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new 甲野善紀さんと対談!

7/23(水)武術研究者・甲野善紀さんと服部みれいが
あたらしい時代のスピリチュアリズムについて
オンライン対談します!

 
 
☆急きょ、見逃し配信期間を1週間延長し、8月7日(木)までとさせていただきました!(7/20)

2025年3月、岐阜・美濃で開催された
「お豆フェスin美濃」での出合いをきっかけに
甲野善紀さんと服部みれいは、
「人間にとっての自然とは何か」――
その後も、スピリチュアル、霊性に関わるトークを続けてきました。

(甲野さんは「お豆フェスin美濃」に際して、
岐阜を初めて訪れ、美濃の町に滞在。
これまで歩んできた精神的な旅をあらためて振り返る機会となり、
学びや生き方、こころのあり方の大切さをあらたに実感されたそうです)

若い時に「人間の運命は完璧に決まっていて
同時に完璧に自由である」と気づいた甲野善紀さん。

一方、服部みれいは、2019年に『わたしと霊性』(平凡社)を上梓。
「目の前に起こったことを100%自分の責任として受け取る。
そしてこの在り方こそが、真の自由である」という命題と
対峙する日々を送っています。

そんな中、
今年、「SBNR=Spiritual But Not Religious(無宗教型スピリチュアル)」についての
書籍が刊行されました。
こころの豊かさを探究する人々が増えている、
またその層に対するマーケットや組織デザインが注目されているとのこと。
(SBNR層は、ヨガや瞑想はもとより、
サウナ、推し活、キャンプ、筋トレ、掃除などの活動や行為への志向も含まれていて、
日本人の43%、アメリカ人の5人に1人がこの層に当てはまると言われているそうです (*))

まさに、甲野善紀さんは数十年来、武術を通して
SBNR的な世界の探究をされてきたかたであり、
服部みれいは、『マーマーマガジン』や著書を通して
SBNR層をまさに読者として活動をしてきました。

いうまでもなく自身もSBNR層である二人が、
いよいよ「(無宗教型)スピリチュアル」について
語りはじめよう、というのがこの会の趣旨です。

美濃のトークでも触れておられた、
甲野善紀さんによる「妙好人」のお話、
禅や、新宗教、さらにはスピリチュアルと呼ばれる世界への眼差しから、
「こころの真の豊かさ」「こころからの安心とは?」、
さらには「生きているとはどういうことなのか」について
みなさんと一緒に考えたいと思います。

この1回で結論を出すというよりは、
まずはそれぞれの思いを出し合って
より深い探究のきっかけを見つける日になればと思っております。

いわゆる「スピリチュアルな世界」が盛り上がり、
より一般的な存在になる中、
また同時に、「スピリチュアル」を毛ぎらいするかたがた、誤解も多い中、
甲野善紀さんが、満を持して、スピリチュアル、信仰、霊性といった分野に踏み込む
貴重な機会でもあります。

ぜひたくさんの皆さまのご参加をお待ちいたしております。

*『SBNRエコノミー 「心の豊かさ」の探究から生まれる新たなマーケット』
(博報堂ストラテジックプランニング局=著 宣伝会議=刊)より
 
 
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◎みなさまへ、甲野善紀さんより
 
 
一昔前、何か病気が治るとか、
運命が良くなるなどという効果があることを仄めかせながら、
先祖供養のやり方や神仏への接し方を説くような話に関して、
「それって何か怪しい宗教じゃないの?」という警戒感を持つ人が少なくなかったように思います。

それが、いつの間にかこうした話も、
以前よりはスマートになり、また明確に「これは宗教ではありません」と断りつつ、
同様な話をする傾向が生まれ、そうしたジャンルに関して、
「スピリチュアル系」といった用語が用いられるようになってきたように思います。

それだけに、以前よりそうした世界に気軽に興味を持つ人も増えてきたと同時に、
自分のやっていることが、そうした世界と同一視されることを嫌う人も当然のように出てきて、
「あの人はスピっている」「自分はスピっていない」といった表現が
聞かれることも耳にするようになりました。

この「スピリチュアル系」の世界を「スピ系」とか「スピっている」とか略語を使う人は、
だいたいこの世界にあまり好意を持っていない人に多いようです。

ただ、そういう人達が「神」とか「霊」という世界に全く否定的かというと、
そういう例はむしろ稀で、日本人の場合、ハッキリとした無神論者はきわめて少なく、
神や仏、霊といったことに何となく肯定的な意識を持つ人の方が圧倒的に多いと思います。

そうでなければ初詣に出かける人がニュースで話題になるほど多くなることはないと思います。

そういう点から見れば、
日本人は今回の対談のテーマであるSBNRの人が大変多いということになると思います。

ですから、多くの人は神仏に何となく敬意を持ち、
葬式などで「あの方が天国から見守っていてくださる」という言葉に、
あからさまな不快感を示す人は殆どいないのだと思います。

しかし、この世界を探究しようと一歩なり二歩なり踏み込む人は、きわめて少数なのでしょう。
私も自分自身を振り返ってみれば、典型的なSBNRだと思いますが、
この世界に一般の人よりは踏み込んでいて、
それだけに一般の人が嫌うような怪しげな新宗教の勧誘などに対しては、
迷惑どころか、むしろ興味があるくらいで、
若い頃からそういう人と積極的に話し、いろいろと質問を行なっているうちに、
相手が教団内の内紛を私に相談してくるような流れになったことも一度や二度ではありません。

