murmurbooks

今日の編集部

からだにしみいるたべもののはなし

R0057104

 

 

 

にん!

 

 

 

みなさん、こんにちは。

火曜日に続き

金曜日担当の服部みれいです。

 

先日、中日新聞「トップの大好物」という欄で

エムエム・ブックス代表の服部福太郎が、

塩むすびを紹介させていただきました。

 

あの記事のとおり、

編集部でなにかというと、

塩むすびをつくります。

 

塩むすびは、わたしの師であった、モモ爺さんというかた(拙著『わたしのヒント』大和書房に登場)が教えてくれたもので、

手に水をつけないでにぎる(!)というもの。

 

うまくできないよ〜というかたもいるのですが、

ちょっとした集中力で、

うまくいくように思います。

 

具もなにもなし。

塩だけの味。

 

これが、本当においしいんです!!!(試してみて)

 

泣いている子どもの口に

塩むすびをほおりこんだら

泣きやむよ〜ふぉっふぉっふぉっと

よくモモ爺はいってましたが、

ほんとにやってみたかたがいて

「泣き止みました!」といってました。

 

うちの事務所でも、

なんか、会社の雰囲気が淀みつつあるな、とか

元気のない人がいるな、とか、

そういうときにも

塩むすびを、つくることがあります。

 

さて、この塩むすびですけれど、

その準備段階は、

森のイスキア

佐藤初女さんの、つくりかたでつくっています。

 

まな板をぬれふきんでふいて、

ちいさなお茶碗(わたしは大きめの丸いお湯のみ)に

ごはんを入れて、

まな板の上に、どんどんのせていきます。

 

(わたしのまな板だと、だいたい、

6〜8個ぶんのります)

 

で、ひとつずつにぎっていく。

 

初女さんは、このときに具をおいていくそうですが、

わたしは塩むすびなので、

ここからは、自分流。

 

そうそう、のりもふだんはまかないのですけれど、

のりをまくバージョンのときは、

初女さんのアイデアを真似しています。

(本などに掲載されています、

ぜひチェックしてみてくださいね)

 

 

いやー、この、準備の方法を知ったときは

目を見開きました!

ごはんがいい具合にさめて、

むすびやすいんです!!(感涙)

 

編集部でつくるときは、

たいてい、25個〜30個くらいを

すごいスピードでつくっていくのですが、

とても手際よくつくれますよ。

 

 

そんな、佐藤初女さんが、

先日お亡くなりになったそうです。

わたしは、ものすごく熱心な読者ではなかったし、

おむすびのにぎりかた、とか、

その存在について、ひとづてにきくだけでしたが、

でも、森のイスキアが、日本にあった、ということは

わたしの中で、

とてもとても、目に見えない影響を受けていたことでした。

 

美濃でいつかカフェをやりたい

美濃でいつかゲストハウスをやりたい、

と夢を膨らませているのですが、

その、イメージソースのひとつが、

イスキアの存在です。

 

何か、自分を見失ったり、

人生で疲れることがあったりしたら、

美濃のゲストハウスにきて、

そうして、塩むすびを食べたり、

弓田ごはんを食べたり、

別に断食コースもあったりして、

自分を取り戻す。

 

ヨガがあったり、

農の体験ができたり、

山に登ったり、

川下りしたり、

何もしないでただのんびりしたり。

 

そういう場をつくれないかなと思っているんです。

 

そうして、この場所が気に入ったかたは、

岐阜への移住も考えていただいたり……

(ロシアのダーチャ的な、

畑つきの小さな家を準備できたらすてきだなと思っています)

 

そのうち、

独身のかたも、

カップルのかたも、

子どもがいる世帯も、

また、シングルで子育てしている人も、

みんなが、こう、点在して暮して、

ゆるいコミュニティをつくっている。

 

で、まあ、未来、

亡くなるときは、

みんなで、ケアする。

 

と、そんな夢を抱いているのですが、

どうなることでしょう!

 

でも、先日あるかたに、

みれいさんは、すごく旅館やホテルをやるのが

むいていますよ!といってただいて

すっかりその気になっています。

 

編集長から女将へ……(うっとり)。

 

いや、めちゃめちゃ大変だと思いますし、

現段階では想像の域を超えませんが、

映画監督やりたいのと同じくらい、

女将もやってみたいです。

 

(ああ、時間が足りないですね〜♪ はっ

強欲=肺と大腸の毒……冷えとりします、、)

 

ただ、この話、するとみなさん「壮大だねー」っておっしゃるのですが

マーマ―ガール&ボーイとならできる!って確信しているんです。

そんなむずかしいことじゃないですよね。

いちばんわくわくすることをしているとき

人は、想像をこえる力を発揮できる、または、

そういうパワーを外から補助していただけるような気がしています。

本当に。

 

 

さて、

この美濃に帰ってきた

大きなきっかけは、

マーマーマガジン19号、20号で、

自然農(自然農法/自然栽培)の取材をしたことで、

その中でも

福岡自然農園(わら一本の革命の福岡正信さんのお孫さんである

大樹さんさんが代表です)で、

大樹さんを取材したこと―—。

 

大樹さんのあるひとことをきっかけに、

農家サイトのアイデアも思い浮かびました。

 

(農家サイトのアイデアがうかんだとき、

山梨の山奥で、大きな虹が出ていたんです!

これはいい!と直観しました)

 

そんな、福岡自然農園の柑橘類

もう、もう、もう、

ことばにはできないほどおいしい。

 

塩むすび食べたときもおいしいですけれど

もう、本当に食べものってことばじゃないんですね

(初女さんもそんなことをおっしゃています!)。

 

わたしは、農薬がついた果物は

ほとんど食べられなくなってしまったのですが

(ゼロゼロしてしまうんです。大丈夫なときもあるんですが、

のどがすごくかゆくなって、ちょっとゼロゼロします)

福岡自然農園のものは

ぱくぱくいける。

つい手が出る。

 

自然を人間に合わせたものではなくて、

人間が自然にかぎりなくよりそって

自然を活かしてできたものが、どれくらいおいしいか!!!!!!

 

無農薬、可能ならば無肥料の果物を食べると

それがよくわかります。

 

すごい、感動です。

 

そんな柑橘類たちをぎゅぎゅっととじこめたジュース、

mmbs

でもお取り扱いがはじまっています。

 

節分もすぎて、

気分は春。

 

ぜひ、ご賞味くださいませ〜♪
追伸☆写真は、美濃にある酒蔵、百春さんの土間です。こんなかまどでごはん炊いたらさぞかしおいしいでしょうね……(うっとり)

 

 

末筆ながら、

佐藤初女さんのご冥福を

こころからお祈りもうしあげます。

初女さんを直接しらない者ですが、

いつも天国からみまもってくださっているきがします。

(どこか勝手な思いですけれど、

そんな視線を感じながら、背筋を正して、

毎日を生きていきたいと思っています)

 

 

 

 

 

ではどうぞよい週末をおすごしくださいね。

 

 

チャオの今日のランチは、ほうれん草のカレーとムングダールのカレーです(オージャスたっぷり!)。最近、バイタミックスでクリームつくるのが流行っていて、今日は、お豆腐のクリームで、大根をあえます♪ みなさんもどうぞよいランチタイム、ディナータイムを☆