murmurbooks

マーマーなリレーエッセイ

#28 わたしの手帖2018 第5回
毎週木曜更新!

 

 

 

 

みなさん、こんにちは!

 

今週は、先週の野田りえさんから

バトンタッチしまして、服部みれいが書かせていただきます。

 

わたしの手帖2018のご予約、たくさんたくさん、いただいております!

本当に本当に、ありがとうございます!

 

同時発売の日めくりッコンシャスプランカレンダー2018

 

 

こちらも、同じく、たくさんのご予約をいただいております。

 

どちらも発売は、11月11日!

先行予約いただいている方には、発売日よりも

もう少し早くお届けできるかなと思っています。

どうぞどうぞ、たのしみにお待ちくださいませね。

 

さて!

今日は、わたしの手帖2018の、あたらしい付録、

ポケットマーマーシリーズのあたらしい顔のご紹介です。

 

このポケマーシリーズ、

実は我が社の隠れた人気シリーズでございまして!

これまで

スモール・ストロベリー・ジュース・フォーエバー』(人気エッセイ本の復刊)

わたしのメモ帖』(伴奏メッセージ付きの、切り離せるメモ帖)

 

をお届けしてまいりました!

もちろん、こちらを引き続き挟んでたのしんていただけたらと思うのですが

この度、今年の発売とともに! わたしの詩集

『甘い、甘い、甘くて甘い』という本を

ポケマーシリーズで復刊させていただくこととなりました! ヤタッ!

 

この、元となった本は、2011年、

カウブックスのリトルプレスフェアというものに出展した作品でして、

当時限定1000部で刷ったのですが、早くも売り切れになったzineでした。

(今でも、お取扱店さんへ行くと

少しだけ残っていて売っているところもあります! ぜひチェックしてみてくださいね)

 

見た目は、zineというより、

ちいさな新書、みたいな顔つきをしているんですが、

なんか、この装丁が個人的にはもう、めちゃめちゃ気に入っていて!

 

一般的に売る本だとなかなか叶わない装丁を

すべて実現した!という感じなんです。

色も、かたちも、インクの色も、みんないい!

 

装丁は、この方、

まぁまぁマガジンやあたらしい自分になる本のADである

中島基文さんです!

 

(手帖打ち合わせ時の中島さん……)

 

本当に、デザインが上手……ってプロの方に上手というのも何ですが、

商品と商品でないもののギリギリのデザインをさせたら

右に出るものはいない!というほど、そのギリギリデザインが

最高に上手な方だと尊敬しています!

 

で! まだこの本はできていないのですがゲラをチラ見!

 

 

と……こんな感じです!

デザインは、元の本を

完全に踏襲した形となっています。

 

 

わたしの詩としては、

少し古い、ちょっと前の自分、みたいな感じで、

少女魂炸裂の初期衝動だけみたいな詩集ですが、

たのしんでいただけたらうれしいです。

 

個人的には、

あとがきの、松本先生のエッセイがすごく気に入っています。

このポケマー発刊にあたってのあとがきも入っています。

 

まぁまぁマガジンも詩とインタビューの本になったことですしね!

詩に親しむきっかけのひとつになったらうれしいです。

 

そうそう、

編集担当の野田りえさんは、

詩にそんなに馴染みがなかったけれど、

この詩集を校正していたら、

たまたま坂本九さんの『涙くんさよなら』をラジオかテレビか何かで聴いて、

そうして、仕事に戻ったら

この詩集の中に『涙くんさよなら』が出てきて

すごくびっくりしたと言ってました。

 

まあただの偶然といえば偶然なんだけれど、

こう、詩って、潜在意識とすごく近い言語活動といいますか、

目に見えない世界と「ここ」とをつなぐ働きが強いような気がするんですよね。

「頭」でどうこう考える言語活動の対極にあるというか。

もちろんだから、何を書いてもいいというわけではなくて、

ある種の形はあるのだと思いますが、

何というか、そういう詩というものの存在が、

今、ますます必要になってきているなあとすごく思っています。

 

最果タヒさんとか、あたらしい詩人さんたちもたくさん出てきて

ご活躍ですしね!

 

ぜひチェックしていただけたらうれしいです!!

 

来週からは、

今回の手帖について、

野田りえさんがわたしに

濃密にインタビューをしてくださいました!

 

毎年インタビューしてくださるのですが

今年も何だか気づけば深い話になっちゃいました。

 

ぜひまた来週をお楽しみに!!!

 

 

追記

 

今年の秋は、手帖やカレンダー発売を機に、

少しだけ、あちこちを回って、お話会などができそうかなと思っています。

京都と大阪は決定しそうです。

読者のみなさんとお会いできたらうれしいです。

また詳細決まったらお知らせしますね!

 

 

最後におまけです!

 

詩集『甘い、甘い、甘くて甘い』に登場する歌です。

 

◎涙くんさよなら