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Special Issue 別マー特集

更新日 2010/03/26

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瞑想のこと、もうすこし

みなさん、こんにちは! 地球の上に生きる2010、楽しんでいただいていますか?わたしが本誌にご紹介したあれこれのなかで、今日は、「瞑想」について、もうすこし、お話させていただこうと思います。「瞑想」について本当によく質問されるようになりました。瞑想は、自然とつながるという上で、とてもよい方法だと思っています。参考になればうれしいです。

文 服部みれい・イラスト 三田正明

 瞑想をすることは、自然を味方につけることと深くつながっています。瞑想をすると、大いなる宇宙の根源のような存在にふれるからだと思います。
 わたしは毎日2回、朝夕20分ずつの瞑想を欠かしませんが、毎日2回、自分の意識のスイッチを完全に切ってしまうのは精神やからだの健康を保つ上で、また自然のリズムと調和する上でとてもよい方法です。

 瞑想をしはじめて変わったことはたくさんあります。

 昨日より昔のことを忘れやすくなりました。明日より先のことをそれほど心配しなくなりました。食事をしていると「これで充分」という量がぴたっとわかり、少食になりました。ネガティブなことがあっても立ち直りが早い。原稿を書くのも早くなりました。シンクロニシティが増えました。会いたい人は向こうからやってきます。いつも自分の内側が静かで、優先順位をつけて行動できるようになりました。

 うまくいえないのですが、前よりも、少し距離をおいて、ものごとを見られるようになった、という感覚があります。「自己参照性」というものがあがるからなのだそうです。どこか、こころの内側が静かで、自己参照性が高いということは、幸福感ととても強くつながっているようなきがします。もちろんオージャスも増えるといわれています。

 いま、瞑想の本がたくさん出ているのでそれらを読んでもいいし、自分ひとりで静かな時間をもつ、それだけでもとてもすばらしいことだと思います。でもできれば、瞑想は専門家に習うほうが、継続して続けられるように感じます。

 本誌6Pから登場したささ君は、「ヴィパッサナー瞑想」を、わたしは、「TM瞑想」という瞑想法を実践しています。
 わたしが「TM瞑想」を選んだ理由は、1日のうち短い時間でできること、簡単であること、また、実践している人があやしくなかったことです(いつも、何かをはじめるときには、その方法を実践している人を何人かよく観察するようにしています)。あやしくないというより、とても、よい感じがする人が多かったので、それが最終的には決め手になりました。

 わたしは約2年半前本誌を立ち上げるにあたり、膨大な量の仕事を行うことが予想されましたので、自分自身を守り常に自分をよい状態を保つためにはじめました。いろいろな瞑想法があります。カルト宗教などには気をつけて、ぜひ、ご自身に合うものを見つけてみてください。

プロフィール

[はっとり みれい]

本誌編集長。育児雑誌、ファッション誌のライターを経て現職。ホリスティック医療に関する単行本の企画編集も多数。自著『なにかいいこと』(イースト・プレス=刊)も好評発売中!