murmurbooks

今日の編集部

0623|これはやさしい|写真集|表現土壌改良

 

 

 

 

「どんな仕事にかかるときも、

つねに《これはやさしい》と考えなさい。《むずかしい》とか

《不可能だ》とか《だめだ》といった言葉は、

御自分の用語から抹消することです。

そのかわりに《これはやさしい、だいじょうぶだ》という言葉を

専用しましょう。他人がむずかしがるようなことでも、

自分でやさしいと考えれば、実際にやさしくなってきます。

あなたは、それをたやすく、労せずに成し遂げ、

しかも疲れを感じることすらないでしょう」

 

『自己暗示』(C.H.ブルックス、エミール・クーエ=著 河野徹=訳 法政大学出版局=刊)より抜粋

 

 

 

みなさん、こんにちは!

おかわりありませんか?

 

マーマーマガジン編集部では、今、

来年の手帖とカレンダーの制作に

いよいよ本格的にはいってまいりました。

 

一般的に手帖商戦って、9月からスタートなんです。

で、今年こそは「それに乗ろう!」なんて思って、

この春から打ち合わせを進めていたのですが、

まさかのわたしの「5月いっぱい休むわ宣言」によって、

9月発売は、不可能に、、、。

 

ううう。

スタッフのみなさま、ごめんなさい。

でも、10月、11月ごろには、

出せるかと思います!

 

今年も、みなさまからのアンケートを元に

(ご協力くださったみなみなさまがた

本当に本当に、ありがとうございました!!!)

いいところは残しつつ、また

あらたな改訂部分を付け加えて、進化した手帖を

お届けできると思います!!(鼻息、嵐のごとく)

 

どうぞ、どうぞ、楽しみに待っていていただけたらうれしいです!

 

ちらっと来年の手帖のお話をすると、

よりローカリゼーションの考えをベースラインで流しながら、

旧暦の考えなども大切にする、そんな手帖にできたら、と思っています。

 

より個人的な手帖。

もっと「自分自身」に迫る、そこに戻っていく手帖。

うふふ、、、、いいでしょう!!!!

すごくいいと思います。

 

あともう一つ、あたらしい取り組みにトライしたいと思っていますが、

またそれは、決定したらおしらせしますね。

すごくわくわくする、アイデアなんだけれど

実現可能なのか!?!を探っています(憂鬱気質、、、)。

 

カレンダーのほうも、

たくさんの、コンシャスプランのご応募をいただきまして!

たくさん反映できたらと思っていますよ!

 

このコンシャスプランカレンダー、

思わぬところで、すごく人気があって

本当にうれしく思っています。

 

毎朝、お子さんがめくる役だよーとか。

パートナーを亡くした高齢の女性が、

毎日カレンダーをテーマに暮らして、

すごくたのしいですというお声をいただいたり。

松本に住んでいる(当時)中学生の女の子は、

びっくりするくらい隅々まで読んでいて

(13の月の暦のあった頃は、毎日のKINも

たのしみにしてくださっていました!! 感激)

日々のヒントにしていくださっていたり。

 

本当に本当にうれしい!

カレンダーをつくることにしてよかったです。

 

 

先日、わたしの大切な友人が

とてもとても重大な事故による脳の怪我から

立ち直りつつあることがわかって、

電話でお話しすることができたのですが、

毎日、このカレンダーを見てくれていると話してくれました。

本当に本当にうれしかったです。

 

どんな立場やどんな状況にいる人でも

たのしめるものをつくるって、

すごく優秀な仕事だなあと思っているのですが、

(一部の人にしかわからないものもステキだけれど、

たとえば、自然の山とか、花火とか、、、、

誰でもいつでも体感できる存在ってすごいですよね)

そういったものをこれからはもっとつくっていきたいなと思っています。

そうそう、わたしの密かな萌え〜タイムは

(ホンマセンセイに、もう都会では「萌え〜」って言ってないよ〜

とこないだ教えてもらいましたが、、、そうなの? そうなの?!?!)

美濃のお店にあるカレンダーを

美濃の町の人、ご近所さんが、立ち止まって読んでいれている時です。

 

それを陰からこっそり見ているわたし、、、、

 

 

 

……

 

 

 

家政婦は見た的に、、、、、

 

 

 

 

 

 

あ! あと、本屋さんで、マーマーマガジンを

立ち読みしている人の横にいるのも好きです。

(前は、声かけてたけれど最近は止めてます)

 

 

……

 

 

ってこわいか!

 

でも、わたしの密かなたのしみのひとつです。

 

 

さて! もうひとつ!

今、進んでいるのが、

写真集です。

 

まぁまぁマガジンに掲載された

松岡一哲くん撮影の

「マリイ」観ていただいていますか?

 

掲載後、すごくすごく反響があって!!

 

いよいよその写真集が完成できそうです。

 

泣ける! やばい! 数年越しです!!

