冷えとりガールズ

#14 はじめての冷えとりレポート2 突如おそった劇的な生理痛で Yさん(28歳)

 

スクリーンショット14

 

初回アップ|2009年6月19日

 

先週に続き、

子宮内膜症と診断されたYさんのお話の続きです。

はじめは抵抗のあった

靴下4枚重ねばきも気持ちいいとわかり、

これまでの自分のからだに対する

ありかたに気づいていきます。

 

きっと、

これは誰の身にも起こりうる話なのだと思います。

 

(レポート1はこちら

 

半身浴の思わぬ効用

 

また、一日に少なくとも30分、半身浴をすることで、

とてもよい結果をもたらしました。

自分にその時間を与えるということが

いわば、自分の一日の生活の中に

ぽっかりと穴をあけてあげるような感じです。

 

すると、

色々な縺れが改善されていくことに気がつきました。

 

なにか決定しなければならないときや、

迷っているときなど、

30分湯に浸かることで考え方が均等になる。

これはからだの温度が均等になって調和がとれることに

関係しているのだと、わたしは思います。

 

とはいえ、お酒はやめられなかったけど、

上記のように自分にできることから

少しずつはじめてみたのです。

(とにかく下半身は冷やさないようにこころがけました)

 

チョコレート嚢腫をもちながら、妊娠

 

完璧とはいえないわたしの冷えとり生活でしたが、

それでも成果はすぐに現れました。

 

生理痛はあるものの、あの激痛はなくなり、

月を追うごとに痛みは軽くなり、

ついには生理痛がなくなり、

そして生理痛がなくなった次の月には妊娠しました。

 

実は、わたしは2~3年前に結婚して以来、

ずっと子どもができませんでした。

子宮内膜症と診断されたとき、

チョコレート嚢腫があることもわかりました。

チョコレート嚢腫があっても、

必ず不妊になるわけではないみたいですが、

チョコレート嚢腫があって妊娠する人は

嚢腫をとり除く手術をしている場合が多いようです。

 

あと、あまりに嚢腫が大きい人は流産しやすいとか、

胎児が大きくなってくるときに

邪魔になったりしてしまうみたいなのです。

 

もちろん、わたしは手術はしていません。

ただ、冷えとりを続けただけです。

 

からだはとても正直なのです

 

程度は異なれどシグナルは誰にでも平等にやってくる。

それに気づくか否かは自分次第ですが、

からだはとても正直、なのだと思います。

 

“女性の不妊や子宮のトラブルが年々増加傾向にあります”

と冷徹なフレーズはよく目にするものの、

その解決法や予防法はとても曖昧。

 

女性たるゆえの臓器に関して苦い思いをしている女性たちが

世の中には溢れているのかと思うと、

いたたまれない気持ちになります。

でもそれらは、わたしたちへの

大切なサインなのかもしれません。

 

自分が本当に気持ちいいことを

 

「森を見て木を見ず」とはよくいったものです。

なにか自分にとって問題が発生したら、

まずもう一度自分の土壌を

たがやすところからはじめたい。

面倒がっている場合ではありません。

それは自分の仕事の一部だから

(実際に子宮が悪かったときは

仕事ができないほどつらかった)。

 

そしてわたしは、からだがよくなってくるにつれ、

それとは別に思わぬギフトのようなものを

たくさんいただきました。

 

例えば、太りにくくなったり、

ささやかな願いがかなったり、

肌の調子がよくなったり

(実際どの化粧品よりも効果があった!)。

 

つわりがほとんどなかったり、

収入が増えたり、などなど。

こぶとり爺さんみたいな話です。

 

大事なことは、自分が気持ちよいという感覚。

からだによいことでも

無理をして意固地になったり、

楽しくもないのに続けたりすると、

たちまち女神サマは

そっぽむいてしまうんじゃないかな。

 

わたしはいまでも好きなものを食べ、

好きな時間に寝ています。

ただその中身は以前の内容と変わってきているようです。

人は本当の意味で自分のからだと対話できるようになると

本当にほしいものをほしがれるようになるようです。

 

☆レポートしてくださった方:Y さん

28歳、カフェ店長。

自分は健康優良児だと過信し、放蕩生活を満喫してきました。

が、ある日、体からの強烈なシグナルが!!

以来、冷えとりを実践中。