murmurbooks

新米社長福太郎便り

みる

 

 

みなさま、こんにちは!

暑い日が続く美濃です。

「いまからこんなに暑くて、夏はどうなっちゃうんやろ〜」と

わが家の美濃柴犬まりもの散歩で街を歩けば、

いたるところでそんな声が聞こえてきます。

 

ところでこのまりもちゃん、いつ頃からか舌をよく出すようになりました。

仔犬の頃は全然舌を出さなかったのになぁ〜

 

犬が舌を出す理由は

体温調節から病気までいろいろな原因があるようですが、

仔犬の頃はどんなに走り回っても舌を出さなかったのに、

どうして大人になると舌を出すようになるんだろう?

これはなぞです、どなたかわかる方いらっしゃいますか??

 

いずれにせよ刻一刻と成長する姿を

よくよく見ておこうと思います。

 

でも仕事などで忙しくなってくると全然見られないんです。

もう残念なぐらい……

(自分のキャパシティがちいさいのに、すぐ越える仕事をしてしまう……)

 

 

わが家の雑種猫あたりくんのことも、日々見てあげたいと思いながら……

 

でもわが家は編集部と繋がっているので

普段からスタッフや来客の方々の目もあり、

ぼくたちでは気づけないことも教えてもらったりするから

とてもありがたいです。

たくさんの人のいろいろな角度からの目があるから

なんとかやっていけています。

 

でもでもやっぱり飼い主であるぼくたち夫婦の目というものが

なにより大事な氣がしています(当然ですね)。

 

これは会社にしても、田んぼにしても、何にでも言えますよね。

 

 

今年もはじまったエムエム・ブックスの田んぼ

水の管理や全体の微調整は

ぼくにしか出来ないこともあるんです。

 

「あ〜、なんかあの辺の水が滞っているかも」

とか

「あそこの溝をもう一回踏んだ方がいい感じかも」

とか

「あれ?おたまじゃくしけっこういなくなったな……」

とか

ほんとうにたいしたことじゃないんですが

見たり、感じたりしておくと、後々なにか問題が起こったときにも

すぐに原因がわかったりします。

これはたった1年しか田んぼをやっていなくてもわかることです。

そして10年やらなきゃわからないこともあると思います。

 

今は気づけないけれど、きっともっともっと深くて広い世界が

目の前には広がっているんだろうなぁ、と思います。

 

だからどんなに忙しくても一日一回は必ず田んぼに行って、

自分の目で見て、感じてみるのがほんとうに大切だなぁ、と思います。

 

 

(福太郎)