 

マリイさんは、松岡一哲くんの妻、パートナーです。

 

この写真集のために、

もう、ずっと、こころを集中させてきました。

写真集「マリイ」、、、、、。本当にすごいです。

 

 

これまでの写真史の系譜の中に

しっかりと位置しながら、

しかし、誰もが撮っていなかった、

撮りえなかった「間」が、ある、間の瞬間が、

愛の瞬間が、(愛というと陳腐になっちゃうけど

愛以外の何物でもないわー、愛!! 愛!!)

あたらしい女性の姿が、

今が、

撮影されている。

 

センチメンタルな旅を更新しようとしています。

 

これは、あらゆる「更新」だと考えています。

 

いよいよ時代は更新されつつある。

 

意識も、関係性も、そのすべての更新がはじまりつつある。

 

 

毎日毎日、

少しずつわたしたちは「更新」を繰り返しているのですけれど、

(意識の更新とか、あれこれ)

「写真」を「更新」する

写真集になると、自負しています。

 

更新といったって、

赤が青になるようなことを更新といっているのではないです。

でも、あきらかに、更新したな、と感じる瞬間が

訪れるのだなと思っています。

 

その瞬間を味わうのはおもしろいことですね。

 

それにしても、編集者としては、

わたしはアートブックの専門の編集者ではないし

(写真集はつくったことがあるけれど、

写真家の写真集をつくったことはありません)

美術を集中して勉強してきたわけでもないから、

本当に一から手探りで行うことばかりです。

 

でも、門外漢だからこそできることがあるだろうと、、

風穴あけるマインドで、かつ謙虚な気持ちで(謙虚というか、もう、なんだろう、敬愛の気持ちで、、)

写真集に取り組んでいます。

 

 

それにしても!!!

芸術や美術に対する、援助といいますか、

支援というか理解というか、(それは経済的なものも含めて)

もっとあるといいなあと思っています。

表現者への援助というか。

 

わたしは、国民総表現者のような時代になって(インスタとか)

いろいろ思うこともあって、

国民総表現者は必然の流れだし、

お好きにどうぞ、という気持ちと、

もっと絞られた、良質な表現だけになって欲しいと思う気持ちと

両方あります。

 

(たとえば、音楽とかのリリースとか

本の出版とか、もっともっと点数が少ないほうがいいと思ってます。

一人の編集者がつくる本の冊数が多すぎる。

そのことによる業界のシステムの疲労が凄すぎです。

 

良質なものを丁寧につくる

そういう土壌づくりにもっとコミットできないのか、、、

本当、畑と一緒ですよね。

農薬使って、肥料バンバン入れて、F1種の種使って、

わーってたくさん作って、でも破棄されて。

表現の世界でも、野菜と同じことが起こってる。

 

土壌改良をしっかり長きにわたってしたら、

本当に必要なだけの生産物は取れるはずなんです。

 

人間の欲とか、思い込みとか、恐怖心とか、

そういうので、土壌を台無しにしている気がします。

 

人間の脳は本当に愚かだなと思います、、)

 

ということで、

ふだんあんまり書かないこと書いちゃいましたが、

そういうわけで、

土壌から見直す! という取り組みを

エムエム・ブックスではできる限りできるように

システムから考え直したりしています。

 

門外漢だからこそ、

写真とは何か

からつくるしかない、、、

 

 

パンクたれ、、、、、わし、、、、、

 

 

写真集、うちはクラウドファンディングというような形ではできないけれど、

経済的にも、いろいろな意味で、

松岡一哲くんの表現を支えてくださる方、

助けてくださる方を、

真摯に、募っていきます。

こういうこと、ブログで書くのもどうかと思うけれど

でも、もうやれること全部やる! わし!

 

マーマーガールのみなさま、

マーマーボーイのみなさま、

ぜひ、写真集発刊の折には、どうか、何卒、力を貸してくださいませ。

 

 

できれば全国で写真展もできたらと思っています!

写真集のお取扱いについても、またぜひ相談させてください。

 

 

数年前から、大事に大事にあたためてきた写真集の企画です。

 

 

はあ、、、、

 

 

胸いっぱい、、、、、

 

 

どうぞどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

はっ! 写真といえばホンマタカシセンセイですが、

25日に、東京の青山ブックセンター本店での

センセイのニュードキュメンタリー上映会の報告会のゲストとして

登壇させていただきます。

 

 

ホンマさんの初の長編

After10 yars(スリランカ大地震で被災したホテルの10年後を撮影したもの)

ううううううう、うなりました。

ずっとホテルの人たち掃除しているシーン。

やあ。

意味も無意味もすべてを内包する映像。

すごくすごくおもしろいです。

 

 

実は、写真や映像は、(本をつくり、本を書く)わたしにとって、

ちょい刺激が大きすぎて、瞬発力ありすぎて、

なんか、強いものなんです。強すぎる。

もちろん大好きなんだけれど、そういうわけであまり積極的にコミットしてこなかったんです。

 

