連載

服部みれい・編集部

あの人に今聞きたい!
kaiさん 第3回 あなたのラスボスは、第何チャクラ?

今年1月に発売となった、kaiさんと服部みれいの共著『わたしがととのう毎日のチャクラケア』(徳間書店=刊)。この本は、今、注目を集めている「チャクラケア」の基礎知識から、ケアの方法までを網羅的に紹介した“チャクラの入門書”です。

今回の連載では、『わたしがととのう毎日のチャクラケア』の発売にさいして行われた、kaiさんと服部みれいのインスタライブのトークから、この本の見どころや、チャクラについてのディープなお話をお届けします。知れば知るほど、チャクラっておもしろい!

 

◎GUEST|kai(かい)さん

セラピスト、アーティスト、文筆家。スピリチュアル・カウンセラーの活動を経て、現在はショップ運営(不定期)、アート表現や執筆、講座などを行う。主な著書に『kaiのチャクラケアブック』(エムエム・ブックス=刊)、服部みれいとの共著『わたしがととのう毎日のチャクラケア』(徳間書店=刊)など。Spotifyにてポッドキャスト番組「スピりラジオ」を配信中。2026年6月11日、エムエム・ブックスから新刊『10年周期 ハレとケの人生マップ』が発売。6月から、みれい☆かるちゃ~☆すく~るで第1チャクラ講座を開催。

 

◎『わたしがととのう毎日のチャクラケア』(徳間書店=刊)について

https://murmur-books-socks.com/?pid=190071796

 


 

第3回 あなたのラスボスは、第何チャクラ?

<第2回をみる

 

kaiさん(以下敬称略、k)

わたしは第1チャクラが、もともとすごく弱くって、

「自分の真のラスボスは第1チャクラだ」って思っていたんです。

でも、「あれ、もしかしたら違うかも」って、思うようになって。

 

真のラスボスのチャクラは、一見わかりづらいんですよ。

 

むしろ「そのチャクラは健康!」って思っていたりして。

それが最近になって、

自分は第5チャクラだったんだって気がついたんですよ。

 

みれい(以下、み)

何か具体的な体験からそう感じているんですか?

 

k 実は、自分の中で、

どうしても開けられない扉っていうのがあって……。

 

み 本も出されて、たくさん執筆もされて、

ポッドキャスト(「スピりラジオ」)を

やられたりしているのに!?

 

k そうなんですよ。

一見、自分を思う存分表現できているようですが、

奥に閉じている部分がまだまだあるのを感じます。

本を書かせてもらったり、こうして発信していることが、

壮大なチャクラケアになっているんだと思います。

わたしにとっては、“岩戸開き”のような気持ちで、

日々、自分を表現しています。

 

み そうなんですね……。

 

k わたしたちって、真のラスボスに気づかないままでも、

ふつうに日々を送れてしまえるんですね。

やっぱり、真のラスボスは一番知りたくない部分ですから。

でも実は、真のラスボスのチャクラにこそ、

宝ものが眠っていたりするんですよね。

 

ではなぜ、そのチャクラを避けてしまうのかというと、

そこには幼少期だったり、ひいては過去世からだったり、

脈々と魂が引き継いできているド級のトラウマがある。

そこを避けて通れるような「道」を、

自分で建設しちゃっているわけなんです。

だから気づきにくい。

あえてそこを通らなくても、人生を終えられてしまう。

 

み すごくおもしろいです。

わたしのラスボスは第何チャクラなんだろう。

 

k 真のラスボスに気づくためには、

本気で自分で自分を掘り下げていく必要があるんですね。

 

実は「スピりラジオ」は、

第5チャクラが真のラスボスだと気づいて、

チャクラケアの「突破口」として、はじめたんですよ。

 

ただ、今は第5チャクラが

自分にとっての真のラスボスだと思っているけど、

もしかしたらまだ先があるのかもしれません。

 

玉ねぎの皮をむくようにじゃないですけれども、

チャクラは本当に奥深くて、すごいおもしろいんですよね。

 

み わたし、今日、井上博斗さんっていう民謡の先生の指導のもと、

蹲踞(そんきょ)っていう、

しゃがんだような状態で声を出すワークをやってきたんです。

 

民謡とか狂言とか能とか、そういう伝統芸能って、

服部みれいという“我のある声”じゃなくて、

誰の声でもないような、自然の声といったらいいか……

そんな野太い声を出すことが大事みたいなんですが、

練習を重ねても、なかなかその声が出ない。

 

でも今日、今まで出せなかった声がはじめて出たんですよ!

