murmurbooks

読者の広場

熊本からのおたより 後編

 

先日、熊本の読者、Mさんからいただいた

おたよりの前編を紹介させていただきました。

本日は、その後編をご紹介いたします。

 

 

 

長崎次郎書店さんが、

上通店も、新町店も無事で開けてくださって、

ふつうに棚を眺めてブラブラできたんです!

 

初日は涙が出ました。

「あの空間にだいぶエネルギーをいただいているナ」

と改めて、実感。

 

ここのところ、連チャンで

漫画やら本やらを大人買い!しています。

本を買うことでお金を回して、

「ありがとう」を伝えたいです。

 

こんなときなのに、書店特製のフリーペーパー

『ナガショ通信』も出してくださったり。

読んで、じ〜んとしました。

 

 

福太郎さんのお祈り、効き目があったと思います!

招き猫のポストカード、倒れてなかったもの。

お札のように部屋中に貼ろうかしら?(笑)

 

その隣に置いていた花びんも無事でした。

最初の揺れのとき、着の身着のまま逃げて、

2回目の本震のときは「大丈夫と思うけど

いちおう避難所に泊まろうか?」くらいの感覚でしたから

お花はそのままにしていたのです。

 

まさか、そのあとのほうがひどいとは思わないから……。

水もこぼれて、割れているんだろうなと思ってました。

何度も余震があったけど、きれいに咲いていてくれました。すごい。

 

ふしぎなことは、いろいろあります。

 

 

福太郎さん、「何かの足しになれば」って、

ものすごくうれしかったです。

ピンクの靴下、かわいい!

 

絹の破けかたがすごいです。

レギンスもおしりがやぶけていたのです。

だから、すごくありがたい。今日からはきます!

何より、一読者であるわたしにこころを寄せて

動いてくださったことが、ほんとうにうれしいです。

 

 

そして、『わたしらしく働く!』読みたかったです。

 

数年前に大事なひとを亡くしたときに、

蓮村誠先生の『「いのち」の取扱説明書』という

黄色い本が、ボ〜ッと光って見えて。

地震のあと、その本を見つけて

(前から探してたけど、このタイミングで会えてよかった)。

 

そして、みれいさんの黄色い本。

いつも黄色い本に助けられるみたい。

 

働くことは好きだし、

でも嘱託や育児代替で、期間がきたら

「はい、さようなら〜」という仕事を10年近くしていて。

 

何だろう……たとえるならば

「本妻がいるのはわかっていたことだろう?」

といわれるみたいな感じ?

まあ、自分で選んでいるのですが。

 

加藤俊朗先生にも「契約じゃだめだ」といわれました。

きっといいヒントがあると思っています。

 

 

またお手紙を書かせてください。

そして、熊本を「かわいそう」と思わないで。

 

加藤先生いわく、「地震はエネルギー」だって。

ちょっとつよく、一度に出過ぎただけなんです。

小出しに出るように、祈ってくださいませ(笑)。

 

熊本がすっかり立ち直るのには、

たぶん時間がかかると思います。

長期戦かな、と思う。

 

今、わたしにできることは

体調を万全にして、できることを精一杯すること。

くさらず、あきらめず、理不尽でも何でも。

 

今、おねがいをするとしたら、

わたしたちが、ニコニコ、キラキラして

笑っているところを、1日1回でもいいから

長期間、思い浮かべていてほしいです。

 

福太郎さんやみれいさんは、

たのしいことをいっぱい体験してもらって

そのエネルギーをちょっとだけ熊本に流してほしい。

 

パソコンでHPは見られるので、

平松モモコさんやタムくんのかわいいイラスト、

うつくしい緑や光、キラキラしたものを見たい。

ほっこり、和みますもの。

モモコさんの似顔絵屋さんも、すごくよかった!

 

くじけそうになるから、

「大丈夫だよ」「応援してるよ」って

いってもらいたいです。

 

あら? どんどん欲深くなっていますネ!

ダラダラ書いてしまって……ごめんなさい。

でも、出しちゃう!

 

ほんとうにほんとうに、ありがとうございます。

 

(Mさん|熊本県)