冷えとりガールズ

#25 読マー! 婦人科系の毒出しののち、結婚、そして妊娠 ペンネーム・なるぅさん

 

初回アップ|2010年9月3日

 

子宮内膜症、子宮筋腫、子宮膣部びらん……、

健康診断でずらりと婦人科系の疾患を指摘された、なるぅさん。

冷えとりと出合い、半年におよぶ激しいめんげんを乗り越え、

今年6月に結婚、さらに妊娠されました。

毒の出口はいつでも開いてくれる!

そんな気持ちになれる、なるぅさんのめんげん体験レポートです。

 

婦人科系の疾患が複数発覚

当時37歳、独身だったわたし。
会社の健康診断で受けた婦人科の検査の結果は
子宮内膜症、子宮筋腫、子宮膣部びらん、
と、それはさんざんなものでした。
「このままじゃいかん!」と
からだのことをいろいろと調べるようになり、
その中で「病気は冷えが原因」
という言葉が目にとまりました。

自分がずっとからだを冷やす生活を
してきたことにハッとなったわたしは、
積もり積もったこの冷えを何とかしなくては!と、
本で知った「冷えとり」をはじめてみることに。
去年の10月ごろのことでした。

 

1週間後から徐々に毒出しが

はじめて靴下を4枚はいて布団に入った日は、
足がジンジンジンジンと
まるで雪の中を裸足で歩いているかのような
何ともいえない感覚になりました。
「おぉ! これが毒出しか?!」とよろこんでみたものの、
その後、1週間は靴下がやぶれたりするようなこともなく、
特に手応えのない日々が過ぎていきました。

お風呂で半身浴をしていたある日の夜のことです。
突如、両方の二の腕に半径5cmくらいの範囲で
湿疹が現れました。
「何が起こっているんだろう……」と少し不安になりつつ
経過をみていると、日に日に湿疹は増えていき、
ついには両方の腕の手首から肩まですべて湿疹
という状況にまでなりました。

 

ただただ信じて続けた

それからは、ひどいかゆみと痛みで
毎日眠ることすら苦痛の日々が続きました。
腕からは古い油のようなにおいがして、
寝るとき着ていたシルクの肌着は、
朝になると腕の部分だけどす黒く
変色していたりもしました。

湿疹は生理の1週間前に特にひどくなり、
生理が終わると少し減りました。
半年ほど続くその症状に、
まわりからは「病院へ行った方が……」
などといわれましたが、
『マーマーマガジン』を支えに
そのまま冷えとりを続けることに。

ときには「わたしのからだ、
どこかおかしくなってしまったの?!」
と不安になりつつも、
「これはめんげんなんだ、大丈夫」と信じて、
半年間半身浴を欠かさず、
靴下の重ねばきも続けました。
その間、2回ほど靴下がやぶれることがありましたが、
やぶれた箇所はいずれもかかとでした。

 

湿疹が消えた春、結婚、そして妊娠

冬が終わり、春になり、
気がつくと、あれほどひどかった湿疹が
「少しかゆい」程度の感覚だけを残し、
見事に姿をくらましていきました。

そして6月、わたしは結婚しました。
しかし、それまでの湿疹のあまりのひどさに、
自分の冷えはかなり根深いものだと
想像していましたから、
子どもをうむのは無理ではないだろうかと
思っていました。
ところが同じ6月、なんと妊娠が発覚したのです。
「わたしの婦人科系の毒が出ていったんだ!」
と、改めて冷えとりの実力を感じた瞬間でした。
おかげで、自分のからだがもつ力を
信じられるようにもなりました。

猛暑が続いていますが、どんなに暑い日も
靴下の重ねばきは欠かせません!

 

編集長より
たいへんなめんげんをよくぞ!乗り越えられましたね!!! ほんとうに、すばらしいと思います。大変なとき、まわりも「病院へ行ったら?」といいますし、(もちろん状況に応じて、病院へ行く必要がある場合もあるでしょうが)何より自分が不安になるものですが、なるぅさんは、ほんとうによくぞ、耐えられたと思います。そして、ご結婚、妊娠と、おめでとうございます。冷えとりをなさっているかたは、妊娠のときの状態や出産、産後の状態もとてもよいようです。あかちゃんも元気そうです。ぜひぜひ続けて、親子二代で冷えとりを楽しんでみてください。冷えとりは、婦人科系の疾患や精神的な疾患にとてもよいと聞いていたのですが、なるぅさんのお話はとてもよい例だと思いました。またぜひ続きをレポート送ってください! 多謝!!

 

☆レポートしてくださった方:ペンネーム・なるぅ さん

京都府在住。

現在妊娠中。

山登り、岩登りが趣味です!