これぞ熱の効用!
みなさま、こんにちは!
出張から帰ってくると、寝込むことが多く
スタッフや周りの人にとって『福太郎の出張』と『出張帰りの体調不良』が
セットになりつつある、2018年春……。
つい最近の出張から帰ってきたときも熱が出てしまいました。
いつもは熱が出ても
めちゃくちゃ着込んで、掛け布団や毛布も多めにかけて
たくさん汗をかいて寝れば、翌日には熱も下がり、すっきりするので
約1日の休暇で仕事に復帰できていたのですが、
今回はそういうわけにはいきませんでした。
どれだけ着込んで、身動きがとれないぐらい掛け布団や毛布をかけて
着ている服がびしゃびしゃになるぐらい汗をかいても
体温は38度台をキープ……、すぐに39度近くまで熱があがってしまいます。
汗でびしゃびしゃになった服はベッドの横に蟻塚のように積まれていきました。
出張前からずっとお待たせしている仕事、出張帰りすぐに約束をしていた仕事、
待ったなしで成長していくお米の苗、そして田んぼの下準備を進めていかねばという
焦りとこれほど息が切れるほど熱い思いをしているのにいっこうに下がらない熱……
そんなのが重なって三日目に突入したあたりで
こころが折れそうになりました。
からだが休め、と言っているんじゃない? と
妻や周りもやさしくしてくれるのですが
からだが休め、と言っている、ということを
ぼくは全然わかっていませんでした。
そうしたらこころが(からだが?)
なぜ休んだ方がいいか理由をぼくに教えはじめました。
それは簡潔に言ってしまえば
「生活習慣、思考の癖を見直して!」ということなのですが
なぜ、今の生活習慣や思考の癖、ストレスがかかっているのかを
ぼくの今までの人生の場面場面を
夢のような感じで見せて教えてくれたのです。
それは
大学のできごと→中学のできごと→社会人になってからのできごと→
幼少期のできごと→美濃に来てからのできごと→浪人生のできごと→、と
時系列でいうとランダムなのですが、回を重ねるごとに
「……ん、そういうこと?」という具合にわかってきます。
自己責任
………………
自己責任ですよッ!
とはっきり教えてもらいました!!
そうなんです。
ぼくは毎回出張後に体調不良になることを完全に他へ責任転嫁していました。
スケジュールがタイトすぎる。接待が続いて、食べ過ぎ飲み過ぎ。
移動が多くて荷物が重い。慣れない場所で休めない。人酔いする。などなど
そしてさらなる発見は
その思い起こした過去の出来事たちが
ぼくの生活習慣、思考パターン、そして日々の言動に
多大に影響を与えているということです。
もっと深掘りしたら、もっと出てくると思いました。
これはインナーチャイルドケアの真髄かも……なんて思いました。
【インチャケアは『声のメルマガ』や
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自分の人生のハンドルは自分でにぎる
をうたっているマーマーマガジンの版元であるエムエム・ブックスの社長が
出張帰りの体調不良について、完全にハンドルをとられておりました。
ほんとうにお恥ずかしい……。
おそらくハンドルをとられていたのは
出張帰りの体調不良だけではないでしょう。
今一度、じぶんのことを振り返るおおきなきっかけとしたいです。
ハンドルをとられても生きていける人生ですが
ぼくは自分でハンドルを握って、
「起こることすべて自分の責任!」といいきって生きたいです。
夢なのか、高熱でもうろうとした頭がつくり出した幻想なのか……
高熱三日目に巡った過去のできごとたち、
途中で高校生の頃に落としてしまった、というか
生き別れた自分に再会したような、そしていまも一緒にいるような……
あたらしい自分(本来の自分)に戻っていけるように。
日々、生きていきます!!
これはあくまでぼく個人の話しです。
いい大人がいまさら自己責任と気づく……唖然ですよね……
個人的な話を長々と失礼いたしました〜!!
最後までお読みいただきありがとうござます!!
(福太郎)