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トップ > 別マー特集 :murmur magazine no.19 農業特集号 マーマーなこぼれ話! >03 ウニ匕ピリと話そう モミラニさんインタビューこぼれ話 第1回

Special Issue 別マー特集

更新日 2013/08/02

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夏の冷えとり ヒントをもう少し 第1回
昔はシャイだったんです

━━本誌19号では、モミラニさんに、とっても丁寧にウニヒピリのケアについてお話しいただいたのですが、すでに読者の方から、ウニヒピリをケアするようになってご自身の心境や環境に変化があった、というお便りをいただいています。モミラニさんご自身は、ウニヒピリをケアしはじめてから「わたし、変わったな!」と実感していることはありますか?

モミラニ・ラムストラムさん(以下敬称略、モ): ホ・オポノポノを実践して30年になるのですが、前と比べたら、もちろん気持ちが楽になったわよ! がらりと変わりました。わたしは若いころ、すごく恥ずかしがりやで、人前には出られない性格だったんですよ。

━━えー、信じられないです。本誌のインタビューでも、とってもわかりやすく話してくださいましたし……。モミラニさんは、現在も大学で教鞭をとっていらっしゃるんですよね。

:もちろん。実はプロの歌手でもあって、人前で歌うことだってあるんですよ。わたしの変化には、母が一番驚いています!

━━どんなお子さんだったんですか?

:いいたいことがいえない子でしたね。小さいころ、わたしの家では、毎年1回だけ靴屋に行き、その年使う靴を買う、という習慣がありました。ある年、セールスマンがわたしに、ある靴をはかせて、「あなたにぴったりね」といいました。わたしはその靴のことが気に入りませんでした。こんなにみにくい靴はいやだ!と思ったのです。でも、その年……わたしは1年間その靴をはくことになったのです。

━━気に入らなかったのに、いい出せなかったのですね。

:はい。セールスマンを傷つけてしまうのがこわかったのです。



自分のウニヒピリが傷ついていた

━━なんだか、小さいころのモミラニさんのお気持ち、わかる気がします。波風を立ててしまうのがいやだな、と思ってしまうのですよね。

:はい。セールスマンを傷つけてしまう、と思って黙ったことで、わたしは実は、自分を一番傷つけていたのです。自分に正直にならないということは、ウニヒピリのメッセージを無視してしまうことですから。

━━自分のウニヒピリを傷つけてしまったのですね。

:特に日本の方には、そういう傾向がありますよね。繊細な人が多いからだと思うのですが、人に気をつかうあまり、自分の素直な気持ちを犠牲にしてしまう。たしかに、ものごとをおだやかにまとめたい、という気持ちはわたしたちの中にあります。でも、それも記憶ですから、クリーニングしたいのです。



こころはいつも一緒に

━━モミラニさんは、日常どんなふうにクリーニングをされていますか?

:主にイメージを使います。わたしのウニヒピリは踊ることが好きなので、一緒に踊ったり、ボールあそびをしたり。

━━イメージであそぶんですね! おもしろいです。

:ウニヒピリのメッセージをその通り実行するのが、難しいこともありますよね。たとえば今クリーニングをして、ウニヒピリが「もう帰って眠りたい」といったとします。でも、今すぐには帰れませんよね。大人ですし、仕事もしていますから。そのとき、わたしはこころの中で「じゃあ、代わりにボールあそびしようね」と呼びかけて、一緒にボールあそびをしているイメージをもつのです。ほかにも、ウニヒピリが好きなお花や食べものがあるので、それを買ってあげたり、一緒に食べたりします。

━━ちなみに、それは小さいころ、モミラニさんが好きだったものと同じですか?

:うーん、そうともいえませんね。いくつかは同じですけれど、好みも変わっていきますし……。ウニヒピリは、子ども時代の自分というわけではないんですよ。今生だけの自分の子ども時代より、もっと膨大な記憶をつかさどっている潜在意識。それが、ウニヒピリなんです。たとえていうなら、いつも一緒にいる小さな子ども、と考えてください。わたしにも娘がいるのですが、彼女は小さいとき、何をするかではなくて、わたしと一緒にいることがとても大切でした。お皿洗いだって料理のときだって、なんだって。

━━何をするか、ではなくて、どう一緒にいるか、なんですね。

:ええ。ウニヒピリと一緒にできることは、きっといろいろあるはずです。クリーニングで思い浮かんだこと、ぜひやってみてくださいね。

【もみらに・らむすとらむ】
サンディエゴ・メサ・カレッジの音楽科の教授のかたわら、ホ・オポノポノのトレーナーとして活動している。1983年に「SITHホ・オポノポノ」創始者の故・モーナさんの元でスタッフとなって後、担当したクラスは30年間で500を越える。ムック『だれもが幸せになる ハワイの言葉ホ・オポノポノ』(イハレアカラ・ヒューレン、カマイリ・ラファエロヴィッチ/著 マキノ出版=刊)にウニヒピリとのつながりかたを寄稿している
https://www.facebook.com/sith
hooponopono.japan