new 按田餃子工芸部展!
11月29日(金)ー12月8日(日)
按田餃子工芸部展
たのしいしまつの世界
in エムエム・ブックスみの
東京・代々木上原にある「按田餃子」。
『冷蔵庫いらずのレシピ』『たすかる料理』
『食べつなぐレシピ』などの料理本でお馴染み
料理家の按田優子さん、写真家の鈴木陽介さんのお店です。
このたび、「按田餃子 工芸部」を主軸に、
「工芸部」の作品と活動を感じ、味わっていただく展示を、
2024年晩秋、岐阜県・美濃市にあります「エムエム・ブックスみの」にて
開催いたします。
観る人の中に眠る「工芸部欲」「工芸部愛」を目覚めさせてしまうかも!?
さらには、全国の会社組織をはじめ、あらゆる活動に眠る「工芸部」的活動の推進も
ひそかにすすめられたら、との思いものせながら……。
「正しい」ではなくて、「たのしい」「しまつの世界」には、
生きる喜び、人とゆるやかに関わるあり方、暮らしの中の「あそび」
なにより自由に暮らし、自由に働く、その人らしくある、そんな
あたらしい時代に向けてのたのしいヒントがたっぷりと潜んでいそうです。
本展示では、出張「按田餃子」もオープン。
「食べつなぐレシピ」のメニューも予定しています。
あたらしい豊かさとワクワクが詰まった夢の9日間!
たくさんのみなさまのご来場をこころよりお待ちいたしております。
◎開催日時
11月29日(金)ー12月8日(日)
11時ー17時
*12月3日(火)はおやすみです
◎場所
エムエム・ブックスみの
(岐阜県美濃市俵町2118−19)
◎入場料
自由料金制
特設のインスタグラム、ぜひフォローしてください!
https://www.instagram.com/tanoshii_shimatsu_andagyoza
按田優子さんからみなさんへ
按田餃子工芸部とは?
按田餃子は東京・代々木上原にある水餃子屋です。
漬物と乾物を食材の軸に、茹でる、蒸すを調理の軸にお店を営んでいます。
餃子に使わない野菜のヘタや芯の部分は
塩水漬けにして刻んで水餃子定食のご飯の上に。
乾物は必要な分だけその都度ふやかして使います。
小さなお店なので、なんでも始末良く使い切りたいと思っています。
掃除には、スタッフが要らなくなった衣類やタオルをウエスしています。
そんなことで数年経って、
茹でた豚から出るラードは石鹸にして、
豚肉を茹でる寸胴を洗ったり店内の掃除に使うようになりました。
お店が続くといわゆるゴミというやつも増えていくわけで、
それを無視して突っ走るのはちょっと違う。
どこかで行先をぐにゅっと曲げて輪を描くように
それらを拾い上げながらうまく織り交ぜて店を続けたら、
どんな形になっていくだろう?
と、その実験の場として作ったのが、按田餃子工芸部です。
部員それぞれに得意分野があって、もの作りが大好きです。
家で各自やろうと思っていた手仕事へのやる気を寄せ集めて、
自由演技でなく按田餃子として何を作るのが良いか?
テーマを絞って活動しています。
きっと全国に居るに違いない仲間と出会ってみたいです。
按田優子(料理家・按田餃子店主)
服部みれいより
「按田餃子」との按田優子さん大ファンで、
按田優子さんの本を読み、
椅子から転げ落ちるほど感動するという経験をしました。
数年前に、そのことを原稿に書かせていただいたご縁から
按田優子さんとお会いする機会に恵まれ、その後も交流を続けてまいりました。
そんな大好きな
「按田餃子」や按田優子さんの世界観を
存分に味わっていただく展示を、いつか、ぜひ開催させていただきたい!!と
按田優子さんにお話したところ、
ぜひとも「按田餃子工芸部」の世界をみなさまにたのしんでいただこう!
ということになりました。
「工芸部」について、「按田餃子」のもっともたいせつなありかたを体現している
と、わたしもとても熱いまなざしを送っておりました。
「按田餃子」のあり方は「工芸部」に凝縮され、
また「按田餃子」のしまつのよいあり方に、
きっと、観る方が古くてあたらしいヒントを
感じ、ご自身の中にも見つけられるのではないでしょうか。
岐阜・美濃の晩秋のうつくしい空気もたのしんでいただきながら、
田んぼや畑の作業をしている時の「結(ゆい)」的な時間の体験も
ご来場のみなさまに味わっていただけるかもと
今からワクワクしています!
なにより、按田優子さんと工芸部や料理を通じて、わいわいみなさんと一緒に
おしゃべりしたり、手を動かしたり、アイデアを交換したり、
一緒に考えたり、おいしい食事をしたり、
そんな、ただただたのしい、大人たちがあそんでいる、そんな時間となりそうです。
ぜひたくさんの方と共に、
わいわいたのしい時間を過ごせたらと思っております。
展示内容
・按田餃子工芸部作品展示
・按田餃子工芸部の部屋
・按田優子「爆安屋」で買ったもの展示
・按田餃子ショップカード展示
・工芸部的写真撮影ブース
・工芸部相談ブース~工芸部のアイデアもちより会
・部長サミット
按田餃子工芸部、エムエム・ブックス工芸部、
そのほか工芸部の部長によるサミット
「なぜわたしたちは工芸するのか(仮)」
・全国の工芸部ミニミニ展示
・出張・按田餃子
実践編食べつなぐ、展開レシピメニューも登場
・按田餃子1日スタッフ体験!
*展示内容は変更になる場合があります。あらかじめご了承ください
会期中開催予定!
・按田優子 × 服部みれい トークショー
「工芸部という時間と存在、
そしてあたらしい時代の自由なはたらきかたへ」
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按田優子|あんだゆうこ
東京生まれ。料理家、按田餃子店主。製菓製パン工房長、カフェ店長、乾物料理店でのメニュー開発などを経て2011年独立。2014年4月、写真家の鈴木陽介氏と共同で、按田餃子を東京・代々木上原に開店。現在は代々木上原パワー店、三浦工房直売所の3店舗を経営。JICAの仕事で、食品加工専門家としてペルーに滞在。著書に『冷蔵庫いらずのレシピ』『たすかる料理』(リトルモア)、『食べつなぐレシピ』(家の光協会)ほか。現在、神奈川県の三浦にも生活拠点をおく。
服部みれい|はっとりみれい
岐阜県生まれ。文筆家、マーマーマガジン編集長、詩人。2008年『マーマーマガジン』創刊。2011年出版社エムエム・ブックスを立ち上げる。2015年東京・神宮前より岐阜・美濃に移住。古くてあたらしい知恵を発信し続けている。著書に『自分をたいせつにする本』(ちくまプリマー新書)、『自分を愛する本』(kaiさんとの共著)ほか。最新刊に詩画集『わたしの中に朝焼けはある』(早坂香須子さんとの共著)。岐阜県美濃市在住。
主催 エムエム・ブックス、按田餃子
特設のインスタグラム
https://www.instagram.com/tanoshii_shimatsu_andagyoza