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3月のみれいサロンは発達凹凸!

服部みれいとわいわいおしゃべりサロン
ずっと話したかった発達凹凸のこと
(オンライン配信)

 

2024年はじめての開催となる「みれいサロン」こと
服部みれいのわいわいおしゃべりサロン。

今回は、みれいがずっと考え続けている
「発達凹凸」について
今考えていること、感じていることをお話させていただきます。

マーマーマガジンの読者さんや、
みれいのラジオ風味の音声配信番組
「声のメルマガ 服部みれいのすきにいわせてッ」の
リスナーさんからいただくお便りにも、
ご自身やパートナー、まわりのかたが発達凹凸で……、
という話題が多くあります。

発達凹凸(発達障がい、神経発達症)は
脳の機能の特性といわれています。
その特徴や程度はさまざまですが、
誰もが、多かれ少なかれ、もっている特性かもしれません。
程度や場面によっては、
人とのコミュニケーションがうまくいかないなど、
特に、組織や対人関係の中で、
生きにくさを感じることが多いようです。

専門医の診断の有無とは別に、
そういった特性について知ることは、
自分や他人を理解し、
お互いがより楽にコミュニケーションしたり
助け合ったりすることにつながりそうです。

どんなふうにしたら、本人も相手も心地よくいられるのか、
ますます「個」が重視される時代、
発達凹凸をもつ人々にとってどんな世界になるのか、
みれいが直近で感じていることのシェアとともに
みなさんとお話できたらと思います。

以下、服部みれいからのメッセージです。

*****

みなさんへ、みれいより

発達凹凸についてわたしが知るようになったのは、
10年前くらいのことです。

精神科医の神田橋條治先生によれば、
「『奇妙な特徴の子』にボクが初めて出会ったのは、1980年代 です」とのこと。
「『先生が髪型を変えたら、誰だかわからない』
『履物をいつもの一段下の棚に置いたら、見つけられない』幼稚園児です。
文献上ではすでに、少数の発達障害者は気づかれていたようです。
以来今日まで、爆発的な増加一途です。
全員に共通する特徴は、『忖度ができない』です」
(ともに『精神援助技術の基礎訓練』神田橋條治=著 岩崎学術出版社=刊より抜粋)。

「忖度できない」、「共感力が乏しい」。
これらは、現代社会、
特に、忖度があることがデフォルトになっている日本社会で、
さまざまな位相での齟齬を生みだしていることは想像に難くありません。
実際、わたし自身、たくさんの方々とやりとりしていて、
自分も含めて、発達凹凸的な個性が皆無である方は
もう存在しないのではないかとさえ思っています。

医師に診断された・されない関係なく、
発達凹凸的な個性を誰もがまとっていて、
そういう人々でこの世界が構成されているように感じるのです。

ある種の生きづらさ、社会や家庭で何かうまくいかない、
さらには、人によっては、うつ、摂食障がいをはじめとする
精神疾患の原因のひとつに、
このテーマが潜んでいそうだなとも思います。
まだ本人もまわりも気づいていないというケースも
まだまだたくさんあるように感じます。

このテーマについて、ずっとみなさんとシェアリングしあったり、
お話をうかがったりしてみたいと思ってきましたが、
このたび、何か、わたし自身が感じていることで、
ある手応えのようなものを感じるようになってきていまして、
もちろん、ひとつの過程ではありますが、
そのことが、少しでも、
社会生活の中でスムーズに交流したり、理解し合うための
確かなヒントを見出すきっかけになったらという思いがあります。

これは、ひとつの挑戦で、ただ、何かおしゃべりして、
シェアリングしておしまい、となる可能性もあります。
でも、何かの扉が開いたり、何か大切な発明をすることができる、
そんな可能性も秘めているとも感じています。

発達凹凸とは、「祖の時代」で考える「障がい」「凹凸」であって、
皇(オウ)の時代には、デフォルトになるのでは、
ということへの興味関心も同時にあります。
そのことも付記しておきますね。

まずは、この場を設けてみようと思います。

*なお、わたし自身は、みなさまご存知のとおり
編集者、文筆家として活動しておりまして、
医療やセラピーの観点からのお話は
わたしからさせていただくことはありません。
あらかじめご留意ください。

このテーマにご興味のある方、
ぜひ奮ってご参加いただけましたらうれしいです。

*****
みなさんには、おもにチャットでおしゃべりにご参加いただきますが、
声やお顔を出してお話いただける場面もあるかもしれません。

体験談など、メッセージもどうぞお寄せくださいね!
(チケット購入時のフォームにお書きいただけます)

みなさまのご参加をお待ちしております!

 

(みれい☆かるちゃ~☆すく~る事務局)

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服部みれいとわいわいおしゃべりサロン
ずっと話したかった発達凹凸のこと
(オンライン配信)

 

◎登壇者
服部みれい(マーマーマガジン編集長、文筆家)
 
 
◎日時
3月6日(水) 19時―20時30分

* お申し込みのかたすべてに見逃し配信(1か月限定)をお送りさせていただきます
 
 
◎参加費
3,000円

高校生(18歳)以下のかたには無料で配信させていただきます。
くわしくは、チケット販売ページをご覧ください。
 
 
◎定員
300名

* 定員に達しましたら、お申込み期限の前でも締切らせていただきます
 
 
◎お申込み期限
3月4日(月)まで
(コンビニ/ATM払いは3日まで)
 
 
◎お申込み先
https://mcs-milletsalon-20240306.peatix.com
 
 
◎ 登壇者プロフィール

服部みれい(はっとり・みれい)
文筆家、マーマーマガジン編集長、詩人。2008年に『マーマーマガジン』創刊。2011年より出版社エムエム・ブックスをはじめる。2015年春に東京・神宮前から、岐阜・美濃に会社ごと移住。美濃から、あたらしい時代を生き抜くための、古くてあたらしい知恵を発信し続けている。著書に、『セルフクリーニングブック あたらしい自分になる本』シリーズ(筑摩書房)、『あたらしい東京日記』シリーズ(大和書房)、『わたしらしく働く!』(マガジンハウス)、『みの日記』(扶桑社)、『好きに食べたい』(毎日新聞出版)ほか多数。近著に、『自分をたいせつにする本』(ちくまプリマー新書)。最新刊に『わたしにうれしいことが起こる。』(植原紘治さんとの共著 徳間書店=刊)。2017年秋から音声メールマガジン「声のメルマガ 服部みれいのすきにいわせてッ」を毎週配信。また、2022年春には、詩と即興音楽「みれい音のちいさな宇宙」の配信をスタート。2023年7月『まぁまぁマガジン』25号を発刊、12月に『増補版 うつくしい自分になる本 SELF CLEANING BOOK 3』(ちくま文庫)発刊。2024年3月からは、穂高養生園との合同企画で、参加者とともに穂高養生園の本を実際に制作するワークショップを開催予定。現地滞在型、オンライン全7回、オンライン第1回、それぞれの受講を現在募集中

 

 

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