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マーマーなリレーエッセイ

#7 森美智代(森鍼灸院院長)その3

 

毎日青汁1杯生活19年

森美智代さんに聞く

断食道場とふしぎなはなし ふたたび

 

 マーマーなリレーエッセイ4回目から3回ぶん、

『マーマーマガジン フォーメン』の「不食・少食特集」に

ご登場いただいた森美智代先生のお話をご紹介します。

断食道場をスタートした森美智代さん。道場のこと、これからの世の中のこと、

あたらしい世の中のこと、編集部がお話をうかがってきました。

いよいよ最終回、森先生のきらきらした優しいオーラと

断食道場の心地良い空気を感じながら読み進めてみてくださいね!

 

ところでまだ、三重県名張につくった断食道場のまわりを

ゆっくりと回ることができていないんです。

というのも、鍼灸院に、

難病やがんをおもちのかたが山のようにいらっしゃっていて。

 

鍼をして、スピリチュアル気功して、手当てして……

そうして診療を終えて18時に鍼灸院を出ると、

夜に名張に帰ってくるのが19時とか20時。

「せっかく買ったけれど、夜しか帰っていないなあ。昼間の我が家を見てみたい」

なんて思っています。

 

でも、夏は夕方でも気持ちいいですね。

今は(取材時の春は)18時でも明るくて、川の流れに白鷺がいて、

小鳥がピヨピヨ鳴いている。

やっと田舎暮らしもいいなあ、なんて思えています。

夜は星がいっぱい見えてすてきですし。オリオン座が7つ以上見えます。

15分くらい車で走ると蛍の乱舞が見られるし、2階で花火大会もよく見えるとか。

そんな話を聞いて、やっぱりここはいいところだなって思っています。

 

スギナもいっぱい生えているんですよ。

スギナは薬だから、そのまま生えっぱなしにさせています。

スギナは、脂肪の中に蓄積された毒を溶かして出してくれて、がんにもいいらしい。

つくしと同じですね。

広島で(原爆投下後)燃え尽きた土地から一番最初に生えてきたのがスギナらしい、

と聞いています。きっと、土地や人のからだを浄化してくれるんでしょうね。

 

放射能を除染するにしてもやっぱり、植物が一番放射線を吸ってくれるようです。

大気やオゾン層ができる前、

宇宙船がいっぱい地球に入ってきた頃にいた微生物とか植物さんは、

放射線を消してくれていたんじゃないかと思うんですよね。

オゾン層をつくってくれてるから、

植物さんたちの力で放射線のいっぱいある日本を元気にしてくれるんじゃないかな。

 

福島のことを忘れている人も多いですけど、ずっと覚えておかないといけない。

あと実は、東京の人も安全ではないと思います。

放射線が空気中にいっぱいあると思います。

東京に住んでいると気づかないのは、慣れてしまうからだと思います。

田舎から行くと、東京はしんどいところです。

 

でもね、いずれにしても、愛の世界になったら、宇宙人さんたちの技術が来て、

おかしくなったところを直してくれますよ。

自分の中に宇宙人さんがいる場合と、

自分のところに宇宙人さんがやってくる場合とがあるみたいなんですけど。

日本の神さまは宇宙人さんと仲良しで、地底人さんも宇宙人さんも仲良し。

それで来てくれるらしいんです。

 

ちなみに、わたしは宇宙語を話します。

意味は翻訳してもらわないとわからないのですが。

宇宙語は話す人の波動みたいなもの。

波動っていうのはこころやその人が存在する次元のことで、

それを音に出しただけなんです。

会話するのではなく、こころとこころでお話するような感じです。

 

ことばを使うと伝わることもあるけど、

そのぶん、こころとこころでお話できなくなっちゃった。

人間同士がことばをしゃべらなかった頃は、

人間は動物さんや植物さんともお話できたのかもしれません。

でも、「あそこのあれを取って」とか言うのだけのことばを使うようになってから、

植物さんや動物さんの気持ちがわからなくなった。

全国に神社仏閣がこれだけ存在しているのは、

神さまの場所をわかりやすくするためでしょう。

木や岩や水などすべてに神さまがいるよっていうのが感じられた頃の日本民族は、

ことばじゃないものをいっぱい感じていたと思うんですけれども。

 

こういった情報はいろいろな人から聞いて得てます。

ですけど、わたしが思わずそういうのを聞くという選択をするっていうのは、

ちゃんと(わたしのバックに)ガイドしてくれている人がいるんでしょうね。

「これは違う」「これは本当」と、

わたしの聞くいろんなことをかいつまんでピックアップしてくれて、

その本やことばが「わたしのためのもの」って感じで

光って見えるようにしてくれている。

そうしたものごとをキャッチするパワーは、

日本人ならきっと誰しもがもっているものなんじゃないかと思っています。



森美智代

もりみちよ|鍼灸師。大阪府八尾市にある森鍼灸院院長。短大卒業後、養護教諭として勤務中に難病である小脳脊髄変性症を発病するが、西式甲田療法を5年 間実践して克服。その後、鍼灸師の免許を取得し、森鍼灸院を開業。1日に150ccの青汁と少量のサプリメントをとるだけの生活を20年近く続けている。 著書に『「食べること、やめました」 1日青汁1杯だけで元気に13年』(刊=マキノ出版)『「食べない」生き方』(刊=サンマーク出版)、共著に『「ありがとうを言う」と超健康になる』 (刊=マキノ出版)ほかがある。2015年、三重県名張市に断食道場を開業(所在地:三重県名張市瀬古口231)。近著に『断食の教科書』(刊=キラジェ ンヌ)好評発売中!