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今日の編集部

0818 |「問題」の原因は?|mmaライブ

 

 

 

 

「それゆえ、不幸にしてこれまでの章で述べてきたような『毒になる親』に育てられた子供は、自分でも気づかないあいだに『他人は信用できない』『どうせ自分のことなどだれもかまってはくれない』『自分には価値がない』などのネガティブな意識を身につけてしまう可能性が高い。このように自己を規定する意識を心のなかに固定させてしまうと、しだいに自滅的な性格を作り上げていく。

 

そういう人間から不幸を減らすには、そのような意識を変える以外にない。人生のシナリオは、たとえそれが子供の時からしみついた意識によって書かれたものであっても、その多くは書き換えることが可能なのである。

 

だがそのためには、まず『無意識のうちに抱いてしまう感情』『自分の送っている人生』『自分が信じていること』などのどれほどが、自分が育った『家族というシステム』によって作り上げられたかを知る必要がある」

 

 

 

『毒になる親 一生苦しむ子供』 (スーザン・フォワード=著 玉置悟=訳 講談社+α文庫=刊)より抜粋

 

 

 

みなさん、こんにちは!

 

美濃は、昨夜、とんでもない雷雨でした。

わたしたちの編集部がある町は小高い山が約360度ぐるりと

囲んでいるのですが、その山々に共鳴する共鳴する!!

家の窓がビリビリと響き、

正直、家も壊れるかと思った……

 

今、いな暮らしの萌ちゃんをはじめ

美濃はたくさんの人が集まってきているのですが、

スタッフ含め

みんなびっくりして飛び起きたって言ってました。

 

あいやー

あんな雷本当になかなかないです。

 

浄化でしょうか。

 

でも、昨日、珍しくずっと頭が重かったけれど、

雷が終わったら、スッキリ元気になりました!

気圧がなんか、変わっていたのでしょうかねえ……。

 

さて!

先週、この今日の編集部ブログをアップしてから、

冷えとり茶話会での

「職場などにキライな人、苦手な人がいる」という話について

勝手に大盛り上がりして、

あれこれ、エラそうに、こうしたら、というお話しを

時間まかせにさせていただいたのですが!!

 

ずっと何か引っかかっていて……

 

というのも

 

いやあ、あんな「正論」、

誰もがわかってる。

でも、頭でわかってるけど

できないから、悶々としてるんだし、

困っているんだよなー、、、ということでした。

 

あまりにあたりまえのこと書きすぎたワン。

 

 

後から消そうかと思ったほどでしたが、

でも、まあ、そのままにして

わたしは考え続けました。

 

そうしたら!!!! ラララララ!

翌日の朝、

完全にその答えとなるような手紙が

さらりと届いたではありませんか!

 

その手紙は、もちろん、わたしのブログを読んで、

来たものではありません。

たまたま届いたのですが、

あのブログの完全に答えが

ずらりと書いてあった〜!!!!! きゃああああああああ

 

びっくりした

びっくりした

びっくりした(ゼイゼイゼイゼイ|肩で息)

 

 

ふう……

 

すごいことが起こるものですねえ。

自然界の情報網がすごいのと同じくらい、

人間も、もっと開花したら

テレパシーが使えるようになるのかな。

 

あまりにバッチリの内容でびっくりしました。

 

で、

誰かのことがものすごくキライとか、苦手とか、という現象とか、

あとは、こう、芸能人の話題で、

「不倫」なるものがものすごく取りざたされて

バッシングされたりとか、

あと、政治のことも、本当に暴言とかひどくて

目を背けたくなるものばかり(だから全部背けてますけど|笑)!!

 

 

その理由が書いてありました。

 

その「ヘンな手紙」には、

みんな、ルサンチマン病にかかっているのだと書かれていました。

それで怒りが止まらないのだそうです。

 

 

はあ!!

 

何かわかる!!!

