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新米社長福太郎便り

60 見る景色

 

 

今日、長野県から美濃のお店に来てくださったお客様Aさんから聞いたお話が

とてもおもしろかったです。

 

Aさんはみれいさんの『あたらしい自分になる本』や『自由な自分になる本』を

読み進めているうちに「母親を差し置いてしあわせになってはいけない」と

思い込んでいる自分に気づいたそうです。

Aさんのお母様には、

「もしもその人たちに会ってしまったら」と心配で

その人たちが住んでいる地域には行けない、というぐらい

わだかまりを残したままの人たちがいたそうです。

 

あるとき10年以上ぶりにそのわだかまりを残したままの人たちに会いに行こう、と

Aさんのお母様が思い立ったそうです。

Aさんはその決意をサポートしよう、と決意しました。

お母様は1年ぐらいかけてゆっくり・・・、と思ったいたのですが

Aさんが「3日で全員に会おう!」と後押しして

すぐに数軒のお宅を一緒に回ったそうです。

 

10年来のそのことをし終えて、Aさんのお母様もスッキリしたし

Aさんもなにか膜みたいなものがはがれたような気がしたそうです。

 

その1週間後・・・・・

 

今まで何度も会っていた男性にたいして

ぜんぜん違う感覚を覚えるようになったそうです。

 

「きっと見る世界が変わってしまったんでしょうねぇ」とAさん。

 

そして間もなくその男性とご結婚をされたそうです。

 

 

ぼくはなんとも面白いお話しだなぁ〜、と思ったのですが

みなさまはいかがでしょうか?

 

 

ぼくは田んぼをはじめた頃から

自分の仕事は「いい景色をつくること」なのではないかと

思うようになりました。

 

ほんとうにひとりひとり見ている景色は違うし

経営者なら「みんなにとっていい景色をつくること」が

仕事になると思うのですが、

今はどうやったらいいかわからないのが正直なところです。

でも自分にとっていい景色はわかる、自分にとっていい景色をみている

そのことからはじめたいなぁと思っています。

自分自身がいい景色にチューニングをあわせつづける、というか。

 

今日のAさんのお話しをうかがって、

そのことをさらに意識しようと思いました!

 

 

 

(福太郎)