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10.29 冷えとりスタイルブック発売

 

みなさん、こんにちは!

 

『マーマーマガジン』で

はじめて「冷えとり健康法」に触れたのは、

実は、フジコ・ヘミングさんの特集をした

創刊号(2008年)のことでした。

(この号をご存知のマーマーガール&ボーイは

なかなかのツウですね!)

 

「春のデトックス」特集で、

冷えとりソックスをご紹介したのです。

その後、『マーマーマガジン』5号で、

「冷えとり」の特集をさせていただきました。

 

最初は、実は、5号は別の特集の予定でした。

 

でも、当時、版元であった、

フレームワークのCEOのKさんが、

「服部さんにしかできないことをしては?」っていってくださって、

「冷えとりをとりあげたら」といってくださったのです。

 

わたしは腕組みしましたね。

こんなマニアックなもの、

大勢のかたに紹介してわかるかな? と。

 

でも、まあ、版元さんがいいっていってくださってるのなら

いっちょやってみるか!と

勇気を出して

「冷えとり特集」を組んだのです(レモンの表紙)。

 

 

そうしたら、

とにかく売れたのです。

5号は何度増刷したか忘れてしまったほどです。

 

 

さらに、『暮らしのおへそ』9号(主婦と生活社=刊)で

インタビューをしていただき、

さらにさらに、そこで出合った

アマミヤアンナさん(当時主婦生の社員さんだった)が

「冷えとり」にハマり!

そうしてつくったのが

冷えとりガールのスタイルブック』(主婦と生活社=刊)でした。

 

(ぜいぜい|古代史から遡って

説明してしまっている感じですが

もう少しおつきあいください)

 

 

忘れもしない

表参道ヒルズの裏にあった

マーマーマガジン編集部の窓際の席で、

アマミヤさんと、ライターの一田憲子さんに

「冷えとりガール」の本のラフの説明していたとき

3人の口から

「これは売れる!!!」と興奮の声がもれました。

 

本として、すごくおもしろいものになる!

とラフの段階で確信したのです。

でも、正直

あんなに売れるとは思いませんでした。

 

と! そのちょうど数か月ほど前くらいだったか、

とても不思議なことなのですが、

うちの編集部で

冷えとりソックスをネットで売りはじめたのです。

商売のことは頭にありませんでした。

 

あるときから

直接、編集部に買いに来るお客さんが出現し、

わたしが買いだめしたものを

買っていただくことが続いていたんです。

もちろん卸しの値段ではないし、

その数が増えていったことから

冷えとりソックスを扱ってはどうかと

提案を受けました。

 

それでも、在庫をもつ商売が好きじゃないわたしは

半年くらい、渋っていたと思います。

 

ところが、やっぱり、本当にふしぎなことに

売ることになってしまったのです。

 

(ここからテープ早送り|きゅるきゅるきゅるきゅる)

 

で!

 

「エムエムソックス」(mmbsの一番最初のサイト)は、生まれました。

 

そして、その8か月後くらいに、

『冷えとりガールのスタイルブッック』は完成し、

売れました。

靴下も、信じられないほど売れました。

工場もおいつかないくらいで

毎日1000人待ちという状況になりました。

 

 

 

あれから9年(綾小路きみまろさんの声で)。

 

 

 

なんとなんと

たくさんの方々が冷えとりを

習慣にされたことでしょうか。

 

いや、途中でやめてしまった、とか

今は、休んでいます、という方も多いかもしれません。

 

でもネ、わたしは、まずは

「冷えとり」っていう存在を知っている、というだけで

いいかなと思っているんです。

(もちろん、すぐにやっていただくのもすてきですが)

 

人生のなかで、まさかの坂がやってきたとき、

たとえば、病院でもうどうしても治らないと

医者から見放されたりするようなことが

あったようなときに、

そういったときに、もう、最後の最後でもいいから、

(できればその前にはじめていていただきたいのは山々ですが)

