冷えとりガールズ

現在、冷えとり体験談は
note 冷えとりガールの集い|体験談で更新中です。

冷えとりガールの集いとは、
冷えとり健康法を実践しているかたがたの
体験談を集めたコーナーです。

スタートは、マーマーマガジンが創刊したばかりの2008年5月。
以降、お便りやメールを次々といただき、
2014年3月までに、全62回お届けしてまいりました。

冷えとりがどんなものかを知る上でも、
もちろん、はじめる上でも、何より続けるために
体験談は、とても役立ちます。

人が100人いれば、100通りのからだがあるように、
どの人の体験もそれぞれに違う、ということ、
自分のからだの声を聞く、ということ、
人のからだには自己治癒力があるということ―—。

それぞれの個性により、
また読むタイミングによって、さまざまな気づきがあるはずです。

もちろん、元気がなくなっているときに体験談を読むと
勇気や元気、そして大らかな気持ちが戻ってきます!

このコーナーでは、これまでのアーカイブを少しずつアップ。
もちろん、これからも、みなさんからの冷えとり体験を掲載していきます!
ぜひ、体験談をお寄せください。
送り先は、info@murmurmagazine.comまで。

※内容は、一部、『別冊murmur magazine body and soul』シリーズでも

#16 自律神経失調症、流産を経て 冷えとりで、ふたり目の子を妊娠 Hさん(35歳)

#16 冷えとりガールズの集い

 

初回アップ|2009年9月11日

 

28歳で自律神経失調症になってしまったHさん。

その後、お子さんを出産するも、妊娠中は体調がすぐれず、

たいへんな思いをしたといいます。

「冷え」を自覚しつつも何もできなかったというHさんですが、

「冷えとり健康法」をはじめて、ほどなくふたり目の子を妊娠。

ひとり目の子の妊娠のときと、冷えとりをしてからの妊娠は違うと聞き、

レポートしてもらいました。

Hさん、おねがいいたします。

 

仕事のストレスで自律神経失調症に

2009年の年明けから、冷えとり健康法をしています。もともとわたしは社会人になった20代の頃から、アロマセラピーや玄米食、足裏マッサージ、温泉巡りなど、自然な方法で健康を維持することに興味があって、いろいろ試してきました。

その反面、ストレス解消のために、スナック菓子や甘いものを食べ過ぎたり、外食ばかりしたりと、不摂生な食生活をすることもしばしばで、結局、あまり元気ではありませんでした。いつもからだが冷えていて、イライラしていました。

そんな生活を続けた結果、28歳のときに、仕事でのストレスがきっかけで、自律神経失調症になってしまいました。それから何年もの間、ひどいめまいに悩み、からだはますます冷えて体温が35度台になりました。また、その頃に結婚したのですが、生活環境が一変した影響から心身のバランスが取れなくなり、さらに仕事でのストレスはひどくなり、1年後には職場で人目もはばからず泣き続ける状態になって、1か月間休職することになってしまいました。

 

妊娠中もからだにトラブル

その後、体調が回復してきたので復職し、間もなく息子を妊娠しました。心待ちにしていた妊娠でしたが、さまざまなトラブルがありました。妊娠4か月頃からおなかが張りはじめて、8か月のときに切迫早産で約1か月間入院しました。入院中はずっと点滴をして、洗面とトイレ以外からだを動かすことが禁じられていたので、退院する頃には、階段一段すら登る筋力もなくなっていました。

出産時は、陣痛とともに足がとても冷えて、病院に電気アンカを用意してもらいました。なんとか無事に出産したものの、産後はなかなか体力が戻らず、少し出かけるだけですぐに疲れてしまいました。育児休暇を取っていたのですが、復職できるだけの体力と気力がなくなってしまい、結局退職しました。その後、また妊娠したのですが、そのときは6週で流産してしまいました。

 

家族でスタート

からだが冷えていると自覚していながら、冷え性を改善できないままでした。温泉やマッサージでは一時的に改善するものの、結局また冷えるし、からだを温める食べ物を摂るように気をつけても、冷やす食べ物にも手が伸びてしまう……、この繰り返しでした。

そんなことから冷えとりを試してみようと思ったのです。靴下を重ねてはくこと、半身浴をすることの2つを実行するだけだったので、とても簡単にできそうに思えました。

また、夫も冷え性なので、わたしに付き合って冷えとりを試すことになりました。夫は、肩こり、腰痛、足のつま先のしびれ、頻繁に風邪をひくなど、いつもからだのどこかが不調でした。数か月に1回は腰痛や風邪で仕事を休んでいました。

さらに息子の冷えとりもすることにしました。進藤幸恵さんのお話では、子どもは靴下2枚の重ねばきでも効果があるということだったので、息子は絹と綿の靴下2枚を重ねばきさせて、半身浴をしっかりするようにしました。

 

早々と夫と息子に効果が!

