすぐに、一歩一歩進んでいけば、やがて道が開ける

ということの、です。

 

読めば、

四の五のいわずにやろう、という気になります。

だって、とどのつまり、

これ(自分の場合は編集)をやっているのが、

一番たのしいんだもの。

(たのしい「何か」は、

人によっては、仕事に限らず、です)

 

 

また、エムエム・ブックスに入社できて

すごくラッキーだなと思っている理由のひとつが、

みれいさんが仕事をする上で大切にしてきた、

細かいけれども、だからこそ重要な

仕事上の作法を教えてもらえることなのですが、

『わたしらしく働く!』の後半では、実践編として、

その知恵がまとまって紹介されています。

汎用性があり、すぐ取り入れたくなること請け合いです。

 

 

すべての働く女性たち、そして、

「何か」をやりとげようとしている人たちに捧げる、

熱く、同時にかろやかな1冊です。

 

(川口ミリ)