博斗くんにも「出た!」っていわれて。

そしてその声が出たときに、

得もいわれぬ感動があったんです。

 

誰の声でもない声っていうのがわたしから出たときに、

“自分”っていうものもわかるし、

わたし自身が自然や宇宙とつながっているとか、

神さまの分け御魂であるとか、

そういうことを一瞬で体感するみたいな感覚があって。

すさまじい儀式とか洗礼を受けるみたいな体験でした。

 

この声が出せると、第1ももっと根深くなるし、

第2、第3チャクラも

もっと使えるようになると感じていて。

 

この声が出るまでに時間かかったけど、

でも、その経過、営みが大事という気もしているんです。

避けて通っていた部分をかんたんにぱっと

掴んでしまったら人生おもしろくないというか。

 

震えながらも目的に向かっていくのが人生、

みたいなところもあるかもしれないですね。

 

k もうまさにそうだと思います。

失った何かを取り戻すために、毎回わたしたちは生まれてきています。

それらを今世で取り戻せなくてもいいかもしれない。けれど、

今世で取り戻せたら、それはもう最高だと思います。

 

パートナーシップでも、お金でも、

避けているものほど、その人が「取り戻したいもの」だったりしますね。

わたしの場合、それが「自己表現だった」と気付いたんですけれど。

 

み なるほどー! 確かにそうですね。

 

k まずは、自分をしっかり観察することが大事ですね。

自分が何気なくする細かい動作、仕草、言動などには、

すべて理由があります。

そこを掘り下げるには、「自分のオタク」になることです。

なかなかみなさん、自分のオタクになれていないと思うんです。

 

み なかなか、なれないですよね。

 

k 人のことはよくわかるんですけど、

自分のことはよく見えないですよね。

 

だから『kaiのチャクラケアブック』や

『わたしがととのう毎日のチャクラケア』で、

なるべくいろいろなアプローチでお伝えするというのが、

わたしのチャクラの伝えかたなんです。

 

み kaiさんみたいに本を書いたり、

ショップをしたり、ラジオだったり、YouTubeやったり……

生きている営みすべてが、

全部チャクラケアみたいなところがありますね。

 

k 本当にそうなんです。

そうやってチャクラケアをすることで、

 

今まで避けていたような人、こと、もの……

そういうものがどんどん近づいてくるんですよね。

そのとき、取り戻せている何かがきっとある。

 

最初は見て見ぬふりをして避けたくなるんですけれども、

それでも受け入れてケアをしていくと、

どんどん人生が広がっていく。

それがおもしろいし、

すばらしいことだと思います。

 

み いやー、すごいお話です。

 

◎6月6日(土)更新の第4回に続きます!

 


 

kaiさん関連の本

 

◎『わたしがととのう毎日のチャクラケア』(服部みれい、kai=著 徳間書店=刊)

https://murmur-books-socks.com/?pid=190071796

 

◎『kaiのチャクラケアブック』(kai=著 エムエム・ブックス=刊)

https://murmur-books-socks.com/?pid=179490816

 

◎『murmur magazine for men 第5号』
(男性のためのチャクラケア特集 kai=監修 エムエム・ブックス=刊)

https://murmur-books-socks.com/?pid=185369037

服部みれい 【はっとり みれい】

文筆家、マーマーマガジン編集長、詩人。近著に、『自分をたいせつにする本』(ちくまプリマー新書)、『わたしにうれしいことが起こる。』(植原紘治さんとの共著 徳間書店)、『自分を愛する本』(kaiさんとの共著 河出書房新社)、『わたしがととのう 毎日のチャクラケア』(徳間書店)。『kaiのチャクラケアブック』など、編集にも熱く携わっている。ラジオ風味の音声メールマガジン「声のメルマガ 服部みれいのすきにいわせてッ」を毎週配信。まぐまぐ「超ハイパー私的通信」を連載中(月2~3回配信)。現在、NHKカルチャー岐阜教室で毎月講座を開催中。2025年は、企画・編集を担当した『murmurmagazine for men』第5号、『まぁまぁマガジン』26号を発刊。2026年6月に『自分を大切にできないときに読む本』(大原扁理さんとの共著 筑摩書房)を発刊

Instagram:@millethattori