冷えとりの効果は、すぐに夫に表われました。数日のうちに腰痛が改善し、足のしびれがなくなりました。それから以前ほどからだが疲れなくなり、風邪をひかなくなりました。冷えとりを始めてから、腰痛や風邪で仕事を休まなくなりました。

夫は冷えとりで体調が大きく改善したので、知人に冷えとりの効果を紹介しています。寒冷じんましんに悩んでいた知人は、冷えとりをしたら、じんましんが出なくなったそうです。

また、息子もよく風邪をひいていたのですが、冷えとりを始めてからあまりひかなくなりました。熱が出てもすぐに下がり、以前よりもからだが強くなったようです。

 

再び念願の妊娠

一方、わたしはまた妊娠したかったので、靴下の重ねばきと、おなかに絹の腹巻をすることにしました。冷えとりをしてみると、からだがとても温まり、今までの自分のからだがどれほど冷えていたのかよく分かりました。冬は下半身が温かいので上半身は薄着で快適にすごせましたし、夏になってからは、冷房の強い場所にいてもからだが冷えすぎることがなくなり、わたしも風邪をひかなくなりました。

そして冷えとりを始めてから半年になる頃に、また妊娠しました。今は5か月目ですが、息子を妊娠していたときと比べるとからだは冷えませんし、おなかもあまり張りません。先は長いので油断は禁物ですが、無事に出産できるように、以下のことを実行、計画しています。

・今までどおり、冷えとりをする
・食事はよく噛んで食べる
・毒出しのお茶を飲む
(どくだみと、げんのしょうこの煎じ茶や、ルイボス茶を、安定期に入ってから)
・陣痛を待つ間、足湯をする
・生まれたあかちゃんに、靴下を重ねばきさせて、冷えとりをする
(息子が新生児のとき、足がとても冷たかったので)

 

「冷えとりは気持ちいい」は本当でした!

冷えとりは足が温かいばかりでなく、絹の靴下のおかげで足がいつもさらさらして快適です。普通の靴下一枚をはいているときの方がよほど足が蒸れ、時間が経つと冷えましたし、湿った靴下が不快なので、帰宅するとすぐ裸足になっていました。入浴は、夏はシャワーを浴びるだけでしたが、今年の夏は半身浴をしっかりしています。半身浴をすると、湯冷めしにくいだけではなく、肌がしっとりします。

進藤幸恵さんも言われているように、冷えとりはとにかく気持ちがいいのです。靴下の重ねばきも半身浴も生活の一部に定着しました。からだの毒がどんどん出ているのか、靴下はいまだに破れ続けています。冷えとりを続けて、家族みんなの体調がどう変化していくのか、楽しみにしています。

 

☆レポートしてくださった方:H さん

35歳、主婦。

夫(36歳)と息子(3歳)の3人暮らし。

2009年の年明けから家族で冷えとり健康法を実践中。

現在妊娠5か月目。

#15 突然ですが! 進藤幸恵さん(冷えとりアドバイザー)に、質問コーナー!

 

 

初回アップ|2009年9月4日

 

みなさん、こんにちは! 冷えとり、楽しんでいますか?

今日は、よろず相談(ブログ)にきた、「冷えとり」に関するご質問に、

特別に進藤幸恵さんに答えていただきましたので、ご紹介いたします!

フランスから届いたご質問に、「思いあたるわーん」という方も

いらっしゃるかもしれません。

どこが冷えるかは、どこの内臓がよくないかと対応してるのですね!

では、さっそくご質問です! れっつらどん!

 

Q

はじめまして。こんにちは。
もうすぐ冬が来るのが怖くて、ちょっとビクビクと毎日を過ごしております。
そうです。私が住んでいる国(フランス)では寒さがなんといいますか、骨身にしみます。
北極や北欧に住んでいる方々には笑われてしまうかもしれませんが、寒さが半端な分、暖房設備も半端なのです。

ということで、今から着々と冷えとりの準備にとりかかっております。
毎年足先を中心に温めているのですが、今年はなんだかいつもと調子が違うので、よろず悩み相談に便乗して質問させていただきます。

質問は、ずばり「冷えって移動するの?」です。
毎年一番キンキンに冷えるのは決まって足先だったのですが、今年はなんとスネ、および膝が冷えます。触ってみると足先に比べて冷たい! という感触はない(むしろ足先の方が冷たかったりする)のですが、冷たいという感覚はず~っとあるのです。このまま冷えがどんどん頭に向かって登ってくるのではないか、ちょっと不安な毎日です。

とはいえ、お酒はやめられなかったけど、
自分にできることから、「冷えとり」を
少しずつはじめています。
(とにかく下半身は冷やさないようにこころがけました)

ペンネーム 冷えとりには猫。さん(フランス)

 

 

A

ご質問の方は、消化器が悪いと思います。
膝と向こう脛(いわゆる弁慶の泣き所)は、消化器の筋が通っています。
もちろん「冷え」が酷くて、足先が冷えているのはいうまでもありませんが、各内臓の筋が支障(痛みや痒みなど)をきたしたり、冷えを感じたりするのは毒出しのひとつだと考えてください。
「冷えが移動している」というよりは、「毒出しをしている」と考えてくださいね。

