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新米社長福太郎便り

31 シンクロニシティー 前

 

ぼくの日課のひとつは

WEBショップ・マーマーなブックスアンドソックスに

ご注文をくださるお客さまの納品書に目を通すことです。

 

ただザーッと目を通させていただくだけなのですが……

実は……

ほとんど毎日のように

シンクロが起きている、と感じるんです。

 

先日は、同じお名まえの方(印象に残るお名まえでした)から、

同じ日にご注文をいただきました。

「あたり!」というわけではないのですが、

こういうシンクロを通じた喜びや楽しさも

商品の配送と一緒に乗せられたらいいなぁ〜、と思い

ぼくの方から簡単な粗品を「同じお名まえ記念」ということで

同梱させていただきました。

 

あたり!といえば我が家の猫の名まえ……ではなくて

先日惜しまれながらも閉店した美濃の名物喫茶店「赤玉」さんでも

まさしくあたりなことが!

(赤玉の由来は、ガラガラ回す抽選機の中にひとつだけ入っている赤い玉だと

勝手に思っています。赤い玉が出るとハワイ旅行とか当たるやつ、古いか…)

 

 

昨年のこと

Webショップの納品書をいつものように目を通していたら

なんと、赤玉さんという苗字の方からご注文をいただいたんです!!

 

感動して、思わずお手紙を同封しました。

 

「美濃には赤玉というすてきな喫茶店があって、

あと1週間ぐらいすると閉店してしまうんです!」と。

 

そうしたらなんと……

すぐに赤玉さんは赤玉に行ってくださったのです!!

 

「閉店前に行くことができてよかったです」とご報告までしてくださいました。

 

 

そしてそして

この話にはさらに続きがありまして

喫茶店の赤玉が閉店する日に、

赤玉さんへ、ひとりでモーニングに行ったときのこと。

 

「今日で閉店かあ〜」とさみしい気持ちで、

ひとりボーッとしていたら

赤玉を切り盛りしている姉妹お二人と

他のお客さんが話している声が耳に入ってきました。

 

「そういえばこの前、赤玉さんっていう人が来たのよ。

お店を長いことやっていると、不思議なこともあるもんやねぇ〜

最後におもしろい経験させてもらった」と

赤玉を切り盛りされている姉妹が赤玉さんのことをお話ししていたんです。

 

いや、なんてないことなんですけれど……

その話を赤玉閉店の日に聞くことができて、

すごくよかったなぁと思ったんです。

自己満かもしれませんが……。

 

同じ日に同じお名まえの方からご注文をいただいた時……

もしかしたら、その同じお名まえの方がご注文くださったものが

もうひとりの方にとってすごくヒントのあるものだったりするのではないか……

 

みたいなことを考えてしまったり

 

喫茶店の赤玉がもうすぐ閉店するので悲しいなと思っていたら……

赤玉さんという苗字の方からご注文をいただき

勢いで手紙を同封したら、喫茶赤玉の閉店日の話題になっていた……

 

ということを目の当たりにすると

 

じつは世の中は、

シンクロニシティーで溢れかえっているんじゃないかと思うんです。

だけれども仕事とか商売ってなると、

そこんとこパツンって切ってしまうというか……。

 

でも実は昔は自然にふつうに仕事や商売にシンクロニシティーが

存在していたような気がするんです。

 

というのも………

 

……………

 

 

長くなってしまったのでまた明日に続きます!

(書き始める前はそんなつもりじゃなかったのですが……)

 

 

 

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あたり君。きみは我が家の赤玉だ!

 

 

(赤玉さんに赤玉を引き継いでもらえないか本気で打診したい福太郎でした)