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いま、注目の・・・・

インタビュー☆わたしの手帖 #2 川口恵子さん

 

“わたしとの打ち合わせに最適な手帖です”

 

こんにちは、編集部員の川口ミリです。

「インタビュー☆わたしの手帖 2016」第2回目のゲストは川口恵子さんです。

みれいさんの日記にときどき登場する川口さんは、エムエム・ブックスとおなじくちいさくてとても野心的な出版社、ナナロク社の編集者で服部みれいの詩集の担当者さん。

『あたらしい自分になる手帖』時代から、服部の手帖を長年愛用してくださっています。

12月から『わたしの手帖 2016』を使いはじめられた方も多いはず。

川口恵子さんの使い方、ぜひ参考にしてみてくださいね◎

 

――川口さん、こんにちは。はじめてお目にかかれてうれしいです!

 

こちらこそです、川口さん(笑)!

 

――同じ名字でちょっとまぎらわしいけど、たのしいです(笑)。川口さんはみれいさんの手帖を3年間使い続けてくださったんですよね?

 

はい! 毎年毎年、そのときどきの「気分」をムギュッ!と見事に表現しているなあと思います。カラーひとつとっても、それぞれの年の雰囲気にぴったりです。

 

――今年のカラーはどうですか? がらっと渋めに変わりましたが。

 

2016年の、ミニマムでシンプルなデザイン、落ち着いた色合いは、美濃に移ったみれいさんの環境や心境の変化を反映してるのかな?と思って、興味深いです。

 

――その観方はなかなか通ですねえ……!

 

いえいえ(笑)。表紙の色がすてきです。重厚な茶色ではなく、明るい感じのブラウン。すごくいい色です。金の箔押しで小さく「わたしの手帖」と入っているのも、なつかしい感じで好き。あと、背表紙の☆マークがかわいい!

 

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――そんなふうにいっていただいてうれしいです。

 

色違いのスピンが2本ついていて、その2色のグラデーションと表紙の色合いもすごくきれいだと思っています。

 

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――スピン、どの2色にするか編集部内でもとても悩んだんです。だから注目していただいてうれしいです! ほかに、ちょっとマニアックに好きなポイントはありますか?

 

うーん、カバーの裏地の手ざわりがいいことかな。

 

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――そうなんですか!(気づいてなかった……!)

 

中身についてだと、ウィークリー欄で、1日ごとに「13の月の暦」のキーワードが入っているのがおもしろいです。「この通りに過ごさなければ!」と力むのではなくて、「ふむふむ、こんなキーワードがあるのね」と思うだけでも、その日の過ごし方に、こころの深いところで影響があるんじゃないかなと思います。

 

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――手前味噌ですが、そうした使い方に適した手帖ってなかなかないかもしれないですね。

 

だからこそ、別の手帖と2冊使いしているんです。『わたしの手帖』は、自分との打ち合わせ用に使っています。もう1冊の手帖は仕事の打ち合わせやスケジュール管理用。編集という仕事柄、いろいろな方と打ち合わせをすることも多く、手帖に打ち合わせ内容や、思いついた企画やメモなどなんでも書くから。

 

――ツイッターを見ていても、2冊、3冊使いの方、多いみたいです。さしつかえなければ、『わたしの手帖』で、どんなふうに、ご自分との打ち合わせをされているかおしえてほしいです!

 

先日、マーマーマガジン主催で名古屋で行われた秋山佳胤さんの講演会にうかがった影響がバリバリにあると思うのですが(笑)、ウィークリー欄に、その日に自分が食べたものと、体重を書いています。食べものとからだの変化に興味があって。

 

――いわば実験の経過を書き記しているんですね!

 

はい。「M=朝食、L=昼食、D=夕食、S=おやつ」の記号を使って記入してます。

 

――なんだかたのしそう!

 

1年かけて、いろいろな食べかたを試してみたいです。仕事柄、会食の機会も多いので、あまり神経質にならず、ゆる〜く1週間で調整するくらいの感じで続けたいなと思っています。そういう意味でも、『わたしの手帖』のウィークリー欄は1つの見開きで1週間になっていて、とても使いやすいなと思っています。

 

――最後に、『わたしの手帖』をお使いになる読者のみなさまへメッセージをいただけますか?

 

“わたしの”手帖、という名前のとおり、みんながそれぞれのライフスタイルや好みに合わせ、より自由な使いかたができそうなところがこの手帖のいいところ。1年かけて、自分に一番合う使い方をいっしょに探してみましょう!

 

――わたしも自分に合う使いかたを探ってみます。いいヒントをありがとうございました!