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みれいニュース

0127|あたらしい時代|不調のときは|新年

R0059129

 

 

「一方において、私たちは自由に生きていくこどもを求めている。

少なくとも頭ではそう思っている。でも、日常のからだの言葉では、

実際には、私たちは、こんなふうにおとなに合わせることを

始終要求しています。いつのまにか。

 

というわけで、こどもの時間にしっかり合わせるということは、

思うより、少ないものです。もちろん、多くの場合において、

おとなに合わせることが、やはり必要です。

しかし、それがやむを得ないことだったとしても、

次のことに気づいているかどうかでは、ちょっと違うでしょう。

 

私たちは、こどもに、彼らが普通にしていることから比べると、

ハードルの高いことをしょっちゅう要求しているということ。

おとなにはあたりまえのことであったとしても、

こどもはいつも背伸びをしているかもしれない、ということ。

そのことをちょっと意識してみる。日々のおとなとしての

わたしの『からだの言葉』を意識してみる。

 

だからこそ、1日の中でこどもが自分のリズムですごせる時間を

すこし意識して作ってあげることが、とても大切ではないでしょうか、

それがここで申し上げたいことなのです。

おとなの世界にいつもいつも合わせなければならないこどもは、

一日中それをやっていたら、かわいそうです。

自分がなくなってしまいますから。

 

この日常生活にあるささいなすれちがいに、

おとなは意外と気づかないんですよね。

そして気づかないうちに誤解や摩擦が起こっていたりします。

でも、お母さんにとっては日常のちょっとしたことの連続かもしれなくても、こどもは、いつもいつも、こっちを見て! って、

なにか気持ちをぽろぽろこぼして、過ごしているかもしれません」

 

『ママのためのシュタイナー教育入門』(ドーリス・シューラー=著 鳥山雅代=訳 春秋社=刊)より抜粋

 

 

 

 

みなさん、こんにちは!

 

年末年始、たくさんの変化、特に

心境の大きな変化を体験したり、していなかったり……

するかもしれませんが、

あいもかわらず、2017年って、もっと言ったら、

あたらしい時代というのは、はあ、そうか、こういうことなのか、

と勉強させられることがとてもとても多いです。

 

本当に、人というのはいろいろな人が存在するということ。

人の数だけ景色が、いや、世界があるということ。

(人数分の地球があるんですよね! なんと!)

そうして、「違い」を受け容れる、という体験だったり、

または共感したり、エンパシーを働かせたりする、

そういう練習がどんどんやってきている気がします。

 

二極化は、もう、止まることなく、

どんどん加速度を増している。

世界はくっきり、はっきりしている。

自分が「どの世界に住むか」を本当に、自分自身で

決めないといけない時代になってきています。

自分の周波数のみが、世界の周波数を呼びよせる。

 

 

 

今の自分自身を超えていくために、

冷えとりや瞑想、ホ・オポノポノは、

あいかわらず、自分自身を支え続けていますが、

それにプラスして、

前年あたりから「インナーチャイルド」の癒しが

本当に大切だと、思うようになりました。

 

 

冒頭の「ママのためのシュタイナー」の本じゃないけれど、

子ども時代というのは、

もちろん、その環境が必然だった(人間として学ぶために

必要な環境を選んで生まれてくる)としても、

それなりに過酷な場面もたくさんあって

(子どもは、ぽろぽろと気持ちをこぼして生きている! 本当に!)

その傷を、たくさんの人が抱えたまま大人になり、

その傷を、また誰かに負わせたり、

自分自身への傷を深めたりして生きている。

 

どこかで気づいて、

その「ぽろぽろ」とこぼれた部分を取り戻すというか、

気づいて、ゼロのポイントまで戻さないと、

いつまでたっても、その「傷」が悪さする感じがします。

 

昔、育児雑誌の編集者だった頃、

少年犯罪にまつわる記事づくりに携わった時、

「加害者は直前まで被害者だ」という言葉を聞いて

ハッとしたことがあります。

 

誰かを傷つける人は、

その人も傷を負っているわけです。

連綿と続く傷。

 

なんじゃこりゃ!!!と松田優作さんみたいに叫びたいところですが、

本当に、あちこちで、

小さくも大きくも、こういったことが

日々、毎秒、起こり、

そしてクリーニングの機会を待っているのを感じます。

 

でもネ、

傷ついても、傷つけない人も居るんです。

自分ほど不幸な人はいないと思っていたらとんでもなくて、

自分よりもっともっと不幸でも、

自分の足で立ち上がる人もいる。

 