つまり、私はそうした世界に積極的に関心を持つことで
「人間にとっての自然とは何か?」ということを追求する材料にしてきました。
その姿勢は今後も続くと思います。

今回、服部みれい・マーマーマガジン編集長という得難い方を対談相手に迎え、
かねてから私が思っていたことを、
より踏み込んで話すことが出来るのではないかと期待しております。
御関心の出た方はどうぞ御参加ください。
 
 
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◎みなさまへ、みれいより
 
 
子どもの頃から、目に見えない世界を身近に感じられる家庭環境で育ち、
若い時期は反発もしましたが、20代後半からまた、
目に見えない世界、スピリチュアルと呼ばれる世界に自然と縁ができてまいりました。

2008年に創刊した『マーマーマガジン』は、有機的な食、暮らし、衣服の世界への誘い、
自然と共にあるあり方などとともに、目に見えない世界への探求にまつわる雑誌です。
また自分自身も、文筆家として、この世界への探究を一個人の体験を土台としながら続けてきました。

このたび、甲野善紀先生との出合いをきっかけに、
またこの目に見えない世界の探究をさらに高められたらと感じております。
直近では、「目の前で起こることは100%自分の責任である」「見ている世界は自分がつくっている」ということと対峙する日々です。

広告代理店からの発信であらわれてきた「SBNR=無宗教型スピリチュアル」ということばは、
その文脈上では「こころの豊かさ」を重視し、
いわゆるオカルト的なこと、トンデモ、都市伝説とは一線を画するものです。
それに対し、今回テーマとなることは、「本気のSBNR」、
より深い意味での「スピリチュアルな世界」を探求している二人による対談といえるかもしれません。

今回、甲野善紀先生が、これまでどこでも語ってこられなかった霊性にまつわるお話をうかがう機会になればさいわいですし、
何かあたらしい探求への種がまかれる日になることを願っております。
たくさんのみなさまとご一緒できますことを、こころからたのしみにいたしております。
 
 
(服部みれい)
 
 
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2025年特別オンライン対談
武術研究者・甲野善紀さん×服部みれい
あたらしい時代のスピリチュアリズム、人間の在り方を考える
――SBNR(無宗教型スピリチュアル)を起点に
 
 
◎登壇者
甲野善紀さん(武術研究者)
服部みれい(マーマーマガジン編集長、文筆家)
 
 
◎日時
7月23日(水) 19時30分~21時
 
*見逃し配信は、翌日7月24日(木)正午~7月31日(木)→8月7日(木)まで配信いたします
 
 
◎視聴料
3,000円
 
 
◎ お申込み期限
7月22日(火)23時59分
(コンビニ/ATM払いは21日まで)
 
 
◎ お申込み先
https://mcs-sbnr-20250723.peatix.com
 
 
◎定員
500名
*定員に達した時点で締め切らせていただきます
 
 
◎ 登壇者プロフィール
 

甲野善紀(こうの・よしのり)
1949年、東京生まれ。武術研究者。「人間にとって自然とは何か」を自らの身体を通じて探求すべく、1978年に松聲館道場を設立。古武術の技と術理を独自に研究し、その成果は武術界のみならず、スポーツ、楽器演奏、介護、教育、工学、農業など、多岐にわたる分野から注目を集めている。近年は、古武術の身体運用法を日常生活に応用する方法を提案し、全国各地で講座や講演を実施。また、オンラインでの情報発信にも力を入れており、毎週動画を配信する「甲野善紀オンライン」や、月刊メールマガジン『風の先、風の跡』を通じて、最新の技や術理、日々の気づきを共有している。著書に『剣の精神誌』『古武術からの発想』『古武術に学ぶ体の使い方。』『古武術に学ぶ 子どものこころとからだの育てかた』『身体は考える 創造性を育む松聲館スタイル』『70歳の壁などない! 古武術に学ぶ身体の使い方』など多数 https://www.shouseikan.com



 

服部みれい(はっとり・みれい)
文筆家、マーマーマガジン編集長、詩人。近著に、『自分をたいせつにする本』(ちくまプリマー新書)、『わたしにうれしいことが起こる。』(植原紘治さんとの共著 徳間書店)、『自分を愛する本』(kaiさんとの共著 河出書房新社)。最新刊に『わたしの中にも朝焼けはある』(早坂香須子さんとの共著 河出書房新社)。「マーマーマガジン」は、現在、詩とインタビュー誌「まぁまぁマガジン」に。『kaiのチャクラケアブック』など、編集にも熱く携わっている。ラジオ風味の音声メールマガジン「声のメルマガ 服部みれいのすきにいわせてッ」を毎週配信。まぐまぐ「超ハイパー私的通信」を連載中(月2~3回配信)。企画・編集を担当した『murmurmagazine for men』第5号(男性のためのチャクラ特集)が2025年春に発売。『わたしと霊性』(平凡社)など、スピリチュアル、霊性にまつわる探求を独自に行い、発信を続けている https://www.instagram.com/millethattori
 
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