 

何か時代の流れかと思っていたんです。

 

食品添加物、農薬、薬、空気の悪さ、

水の悪さ、仕事やりすぎ、ストレス、

情報過多、ブルーライト浴びすぎ子に浴びすぎ太郎、

テレビやコマーシャルの偏った情報、

飛行機から出ている煙いトレイル、

環境ホルモン、遺伝子組み換え食品、ワクチン、

いろんなものに、もう心身や脳がやられて、

みんな、おかしくなってるのかなと。

 

なんか、おかしいと思ってたんです。

人が短絡的になってて、

すぐにジャッジして、

人をたたいて、人のせいにして、キライな人をつくる。

隣国をすぐに叩くのもすごく似ている。

 

みんなが、すぐにカッカして、

意見の違いを認めて、ゆったり話し合うムードなど皆無。

 

反知性主義というのでしょうか?

 

アメリカの影響?

 

もう何が何だかよくわからないんだけれど、

意地悪で、思いっきり短絡的で

まあ簡単にいったら、全体的にバカな感じになってきている。

 

 

これが、本当に本当に

どうして何だろう?

食べ物なのか、空気なのか? 情報なのか?

寂しさのせいか? 何なのか、、、と思っていたのです。

 

でも、その「ヘンな手紙」には、

放射性物質のことが書いてありました。

放射性物質の脳への影響です。

 

えー!

よく知らなかった!!

 

でも、ちょっとだけネットで調べただけでも、

いろいろ出てきました。

チェルノブイリの後の人々の変化とか。

 

もちろん、そういった影響が

なかったとしてもです。

 

2011年の災害と事故、それだけでも

人の心身に多大な、深い、影響があって、

それだけでも、怒りを溜めて、

カッカしてしまうだろうことは容易に想像できます。

 

 

脳への影響については、わたしはよくわからないけれど、

でも、きになる方は、ご自分でぜひ調べてみてください。

 

本当に、なんか、放射性物質のこととかも、

人によって、情報の取り方があまりに違うし、

わたしは、どちらかというと、

とにかく、そういうものがあるにしろないにしろ

現代社会というのは、毒や害になるものがたくさんたくさんあって、

いつでも積極的に、心身に入れた毒を

解毒ックスしたほうがいいという風に思っているというか

そういう立場、なのですが、

(自分で実験とかできないことについては慎重です)

 

いろいろな浄化の方法があるようです、

そういったことも興味のある方は、ぜひ調べてみてください。

 

とにかく、もちろん、関係ないかもしれないです。

 

関係ないところでカッカとしているのかもしれない。

 

何が原因かはわからないし、人によってまったく違うのでしょう。

 

もっと精神世界的な(意識が変わる時代において、

過去の膿が出ているとか)、そういう見方もあると思います。

 

ありとあらゆる見方がある。

 

だいたい、怒りがたまるような社会ですしね。

 

でも、何れにしても、いつの間にこんな世の中になったんだ!?

と思うことがあります。

 

 

(もちろん、一方で、すごく精神的なことや

目に見えない世界のことや、やさしい気持ち、

感謝する気持ち、尊い気持ち、美しい気持ち、

そういったマインドが進化しているんですけれど)

 

 

 

 

でも、わたしはもうひとつ、

あらためて、冒頭の『毒になる親』を読んで

(前に読んだ時はざっと読んだに過ぎなかったし、

途中でやめてました)

いやあ、

あらゆる問題の根幹には、

家族問題が隠れているのではないかと

本気で思うに至りました。

 

 

タイトルはすごいですが、

内容はすばらしいです。

 

世界中のすべての人が一度は読むといい本だと思いました。

 

 

「問題」を感じていない人も、

自分が親であろうがなかろうが、

とにかく、すべての人が、知っておいたほうがいい情報と知恵が

入っているように思います。

 

なんというか、この本は、わたしに、

個々人の「問題」の根源的なこと、もですけれど、

何より、

社会がなぜ今こうなっているのかへの深い理解につながったし

 