過酷な人生というのは、

それだけ「学びたい」ということで、

勇敢な魂なんだと思うのですが、

でも、高い山ほどリスクも大きく、大変なのかなと思います。

 

とにかく、いろいろな人生と選択があります。

 

 

 

なんか、こういったことの秘密みたいなことが

ここ数年でものすごく明らかになってきていて、

(カルマの法則みたいなものが)

時もどんどん速くなっているし、

明るみに出るのも速く、

もう、膿が膿として体内にいられないというか、

全部、外に出てしまう感じがする。

 

そうして、

もう、ただただ、クリーニングするしかない、

肚をくくって、受け止めるしかないのかなと思います。

 

 

今、状態が良くないとか、環境が良くないとか、

なんか動き出せないとか、やる気が出ないとか、

調子悪いとか、

そういう方もたくさんいるかもしれません。

 

でもネ、

人生、いい時って、ほっといたっていいわけです。

なんか、うまく回らないなあ、

大変なことが起こったなあ、

動けないなあ、という時に、

どう過ごすかが、人間の真価を問われていたりするのかな、と。

 

 

 

例えば、仕事がものすごくうまくいったとか、

好きな人とともに人生を歩むことになったとか、

人生の幸福の絶頂みたいな時ってありますよね。

そういう時って、ある意味、

なんというか、「そのまま」生きていればいい。

もっと言ったら

「好事、魔多し」で、

いいきになって、自惚れていたら、

草むらから、足を引っ張ることがやってくるきがするんです。

 

でも、仕事を辞めてこの先どうするかわからないとか、

離婚してしまったとか、

誰かと死別したとか、

事件に巻き込まれたとか、

重篤な病気になってしまったとか、

人生でこんなに大変なことってあるんだ!

もうどうしていいかわからないというような時、

その時は、

人生にとって、実は、スポットライトがあたっていて、

実は、舞台の中央に自分はいて、(そうはとても思えないのですけれど)

世界中の、宇宙中の神という神が、

息をのんで(神が息をのむかどうかはわかりませんが)

見守っているのかもしれないなと思います。

 

調子がでない時は、

 

  • いつもと同じことをする

(ルーティンを怠らない。例えば、半身浴、瞑想、楽器の練習など)

  • 何かをコツコツと地味に学ぶ機会にする
  • よく休み、心身を養生する機会にする
  • エネルギーをためる機会にする
  • 掃除をしっかりする機会にする

 

など、地味ながらもやることがあって

この時期をどう過ごすかが、

実は、自分というものの芽が、いよいよ外に出ていくときに

すごいパワーになるような気がしています。

 

うまくいくとき、人生が明るいときは、

調子に乗りすぎないということ、

自惚れず、成功は一日で忘れる、というような

謙虚な気持ちで、あとは幸福を感謝して受け取っていればいい。

シンプルなんです。

(とはいえ、謙虚な気持ちで、とか、感謝の気持ちで、というところは

ものすごく難易度高いですが)

 

でも、人生がうつうつとうまくいかないと感じるようなときこそ、

さあ、どうするか、

自分自身をどう受け容れて、どう過ごすか……

たとえ何もできなくとも、何もしなくとも、

でも、それでも、何か、しているんですよね。人間って。

 

 

この、苦々しく感じる、地味なときに、

人はすごく鍛錬されているような気がします。

 

本当に、人生、どんなときも、すばらしいんだと思います。

 

 

 

  • **

 

 

 

さて、冒頭のシュタイナーの子育てのお話ですけれど、

大人になった今、

もちろん、子育ての場面で活かすことはもちろんだけれど、

大人になった自分のインチャ、そして、

実は、大人に対しても、応用できる内容だなと思うんです。

 

 

人って本当に、ぜんぜん違う!!!!!!

 

びっくりするくらい、自分とは違います。

 

でも、この違いが、深い学びをもたらしてくれるんですね。

 

違えば違うほど、発見があります。

 

そして、

やはり、その人その人と、じっくり向き合うことの

大切さを感じています。

 

冒頭のシュタイナーの本を読んで、わたしは

年始から、スタッフさん一人一人と

短いながらも、じっくり向き合う時間を

少しでももつようにしています。

 

まだ、そんなにたくさん回数を重ねたわけではないけれど、

でも、大人になった自分も、

じっくり「どうですか?」と聞かれたいし、

認められたいし、理解されたいんだなと感じます。

(よくヨガで、毎回、「ここのところどうですか?」と

調子を聞かれるのですが、

この時間がすごく大事だなと思うんですよね)

 

 

(そうそう、そして、向き合う側にも、これは、すばらしい循環がもたらされる、という経験をしています。

丁寧に向き合うということは、向かいう側にもすごくたくさんの恩恵があります!)

