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編集部便り

終了 春、新メンバーを募集します

 

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4月18日(月)追記:

この募集は終了いたしました。

たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました!

ご応募くださった方に、追ってご連絡をさしあげます。

今しばらくお待ちいただけますとさいわいです。

 

こんにちは!

 

エムエム・ブックスはこの春、東京・原宿から

岐阜・美濃へ移って1周年を迎えます。

 

春のあたたかさがここちよい、ニューシーズン!

 

このたび、エムエム・ブックスの

あたらしいメンバーを募集させていただきます。

 

募集させていただくお仕事内容は

店舗「エムエム・ブックス みの」のお店スタッフのお仕事、

各イベント関連のお仕事、

ネットショップ「マーマーなブックス アンド ソックス」のお仕事が中心です。

 

しかし、なにぶんちいさな会社なので、

そのほかのお仕事もしていただく可能性は大です!

 

エムエム・ブックスでは、今年も

しびれるようなプロジェクトが目白押しです!

計画だけは!!

しびれるようなプロジェクトたちが

実行されるかどうかは

ここまでこの文章を読んでくださっているあなた!

にかかっているかもしれません!

 

募集条件は

・明るい人

・元気な人

・素直な人

・やさしい人 です。

年齢性別は問いません。

 

ご応募をたのしみにお待ちしております。

 

 

★勤務スタート:2016年春(応相談)

★勤務地:岐阜・美濃

★勤務業態:アルバイトスタッフ

★勤務頻度:週1〜5日(8:30〜17:00)

★業務内容:エムエム・ブックスのお仕事全般(おもに店舗「エムエム・ブックス みの」のお店スタッフのお仕事、各イベント関連のお仕事、ネットショップ「マーマーなブックス アンド ソックス」のお仕事)

★募集期間:2016年4月15日(金)消印有効

★応募方法:履歴書と、志望動機を含む自己PR(文字数1200字まで)を下記の住所までお送りください。

 

〒501-3725

岐阜県美濃市俵町2118-19

エムエム・ブックス スタッフ採用係宛

 

★面接について:4月末までに、ご応募いただいた方みなさまにご連絡をさしあげます。

 

編集部便り

最新刊! 『murmur magazine for men』2

 

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お待たせしました!

昨春創刊の『マーマーマガジン フォーメン』、第2号が

ついに、発売!

 

ウェブショップ・mmbsで2月29日(月)より受け付けを開始、

3月1日(火)より発送スタート。

書店さんでも、早いところでは3月3日(木)から店頭に並ぶ予定です。

最新情報は、公式サイトやSNSでご確認くださいませ!)

 

 

今回、巻頭特集では、

パーマカルチャーを超入門者の方に向けて、

イラストたっぷりで、わかりやすくおもしろくご紹介します。

(※パーマカルチャー:農業を中心に、社会を持続可能なデザインで設計していくこと)

 

そのほかの特集は、

写真家・松岡一哲によるTシャツの「育てかた」、

服飾ブランド「えみおわす」に教わる三角ふんどしのつくりかた、

ハゲを自認する男たちがハゲと薄毛問題について語る(!)座談会など。

ハゲ、薄毛が気になるみなさまに贈る

「ホリスティック育毛事典」にもぜひご活用ください!

 

新連載としては、

ささたくやによるローフードのレシピ記事「TABI食堂」、

野草の魅力を伝える記事「野草食系男子」などが加わります。

 

創刊号から引き続いての、

曽我部恵一さん、ソーヤー・海さん、森栄喜さん、ピーター・バラカンさん、

豪華連載陣による記事にもご注目ください。

 

表紙の絵は、鎌田芳朗さんがつくる佐原張子の招き猫を

エムエム・ブックス社長の服部福太郎が描きました。

(鎌田さんへのインタビューは、

「福太郎が行く! 仕事のかみさまがすきな人」

に掲載されます。

このレポートもゲキアツ! どうぞおたのしみに)

 

 

今号も、農業から最新カルチャーまでさまざまなジャンルを縫い、

ほかのどこにもない特集を、

ほかのどこにもない切り口と目一杯の情報量でお届けします!