なんか、読んでいるうちに、

何かの幻想から目覚めるような体験をしました。

意識の目覚めというか。

 

「なーんだ!」みたいなことです。

 

なぜ人が、がんばりすぎたり、病気になったり、

認められたいと飢(かつ)えの気持ちがあったり、

恋愛がうまくいかなかったり、結婚生活が破綻したり、

子育てで悩んだり、会社でうまくいかなくなったりするのか、

そのわけが、なんか、わかるような気がした。

 

ただ、どんな家庭も、完璧な家庭というのはなくて

どの親にも、幾分かの毒があって、

まずは、その毒が何なのかを、

社会全体で理解することがすごく大事なのかなと思うんですけれど

では、なぜ、その家に生まれ落ちたのか、

「問題」(例えば、言いようのない怒りなど)、

「思い込み」をなぜつくるに至ったかは、

本当に、魂レベルの、何か、

壮大なストーリーがありそうだなと思ったり

思わなかったりしています。

 

 

(本当に、もう、いい加減、

心理学の研究者と、精神世界の人と、科学者と、医師と、霊能者らが

タッグを組んで、研究をしたらいいと思うことがあります。

クロスオーバーもっとしたら、あらゆることが

簡単に解明されそうだ……)

 

 

何が言いたいかというと、

本当に今、

今の自分を超えていく知恵や情報が

開示されているということです。

 

そして、それは

本当に自分の目で確かめて

自分の感性で選ぶことが大事だと思います。

誰にも指図されることなく

自分が選ぶことが大切ですよね。

 

依存心、依頼心は、少しずつ捨てて(勇気がある人は思いっきり捨てて)

(ちなみに、誰かを批判しているのも

依存と依頼のこころだと思います)、

外側を頼りにせず

自分頼りに生きたら、

誰かを批判したり、「問題」に蓋をしたりしなくなるのかなあ、、、。

 

そのヒントが「毒親」本にはありました。

 

とにかく、ポイントは

 

  • なかったことにしない
  • 許さなくていい
  • 隠れている感情を出し切る

 

ということかなと思います。

 

この夏一番の良書の一つでした!

来年の手帖のゲラチェックも最終段階なのですが

最後に、この本のことも入れるつもりです。

 

では!お知らせです!

 

8月21日、美濃で、わたしが細々と続けている

mmaというバンドのライブを行います。

ちいさなレストランでやるので、本当に、2、3名程度の空きしかないのですが、

美濃にいらっしゃるおり、

立ち寄りたい!という方もおられるかと思い、

情報をお知らせしますね。

 

ライブだけ、ディナーも、という方も

要予約です。

先着順とさせていただきます。

来たい!という方は、メールか、エムエム・ブックスみのに

お電話をください。

よろしくお願いいたします。

 

 

***

 

mma

LIVE 2017

 

 

 

 

オシダアヤ(vo.g.)、 平松モモコ(dr.) 、美濃在住の服部みれい(b) による、mma(エムエムエイ)のライブを美濃DONIDONIにて開催! 2015年9月発売の7インチアルバム発売以来のライブ。オシダアヤのソロ、服部みれいのポエトリーリーディングも予定しています

 

8.21| mon.

16:30 OPEN 17:00 START-18:30

1000yen+1drink(500yen〜)|要予約

 

 

@岐阜・美濃まちかどイタリア食堂 DONIDONI

岐阜県美濃市俵町2122|エムエム・ブックスみの斜め前

 

  • 18:30〜ディナータイム|受付終了しました。

(18:30〜1 drink+donidoniラクトベジのスペシャルワンプレートディナー|1500yen)

 

 

  • ご予約はこちらから

エムエム・ブックスみの ☎︎0575-46-8168|info@murmurmagazine.com

 

mma|エムエムエイ

元SGAのオシダアヤによるファンタジックかつポエトリーな歌詞&スリッツやレインコーツを彷彿させるナチュラルでオーガニックなヴォーカルを中心に、『まぁまぁマガジン』、ホリスティックな著作でおなじみ服部みれいのベース、『あたらしい自分になる本』ほかイラストレーターとして活躍する平松モモコのドラムによる、どこかフォーキーなムードが漂うポスト・オルタナティブパンクバンド

https://www.youtube.com/watch?v=nEeeYzLjhO0

 

 

では最後に、毒親本からの抜粋です!