本の世界のほうが、

なんというか、じわじわいけるというか(全然何言ってるかわかんないですね)、

自分のテンポにあってると言ったらいいかな。

 

たとえば、わたしは自分で写真撮ると

(こういうブログとか、自分のHPとかのために

撮りはしますが)

そりゃね、決定的に違うんです、あたりまえだけれど、

松岡一哲くんの写真とは、明らかに異種なものです。

もうどうしようも無いくらい。

 

わたしには写真への瞬発力や、写欲というものが弱いのが

自分でわかる。ものすごく甘えた「好き」程度です。

 

ただ、本やことばはもっと強いし、

自分に合ってる。

それを本当に感じています。

 

ただ、このタイミングで、

写真集をつくったりだとか、

映像を観る機会が訪れたりしていることに

とても、おもしろい波が来たなと思って、

ボディボードを小脇に抱えて、

波を見ているという感じです。

 

 

さあ、さあ、どうなっていくでしょうか!

 

 

わたし自身の表現としては、

相変わらず、「ことば」なのですが、

今、関心は「声」にも及んでいます。

 

つまり「口伝」という方法です。

 

「ラジオ」といってもいいかも。

 

話しことばでしかできない

おもしろい瞬間

思いもよらない体験について

関わっていけたらなあと思っています!!

 

 

はあ、長くなってしまいました。

 

6月25日、わたしはそういうわけで、

トークがあるのですが、

同じ日に、

TM(瞑想)を実践されている方には、

1200人の瞑想の会

http://maharishi.or.jp/1200/seminar/1200wpa/

 

があります。

わたしも、参加できる時間帯に、

遠くですが、一緒に瞑想をする予定です。

 

 

 

「1200人とは、日本人口のルート1%、日本社会全体に調和の波が行き渡り、

肯定性(進化的なこと)が増し、否定性(進化に逆行すること)が減少するその臨界点」

 

 

なのだそうです。

なかなかおもしろそうですよね。

 

 

わたしはかねてから、

例えば病気の人が居て、

その人の周りで100人くらいの人が一斉にお祈りするとか、

そういうことで治癒が進むのではないかと

考え続けているのですが(いつか実験したい、、)

この、大勢で瞑想する、というのも、

意識の波にたいへんな影響がありそうだなと感じています。

 

 

エムエム・ブックスみのでは、

6月25日(日)まで、

COSMIC WONDER 竜宮衣展、にほんくらし籠展を

行っています!!

たくさんの方にご来場いただいております。

 

深く、深く、日本や土着的な暮らしというものに迫る

COSMIC WONDERの世界。すごいです!!

 

ぜひ、美濃に、COSMIC WONDERのあたらしい服、

そして、籠の世界を観にいらしてくださいませ。

 

また今日は、mmbsのメルマガ配信日です。

月曜日にも特別号を配信させていただいたため、

短いバージョンかと思いますが、

読者の方のお便りなどをご紹介できたらと思っています。

 

どうぞどうぞよろしくお願いいたします!

 

メルマガでは、主に、わたしのおしゃべり(また!)を

配信しています。

あとは、冷えとりの体験についてや、季節の養生法、読者の方のお便りなど

ご紹介しています。

登録はこちらです。無料です。

 

 

日頃の感謝の気持ちを込めて!

mmbsでのセールも、

まだ開催しています!

ぜひのぞきにいらしてくださいね。

 

 

 

 

さて! 冒頭のエミール・クーエ、

イラストレーターの平松モモコさんから教わりました!(モモコさん、マジでありがとう!!)

自己暗示、きっと、アファメーションの世界とか、呼吸法の世界とかに入り込んでいる考え方ですが(元祖!?!)

すごくすごくおもしろいです。

これから出す本などでご紹介をしていこうと思いますが、

できる限り早くみなさんにお伝えしたくて書かせていただきました!

ピンときたら、チェックしてみてくださいね。

 

 

 

一哲くんが美濃滞在中に、

くしま食堂のくしまけんじくんとパートナーのJいちくんがいらしてびっくり!!!!

(くしまくんの本の撮影、一哲くんが担当しているんです)

 

くしまくんとの再会もうれしかった!!!

くしま食堂の味、すごいんですよーーーー。

また西荻窪に食べに行きたいなあ。今は夜のコースのみで営業中だそうです!!

 

くしまくん、Jいちくん、ありがとう!!!

 

 

 

 

それにしても美濃にて、偶然居合わせるとは、

 

 

 

 

ああ、びっくりした。

 

 

 

 

きてますね。

 

 

 

ではでは

どうぞよい週末をお過ごしください。

 

 

 

 

服部みれい、でした!

 

 

 

 

 

チャオは、ボディボードを小脇に抱えて