 

 

コンテンツの詳細は、以下をご覧ください。

 

*****

 

『マーマーマガジン フォーメン』第2号

(3月3日(木)発売)

 

目次

 

◎A to Zで学ぶパーマカルチャー 超入門

Architecture 建造物 | Book 本 | Compost コンポスト | Donation & Gift Economy ドネーションとギフ

ト経済 | Electricity テンダーさんに聞く、電気とわたしたちの暮らし | Founder 創始者 | Guild ギルド |Hyaku Issyo 百一姓 | Item アイテム | Japanese Permaculture 設楽清和さんに聞く、日本の文化とパーマカルチャー | Key Word 知っておきたいキーワード | Land 土地へのアクセス | Mulching マルチング | Natural Resources 自然資源の活用 | Observation まず観察せよ! | Portland ポートランドに見る都市のコミュニティ | Q & A よくある質問 | Recycle & Reuse リサイクルと再利用 | Seed 種 | Thought パーマカルチャーの思想と原理 | Urban Permaculture アーバンパーマカルチャー | Vision ビジョンを描いてみる | World Topics 世界の最新事情 | Xday いつ始めるの? | Yield 収穫 | Zoning ゾーニング

 

◎四井真治さんの家と庭

 

◎オーカス島〜シアトル滞在記

パーマカルチャーの聖地を訪ねて

 

◎語ろうハゲと薄毛のこと

・鼎談 森岡督行さん×松岡一哲さん×服部福太郎

・ホリスティック育毛事典

 

◎コラム

new boyのためのholistic life入門

「あたらしい時代と、お金の話」

・秋山佳胤(弁護士、医学博士、ホメオパス、不食実践者)

・松浦貴昌(ギフト経済ラボ)

・小池龍之介(月読寺住職)

 

◎松岡一哲のTシャツ愛ランド

 

◎新連載

・裁縫的! 三角ふんどし(えみおわす)のつくりかた

・帰ってきた ささたくやのTABI 食堂 大根パスタバーガーと」TABIスムージー

・野草食系男子! 春の有用植物

 

◎連載

・Holistic Gear News

 

・Action Plan 7

・曽我部恵一の東京父親日記 「手抜きで、すまん」

・ソーヤー・海の共感男子 「怒りバンザイ!」

・森栄喜 new city, new day, vol,2

・ハグミー! キスミー! ぼくたちのガールフレンド 吉岡紗良さん

・福太郎が行く! 仕事のかみさまがすきな人 鎌田芳朗さん

・ピーター・バラカン New Morning New Beginning RHIANNON GIDDENS

・プレゼント

 

編集部便り

インタビュ―☆わたしの手帖 #5 東野翠れん

 

“じっくりと生活に向き合うことの助けになっています”

 

こんにちは。編集部員の川口ミリです。

昨年末にスタートした「インタビュー☆わたしの手帖 2016」も最終回。

ゲストは、写真家、文筆家、モデルと多方面で活躍中の、

文科系女子のあこがれ、東野翠れんさんです。

『わたしの手帖 2016』(略して『わた手』)を気に入ってくださったと聞き、

さっそくお話をうかがいたいとオファーさせていただきました。

聞けば、特に惹かれているポイントは「ことば」だとおっしゃいます。

今回はそのわけを、実際の使いかたとともに、わたしたちに教えてくれました。

 

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――翠れんさん、はじめまして!

 

はじめまして!

 

――さっそくですが、『わたしの手帖 2016』の好きなところを教えていただけますか?

 

はい。みれいさんのことばが、そこかしこに記されているところが好きです。

 

――マンスリーカレンダーの毎月の扉や、ウィークリーカレンダーページの右上など、はっとするようなことばが散りばめられていますよね。以前の手帖とこの『わた手』とで、使いかたは何か変わりましたか?