よくある話で「お尻が冷える」ということを聞きますが、
これは性器の毒出しです(女性なら子宮・卵巣など、男性なら前立腺・睾丸など)。
お尻辺りは、性器の筋が通っています。
腎臓、肝臓が悪いと性器のほうにも支障をきたします。
そういう時は、毛糸のパンツを履くよりも、
必ず靴下をたくさん履いて足元を温めてください。

冷えとりをしていくうちに、
徐々に治りますから、ぜひがんばって続けてくださいね。

進藤幸恵さん(冷えとりアドバイザー)

 

 

☆プロフィール:進藤幸恵さん

冷えとりアドバイザー。

冷えとり健康法の生みの親、進藤義晴先生の実の娘。

全国の同志とともに、冷えとり健康法の普及を行っている。

ご自身も冷えとりで子宮内膜症を克服した経験をもつ

0310|冷えとり茶話会@松江に参加して

 

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全国のお取扱店にて続けている

「冷えとり茶話会」。

 

冷えとりを続けている人も、はじめての人も

自分の体験を語ったり、シェアしたりする

ざっくばらんなお話会です。

2月は、鳥取と島根で全4回行わせていただきました。

 

さっそく、ペンネーム・のんびりさんが

感想を送ってくださいましたので

ご紹介させていただきます。

 

(mmbs通信編集部)

 

 

2/25・午後の冷えとり茶話会@松江に参加した

ペンネーム・のんびりです。

みなさんより早く退席したので

感想をメールさせていただきます。

 

今回、もともとは冷えとりのお話をしたいという

目的ではなくて、参加させていただいたのですが、

参加させていただき、とてもよかったです。

ありがとうございました。

 

あとからじわじわ感じたのですが、

(茶話会のファシリテーター役である)やまださんとお話しして

「とても純粋なものに触れた感じ」がありました。

 

服部みれいさんがよくアーユルヴェーダの記述で

こう表現されていますが、

こういう感じかなぁ……と思いました。

 

やまださんが、身体もこころもやわらかく

浄化していっているからでしょうか。

独特の清浄感をおもちで、

それが伝わってきたというのか……。わたしも、

もっと「出す」ことをしよう、と自然と思いました。

不思議な感覚です。

 

また、自分の課題も浮き彫りになりました。

自分の考えを明確に人に話せるようになること。

まだあいまいなので、もっと自分と会議しなければ。

(なんだか2017年のスピードに振り落とされそうです)

 

やまださんご自身のことをお話しくださり、

ありがとうございました。

おとうさまとのやりとり、

わたしにもおおいに参考になりました。

「ほんとうはこうしたいけれど、○○が反対するだろう」

というのは、

実は「自分の望み」であったり、

「思い込み」のあらわれなんですよね。

決意して「こうしよう」と行動すると、

すんなりうまくいく。

「決意」とか「覚悟」が大事だった。

最近少しずつ、わかってきました。

 

いろんな人と、お話をシェアできたこともよかったです。

参加者同士で意見交換したわけではないのですが、

冷えとりというテーマで集まったからこそ聞ける、

その人の本音に近い部分の話……。

 

ただ知り合って仲良くなっても、

今日のようなことを話すには日数がかかると思います。

 

ひとの話をジャッジするのではなく

シェアするって、おもしろいな、と思いました。

わたしのようにつたなくてももちかえるものがある……。

今後自分でもなにか企画しようと思っています。

進行役のやまださんがジャッジせず、

常に前向きなことばをかけていたところも参考になりました。

 

実は、今回参加した理由のひとつに

中島正さんの存在

があります。わたしの夫は4年前から

養鶏をはじめていて、

中島正さんの自然養鶏の本を教科書にしています。

 

みれいさんと中島さんがつながっていたことが衝撃で、

(くわしくは、こちらへ)

松江でイベントがあると知り、

「なんか行かなきゃ!」と勢いづいてしまいました。

今度の『マーマーマガジンフォーメン』3号、

中島正さん特集、

とても興味を持って発売を待っています。

 

(のんびり|島根県)より

 

 

のんびりさんへ | mmbs 山田朋美より

 

のんびりさん、

先日は松江での茶話会にご参加くださり、

誠にありがとうございました!

 

茶話会へのご参加で、たくさんの思いと、

気づきを持ち帰ってくださって、本当にうれしいです。

のんびりさんの、茶話会での凛とした態度、発言に

励まされたご参加者の方も多かったと思います。

 

また、わたしも、のんびりさんが課題とされている部分、

まだまだ取り組み中です!

またお話できる機会がありましたら、さいわいです。

 

「冷えとり」という、ひとつの深いテーマをもとに

集まったみなさまだからこそ、

出合ったその日に、自分の本質に触れるような話が

展開できたのかなあと実感できる会でしたね。

 

すてきなご感想を、

ありがとうございました!