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新米社長福太郎便り

いな暮らしから、みの暮らしへ by 萌

今日からしばらくの間、この福太郎社長日記の場で

インターン生の夏のレポートをお届けします!

どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

みなさんこんにちは。

一昨日からインターンとして美濃に滞在している鈴木萌です。

ふだんは地元である東京の稲城市に暮らしながら

多摩川がそばを流れる昭和の古民家で

いな暮らし」という店を母と営んでいます。

 

美濃にはじめて訪れたのは2年前の夏。

到着した日にはもう、からだもこころもすっかりリラックスしていました。

昔ながらの家々が立ち並ぶ“うだつの上がる町並み”には

風鈴の音が響き、蝉は元気に鳴いていて

顔をあげればどーんとした山と、すっと晴れた空の青が目に飛び込んできます。

 

こうしてブログを書いている編集部の窓からも緑がよく見えて

とても気持ちがいいです。

 

 

 

せっかく滞在するなら、まずはご近所さんと顔見知りになれたらなぁと

昨日はあちこち歩いてみました。

 

文房具屋「さくら堂」でペンを買ったら

店主のおばあちゃんが2円おまけしてくれたり

手づくりパンも販売している商店「山高」へ行くと

お店の方が「どこに泊まってるん?」 と話しかけてくれました。

 

旅先で手紙を書くのが好きなわたしは

美濃和紙のお店「紙遊」さんで夏らしい便箋も買ってきました。

 

 

昨日の朝は、みれいさん、福太郎さんと

うだつの上がる町並みにある「&カフェ」でモーニングをいただきながら

インターン期間中にわたしが何を担当するか、お話しました。

 

マーマーマガジンのこれからについて

お二人の夢や未来の構想についても

いろいろ聞かせてもらいました!

 

美濃でのマーマーフェス開催

うだつの街並みでのオーガニックマルシェ

養生できるリトリート施設

農園つきのお家を週末貸し出すダーチャのこと・・・

 

お二人の話を聞くそばからわたしの頭の中でもまた

構想がふわぁ〜とふくらんでいきました。

 

滞在して今日で3日目。

実現に向けて今から準備できることも少しずつ見えてきました。

 

福太郎さん曰く、

全国のお取扱店さんが増えていき、ありがたい反面、

1対1のような密なやりとりをしたくてもできない、

もどかしい場面もあるのだとか。

 

フェスやマルシェの実現に向けて動きだす過程で

なにかたのしい工夫ができたらいいなぁと考えています。

 

インターン期間を終えたら、わたしは一度東京に戻ります。

 

美濃でのフェス実現に向けて

えいえいおー!と一緒につくる仲間を募るきっかけに

まずは、ちいさなマーマーフェスが東京でもできたらなぁとも考え中です。

 

わたしがマーマーマガジンと出会ったのは高校生の頃。

当時チアリーディング部に所属していたわたしは

朝から晩まで部活漬けでしたが、本が好きで

学校帰りによく立ち寄っていた下北沢の街で見つけたのでした。

 

以来、学校では教えてくれない、

毎日を気持ちよく生きるヒントが詰まった一冊を

教科書のように読んでいました。

 

からだからのメッセージを受け取ること

地球とともに暮らす知恵など

今の生き方につながるエッセンスをもらったと感じています。

 

大学で看護を学んだことをきっかけに

病院でも学校でもない、もうひとつの居場所について考えています。

 

からだのちょっとした不調や悩みを気軽に相談しに行ける場所

日常からちょっと離れてこころもからだもゆるめて休める場所が

街のなかにぽつぽつと明かりが灯るようにあればいいなぁと。

 

 

雑誌からはじまったマーマーマガジンの活動も

今では立ち寄りどころとしてお店ができて、すぐそばに編集部もあります。

 

場があると自然と人が集まってきて

集った人がまた、あたらしい種を運んできて

想像もしていなかった芽が出ます。

 

そんな循環がここでも、この夏の間に生まれていく予感がしています!

 

(鈴木萌|いな暮らし)