 

「何時にどこどこ」というように、予定だけを書き込むことは減り、「こんなことを軸にして過ごそう」というアイデアのような書き込みが増えました。メモしているうちに、今やりたいこと、やったほうがよいこと(!?)や、からだの状態や変化についてのことまで気づかされたりして、とてもおもしろいです。

 

――へえ! 具体的には、マンスリーカレンダーとウィークリーページをそれぞれどのようにお使いになっているんですか?

 

時期の全体が一度に見えるマンスリーカレンダーに実際の予定を書いています。ウィークリーカレンダーには、先ほどお伝えしたような、もっとぼんやりした抽象的なことを書いています。

 

――自分との打ち合わせをされているんですね!

 

そうですね! さらに自分と向き合いたいときには、より書き込める『わたしのダイアリー』を使いたいと思っています……!

 

――手帖とダイアリーとを組み合わせて使っていただけてうれしいです! さて、おしゃれな翠れんさんにお聞きしたいのですが、『わた手』のデザインはいかがでしょうか……?

 

どこかなつかしい表紙の色合いが好きです! 大きさも、とても気に入っています。いつもお財布と一緒にポーチに入れ、持ち歩いています。

 

――中身は、使ってみていかがですか?

 

とても使いやすいです。付録編の、美濃と岐阜の観光案内を読み、想像をふくらませるのが好きです(笑)。あとは「13の月の暦」のツォルキンが気になります!

 

――日ごとのツォルキンが示す計6つのワード、意味深いですよね。はじめにも、みれいさんのことばのことをおっしゃっていましたが、翠れんさんは、『わた手』のことばの部分を特に気に入ってくださっている感じがしました。

 

子どもが3歳になったのですが、会話を通してコミュケーションをするようになり、再び、ことばと向き合うようになりました。というのは、2年間くらい、ことばがあまり重要に感じない時期があったんです。そんな変化の中、『わたしの手帖』はごく自然に生活の中に落ちつきました。

 

――たしかに『わた手』は、ことばを自由に読み、また自由に書くのに最適なツールですね。

 

今は、ことばを通して、イメージを重ねることのたのしさをや大切さを再確認しているところです。この手帖が、じっくりと生活に向き合うことの助けになっています。

 

――すてきなお話をありがとうございました!

 

編集部便り

インタビュ―☆わたしの手帖 #4 服部福太郎

 

“男性も『わた手』をつかったら、僕みたいに変わる可能性がきっとあります”

 

こんにちは。編集部員の川口ミリです。

「インタビュー☆わたしの手帖 2016」4回目では、初の男性ゲストとして、

エムエム・ブックス社長の服部福太郎さんの登場です。

男性の間ではまだまだビジネス手帖が優勢で、

『わたしの手帖 2016』(略して『わた手』)の男性ユーザーは

まだ決して多くないのでは?

……ということで、今回の福太郎さんのインタビュー記事は、

『わた手』が気になってらっしゃる男性、そして

パートナーに手帖のプレゼントを画策中の女性に、

ヒントがきっとあると思います。

 

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――福太郎さんも、今までインタビューしてきた方々と一緒で、『あたらしい自分になる手帖』から、みれいさんの手帖をつかってきたんですよね?

 

そうです! 最初は、2012年にみれいさんの編集ゼミに通いはじめた頃に買いました。

 

――『わたしの手帖 2016』を紹介するzine『裏手帖マー』では、ご自分のことを「手帖フリーク」とおっしゃっていましたが、ほかの手帖と比べて、みれいさんの手帖のどこが好きですか?

 

ところどころにみれいさんのことばが散りばめられ、読みものになっているところです。

 

――印象に残っている読みものがあれば、教えてください。

 

「本来のわたしになっていくときに起こりうることリスト」です。『あた手』だけでなく、『わた手』の黄色い付録編にも載っています。「名前が変わる」、「仕事が変わる」、「住むところが変わる」など10つの項目がありますが、最初に買った「あた手」を使い終わった頃に振り返ってみたら、僕自身、そのすべてが変わっていたんです!

 

――それはすごいですね……。『わた手』を使用しているみなさまにも、1年後、ぜひ振り返ってみていただきたいですね!

 

はい! 気づけば変化していた、ということ、たくさんあると思います。

 

――それでは、『わた手』の話に移ります。まずデザインがだいぶ変わりましたよね?

