冷えとりガールズ

#23 読マー! 冷えとりで取り戻した本来の自分 ペンネーム・トロさん

 

初回アップ|2010年7月9日

 

読者の方からのお便りをお届けする「読マー」!

今回は生理前の体調不良、冷えからくる不眠などをきっかけに、

冷えとりをはじめたトロさんからのレポートです。

冷えとりをするほどに、こころにゆとりが生まれたというトロさん。

冷えとりが、こころとからだの両方によい変化をもたらすことを実感できるお話です。

「生マー」直前のめんげんの体験も必見。

それでは、さっそくどうぞ!

 

夜、足が冷えて眠れず……

冷えとりをはじめて、そろそろ1年になります。
これまで大きな病気・けがをしたことはないのですが、
ちょうど1年ほど前から、
生理前のイライラ・クヨクヨが激しくなり、
待ち合わせをしたパートナーが
約束の時間に来ないというだけで、
不安→イライラ→罵り→後悔……という
悪いスパイラルに陥ってしまい、
パートナーも自分も傷つけてしまっていました。

また、昔から足が冷えてなかなか眠れず、
目を閉じても、未来への漠然とした不安感や、
いつまでも自信の持てない自分が顔を出し、
余計に眠れないといったことも、しょっちゅうでした。

 

深く考えず、まずはスタート!

冷えとりをすると、
「こころがおだやかにしっとりする」
「何をしたらよいか、わかるようになる」と
『マーマーマガジン』編集長である服部みれいさんが
本誌やブログを通して言い続けてくださっていたのが
ずっと気になっていて、あまり深く考えず、
とにかく冷えとりをやってみることに。
最初は、絹の5本指→綿の5本指、の2枚履きから
スタートしました。

入浴時以外はかかさず履くようにしていたところ、
1枚目(絹の5本指)のかかとが薄くなってきて、
次第にやぶれてきました。
「おお! 本当に毒が出てる!」とうれしくなり、
基本の4枚履きにもチャレンジすることに。
もっと本格的にやってみたい気持ちになっていたのです。
すると、今度は3枚目の絹のかかとが
立て続けにやぶれました。

 

冷えとり靴下で、大きな変化が

冷えとりをはじめて変化したことは、

・平熱が36.8℃まで上がった

・夜眠れる。眠れなくても「そのうち眠たくなるやろ」と
思えるようになった

・風邪をひかなくなり、インフルエンザにもかからなかった

・食べすぎた翌朝の部屋がくさい

・化繊の下着をつけたくなくなった

・パートナーへのつっこみのキレがよりよくなり、
おつき合いがますますおもしろくなった

・こころがどっしりしているように感じる

・自分の顔がきらいではなくなった

など。

靴下を履いているだけなのに、
気づいてみればいつの間にかそうなっていた、という感じが
おもしろいです。
生理前のイライラは、今もたまに顔を出してきますが
「生理前やからしゃーないわ」くらいに思える
ゆとりが出てきました。

現在は、絹の5本指→ウールの5本指→綿絹の混紡→
ウールか綿の靴下、を基本にして、
寝るときの湯たんぽと、夜の半身浴を続けています。
半身浴の時間は計っていませんが、
汗がじわ~っと出てきて、お湯と自分の境目が
なくなる感じがするまで入っています。

 

からだは優秀!

ところが、風邪をひくことなく冬を越せて、
「この調子なら、毎年春にくる体調不良もないかも!」と
期待を抱いたわたしは、なんとお菓子を食べまくったり、
冷たい牛乳をごくごく飲んだり、
「冷えとりしてるから大丈夫~」と、
からだが冷えることをくりかえしていました。
根本的な冷えはまだ、わたしのなかに
息をひそめて居座っていたのです
(わたしの場合、「食べなくては」という義務感から
食べすぎてしまっていた)。

それは、キャンセル待ちで行こうと決めた
「生マー」(『マーマーマガジン』のトークイベント)の
5日前のことでした。
風邪と生理がいっぺんにやってきて、
頭とからだが痛くてだるくて、
もう何がなんだかわからない。
「こんなからだで夜行バスはきついなー、
でも薬で抑えるのはやめにしたいし……」と思い、
実行したのはこれらのこと。

・白湯を飲みながらの半身浴

・靴下、レッグウォーマー倍増

・夜はとにかく寝る

「これはデトックスなのだ!」とマイからだに言い聞かせ、
「もうしません、(食べすぎて)ごめんなさい」と
謝りながら続けたところ、なんと「生マー」前日には
すっきりと治ってしまったのです。

毒がたまったら出そうとしてくれる、自分のからだ。
毎月の生理が周期的にやって来ることも、
あらためて考えるとすごいことのような気がしてきて、
「からだって優秀やなあ」と、しみじみ感じたできごとでした。

今でも、食べすぎや、漠然とした不安感などが
なくなったわけではありません。
ただ、うまく言えませんが、どこか他人ごとのようだった
「自分」が、本来あるところに戻ってきたように
感じられて、おもしろいなーと思います。
思いぐせにふと気がついたり、からだが整ってくることで、
いろんな流れが自然になってくるのかな。

これからも、かわいく楽しく、冷えとりを続けてまいります。

 

編集長より
トロさん、こんにちは。「生マー」前のめんげんのお話、おもしろいですね! しかもぴたっとよくなったのもすごい。冷えとりをして、からだの声を聴くようになると、こんなユニークな体験をみなさん少なからずするようなきがします。
そして、「自分の顔がきらいじゃなくなった」とか、「つっこみのキレがおもしろくなった」なんて最高ですね! 恋愛の濃度も高めてくれる冷えとり! 引き続き、楽しんでください。

 

☆レポートしてくださった方:ペンネーム・トロ さん

契約社員・店長職。大阪在住。

気が乗ったときに、服やお菓子をつくります。

夏の夕方、暮れていく空を見ながら半身浴をするのがすきです。

『マーマーマガジン』との出合いは京都で。

『オリーブ』みたいな雑誌がある!と興奮したのを、よく憶えています