86 クスッ!
過ぎ去りし日々への想いにため息をつくのは自然なことだ。
だがそれよりよいのは、クスッと笑うことだ。
(『人生をやり直せるならわたしはもっと失敗をしてもっと馬鹿げたことをしよう』
ラム・ダス=著、VOICE=刊)
今日は『Be Here Now』の著者ラム・ダスの著書からの引用文が
意味深な感じではじまりました。
(それにしても原書のタイトルは『Still Here』で、
翻訳本のタイトルのつけ方が色々な意味ですごいなぁ、と感心してしまいました)
なぜこんな引用文からはじまったかというと
昨日のブログで書かせていただいた通り、
昨日まで砂浴断食合宿に行ってきました。
前回は砂に埋まっている間のほとんどの時間を寝てしまったのですが
今回はなかなか眠れなくて・・・、
そのかわりなんだか子ども時代のことや学生時代のこと
いつの時代だかよくわからないことが頭に浮かんでは消えていきました・・・。
俗にいうこころの毒だし!? なのか・・・
会社員ではじめて役職がついて日々奮闘していた頃のこと・・・
朝の通勤満員電車の中で、
職場でうまくいかず、過ぎたことを悔いていたら
「ダメだダメだ」と実際に声を出してしまったこともありました。
満員電車でぎゅうぎゅうだったのに、
両隣がさーっと遠ざかっていったことを今も覚えています。
あれは自分でもびっくりしました。
「あっ俺やばいな」と思いました。
その頃のことを100%クスッと笑えるか、といったら
きっとまだだなー、と思います。
(まだほんの少し胸がチクッと痛みます)
でも歳を重ねるごとに、田んぼや畑で過ごす時間を重ねるごとに
色々な人との出会いを重ねるごとに、
今の仕事に没頭するごとに、
確実に100%クスッと笑える日に近づいている気がします。
写真は名古屋から1日2便だけ特急で美濃まで来るバスです。
東京新宿からもパピヨン号という深夜バスが
朝の5時台に美濃に着きます(停留所からぼくたちのお店までは
歩くと1時間ほどかかりますが・・・)。
「もうダメ!」とか「もう限界!」って、誰かがなったときに
このバスに飛び乗れば美濃に着く、そしたらエムエム・ブックスがある、
まぁなんとかなるだろう、なんて思ってもらえるように
日々ここで自分の時間を重ねていきたいと思います!!
クッスン泣いて後悔から、クスッと笑うへ!!!
(福太郎)