でも、

そういうときに「あ」って思い出していただきたいなと思って

本をつくっています。

 

「冷えとり」ってあったな、と。

 

 

自分が本当に、目を醒まさなければ、と思っているときに

冷えとりのことを知るのと、

ぼんやりと知るのとでは、少々反応が違う気がします。

 

喉がからっからに渇いているときに飲む岩清水と

たぷたぷに水を飲んでいんだあとに

「ほれ、水飲みな」と言われる水と

比べたらいいでしょうか。

 

でも、水の出口さえ知っていれば、

水がなくなったときに

飲みに行けますものね。

 

「冷えとり」もそんな感じなんです。

 

だから、まず、基礎の知恵を知っておいていただきたい。

 

で、ご縁があれば、(本当に、ご縁があれば)

しっかり、進藤義晴先生のご著書を読み、

冷えとりに取り組んでみていただきたいと思うのです。

 

冷えとりを知った恩恵ははかりしれないのですが、

不調がなくなる=健康っていうような

低いレベルの健康ではなくて、

高いレベルでの健康について

知れたし、部分的には体験しはじめていることは大きいです。

 

そのメカニズムは、冷えとりを知るとわかっていきます。

 

心身一如。

からだが変わるとこころが変わり、

こころが変わると人生も変わる、というのは、

本当に理にかなっていると感じます。

 

で!

 

9年ぶりの『冷えとりスタイルブック』です。

いまや、ボーイだってたくさんやってるから

「ガール」は省きました。

 

ガールがとれたぶん

一見地味っぽかも。でも、

ファッションページは更新され、

内容は大充実となりました!

 

冷えとりスタイルとは、

その、『マーマーマガジン』5号で生み出されたことばです。

冷えとりと、ファッションをかけあわせて、

たのしく冷えとりをしよう、という提案です。

 

からだやこころにいいことをする、というのが

ダサいんじゃなくて、

すごくかっこよくてすてきなことと

ちゃんと結びついている、ということをいいたかった。

 

服の着方で、ちゃんと

セルフケアできるのだということを、

いいたかったんですね。

 

今回の本でもその思いは変わりません。

さらに、わたし自身が、冷えとりを12 年間休まずつくったことが、

表面的には、特になにか影響はないかもしれないのですが、

じんわりじわじわ、

誌面に、9年前よりは、冷えがとれた感覚が

載っかっているかなと思っています。

 

 

冷えがとれた感覚とは、

愛の状態のことだと思っています。

 

 

 

スタイリストは岡尾美代子さん、

鈴木えりこさん、轟木節子さん

(みなさん、冷えとりを熟知&続けていらっしゃいます)

さらには、

TOROの山口郁子さんに、ヴィンテージクローズで

冷えとりコーディネートをしていただいたり、

女優の吉田羊さんのインタビュー、

写真家の川島小鳥さん、東野翠れんさんら、

8人のリアル・冷えとりスタイルと体験談、

ほか、とにかく、充実の内容です!!

 

たのしく、冷えとりを知るきっかけになる本です。

 

読んでいるだけで、元気になっていくと思います。

毎日、自分をケアすること、

冷えとりすることが

なんて、甘やかで確かで安心なことか

きっと伝わるかと思います。

 

ぜひ、冷えとりする・しないに関わらず、

おしゃれの参考としても

見てみていただきたいです!

 

自信作です!

 

発売は、10月29日。

 

マーマーなブックス アンド ソックスでは、

先行予約もスタートしていますよ!

 

 

本当に、本当に、かわいいです!

 

ぜひご注目ください!

 

 

冷えとりスタイルブック

マーマーマガジン=編 エムエム・ブックス=刊

10月29日発売 2000円+tax

 

 

そうそう、これまた宇宙タイミングなのですが

10月25日発売の『天然生活』も

冷えとり特集です。

進藤幸恵さんのインタビューのほか、わたしの

冷えとり生活も取材していただきました。

 

ぜひご注目ください。

 

(服部みれい)