 

 

 

 

 

「『毒になる親』のいる不健康な家庭では、メンバーの一人ひとりが自分を表現することを認めず、子供は親の考えに従い、親の要求を実行しなくてはならない。だが、そういうことをしていると、個人間の境界がぼやけ、何が自分の本当の意思なのかがわからなくなってくる。こうして家庭のメンバー同士は不健康な形で密着し、親も子供もどこまでが自分でどこから先が子供(親)なのかがわからない。そしてそのように密着することでお互いを窒息させ合っているのである」

 

 

「親がこういう状態であると、子供は成人後も自分が何者であるかというアイデンティティーがぼやけたままはっきりしない。それは、自分と親とは独立した異なる人間であることを実感しにくいからである。そのため、自分が望んでいると思っていることが、いったい本当に自分の望むことなのか、それとも親が望むことなのかよくわからない。無力感に襲われるのは、そのためである。

 

どのような親でも、子供がひとり歩きできるようになるまではなんらかのコントロールが必要なのは当然のことだ。だがノーマルな家庭では、子供が思春期をむかえた少し後くらいからコントロールの程度を減少させ、それから先は自分で歩かせるための移行期間となっていくのが普通だ。ところが『毒になる親』の家庭では、この時期に行われるべき健康な親子の精神的分離が行われず、何年も遅れるか、または永久に行われない場合もある。そういう場合には、大きくなった子供が自分の意思で自分の人生を取り戻そうと行動を起こす以外に道はない」

 

 

いずれも『毒になる親 一生苦しむ子供』 (スーザン・フォワード=著 玉置悟=訳 講談社+α文庫=刊)より抜粋

 

 

 

虐待される子が、

なぜ声をあげられないか。

どんなに酷いことをされようとも、

自分の「家庭」が壊れることが

子どもには最も恐ろしいことだからだそうです。

子どもにとっては

親が世界であり宇宙だからです。

 

でも、もうこのブログを読んでいる人は

ほどんどの場合が成人しているはずです。

 

もやもや程度であれ、

からだの症状であれ、

こころの不具合であれ、

「問題」が出ている場合は、

自分がまず気づき、その根本の原因に行き着き、

感情を出し切ってしまうなどして、

家族の中でつくられた「幻想」から抜け出すことができます。

 

誰もが自由な存在なんです。

 

どんな状態も変わる時が来るし

変えることができます。

常ならず、ということが、

これが本当に、このよにあたえられたギフトだと思ってます。

 

「なかったこと」にしないで、

また、

「いい子」仮面をしたまま

蓋をしたりしないで、

安易に、許したりしないで、

本当の意味で、自分をたいせつにする人が増えたらいいなと思っています。

 

その一つ一つこそが

社会が幸福になっていく、

種となると確信しているからです。

 

 

現状(「問題」と思える事柄)からいつでも脱することができると

はっきりと、いいたいです。

 

 

そうそう

とてもたくさんのお便りやメールをいただくのですが

ほとんどのものにお返事ができません。

(すべて読ませていただいています)

 

比較的、タイミングが合えば、ですが、お返事できるのは

こちらのツイッターです。

 

服部みれい 公式ツイッター

 

 

 

めちゃめちゃムラっ気がありますが、

時々覗いてみてください。

突然読者の方々とおしゃべりしたりしています!

 

 

 

 

ではではー

 

 

服部みれい、ど、え、した!!!

 

 

 

みなさん、どうぞ、良い夏を。

 

 

 

チャオ理論