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新米社長福太郎便り

20 仕事をたのしむとはなんだろう 9

 

 

「仕事をたのしむとはなんだろう」シリーズ9回目。

この問いについて、ぼくなりの、いまのところの、答えをお伝えして

このシリーズの最終回とさせていただきます。

 

まず思ったことは、

鬼ごっこに夢中になっている子どもが、鬼ごっこ中に

「鬼ごっこをたのしむとはなんだろう?」と思わないのと

同じように、ぼく自身がどこか仕事に熱中できていないのかも、と気づきました。

 

たとえぼく自身は熱中していてたとして

パッと顔をあげたら

仲間(うちの会社の人たち)があくびをしていたり、

ぜんぜん違うことをしていたり……、

それで「あれ? なんで楽しめていないの?」と

思うに至ったとしても

(実際そういう経緯で題名の問いが生まれたと思っていました)

この問いに縛られてしまうのは、ミスリードだと思うに至りました。

 

鬼ごっこを楽しめていない仲間に

「なんで楽しめていないの?」

「どうしたら楽しめるの?」っていう方向に持っていくのは……

なんというか……

おもしろくない……ですよね。

全体的におかしな方向に向かってしまうというか……。

 

じつは「仕事をたのしむとはなんだろう」という、この問いこそが、

ぼくが手放さなくてはいけない「リーダーシップ」の正体……

なんじゃないか? と気づいたのです!

 

正体といっても、うっすらとした影だったり、足元だけだったり

真正面からみたはっきりした姿ではなくて、

その正体をもっと明らかにしていくと……

根本にはぼく自身の「自信のなさ」や「エゴ」などに

行き着くのかもしれません。

 

ぼくのエゴですが、やっぱり経営者だけが楽しい会社って

なんかしらけるし、つまんないって思ってしまいます。

みんなが楽しんでいる場所(会社)をつくりたいんだな〜、と

あらためて実感しました。

 

お餅つきみたいに、子どもも大人もみんながそれぞれの役割をこなして

最後はみんなでおいしくお餅をいただく!

 

リーダーシップを手放したその先に、そんな光景が広がっていることを想像して

日々試行錯誤を繰り返してみたいと思います!

その経過は逐一このブログでみなさまに共有させていただきます!

 

なにぶんひとっ飛びにいかないため、

やきもきさせてしまうかもしれませんが

リーダーシップレス社長の成長記、見守っていただければさいわいです!!

 

 

結論も見えないまま、見切り発進で続いたこのシリーズ……

最後までおつき合いくださり、ほんとうにありがとうございました!!

 

お便り、メールくださったみなさま

ありがとうございました!!!

 

DSC04262

昨年の春にやってきたアボカドの苗たち。

ビニールハウスのおかげで、なんとか冬を越えられそうです!

何年か後にはアボカド農園でアボカドを育てるのが

仕事になっているかもしれません……

それはそれで楽しそうです!