Special Issue 別マー特集
更新日 2014/01/31
農の特集が人気なわけ
みなさん、こんにちは！
マーマーマガジン編集長の服部みれいです。
『マーマーマガジン』19号、20号と続けてお送りした
農の特集、たのしんでいただいていますか？
ファッションなども扱う雑誌づくりをしている者として、
突然「農業の特集」を組んでも
正直、読者の方にはとっつきにくいかな？なんて思っていたのですが、
まったく、そんなことはありませんでした。
農の特集といっても……
掲載させていただいたインタビューのどれもが
「生きるってどういうこと？」についてのヒントに満ちているから、
ということもあると思うのですが、
毎日届く、読者ハガキを読ませていただいていると、
みなさんの、食べもの、土とともに暮らすということへの熱が
本当に、本気で、高まっていることを、
つくづく感じます。
農家サイトの特徴は？
さて、そんな農の特集を制作していく中で、
雑誌づくりから、さらにもっと
「行動」へと歩みを進めたい、と思って
はじめたのが、「マーマーな農家サイト」です。
いってみれば、
全国の農家さん＆農について学ぶ場のイエローページ。
ただ、編集部で、情報を集めてきて掲載するのではなくて、
１、 読者の方々に、おすすめの農家さん＆学ぶ場を教えていただく
２、 読者の方々ご自身で、自由に直接、農家さん＆学ぶ場にアクセスしていただく
というところが
一番大きな特徴です。
（くわしくはこちらに書きましたので、
ぜひご覧になってみてくださいね
http://murmur-farm.com/about.html）
おかげさまで、今、みなさんから
情報が集まってきていまして、
少しずつアップしています！
みなさんと一緒につくっていく
また、このサイトは、
もうひとつの大きな特徴があります。
それは、
運営自体も、みなさんからのドネーションで行う、
という点です。
（こちらも、みなさんから、本当に、
ご理解＆ご支持をいただき、
現状では、ウェブデザイン＆校閲にかかった
初期費用は、いただいたドネーションで
もうお支払い済みとなりました！
本当に本当に、ありがとうございました）
今回、このサイトをはじめるにあたって、
◎ 読者の方々と一緒につくっていく
◎ 読者の方々が主役である
◎ 継続していくシステム
◎ 循環していくシステム
ということをとても大切に考えました。
まだまだ、いたらないところはありますが、
全国のみなさんから情報やドネーションをいただくたびに、
胸がいっぱいになり、
「このサイトに掲載される農家さんが、
100になり200になり……もっと増えていったら！」とか、
「このサイトで、みなさんに地元の農家さん＆学ぶ場と
直接つながりができて、
おいしい生産物と出合うきっかけになったら！」とか、
「農の体験を通して、土とともに暮らす生活を
はじめる方が生まれたなら！」とか、
目頭を熱くして（ちょっと気が早いですね／笑）、
夢想する日々です。
いや、こんな想像を超える
すばらしいことが、きっときっと、起こるに違いない、
そんな手応えをスタートから
確かに感じています。
循環していくシステムに
『マーマーマガジン』を2008年に創刊して、
６年目に突入しました。
『マーマーマガジン』という小さな雑誌を、
本当にたくさんの
マーマーガール＆マーマーボーイの方々が
支えてくださっていて、
何か、単に、「雑誌の読者さん」ということを超えた
共通の理解、あたらしい時代や意識への認識を
ともにしているという実感が、
こころの深いところに、しっかりとあります。
このサイト、まだスタートしたばかりですが、
でも、きっと、しかるべき成長を遂げる、
というふうに、今、あらためて確信をしています。
どうぞ、もし、すてきな農家さんを知っていたら、
「マーマーな農家サイト」に推薦してください。
（推薦していただく方はこちらから→http://murmur-farm.com/post.html）
また
「今は知らない、でも、これから、
“マーマーな農家サイト”に合う
農家さんを探してみます！」
ということでも、もちろんうれしいです。
そして何より、もっとも望んでいることは、
みなさんが、農家さん＆学ぶ場とつながってくださることです。
一生のうち、たった１日の体験でもいい。
土とともに暮らす体験をしてくださると
うれしいなあ！と思っています。
そうそう、
今回、特集で登場してくださった
福岡自然農園の福岡大樹さんは、
「“マーマ―な農家サイト”の開設によって、
『今日はひまだから野良仕事を手伝いに行こう』
みたいなノリにまで行けたらよいですね！
労働エネルギーと、そのときの農産物、
疲れによるその晩の快眠の交換。
そんな場所が日本中のいたるところにできればすてきですね」
とおっしゃってくださいました。
キーワードは「交換からはじまる循環」な気がします。
ぜひ、循環に、ひと役もふた役もかってください！
循環のうずに入っていただけたら、
きっとそのエネルギーは、
ご自分自身に関するさまざまなことについての循環にも
つながっていくのでは？と思います。
たくさんのみなさんにとって、
「いのち」を感じられる場になることを
こころから、ただただ願ってやみません。
ブログもアップしていきますので、
ぜひ、ときおり、チェックしてみてくださいね！