 

 

人は、何か、人に向き合ってもらって、

そうして安心して、自分とも向き合えるのかもしれません。

 

友だちと話したり、

また、何らかのセラピーを受けたり、

マッサージをしてもらったり、

誰かに自分と積極的に関わってもらう、

たとえ1分でもそうしてもらうことは

大人にとっても大切なことだなと思います。

 

大人はね、自分でそのじかんを

お金で買うこともできるし、

慣れてくれば、自分でもすることができる。

 

そうして、自分と向き合う時間を持つことは、

特に、誰かの世話をしている人、

また、一人でいる時間が多い人にとっては、

大切なことかなと思っています。

 

何となく、過ごす時間ばかりだと、

意外に「自分」が置いてきぼりなんですよね。

 

本当にいつもいつも

自分が自分に、

「よくやってるナ、自分!」と励ましたらいいと思いますし、

「よしよし、大変だったね」と慰めたらいいと思っています。

 

 

そうすることで、

ほかの「違う人」とも向き合うことができたり、

愛することがはじまるのかなと思います。

 

まずは、気持ちをぽろぽろこぼして生きていないか、

自分がそうしていないかを点検するところからでしょうか。

 

気づいたら、こぼさないようにしたり、

こぼしたものを取り返したり、ケアしたり、

エネルギーをためたりすればいいですね。

 

本当に、まず、その事実に気づくことからかなと思います。

 

傷ついたことを傷ついたままにしないで、

そうして、でも、

気づいたら、いつまでも、傷ついていないこと!!

ケガだって、いつかは治癒しますよね。

こころの傷だって同じだと思います。

ちゃんと気づいてケアすれば、復活するんです。

こころは見えないからわかりづらいけれど、

きっと身体と同じだと思います。

 

 

大変に見えるときは、

でもそれだけチャンスも大きいのかなと、思っています。

 

 

想像を超える幸福のために

毎日、お祈りしたいと思います。

 

 

 

そうそう、「うぬぼれ」については、

今日の夜配信予定のmmbsのメルマガで

やまだともみが書いてくれた記事で

「はっ」としました。

冷えとりの進藤先生のことばだったのですが。

 

今年は、mmbsから

メルマガを、少しずつ配信できたらなと思っています。

昨年末ごろ、メルマガを配信して、

「やはり、これは、もっとやろう!」と

気持ちをあらたにしたんです。

読者の方ともっと近くにいられる感じがして……。

 

 

ここ数年、本当に、

マーマーマガジン編集部も

エムエム・ブックスも、mmbsも

ばたばたばたばたしていて、

でも、ようやく落ち着いて、

地に足をつけて、

身の丈に合った活動を行っていけそうだなと思っています。

 

(メルマガ読みたい!という方は

こちらからどうぞ!)

 

 

 

 

今週末、エムエム・ブックスみのでは、

てのひらワークスさんの受注会が行われています。

靴、まず見るだけでも!

ぜひ見にいらしてくださいませネ。

 

編集部では、男性版、フォーメンの制作が

静かにはじまりました!

まぁまぁマガジンの方にも

ものすごい数の詩が!!!!(詩人、たくさんいた!!!!)

またインタビューの応募もたくさん来ていて、

本当にびっくりしています。

みなさん、ありがとうございます!!!

 

 

気をひきしめながら、

からだはゆるめて、

あたらしい時代に合った

ユニークなコンテンツを

つくり続けていきたいなあと思っています。

 

 

グレゴリオ暦では、新年明けて1ヶ月近く、ってとこですけれど、

明日(1月28日)は、旧暦の元旦ってことで、

なんだか新年のご挨拶みたいになってしまいましたが、

ようやく、本当に、新年の気分になってきました!

 

13の月の暦だと、今日は、共振の月、黄色い磁気の種、KIN144|なんですね。

カレンダーには、今日から、黄色い種のウエイブスペル、開花の力って書いてあります!! しかも、グレゴリオ暦の1月29日からは、

10日連続「銀河の活性化の正門」なのですって! このあいだ、自分と銀河のつながりを見つけていきましょう、とあります!

今日、明日、明後日あたりは、本当に、大晦日&元旦感がすごい感じ!)

 

 

ということで!

 

みなさま、あらためまして

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

どうぞよい週末をお過ごしくださいませ!!

 

 

服部みれい、ど、えした!

 

 

 

 

チャオ種