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新米社長福太郎便り

88 日々ちいさなお話

 

 

二本の木は、大きくなりました。

それは、すらりとして、枝のしげった、美しい木でしたが、

一週間もたたないうちに、三十メートルにもなりました。

チトは、まいあさ、ムスターシュおじいさんの教えどおり、

この二本の木にむかって、小さなおはなしをしました。

これが、いちばんききめのある方法だったのです。

 

(『みどりのゆび』モーリス・ドリュオン=作、安東次男=訳、岩波少年文庫=刊)

 

 

『みどりのゆび』あっという間に読み終わりました〜。

しばらく放心状態・・・、いい本に出会いました。

少年だけじゃなく、大人の方にもぜひ読んでいただきたい本でした〜。

(すべての少年へ・・・みたいなことですかね、キザかな・・・)

 

 

『みどりのゆび』の登場人物、

おとなもこどももけっこう愛すべき人たちばかりで、

モディベール先生というすてきなお医者さんも登場します。

そのモディベール先生の描写に、

ぼくは先日砂浴断食合宿でお世話になった橋本俊彦先生を

思い出しました。

 

合宿では橋本先生にからだの構造を元の健やかな状態に戻す、という

操体法の基本的な部分を教えてもらいました。

これがほんとうに気持ちがよかったのです。

 

操体法を家族やお友達、職場の人たちとやりあえれば、

きっとからだの構造だけではなくて、人間関係やいろいろな問題も

元の健やかな状態に落ち着くんじゃないかな、そんな風に思いました。

 

砂浴断食合宿と同様マーマーマガジンお取扱店でもある

長野県飯田市のてくてくさん主催で

「からだの学校」という橋本先生の健康法やノウハウを学べる機会があるようです!

詳しくは、橋本先生のHPにて。

 

ご興味がある方はぜひ〜。

 

 

今週はWEBショップのマーマーなブックスアンドソックス

全国のお取扱店さんに向けて『日めくりッコンシャスプランカレンダー 2018』と

『わたしの手帖 2018』の先行ご予約がスタートして

エムエム・ブックスは、にわかに活気づいております!

 

畑はお芋掘りや秋冬野菜の種まき(焼き芋パーティーも??)

そして田んぼでははさ掛けしている稲たちの脱穀仕事などがひかえています。

 

『みどりのゆび』や『アナスタシア』を読んだりすると

畑や田んぼで試してみたいことがたくさん出てきます!

 

そして橋本先生に教わった操体法や健康法・・・・

こちらも生活の中で試してみたいこと、実践していきたいことがたくさん!

 

またひとつひとつみなさまにご報告いたしますね!

 

 

実りの秋、

育ったものの収穫とあたらしい種まき

それは畑や田んぼのことと決めつけないで

生活も仕事も自然と連動して・・・・

育てて、収穫して、あたらしい種をまきたいと思います!

チトが二本の木に毎日ちいさなおはなしをしたように。

 

(福太郎)