#30 わたしの手帖インタビュー2
毎週木曜更新!
『わたしの手帖2018』カバーの裏ばなし2
みなさんは、『わたしの手帖2018』、
「リッチゴールド」と「シャンパンゴールド」、
どちらにするか、決められましたか?
2種類あるから迷ってしまうけど、
どちらにしようかな、と考えている時間もまた、たのしいですよね。
今週も、先週に引き続き、カバーのお話をお届けします。
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◎デザインもちょっぴり変わりました!
野田 色だけでなく、デザインも少し変わったんですよね。今年は表紙に『わたしの手帖』というタイトルが入らなくなって、よりシンプルになりました。
服部 「2018」という年号と☆印だけになって、すっきりしましたよね。
野田 読者アンケートで、タイトルが入ってないほうが持ちやすい、というご意見があったり、男性の読者さんから、「わたし」じゃないほうが持ち歩きやすい、といったお声を聞いたりしたので、今年から変えて見ました。
服部 自分としてはよくても、周囲から「『わたしの手帖』ってどういう意味?」みたいに突っ込まれたりすることもありそうですよね(笑)。そういうこともあって、今年から、タイトル明記をやめて。
野田 ただ、テーマは変わらず、「わたし自身と向き合う手帖」ですよね?
服部 はい。「中を開くと、自分を輝かせたり、大切にしたりするヒントが満ちあふれている」というのが、この手帖にリニューアルしたときのイメージだったんですよね。それは今回も、まったく変えていません。本当に自分を大切にするための手帖、という意味では、まさしく『わたしの手帖』だと思っています。
野田 手帖のコンセプトはそのままに、デザインはより一般性を高めた、ということですが……なんだか、文具店や雑貨店に置いてあってもなじむ感じになりましたね。
服部 試行錯誤の末、やっとここまでたどりついたという感じ。実は『わたしの手帖』は、今までわたしの本や、『マーマーマガジン』を読んでない方も手に取ってくださることが多いらしくて。この手帖が、マーマーマガジン的な、自分を大切にする、とか自然と共に生きるといった世界感に触れる入口になってくれるといいな、と思っています。
野田 たしかに、雑貨に近いから、本を買うよりも手に取りやすい方も、いらっしゃるかもしれません。
服部 日めくりカレンダーもそうなんですが、プレゼントとして買われる方も多いんです。会社でまとめ買いして「スタッフに配ります」という方もいらっしゃって。書店営業中に聞いた話では、ご年配の方もこの手帖を使ってくださっているみたいです。編集部のある美濃のみなさんからも好評なんですよ。カレンダーやメモのところも使いやすいって言っていただいたりして。
野田 わー、うれしいです! これはADの中島さんが意識してくださっていることですが、手帖としての機能も大切に、ベーシックなデザインを心がけているので、「使いやすい」と思っていただけたら何よりです。
服部 2018年版は、季節の知恵の部分も充実していますし、お母さんやお父さん、おじいちゃん、おばあちゃんへの贈り物にする、というのも、とってもすてきだと思います。
◎2つのゴールド、どっちにする?
服部 野田さんは、リッチゴールドとシャンパンゴールド、どちらにします?
野田 実は、いまだにどちらにするか迷ってます……。リッチゴールドは、実際に見るとシックな雰囲気が素敵ですし、シャンパンゴールドも、とっても上品でかわいらしい色なんですよね。
服部 ね、どちらも想像以上にきれいな仕上がりになりましたね!
野田 リッチゴールドとシャンパンゴールドの2色には、何かイメージの違いがあったりするんですか?
服部 もちろん、純粋に好みで選んでいただいていいんですが、なんとなく「静」と「動」みたいなニュアンスの違いはあるかな、と思っています。
野田 「静」がシャンパンゴールド、「動」がリッチゴールド、ですね。
服部 はい。「元気を出したい!」とか「今年は波に乗りたい!」という人には、リッチゴールドは、すごくいいと思うんですよね。一方、シャンパンゴールドは、内面から静かに自分を輝かせる、みたいなイメージです。
野田 なんとなくわかります……!
服部 ふだんだったらシャンパンゴールドを選ぶけれど、来年はパワフルになりたいからリッチゴールドにする、というのもおもしろいし、逆に今年は自分を静かに見つめて、内側から美しく輝きたいからシャンパンゴールドに、というのもいいと思います。
野田 今年の手帖も、しおりひもを2本つけているんですが、リッチゴールドとシャンパンゴールドで、それぞれ、しおりひもの色も違うんですよね。リッチゴールドのほうは、ピンクとピンクベージュ。シャンパンゴールドは藤色と水色。
服部 しおりひもの色を決めたときは意識していなかったけど、こうしてみると、リッチゴールドは女性っぽい雰囲気、シャンパンゴールドはちょっとだけ男性っぽい雰囲気があるともいえますね。
野田 たしかにシャンパンゴールドは、さわやかでさっぱりした感じ。どちらを選ぶかで、深層心理がわかったりして(笑)。
服部 そんなふうに色選びであそんでみるのもおもしろいかもですね。
野田 でも、シャンパンゴールドも、バリバリの男っぽさというのとも違いますよね。
服部 そう、「クールビューティー」みたいな印象ですよね。涼し気な感じ。どちらも全体的にはフェミニンで、きれいな色だと思います!
野田 あ〜、結局、また迷ってしまいます……。最後は直感で選ぶ気もしますが。
服部 そう、いろいろな意味付けはあるけれど、まじめに考えるというよりは、色の勢いに乗る、色を味方につける、くらいの気持ちでたのしんでいただければ、と思います。
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来週はいよいよ発売日(11月11日)…!
「2018年はこんな年にしたいな」と思いをめぐらせながら
色を選んでみてくださいね。
仕事の手帖はリッチゴールド、
家で自分の内面を記すのはシャンパンゴールド、
みたいに、両刀使いするのもオススメです!
(野田りえ)