冷えとりガールズ

#13 はじめての冷えとりレポート1 突如おそった劇的な生理痛で Yさん(28歳)

 

初回アップ|2009年6月12日

 

みなさん、生理の調子はいかがですか?

「問題がない」というひとがいないほど、

現代の女性はたくさんの月経の問題を抱えています。

生理痛、周期が安定しない、また、子宮でいえば、

不妊などの問題もあちこちで耳にします。

本日ご紹介するYさんも、そのひとり。

突如、激痛が襲いました。

結婚して数年経ってもなぜ妊娠しないのか?

ひそかに疑問にも思っていました。

その秘密が冷えとりを始めたことで徐々に解明してきたのです。

 

突然やってきた激痛

 

わたしはジャンクフード大好き、お酒大好き、

夜更かし大好きの都内に住む28歳女子です。

 

冷えとりとわたしの間には何億光年の距離があるかのような、

好きなものを食し、好きなときに寝るのがわたしの生き方、

食事に気を遣うなんてわたしの美学に反する!

みたいな生活を送ってまいりました。

 

しかし、それは突然やってきました。

 

生命の危機を感じるほどの生理痛!!!!

なんだこれは!

こんな痛みいまだかつて知らない……。

陣痛か? と思うほどの痛みです。

 

なにか重病に違いないと病院にかけつけましたが、

子宮内膜症とは診断されたものの、

そんなに深刻な状態ではなく、

「ピルか痛み止めで対応するか、そんなに気になるなら

手術しますか? 妊娠するのが一番いいんですけどねぇ」

とドクターは言いました。

 

ピルは経験あるけど、嫌!

痛み止めは解決にならない!(というか効かないほど痛い)

手術なんて、もってのほか!!!(だってわたしは注射ぎらい)

それに妊娠できてたら、ここにはきてません!(実は数年間不妊)

 

わらをもすがる思いで友人に相談したところ、

冷えとりをすすめられました。

冷えとりアドバイザー進藤幸恵さんにも

相談させていただきました。

(あとになって知りましたが、進藤さん自身、

重度の子宮内膜症だったのが、冷えとりで治ってしまったそうなのです)

 

進藤さんの明るい声に励まされ、

その日から靴下重ね履きと半身浴の日々が

スタートしたわけですが……。

わたしはもともとビーサン好きで裸足ッ子。

 

夏なのに靴下~?

しかも4枚??

 

洗濯物がかさばるし、

靴下重ね履きってなんだかオバさんぽいし。

それに半身浴ももともと苦手。

半身浴で汗かくなら運動で汗かきたいし。

 

でもわたしは決めたのです。

とにかく試してみて、自分の体で判断してみようと。

 

いままで自分をいじめていたのかも

はじめて4枚の靴下を履いた感想は、

これが意外にも“気持ちいいかも?”でした。

というか、今までどれだけ冷えていたかを

思い知らされたような。

 

それは、とても忙しかった日の夜に

あたたかいお風呂に浸かったときのような感触に似ていました。

あ~、今日も疲れたな~という感覚で、

わたしの人生これまでずっと、

ステレオタイプの体育教師のように

自分をいじめてきたのかもなぁ……

とまで感じてしまいました。

 

足をあたためるだけで不思議と内臓もあたたまり、

心も落ち着いてくるような。

これは苦手な人に会わなくてはいけないときなどに

特に感じたことです。

足下をあたためていると普段やだなぁと思うことでも

割とやり過ごせる。

大丈夫、大丈夫と誰かが耳元でささやいている。

 

でも考えてみたら当たり前ですよね。

体調がよくないときは気持ちに余裕がなくなるし、

いやなことは倍増、よいことは半減。

体が本来の状態でないということは

体調が本調子ではないということですものね。

 

「4足履きオバさん問題」も、

自分なりに工夫して、なんとか自分の服装に

溶け込ませることができました。

 

(具体的には「冷えとりファッション」を特集する

というmurmur magazine No.5を参照するのがいいと思います☆)

 

人は順応力という頼もしい能力が備わっているものなのです。

 

「レポート2」へつづく

 

☆レポートしてくださった方:Y さん

28歳、カフェ店長。

自分は健康優良児だと過信し、放蕩生活を満喫してきました。

が、ある日、体からの強烈なシグナルが!!

以来、冷えとりを実践中。