 

重量感が好きですねえ。軽すぎず、重すぎず。重さについては、「持っている」という感じもないといやなんです。このコンパクトさに、この重さ……すごくいいです。

 

――以前の『あた手』もかわいくてすてきでしたが、それよりもだいぶ、男性が持ちやすいデザインになったかもしれないですね。

 

そうですね。マーマーボーイはマーマーガールに比べたらまだ少ないですが、男性も『わた手』をつかったら、僕みたいに(人生が)変わる可能性がきっとあります。もしかしたら、変化の振り幅という意味では、女性よりも大きいかもしれません!

 

――たしかに、自分との打ち合わせをする男性って、まだ少ないかもしれませんね。

 

男性だとどうしても、ビジネス手帖を使うことが多い。でも『わた手』をつかって、男性も自分の中に眠る女性性も自分の中から引き出せるようになったら、より内面がつよくなれるんじゃないかなと思います。これからの時代は、男性も女性性をうまく取り入れたらいい。個人的には、活躍しているビジネスマンこそそうあるべきだと思っています。

 

――『わた手』は仕事用にしても便利なところが多いですよね。

 

ウィークリーカレンダーは、1週間の予定が見開きで見られるのがいいですね。「13の月の暦」のメッセージもパッと見ることができますし。

 

――13の月の暦を生活の中に取り入れてみて、いかがですか?

 

奥が深くて、今も未知の暦です(笑)。だけど、メッセージを読むというだけでもいいかなと思っています。今も、何らかの作用を自分にもたらしているかもしれないし。ちなみに、『わた手』の見返しには、自分の誕生日のKINを、ホ・オポノポノのはじまりのことばと一緒に描き入れてみました。

 

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――お、かっこいいですね! カレンダーは、どういう使いかたをされてますか?

 

マンスリーには予定を書いています。ウィークリーはいろいろと試してみてます。

 

――へえ! どんなことを試してきたんですか?

 

昨年12月に使いはじめた頃は、『わたしのダイアリー』発売前ということもあって、日記として使っていました。『ダイアリー』を手に入れてからは、その日会ったひとの名前リストを書きました。「けっこうな人数に会ってるなあ」と思いながら(笑)。その次は、その日思いついたアイデアをメモしました。

 

――かなり変遷があったんですね。

 

で、結局今は、事細かなTO DOリストに落ち着きました。

 

――前回インタビューした山田さんもそうだといってました。この使いかた、いいですよね!

 

今はビジネス手帖っぽい使いかたになってきてます。内面のことも、『ダイアリー』があるからあまり書いていない。でも、また変わる可能性もありますね。

 

――ほかに、『わた手』で好きなところはありますか? すごくマニアックな部分でもいいです。

 

見返しのデザインと素材感が気に入ってます。いい色の厚紙! 特に「所有者おぼえ」のデザインがすごく好きです。

 

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――たしかに、この感じはなかなかないかもしれないです。ところで、特製ペグシルは白をつかっているんですね。

 

白だけじゃなく、全3色を気分によって交代で使っています。芯が丸くなってきたら、とっきんとっきんにしつつ……(笑)。

 

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――ペグシル上級者!(笑) 最後に、読者のみなさまへコメントをいただけますか?

 

『わた手』はどう使ってもいいです。きまじめにやってもいいし、そうじゃなくても、どう使うかは自分次第。何も書かないまま、余白が1〜2週間続くこともありますよね。そんなときに自分を責めたりせず、「あ、わたし、こういう期間もあったんだな」と、それすら振り返りのきっかけにするような余裕を持って、たのしく1年間の相棒にしていただけたらうれしいです。僕がすごく変わったように、とてもパワーがある手帖だから、お守りとして持っているだけでもいいと思う。とにかく自由に、気楽に、使っていただきたいです。

 

編集部便り

インタビュ―☆わたしの手帖 #3 やまだともみ

 

“「こういう手帖がほしかった」というものが、今まさに手元にある感じ”

 

こんにちは。編集部員の川口ミリです。

冬休みも終わり、今日からお仕事開始の方も多そうですね。

おつかれさまです。

2016年、フレッシュな気持ちで張り切ってまいりましょう!

