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新米社長福太郎便り

84 SEED

 

 

『SEED』という漫画を全巻読みました!

もう20年も前の漫画で、なかなか入手できないかもしれませんが・・・

ぼくにとっては今だからこそ感銘を受ける内容、

20年前だったら、内容が入ってこなくて読めなかったかも・・・。

 

1話1話で扱う地球全体の環境問題が

今の時代も十分(今だからこそ?)考えさせる内容でありながら

主人公の森野広の人柄や自然への深い理解と愛に心打たれます。

きわめつけは各号ほとんどの巻末に

「なぜ自然を守るのか?」「石炭、石油なしで生きられるか?」

「なぜバナナは一本わずか10円か?」「海辺の村になにが起こったのか?」

「森の村になにが起こったのか?」などの短い文章でのレクチャーがあり

最後は必ず

「読者のみなさん、こんな森野を応援してください。」ということばで

むすばれます。

 

主人公の森野は粘土玉をいつも持ち歩いているなど、

マーマーマガジン 19号でも特集させていただいた

自然農の祖、泥だんごで有名な福岡正信さんのことや

編集部でも取り組みはじめている耕さず、農薬、肥料、除草剤を使わない

冬期湛水・不耕起移植栽培の第一人者岩沢信夫さんのことまで書かれてあり

しっかりと取材の裏付けがあって描かれているんだなぁ、とそのことにも

感銘を受けました。

 

この『SEED』から着想を受けて、

小屋や畑や庭で取り組んでみたいなぁ〜と思うこともいくつかあり

こうして色々な本からアイデアをいただく日々です!

 

これから半身浴、

今日は『もやしもん』をはじめて読み始めます!

オリゼ菌に興味があり、

なにかヒントがあるかもと思い読むことにいたしました!

うーん、楽しみ!

 

みなさま、良い週末を!!

 

(福太郎)