murmurbooks

vol11. わたきん手帖体験レポ

 

こんにちは!

『わたしのきんいろ手帖』の編集を担当している野田りえです。

いよいよ来年の足音が聞こえてくるこの季節、

手帖&カレンダーのご準備は万端ですか?

わたしのきんいろ手帖 2019』のリッチゴールドは、ありがたいことに売り切れ!

mmbsには少しだけ在庫あり。早いもの勝ちです!)

シャンパンゴールドと『365日 日めくりッ ラブ2019カレンダー』も在庫わずかです。

 

ぜひお早めに、お取扱店に行ってみてくださいね。

なお、お取扱店により、また時期により、品切れになるケースがあります。

確実にご購入いただくには、

お電話などでお問い合わせいただくと安心かと思います。

お近くにお取扱店がない場合は、mmbsでの

ご注文もご検討ください。

 

今週は、先週に引き続き『わたしのきんいろ手帖』の

「質問」→「イメージ」→「マイ肯定文」のページに取り組んでみた、

エムエム・ブックススタッフの体験談をお送りします。

 

 

◎「マイ肯定文を書くことでスッキリしました」

 

今回登場するのはNさん。

発送チームで元気いっぱいに働くNさんは、3人の子どものお母さん。

忙しい毎日の中でも、おしゃれや音楽をたのしむアクティブな一面もあります。

 

いつもにこやかなNさんですが、溜め込んでいたものが吐露されたのが、

8月「感情について」と9月「人間関係、パートナーについて」。

 

まずはNさんの8月の「質問」「イメージ」「マイ肯定文」を見てみましょう。

 

 

パートナーに対して、「もっと必要とされたい…!」

というNさんのこころの叫びが聞こえてきます。

また「母親らしく」「妻らしく」いなくてはいけない、という考えが

Nさんの葛藤の背景にあることも感じます。

 

さらにNさんの本心が見えてくるのが、9月のワークです。

 

 

パートナーとコミュニケーションをとって、

もっと笑い合いたい、たのしみたい。

そんなNさんの本当の願いが見えてきました。

 

そしてNさんが真に望んでいるパートナー像、家族像、そして自分像が

表れているのが、9月の「イメージ」です。

のびのびとして、なんてたのしそうなイラスト!

「母らしく」「妻らしく」ということばを超えて

自分らしく人生をたのしむNさんの姿がそこにありました。

 

 

Nさんは9月を次のような「マイ肯定文」で締めくくっています。

 

 

うん、うん(激しくうなずきながら……)。

Nさんの力強く、まっすぐなマイ肯定文を見ると、

こちらまで勇気がわいてきました。

 

Nさんもこう振り返ります。

「パートナーとの関係で、実はもやもやしていたのに

なんとなくそのまますぎてしまっていたところを、

(こんな小さなことでもいいのかしら?)

と思いつつ、8月、9月のワークに書き出して見たところ、

書き終わってから

『けっこう溜まっていたなワタシ…』とあらたに気づきました」

 

でも、Nさんは、なぜ「母親らしさ」「妻らしさ」に

とらわれていたのでしょうか?

それを解くカギが、11月の「インチャケアのこと」にありました。

 

11月の「質問」のページを見ていくと、

いつも自分の選択肢を賛成してもらえず、

自分自身の気持ちやしたいことを見つけ出せなくなってしまった

Nさんの過去が綴られています。

それが「自分が母親以外で何の役目もないのでは?」というモヤモヤを

抱えることにつながっていたのかもしれませんね。

 

 

Nさんもこの11月の質問が一番スムーズに答えられたそう。

書いて見直したあと「ああ、自分はこういうふうに思っているのだな」と

感じられて、とてもよかったとのこと。

 

11月の「イメージ」のページは何を書けばいいのか

思いつかなかったそうで白紙でしたが、

「マイ肯定文」のページは、次のような文章が書かれていました。

 

 

「わたしはこういう人間だ!」という宣言のようにも読み取れます。

「○○らしい」自分ではなく、自分自身として輝く。

Nさんは、その一歩を踏み出したのだと感じました。

 

 

◎「自分の深い部分にアクセスできました」

 

さて、9月の「人間関係、パートナーについて」は、

もうひとりチャレンジしてくれたスタッフがいます。

ショップスタッフのSさんです。

 

現在独身のSさんは、「質問」のページで

パートナーとの関係に抱く理想を、ていねいに書いてくれました。

 

 

「イメージ」のページも、とっても素敵!

絵とことばで、Sさんのイメージが豊かに表現されています。

 

 

Sさんは、この「イメージ」のページをつくるのが

とてもたのしかったそう。

「『さあ、イメージしてみよう』のページは 書いていてとてもたのしくて、

自分でも思いもよらないイメージが出てきたり

自分の深い部分にアクセスしている感じがしておもしろかったです。

ふだん自分をふりかえるのが苦手と感じている方も

イメージや色でたのしく描けそうな気がします」

と語っていました。

 

最後にSさんのマイ肯定文をご覧ください。

 

 

ただ相手に望む条件が並べられているのではなく、

自分がどういう状態なのか、自分がどうするのかが書かれています。

SさんがSさんらしく輝くことで、

自然にパートナーと出合えそうな予感がしますね。

 

***

 

Nさん、Sさんのマイ肯定文チャレンジ、いかがでしたでしょうか?

 

わたしは、おふたりの取り組みから、

自分自身へまなざしを向けて、自分を深く理解できると、

自分を肯定する=マイ肯定文をつくることが、

自然にできるようになるのだな、と感じました。

 

2019年ももうすぐ。あたらしい年に向け、

2018年12月はじまりの『わたしのきんいろ手帖2019』を使いはじめた方も

すでにいらっしゃるのではないでしょうか。

 

「質問」「イメージ」「マイ肯定文」ともに、

大切なのは、まずトライしてみること!

すぐに書けない場合は、飛ばしてもOKです。

毎月のテーマを見るだけでも、自分を知る旅がはじまるはず。

この手帖が、ご自身を見つめるきっかけとなり、

みなさまの毎日がキラキラときんいろに輝いたらさいわいです。

 

2019年の手帖とカレンダーについて

裏話やポイント、使い方などをお届けしてきたこのブログも、次週で最終回。

次の週は、大阪・梅田蔦屋書店でのトークショーレポートをお届けします!

どうぞお楽しみに!

 

みなさまも、手帖やカレンダーのご感想や

「こんな使い方をしています!」というご報告があれば、

ぜひ「お問い合わせ」のフォームにお寄せくださいね。

 

(野田りえ)