みなさま、今年もどうぞよろしくおねがいいたします!

 

さて第3回となる「インタビュー☆わたしの手帖 2016」。

ゲストはウェブショップ・mmbsの店長、やまだともみです。

昨年末、美濃で話を聞きました。

 

実はやまださん、

『わたしの手帖』の前身である『あたらしい自分になる手帖』(アスペクト=刊)時代は、

自分との打ち合わせに使う『あた手』と、予定管理や日記用の手帖とで、

2冊使いしていたそう。

でも2016年は、『わた手』1冊使いを決意!

『あた手』『わた手』への並々ならぬ思いとともに、

ビジネスにも役立つナイスな使いかたを提案してくれました。

 

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――『あたらしい自分になる手帖』を経て『わたしの手帖 2016』を使っているやまださんにまず聞きたいのは、みれいさんの手帖のすきなところはどこ?

 

ほかの手帖にない魅力があるのは、やっぱりエッセイやワークだと思います。ワークは、『あた手』時代から毎月やっていました。

 

――印象に残ったワークって、何かありますか?

 

2015年7月の「家族点検」。数秘術で、お父さんの誕生数を見てみたら、27/9。実は、エムエム・ブックスの社長である服部福太郎さんと、スクール・営業担当の服部はちさんも同じ数で! 今はもう27/9に囲まれている状況に慣れたけど、はじめそれを知ったときは、とにかくびっくりしました(笑)。

 

――『わた手』付録編の5ページ「数秘術」の項目によれば、誕生数9の人は「『大いなるたましい』に選ばれた真のリーダー」。真のリーダーが、身近に3人も(笑)!

 

さらに、その当時つきあってた彼も27/9で!!

 

――ええ!? すごい話ですね。

 

そうなんです。

 

――ほかに、どんな使いかたをしてたのですか?

 

『あた手』の頃は別の手帖と2冊使いしていたんです。もうひとつの手帖は仕事やプライベートのスケジュール管理用で、かつ日記用。そちらに書ききれなかった印象的なこと、たとえばからだやこころについての学びを『あた手』に書いていたんですよね。その日だけの感想ではなくて、その時期を通じた長期的な自分の思いだから、ウィークリー欄の日ごとの罫線をあえて無視して、1ページを丸ごと使ってました。不定期に書いてたから空白のページもあるけれど、文字や絵でぎっしりのページも多いんです。

 

――みれいさんの手帖を使ってから、自分自身の変化はありましたか?

 

ありまくりです! いろんなことが起こりまくりで!(笑) いい意味で、もう頭がぐわんぐわんです。思ったことを書き留めるという方法で自分と向き合うことによって、人生が変わっていくということがよくわかります。

 

――そうやってこころのうちを手帖に書きはじめてから、何か気づいたことはありますか?

 

感情って、実はわたしが思ってるより複雑だということがわかりました。「たのしい」という気持ちひとつとっても「たのしい」ということばだけじゃ表せない感情がいっぱい含まれている。なのに以前は「たのしい」のひとことで済ませている自分がいました。

 

――うんうん。

 

「たのしい」ひとつとっても、どんなふうに「たのしい」のか。そんなふうに、感情をじっくり「味わう」ことの大切さを知ったきっかけのひとつが、手帖を通して自分と向き合うことだったんです。

 

――それは大きな変化ですね。じゃあ『わた手』はどういうふうに使っていますか?

 

実は……『わたしの手帖』からは1冊使いすることに決めたんです! もう別の手帖は買いません(きっぱり)! じっくり自分と向き合える『わたしのダイアリー』、毎日ページをめくるたびに何かメッセージをくれる『日めくりッコンシャスプランカレンダー 2016』、仕事の打ち合わせのメモとして使う『わたしノート』と一緒に使えば、手帖に求めることが4冊ですべて網羅されると気づいて。

 

――おお!

