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Special Issue 別マー特集
別冊murmur magazine ますます読みたい!わたしらしい服ってどんな服?
更新日 2008/05/30
フジコ・ヘミングさん パリのインテリア
- フジコさんが一躍有名になったドキュメンタリー『フジコ あるピアニストの軌跡』で、ひときわ印象的だったのが、東京・下北沢のご自身のお部屋でした。古いテーブル、かたちがひとつひとつ違う椅子、思い出のつまったクッション、窓辺のきらめくイルミネーション……。主な住まいをパリの古いアパルトマンにうつされてからも、そのうっとりするようなたたずまいは変わっていません。
- フジコさんは、お金がなかった時代には、よく古い家具を拾って使っていたそうです。ドイツに住んでいた頃、テレビをのせる棚を拾ってきたり、原宿の宝飾店の前に落ちていたクリスマスツリーを拾ったり。それらはいまでも、大切にしているのだそうです。
- スタイルの違うものが渾然一体となり、ゆったりと、あたたかなムードをつくりだしているフジコさんのお部屋。どんな時でも人生を楽しむ。そのきらめきがそこかしこにあらわれているかのようだと思いました。
01,03 フジコさんが描いた絵や古い写真があちこちに。
02 小鳥の飾りがかわいい。レース、透明な飾りも、お部屋にたくさんありました。
04 置きもののかわいいこと。
05 猫が大好きなフジコさん。
06 好きなものを並べた棚。和の小物も洋の小物も一体となって。
フジコ・ヘミングさん 特集のこぼれ話
- フジコさんのお部屋だけでなく、小物、そして服もため息が出るようなものばかり。いつまでたっても少女のこころを持ち続けていながら成熟するって、やっぱり、かっこいいなと思います。ぜひ本誌もご覧ください。
- フジコさんのお宅には、猫だけでなく犬もいます。獣医師さんだったひいおじいさまの影響もあるかも? とのこと。とてもひと懐っこい犬たちでした!
01 ドアノブにかけられたにわとりの飾り。
02 パッチワークの布バッグ。ファンの方からの贈りもの。演奏旅行によく持っていくとか。
03 本誌でご紹介できなかった髪飾りのひとつ。透明な飾りが愛らしい。
04 本誌でもご紹介しているジャケット。ぜひ、細部を見ていただきたくて。たくさんのブローチに感動!
Photograph by Ayumi Shino
Interview by Chiyo Sagae
Text by murmur magazine