 

「こういう手帖がほしかった」というものが、今まさに手元にある感じなんです。もちろん具体的に考えていたわけじゃないけど、こうして目の前に『わた手』があってすごくしあわせです。

 

――具体的には、どんなふうに使う予定ですか?

 

仕事用にするつもり。ウィークリー欄を開いたときに、たとえば今までのように日記をつけるのではなくて、「仕事用にしよう」って自然に思って。

 

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たとえば、さっそく使いはじめている12月のウィークリーのページは、いわゆる「To doリスト」として活用中です。やるべき仕事を書いて、終わったものに線を引いて消していく。それだけなんですが、終わっていない仕事がパッとわかって便利。あと、「◎日に◎を返送」というふうに、いつまでに何をするかも書けるし。これを始めてから、より仕事にワクワクしているんです!

 

――この使いかた、とてもいい! これからマネしたいと思います! ちなみにプライベートのことは書くんですか?

 

はい。ウィークリー欄の右半分に書くようにしています。左半分が仕事用。

 

――ちなみに、12月の「本来の自分に戻るワーク」はもうしましたか?

 

エッセイ「ちいさな革命」は読んだけど、ワークはまだです。でも、やっているところを思い浮かべることはしてみました!

 

――ところで『わた手』は見た目もかわいいですよね。

 

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背表紙の「☆」がお気に入りです! ダイアリーとおそろいで! デザインには、もう文句なし! 削ぎ落とされたシンプルな感じがめちゃくちゃいい。洗練されている! みれいさんが「おじさんっぽい」と呼んでるところも好きです(笑)。納得です。

 

――中身のお気に入りは?

 

岐阜県民としては、付録編に、岐阜と美濃の情報がこれだけ載っていることもすごくうれしい。ウェブショップ「mmbs」のお客さまが「これ1冊あれば、スマホいらず! 美濃の旅行ガイドとして充分使える! 『わた手』を片手に、美濃を観光するのがたのしみです!」とおっしゃってくださいました。あたらしい視点でしたが、本当にそう思います。

 

――たとえばこの美濃のあたりには、グルメサイトであまり情報が載っていないけれど、おいしくて雰囲気のいいお店が、けっこうあるんです。ネットより、『わた手』を持っていたほうが、充実の旅ができそうです。

 

マップページも充実していて……右端の、イラストレーターの阿部伸二さんが描いた、うだつをかぶった女の子もかわいい! 「うだつガール」と勝手に命名しています(笑)。

 

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――『わた手』なしで美濃にいらしても、うだつの上がる町並みにあるショップ「エムエム・ブックス みの」でこの手帖を購入して、それから町を回るのもおすすめですよね!

 

はい! 読者のみなさま、ぜひ、ショップにもお立ち寄りください。

 

――ところで、ロゴ入りのペグシルは、黄色を使っているんですね。どうしてですか?

 

「元気! 勇気! のん気!」ということばのロゴが好きだから。

 

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――実はわたしも黄色を使っているんです。付録編とも色が合って、かわいいんですよね。では最後に、『わたしの手帖 2016』を使う読者のみなさまへメッセージをください!

 

できれば、『わたしの手帖』『わたしのダイアリー』『わたしノート』『日めくりッコンシャスプランカレンダー』、4姉妹すべてそろえていただけたら、うれしいです! 使いかたへの決めごとはまったくしなくていいと思っています。それぞれを、たのしく、自由に使っていただきたいです。この4点があれば、とにかく最強! ちなみにわたしは、冬休みをつかってワークざんまいの日々を送る予定です。

 

――すてき!

 

あとは、『わた手』の数量限定付録『裏手帖マー』に書いたことも本当に好きなポイントです。

 

――「今までツアーガイドさんのように導いてくれていたみれいさんが、『はい、どうぞ』とポイント満載の観光ガイドを渡して『じゃあ、またね☆』と満面の笑顔とウインクで立ち去ったという感じ」というところ?

 

そうそう。自分の力で自分と向き合うことが必要だとつくづく感じています。2016年はぜひそういう年にしたいし、世の中も、そういうふうな流れになってきているのかな、と思っています。

 

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